ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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スクランブル発進…出来ず?

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Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

この街はたぶん、今から30年も前に
電柱の地下埋設化を済ませておくべきだった…。

そうなれば、この街の人たちの気質から考えて、
祭りの山車の高さもグンと増し、
今よりもっと勇壮な祭りに進化していたに違いない。

ちなみに大昔に、銀座の友人宅を訪れてる最中に
電柱の埋設工事を盛んにしていたのが、それが
今から30年以上も前の話!。

まあ5年のうちに東京全域、10年もすれば日本全域…
そう思っていたんだけどね…いまやっと小池さんが着手
…にしても、当面(五輪まで)は山手通り(環六)の内側…。
辛うじて環八内側の我が家は.まだまだ...だね。

とは言うものの、実は…今年はザキのフェスティヴァル(?)
自分は体調不良で行けてない…。

行きたかったのになあ…。

不覚にも今度は風邪をひいてしまった。

熱が一向に下がらず、咳も止まらない。

あまりにも咳が酷くて、今日あたりは
横隔膜が痛い。

何しろここのところ、夏になるとホントに
体調が悪い…そういえば去年も、この歳になって
ウレシハズカシ盲腸炎(虫垂炎)で入院。

盲腸(虫垂だが)といえば、これまでは、
特に意味のない臓器とされ、然るに、
脇腹がとても痛い!となれば、
大した精密検査を経ることなく、

「とにかく邪魔臭いから斬ってしまえ!」

…と(?)医学界でも、わりと粗雑に取扱われてきたらしいのだが、
実は最近になって、虫垂は「善玉菌の発進基地!」っていう
説が唱えられ始めているようだ。

これまでは、大腸内でフラフラと漂いつつ、
パトロールしながら住んでるとされた善玉菌だが、
実は普段は虫垂の中で純粋培養されていて、
いざ、悪玉菌が侵入したとなれば、虫垂基地から、
順次スクランブル発進!で撃滅に向かう
っていう、そういう臓器…。

それがひとたび、切除されてしまうと、
虫垂基地を失ったゼンダマンズは、
各自自主判断で大腸内を彷徨いながら、
それでもナントカ、辛うじて悪玉退治の義務は
果たしてくれるのだが、まとまった指令系統がないから
撃滅効果は散発的になり、結果、「お腹がユルくなる」
回数は高まる…ということになるらしい。

もちろん生命には、順応的進化(?)みたいな機能があるから、
子供のうちなら、成長の過程で、何らかの改善策が
事前に備わって行くのだろうが…歳をとってから、
その基地機能を失ってしまうと、すでに機能代替策も
有効な解決策もなくなって、その打撃はとても大きい…
とも言えるのだ…。

何はともあれ、今年は何としても
この後すぐにやって来る

竿燈祭り...行くぞ!

ナントカ無事に!

であるけど、どうなるんだろ?
夕方になると、突然スイッチが入るめまいの発作は
当分治りそうもないしなあ…
ヤレヤレである。



ロキシーミュージックの『アヴァロンツアー』とでも言うべき
この頃のライヴは、ロキシー本来の「エグいミュージシャンの器用」
みたいな面白さは全くなかったけれど、それとは対照的な超堅実な
ミュージシャンの器用で、「バンドマン好き」にはタマラナイ
メンバー構成でもあり。来日公演ももちろん観に行った。

この頃はロキシーミュージックのメンバーはフェリー、
マンザネラ、マッケイ(ピーターバラカン風に言うと「アンディ・マッカイ」)
の3人だけ。これにもう涙が出るほど大好きな、元グリースバンドで
元ココモ(!)のニールハバードとアランスペナーのご両人!。

さらにスライ&ザ・ファミリー・ストーンの超問題作「FRESH」での
絶妙なドラミングが、ローリングストーンズとか、主にイギリス勢の
耳に留まって、ジョージハリスンやジョンレノンのアルバム、
ロンウッドのアルバムなどに盛んに迎えられるようになる
アンディニューマーク。

早い話が最強の下支えとも言うべき強力メンバーを従えた
ツアーでもあったわけで、ロキシーの古い曲では、エグさという点で
ちょっと物足りないなあと思う局面もないではなかったものの、
たぶん、ちょっと観られないほどの最強メンツのライヴではなかったかと
思う。

ちなみにこの映像にあるツアーの前座は再結成キングクリムゾン….。
同じ日のクリムゾンのフルライヴ映像も発売されている…
まあ、フルと言っても、当時のクリムゾンのステージは、
ディシプリン全曲に、REDとLARK'S IIを足したものだったから、
60分ちょっと…。いずれにしても、一挙にクリムゾンとロキシーが観れる
そんなお得なライヴだったわけだ…。

おっとっと…曲はお馴染みニールヤングのAmerican Stars 'n' Bars
に入ってた曲…まあこれはこれで超有名曲だから説明不要だろう。

Roxy Music - Like a Hurricane


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不安と自尊心

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Carl Zeiss Jena 'Flektogon' 2.8/35 (1964)

本日は月に1度の外来受診日….なのだが、相変わらず
当人にとっては、何よりも深刻な「酷いめまい問題」...
それが例によってまたも…スルー。

「まあ、ここのところ暑かったからね…
 脱水症状に気を付けて、キチンと水分をね…」

当人的には「なんじゃそりゃあ~!」って、
ちゃぶ台を派手にひっくり返して抗議したいところだが、
実は振り返ってみても、どこの医師も、
こと「めまい」に関しては判で押したように、
こんな程度の対応なのだ。

発端はやっぱり、数年前、極端すぎる揺れの「めまい」。

朝からヨッパライのような千鳥足でやっと出社し、
苦しさに耐えながらの直立姿勢で朝礼を終え、確か、
そのまま会議室に入り、偉そうに席に座って
新入営業員の営業戦略トークを評価する「ロールプレイング」
に付き合って、敢えて意地悪な質問などしつつ、
やっぱり強い横揺れは治まらず、これはやはり病院へ行こうということで、
勤務先直近で「定期検診」を行ってるような中規模病院に赴き、

「何しろこの忌々しいめまいを、即刻止めてくれないか!?」

医師は、たぶん単純な「貧血」と判断したらしく、
極めてそれらしい「ヘモグロビン(鉄分?)」あたりの
点滴を2パック続けて注入も、一向に改善はみられず、
あれこれ検査をしたら、どうやら循環器系の疾患らしい数値が
表出して、「こりゃあいかん…しかし当院に循環器科はない」

というわけで、別の総合病院に搬送され、私本人としては、
「心臓?それはそれとして、めまいの方はどうなるの?」
って心情なのだが、ことは、火急を要す…ステントだ、いやオペだ!
と、同じ循環器の内科と外科の熱い闘い…いや議論(?)の末、

明日…切らせていただきます…。

ところが、数日して起き上がれるようになっても、
めまいは一向に治まっておらず、リハビリも、床に寝転んだまま
自転車を漕ぐ、特殊な有酸素運動??

そんな感じで、「めまい」の改善を懇願しても、医師は一斉に
首を傾げるのみ...。

その後は何処の病院に行っても、ほぼ同じ対応で、
その他の病状説明に関しては、熱心に語ってくれるのだが、
めまいの質問をすると、何故だか医師という医師は、
皆一様に目が泳ぐのだ…。

そんな状況だから、論理的に原因を結論づける医師とは
未だ巡り会えず、仮説を唱えて「無駄かもしれぬが、
諸々の治療法をトライしてみよう!」そんなリスキーな治療を
してみようかと云う、骨っぽい医師ももちろん居ない…
いや、巡り会えてない。

ならば難病指定で、医療費補助などの行政サービスはどうなのだ?
と、市役所に相談しても…

(僅かばかりだが)「あなたね…ちゃんと家賃収入とか...
 あるじゃないですか…そういう方は基本的に除外なんです!」

そんな感じで、まともに取り合ってくれない。

まあ取り合ってくれないことを、この際幸いとして、
最低の自尊心みたいなものを、辛うじて維持してたりして、
生意気なことも、ブログでなんか言えたりするんだけどね…。



トラフィックの「上海ラーメン工場」…。

中学生の頃、誰かが入手した「トラフィックのベスト盤」を
シェアしたことで、「超ローカル」ながら、一気に秋田市の
ほんの一部地域で「トラフィック」が大ブームとなった事があった。

で、このShanghai Noodle Factory…まだNoodleって言葉が
今ほど一般的ではなかった時代である。早速辞書を引いた私は、
ヌードルが「たまご麺」であることを知ると、一気に我々の間では
「上海ラーメン工場」として、猛烈な人気を博す曲となるのであった。

例の日清の「カップヌードル」が、わが故郷に到達したのは、
それから2年後くらいの我々が高校生の頃だけど、
一般生徒が「カップヌードルって何?」「お菓子?」って、
そんな時代に、我々ロックファンだけは、カップ入りのラーメン??
なんか美味そうジャンか!って分かってたわけで、
まあ、それがどうしたと云われればそれまでなんだけど、
ほんの少し、ロックファンで良かったなあなんて…?
そんな気がした一瞬でもあった…。

Traffic - Shanghai Noodle Factory


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昭和のムシKING

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Leitz- ELMAR 9cm/4(1936)

今、家にある中では最も古い昭和11年製のエルマー90mm。

ナチス政権下でのベルリンオリンピックが開催され、
そして国内では二二六事件の年…。

さすがに相当曇ってる…ってか、霞んでる…。
その辺がアートと云えばアートなのだろうが、
ちょっと、この個体に限っては、かなり冴えない感じ。

そうしたわけで、あまりにも人気がないレンズゆえか、
ライカにしては、極端に安くて、古道具屋経由で4千円弱で買えた。

しめしめ…って思って、家に戻ってネットで流通価格を
調べたら…まあ、そのくらいが極めて順当な値段らしく、
まあ、やれやれって感じ。



先日は中学の同窓会だったが、結局集まって
昔話に興じていたのは、小学校時代の仲間だったりする。

中学以来の同級生からは

「君は…ああ、ビートルズ好きのP君だろ!?
 確かオレ、オマエさんにミッシェルの弾き方教わったんだよな!」
(今思えば、殆どウソの弾き方だったけど…正しい弾き方を
 当時からしていた人なんて、果たしていたんだろうか?)

「サッカー部のP君だろ!? オレだよオレ、フルバックの…
 P君は確かハーフだったよな!」

そんな感じなのだが、小学生時代の仲間となると、これが...

「P君って、ムシキングだったよなあ…?
 なんだが夏になるといつも、大きなカブトムシとか
 クワガタとかカミキリムシ…そんなの捕まえて自慢してたじゃない!」

「えっ?オレってそんなヤツだったっけ_?」

「そうそう…」

確かに虫は捕ってた…しかし我々町内の子供らの虫採りは
常に深夜か早朝…。

自分的には「ピアノ少年」を揶揄されるのかなあ?なんて
思っていたけれど、よく考えてみれば、一部を除いて、
このことは極力秘密にしてたように思う。
男の子がピアノなんて恥ずかしい…そう思ってたんだろうね。

今はもう無くなっちゃったけど、駅前商店街とか、
そのアーケードって言うのは、24時間、煌々と明かりが
点いているから、そこに様々な「羽虫達」が集まってくるのだ。

勿論、気持ちの悪い鱗粉をばらまく「蛾」やら、
やたらと数が多いカナブンやコガネムシ系統の中、
よく目を凝らせば、カブトムシはいるし、クワガタやカミキリムシ、
不気味に光り輝くタマムシまでいる…。

まさに虫好き小学生…殊に夏休みの宿題には昆虫採集標本を
提出しよう!という向きには、実にお手軽で収穫の多い
宝の山であるのだった。(雑誌、学研の「科学」の附録には、
大体「昆虫採集キット」が定番だったから、誰もが持ってた。)

我々は、夏休みの早朝には商店街を通り越したその先にある
「コートーサイバンショ(高等裁判所)」なる場所の前庭での、
ラジオ体操のため、集まっていたのだが、そうしたわけで、
他の町内からも、ラジオ体操終わりで、大勢、学校の仲間らが、
虫捕りを目指して朝の商店街にやってくる…。

我々は、そんな彼らに、既にチェック済の、いわゆる人気の甲虫系の
集まりやすいポイントや、クワガタ出没ポイント!?などを
ナビゲートする役割をそこで担うわけで、人によっては私を
「虫捕りのP」っていう、そんな印象で語るヤツもいるらしいのだ。

思い起こせば、ここは、道の奥の、大した特徴もなく、
J3リーグ、現在ダントツ首位のサッカークラブがありながら、
未だに観客席1万人ゴトキのJ2基準のサッカースタジアム建設に
あたって、「受益者が限られる?」とか「誰が金を出すのだ!?
出さないヤツには、この際黙っていてもらいたい…」などと、
自らの準備不足を棚に上げて、ケチな理由を繰り出し、
実質建設妨害するような県知事が君臨する、
つまらない最果ての地方都市。

J2に上がれば、取りあえずKINGカズのいる横浜FCや、ジェフ千葉、
東京ヴェルディ、さらに今年限定だと思うが、あの名古屋グランパス
までいるし、お隣山形や京都もJ1常連の人気チームだから、
そうしたチームの熱烈サポーター達が、わんさか
この辺鄙な北国までやってくる….って現実を、たぶん、
知事も議会も分かってないんだろうなあ…。

まあそもそもサッカーなんて、未だ一度も
観たことない人たちなんだろうし…。

クラウドファウンディングでも何でも、グダグダ言ってないで
早くやれ!って、こっちが焦るばかりで、このままじゃあ着工まで
7〜8年は掛かってしまいそうな雲行き。

そんなわけで、県外からサポーター達がワンサカやって来る
この街の状況は、まだだいぶ先になりそうだが、
夏になれば、すぐ近所の大自然から、虫達が街の光を目指して
集まってくるし、城跡のお堀は、水生生物の宝庫で、
魚達も豊富だから、竿をたらして釣りに興じたり、
半ズボンだから、そのままお堀に足を入れながら(浅い!)、
ヒルに血を吸われながらも、ゲンゴロウはもちろん(咬まれると痛い!)、
憧れの「タガメ」まで発見したことだってある。

もちろん、今はそのどちらも「禁止」。

もしかすると昔から禁止だったかもしれないが、
そこは地元の悪ガキども…怖いものなど全然なかったな。

今は、事故が起こった場合の「責任の所在」を巡って、
何でも、やばそうなものは「禁止」ってことなんだろう。

なんだか、大人の質まで下がってるのかな??

あれからもう半世紀も経とうかという現代…。
この街は幸せになったのだろうか?
日本も良くなったんだろうか?
どうなんだろうか…?

取りあえず、今現在、戦時下でもないし、
ナンダカンダ言ったところで、
憲法もきっちり維持されている…。

そう言う意味では、平和なのかもしれない。

明日はどうなるかわからないけど…って註釈付きだがね。



先日のアルグリーンに続いて、ドニーハサウェイの登場。
私はもちろん大好きなシンガーだけど、このLIVEアルバムは、
それとは別格に大大大好き!...

というか、忘れもしない高校1年の夏に、このアルバムを聴いて、
それまで聴いてたロックでも、モダンジャズでもないけれど、
何だかいい知れぬ興奮を、バンドさん側から…というか、
ギターに限らず、ドラムとかベースとかエレピとかの絶妙な
バランスと熱気に、自分は相当感化されたと見えて、
そのとき初めて...

バンドマンってカッコいい…のか!?

サッカー用語で「ブロック(を作る、に戻す)」という
言葉があるけれど、攻撃態勢から守備態勢に変わった時、
瞬時に、元々の自分の守備陣形に戻ることを、まあザックリと云えば
そう言うのだが、自分がスコアを書いたり、バンドのサウンドの
まとめ役を仰せつかったときなどは、いつでも瞬時に
このアルバムのこのサウンドに戻ることが、自分にとっての
ブロックというか、初期化….みたいなものであったような気がする。

さほど奇をてらったことなどせず、あくまで唄を生かす為に
音圧など抑え気味のバランス重視なのだが、細かいところで実は
様々な工夫と云うか、隠し味が用意してあって、それらが
自分自身の理解力の成熟によって、順次「なるほど〜」とわかるような、
そんな小憎らしい仕組みに溢れてる、粋なライヴアルバム。

ギターはこの曲を含む前半がフィル・アップチャーチ。
(後半は実はアップチャーチのトラだったらしいコーネル・デュプリー!)
ベースはウィリー・ウィークス。そしてなにしろバンドの核となってるのが
ハサウェイ本人によるFender Rhodes Piano…。

まあ、原点…だね、自分の。

Donny Hathaway『Hey Girl』


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トカゲの王子様

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Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

相変わらず体調がイマイチ冴えないから、
歯医者もサボり気味…。

日によって、重篤な時と、軽い時がある.

昨日は、めまいでほとんど歩けない上に、
ずっと蝉時雨がアタマの内側から離れない状態で、
なにしろ頭が重く、首が疲れる…

横になっても、一向に楽にはならないし、
何しろ毎度、夏は愚痴っているが、エアコンは壊れたまま…。
何だか人生最悪の夏になりそうだ…

おっと、去年の夏は盲腸!だったか…。

それはそれで可愛いらしいナースと出逢ったから
まあまあ良しとしたいところだが….さてさて…??



自分にとっては、この時が「初クリムゾン体験」。

しかし、このキングクリムゾン3作目にして、
異型&奇形のアルバムが、公式には、日本初発売…
つまり本邦におけるこれが「デビュー作」だから、
たぶんリアルタイムには、そうした不幸な(?)ヒト…、
相当、多いんじゃなかろうかと思うのだ。
(田舎住まいだから、輸入盤とか入手困難だし...)

超有名な「~宮殿」なるデビュー作の噂は耳に入っていたし、
たしかシングル盤の「クリムゾンキングの宮殿(パート1&2)」
だけは既に発売されていたかもしれないから(不所持!)、
サウンド自体は、ラジオ周辺で何となく聴いていたと思うけれど
自分的には、「新手のムーディブルース??」くらいの感想だった。

さてそれが何故自分はこのアルバム入手に至るのか!?
これが実に、自分で言うのもなんだが、「小狡い!」。

確か神戸のおばちゃんか、横浜のおじちゃんに
私と、1つ年下の従兄弟が小遣いをもらったので、
そのまま我々は、勇んで駅前のレコード屋に走った…
無論全速力ダッシュで商店街(金座街という)を駆け抜ける!。

私のお目当ては、ピンクフロイドの初期作や、シングル曲などを
オムニバスした「ピンクフロイドの道」っていうアルバム。

従兄弟は、たぶんビートルズか、レッドゼッペリンの3作目…
あたりがお目当てだったようだ。それを私は強引に…

「キングクリムゾンのリザード…これがモノスゴイらしい!」

そう思うなら自分で買えよ!なのだが...自分はどうしても
「ユージン斧に気をつけろ」のスタジオ音源を聴きたかったし、
「夢に消えるジュリア」のシングルも買い損ねていたから、
これは一挙両得!なんてニヤニヤしながらピンクフロイド
まっしぐらだったのだ。

「もしリザードが気に入らなかったら、自分の持ってる
ビートルズでもゼッペリンでもストーンズでも、どれでも
持って帰っていいからさ…だから、なっなっ…」。

そんな私の「悪魔の囁き」に導かれ、彼はキングクリムゾン
本邦初お目見えのLIZARDを買うのだ。

案の定、彼は私の家でこのリザードを聴くなり…

「こんなの眠いだけじゃっ!」

と、ほとんどキレながら、私のまだ数少ないレコード棚から
ビートルズのたぶん「ミートザビートルズ」と、ゼッペリンの
デビューアルバムを抜き去り持って帰った。

まあ、ゼッペは、元々叔父のもので、彼は従兄弟と
私の母の実家住まいだから、普通に戻っただけ…。

そうしたわけで、キングクリムゾン世紀の問題作
「LIZARD」は、晴れて私のモノとなったのだ。

ロバートフリップは、結局、2作目まではナントカメンバーを
引き止め.やりくりしつつ、レコーディングやテレビ出演などの
体裁を整えてはいたけれど、契約通りに3枚目を制作する頃になると、
もはや誰もメンバーがいなくなっていた。

仕方なく、前作の「Cat Food」あたりで手伝ってくれた、
英国ジャズ界の雄で、当時、有名なマーキークラブのハコバンだった
「キース・ティペット・グループ」に援軍加勢してもらいつつ、
幼馴染みのゴードンハスケル等を呼んで、Lizardの制作開始。

途中で、すっかりティペットらに主導権を奪われていることに
気付いたフリップは、これをクリムゾン名義ではなく、
フリップとしてのソロ名義で発売しようと画策したらしいが、
当然マネージメント側は「クリムゾン名義で…」ということに
なった経緯などから、フリップ自身は、このアルバムの存在を
永いこと忌み嫌っていた…と、言われている。

ルーパート王子のめざめ…におけるジョンアンダーソンの
ヴォーカルも、何かと出入りが激しくバタバタしてるクリムゾンの、
フリップを見舞いつつ、いっそ、イエスを脱退したピーターバンクスの
後釜としてヘッドハンティングしようと画策し、スタジオを表敬訪問すると、
逆に「一曲唄ってけよ!」と云われて、無理矢理参加させられ…
あろうことか「君こそクリムゾンに入らないか!?」って誘われつつ、
2年後には、大事なドラマーを引き抜かれてしまうのだ…!

その後、ツアー用のリハーサル開始初日にゴードンハスケルは
怒りに任せて脱退…(リザードバンドのライブアーカイブは当然存在しない)。
バンドは呆気なく崩壊するけれど、キースティペットとフリップは
その後も交流を深め、ティペットグループの数枚のアルバムプロデュースや、
彼主催のビッグバンド「センティピード」のプロデュースや、
バンドに参加等々も行っている。

キングクリムゾンの、バンドとしての音楽的完成=ピークは
あきらかに、「太陽と戦慄」だと確信するが、個人的な思い入れ
というのか、世界観/美学という点では、もう圧倒的にこの
「Lizard」が好き!。

しかしこと現代に至っても、これはクリムゾンではない…
いや、これこそがクリムゾンだ!...と議論が起きるほど、
評価が一定してないアルバム。

個人的には、サウンドの様々な断片に、魔法がかけられて
いるような、そんな他ではあり得ないほどの
魔力をもった…そんな希有な作品。

人生の中で、そんな私と全く同じ感想を持ってた人物は
僅かなのか、多いのか分からぬが、3人…。

一人はミニコミの相棒。
そして40数年来の付き合いのベーシストと、
元ギタリストで作曲家、今はスタジオも経営する
オーディオ雑誌関連の評論家…。

本来は23分に及ぶ組曲の全てを聴いてもらいたいのだが、
取りあえず最低限、ボレロに繋がったテイクで….。
(若干編集された箇所があるが...これは絶対やっちゃあ行けないぜ
 You Tuber! 堪えてください!)

リザード("Lizard")
(a)ルーパート王子のめざめ ("Prince Rupert Awakes")
(b)ピーコック物語のボレロ (Bolero - the Peacock's Tale")

King Crimson - Lizard (Prince Rupert Awakes~Bolero)


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信なくば立たず

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Leitz - Summar 5cm/2 (1937

ティーンエージャーの頃って、もう森羅万象の何よりも
友達が大事。

友達と居るのが愉しいし、それこそが人生そのもの…

だから、その友に裏切られると、絶望し、
場合によっては、呆気なく……。

もちろん、イジメを肯定するつもりはないし、
できるなら、みんな仲良く、互いに優しく
慈しみあって生きて行きたい。

でも、イジメは無くならない…

イジメの論理は、悪の友達も、それしか拠り所がない
憐さと、寂しさと、勇気のなさ…。

昨日、閉会中審査とやらで、参考人招致の
国会中継をぼんやり眺めていた。

保守政党代議士による参考人への質問に

「内部告発と思われる書類をメディアに流したのは、
 まさかあなた自身ではないですよね!」

「答えは差し控えたい...」

このやりとりには、サマザマな憶測があると思う。たぶん...

「ほら、否定しないってことは、自分がやったって白状したようなものだね」

そうかもしれない…でも自分が咄嗟に感じた空気は全然違う…。

この人…庇ってるね…それも真剣に。
きっと、かけがえのない友…。
同僚かもしれないし、部下かもしれないが、
いずれにせよ、今の彼には利害関係を超えた
同志たち。

つまりは、友。

そしてそれを信じたい自分が居る…。

人生の中の様々な舞台で、彼はおそらく、いろんな人を
裏切り、場合によっては騙し、出し抜いたかもしれない。

そうして役人としての最高位まで出世してきた。

しかし、その結果何が残ったか?
もうやめよう…人間として正しく生きて行こう….。

そんな気概を感じた一瞬だった。

まあ、政治家として登り詰めてもなお、
更なる個人的欲望を爆発させようとするヒトもいるし、
それを、詭弁を弄し、論理破綻を承知で
守り通そうとする、煩悩の塊り=私利私欲のヒト等もいる。

そんなことを感じたら、何だかあとの諸々の質疑は
もう、どうでも良くなった。

煩悩のヒトが束になっても、それを捨てたヒトの真理には
絶対敵わない。

まあヒトによって、モノの見え方、景色は随分違うのだろうが、
私はそう感じた....ということで留め置くことにしたい。

この問題、事の真理追求よりも、一旦は、
トップが国民に、不明瞭な経緯に関して頭を下げ、
全ての特区審議を公明正大にやり直せば、それで終り….
支持率も徐々にだが回復することだろう。

(やり直しを)ダメだという者こそ、権力を私物化した
この一件の「真の悪者」…

そう言うことだ。



自分は、随分とヘタクソなんだけど、度胸と愛嬌(?)で
何となくギターを弾いて生計を立てていた時代がある。

まあ自分のことはさておき、この人は上手いなあ!
この人は人気はあるけど、音程悪いな!センスも悪い
耳が悪い、音楽をナメてる!偽物!....まあ、そんなヒト…
何故だか、自分には透けて見えてしまうのだ。

コードを鳴らしたときの響きの美しさ、儚さ…
弦をさする圧の加減...様々な音楽への卓抜した見識と理解。
その他たくさん要素はある。

殊にジャズとか演歌って言うのは、半分以上、
それらしい雰囲気とか、独特の間で、聴衆を騙せてしまうし、
ロックだって、ライヴでは音圧や派手な演出次第ってところも
ないではない、(所詮レコードは本人達の演奏ではない場合がほとんどだし)

それでも10年に一度くらいのスキームで、こいつは凄い!
天才かも!って思えるアーティストが登場するから、
音楽ファンは辞められないというわけだ。

Jesse van Rullerはオランダ人で、たぶん今もオランダを
拠点に活動してると思われるジャズギタリスト。

自分的にはほぼ10年前、人生の中で最も「ダウン」
していて、世の底辺を彷徨っていた時代に、
友人からいただいたCDの中の1枚にこれが混じっていて、
何故だかとっても勇気づけられた。

「うわあ、この人、本物だあ!」

世の中には上手い奴なんて星の数ほどいるけれど、
そのセンスも含めて、心にぴったりフィットする人って、
実はとても少ない。

そんなアーティストに出逢うことができただけでも
幸福と思うよりほかないのだが、結局何度か、
青山や横浜辺りのジャズクラブで彼のプレイを生で
聴くことが出来たのだが、不思議と最初の出逢いの衝撃は
だんだん薄れて行くようで、それ以後は新作CDで
彼のプレイを楽しむことにした…。
何故なんだろね??

曲はビリーホリデーの名唱とか、ビルエヴァンスの名演とか、
何しろジャズ界では話題に事欠かない、やっぱ名曲なんだろうね…

Jesse van Ruller - Detour Ahead


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