ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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名もなき兵士

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Carl Zeiss Jena SONNAR (改L) 5cm/1.5 (1941)

ナナカマドは、北国の冬の、全てが鉛色の
重苦しい季節も、鮮やかな赤色をきちんと提供してくれる
貴重で有難い植物。

葉っぱは徐々に紅葉するが、自分は、
青々した葉っぱに赤い実のナナカマドが
コントラストも鮮やかで、こっちが好きかな。



40歳の頃はね、もう部下もかなりの人数がいたり、
会社はおろか、業界全体を自分が主力で廻してるぞ!
なんてね、とんだ自信家=うぬぼれ屋だったわけで
「人間とは何ぞや!社会とか何!組織とは?利益とは?」
森羅万象その全部を分かったような、そんな気になっていた。

それから数年して一旦、奈落の底に落っこちて、
そこからまた様々な苦杯・辛酸を舐めつつ、
這い上がる3年か4年の間に、さらにまた様々なこと…
主に亡者と化した人間に仕えるということ、
どぶさらい仕事のホントの意味…
自営業はどうやら向いてないようだ等々、
そんなことを学習した。

さらに突然の大病で、実質10か月間におよぶ療養と
リハビリを余儀なくされた時に、年令は不惑の40歳代も
後半に差し掛かろうとしていた。

すると、どうしたわけか、これまで続けてきて、先輩もいて
後輩もいて…仲間もいる、そんな言わば慣れた業界で、
また働くという気がすっかり失せてしまって、ここは心機一転…
それまで経験の全くない…誰も知る人のいない世界、
新しい業界の仕事に従事することを決めた。

何の気なしに、西新宿のハロワで見つけて、何だろう?
コンサルティング...ってどういう仕事?...
まあ、あれこれ考えても仕方ないから、即、
「ここ…紹介状、書いてくださいな!」...で決まり。

短期間で出来るだけ多くの、また質の高い、コンプライアンスなどの
知識を習得しつつ、お客様(法人様)の実情に合わせて、
様々な提案や試行錯誤で、有形無形のサービスを提供する仕事。

業界は違えども、ビジネスの基本は同じだから、これまで自分が
蓄積した知識やノウハウの類いは、そのまま生かせるはず…
なんて漠然と思っていたけれど、取りあえずそういうことは一切忘れて、
学校を出たばかりの新卒社員のつもりで、新しく得た知識のみで
考え、行動することに努めてみると、これが何と…

仕事が楽しくて仕方がない!…のである。

そう感じた時、私は既に50歳に差し掛かってた頃で、
ああ、何と言うことだ!、定年まで、あと10年しか働けない
ではないか!。もっと早くこの職場と知り合いたかった…
ああ、たった10年しか残されてないのかあ、悔しいなあ…。

ところがね、結局4年半勤めて、年が変われば課長…
本来は50歳以上の社員を昇級させることはないのだが、
あなたは別規格!?新人をどんどん引っ張って行って欲しい…
って社長に言われてた年末の、東京には珍しくとても寒い朝、
私は無惨にも心臓で倒れてしまった。

正直、自分は既に専務も副社長も経験済だったにも拘らず、
この時の課長内定が一番嬉しかったりしたわけで、
やはり無念!という気持ちはかなりあったな。

そして病床に伏せる日々も、何事もなく、淡々と毎日が
過ぎる中、不思議と、様々な人間模様や、自然現象、
世の中の動き、為政者のマツリゴトなど、普段は隠れて見えない
はずのモノや、嘘、偽り、たぶらかしまで、何故だか手に取るように
鮮明に見えてたりする…。

このまま山に籠って仙人にでもなるかあ!?
全く、そんな心境の昨今なのである。



ドアーズである。
自分的には、世界一カッコいいバンドである。

何がどうカッコいいのか?明快な説明はまだまだ未熟な自分には
到底できない(既に本文と発言内容が違うな)。

たぶん他のバンドとの「あり方」「存在感」の比較として、
最もカッコいいって、自分が思い込んでるのだろう。

この「名もなき兵士」…これのプロモヴィデオは、たぶん80年代の
MTV隆盛の時代に、同系の番組で観たんだと思う。

映像はザラザラとした8mmフィルム然としていて、
いかにも60年代後半の、日本的にいえばATG映画(アートシアターギルド)
とか、学生時代に、池袋西口の文芸坐あたりで時間潰しで観たB級ポルノの
大蔵映画あたりが大得意の「花に血を散らす(意味合いは日本映画の場合は
全然異なるけれど…)」比喩手法など、ああ、1968年だなあという感じだが、
ロックバンドとしての矜持として、ヤッパリ圧倒的にドアーズ…
もといジムモリソンはカッコいい!。

日米鮮の為政者が、それぞれ曲者…とはいえ、こういう愚かな歴史を
繰り返すことのないように、切に祈りたい。

論理的には、起こりえる話では全くないのだけれど…。

The Doors - The Unknown Soldier (名もなき兵士)


同じ曲だけど、プロモフィルムと、このライヴビデオはもはやセットだね。
観れば分かるという感じで、説明は省きますね。バキューン。



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ちょっとだけ待っておくれよ

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Carl Zeiss Jena SONNAR (改L) 5cm/1.5 (1941)

自分は、今でこそ病院が友達みたいな、ポンコツ野郎なのだが、
若い頃は病気知らずで…会社員だったから「社会保険」。

確か自腹も会社も各々5万円弱/月…お支払い…
というか天引きされているというのに、
幸いにも、一向に病院に掛かることがなかったから、
こりゃあ一生かかっても元が取れそうにないね!
何て言ってたものが、今やもう見事に….なのである。

それでも一度だけ、たぶん30歳前後の頃か、
異常に左脇腹がキリキリと痛み、日ごとに増してくるので、
取りあえず近所の総合病院に駆け込んでみるのだが、
内科外来の老医師は、とにかく首を傾げつつ、
まだインターネットや院内LANすら存在しない頃だから、
老医師はひたすら「医学百科事典(?)」的なモノと首っ引きになって
あれこれ指を舐めつつ、ページをめくって調べるのだが、
「うーん?うーん?」と、謎は深まるばかりという様相。

私が、「何かそんなに厄介な病状なのですか?
どうぞ忌憚なくおっしゃってくださいな!」

そういうと老医師は、やっと参考書から顔を上げ、
まるで牛乳瓶の底みたいな度の強い眼鏡の奥の
小さな眼を思いっきり見開いて言うのだ…。

「いや、アンタがね、痛むっていう、そのう…左脇腹か…
そこにゃあねえ君…臓器なんかなんもないんだよう…!
なんで痛むんだろねえ!?困ったもんじゃあ?...」

まあ、様子見て、尚も痛むようならまた来なさい…。

もう二度と来るもんか!って感じだよねえ。

で、別の病院へ。

そちらでは、とにかく大腸の検査をしましょう…
ということになった。たぶん、大腸ガンとか、そこらの
デキモノ系を疑ってたんだろうが、ちょっと部位的に違うよなあ...
と思うが、良い機会でもあるし、素直に受けることにした。

しかしあれから30年近く経過してるけれど、
次回外来診察もなく、検査結果も未だ知らされていない…。
もちろん、待ってるわけではないが…。

社会保険と云うのは、雇用者側と被保険者が
双方ほぼ折半での保険料負担になる。

私のいた会社だけではないと思うけれど、まだPCで
細かい業務管理など出来ない時代だから、
個人の実績計算等がキチンと確立できないから、
残業時間やインセンティヴの類いが曖昧になっていて、
然るに、大体こんなもん?って感じで交通費も何もかもが
給料のベースに混ぜ込まれるから、保険料や税金などが
異常に高くなる。言わばブラック企業の始まりはこんな感じ...
そんなだから、社保料も年間で110万とちょっと…
10年で1千百万円、20年なら…。

40歳のとき、サッカーで骨折して2週間入院した。
結局(医療費1割負担の社保は)それだけ。

しばらくして、会社が破綻してしまったから、私も収入減で
保険料も、笑っちゃうような額となったところで、
病気のヒットパレードは、そこらから怒濤のように
やってきた。

その上で、故郷に戻り入院した.住所も移した。
そして市役所から病床に、立て続けにやって来る
保険料と年金と税金その他の督促…。

これまで散々たくさん……いや、ちゃんと払いますよ!
国民の....市民の義務ですから…ちゃんとね。
でも、ちょっとだけ待ってくれてもいいんじゃね…?



Frank Zappaと盟友Captain Beefheartの、きちんとした
競演盤と云うのは、実は存在しない。

とはいえ、Zappaのアルバムに頻繁に牛心船長は
ゲスト参加しているし、船長のアルバムをZappaがプロデュースして
それがまた、Zappa本人の作品以上に、歴史的名盤の誉れ高いものもある。

かくいうこの超個性的なお二人は、どういう関係なのかというと、
ボルチモアの高校の同級生なのである!。

もう一人、MOTHERSのメンバーだった「ロウウェルジョージ」が
リトルフィート結成の為に独立する折に、ちょっとは「有名」な
メンバーが新バンドにいた方が良かろうという、ザッパの配慮
(?厄介払いという説もあるが)でリトルフィートの
オリジナルメンバーになったMOTHERSオリジナルメンバーの
ロイ・エストラダ…以上三名が同級生!。

で、このデブラカダブラ…が入った75年のライヴアルバムは、
ZAPPA & MOTHERS名義のアルバム「Bongo Fury(狂気のボンゴ)」
のA面トップに入ってる曲だが、そもそもはCaptain Beefheart And
Magic Bandのツアーが計画され、スケジュールも確定していたのだが
直前に、バンドメンバー全員に逃げられてしまう(彼らはそのまま
MALLARDを結成=2枚のアルバムを残す。)

さて絶体絶命の公演キャンセル?を救ったのが旧友Zappa。
ZAPPA/Mothersはちょうどツアーを終えたばかりだったが、
旧メンバーと、新メンバーのテリーボジオ等を加えた新旧メンバーで
ザッパ&マザーズにしては普段より幾分小振りなホールで、
船長が一応メイン(?)の、臨時のザッパショーが展開されたのだった。

アクの強い船長の曲も、ザッパ&マザーズの演奏だと、
もはや抜群の圧倒的演奏力と洗練された感じの演奏になるのだが、
逆にそれが、実に新鮮な、「匂いの強いマザーズ!」或いは
「臭みの少ない、洗練されたMagic Band」って感じで
結局ヤッパリ素晴らしいのだねえ!!。

Captain Beefheart & Frank Zappa - Debra Kadabra

ちなみにこの曲は2015年に一度アップ済でした。

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雑音は手短かに

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Carl Zeiss Jena SONNAR (改L) 5cm/1.5 (1941)

ここのところ、疲れやすいのは相変わらずにしても
何となく妙なめまいもないし、体調も悪くないので、
久しぶりに出掛けてみた。

勿論、毎日、買物程度とはいえ、ちょこちょこと
出掛けてはいるのだが、ここまで足を延ばしてみるのは
久しぶりで、意外に何でもない自分に対し、
少し自信を取り戻したような…そんな感じ。

家から1kmちょっとくらいのところなんだけどね…。

ところがだ、パレードというかお稲荷様の狐の行列の
進行方向が、今年は思っていたのとは真逆になっていて、
自分なりに、余計な体力を使わないで済むように、
あらかじめ撮影ポイントを数点に絞り、
最初のやや遠目のポイントで、待ち構えていたのだが、
あれあれ、行列があっち行っちゃったよ!?
こりゃ大変…。

突然の事に面食らいつつ、ここは冷静に、頭の中で
撮影ルート変更を組み立て直すのだが、
意外に交通量が多い車道も、一切通行規制などしてない、
とても小さな神事だから、キチンと信号などを
守りながら渡りつつ、移動しながら、
ポイントを正さねばならない….。

それでなくても体力がイマイチなのだから、
他のカメラマンたちのように、走って先回りなんて芸当は
今は絶対に無理。

そうしたわけで、5ポイント予定していたけれど、
3ポイントのみで、今日は撤退!
そういうことにした。

まあ実際にこれくらいでも自分的には上々であるのだ。



アート・リンゼイや、イクエ・モリがいたD.N.A.である。

ホントにこれを繰り出してよいものか.少し考えた。
何しろこれがD.N.A.で、あのアートリンゼイなのだから…。

この曲(?)も確か最期の最期に入ってた、なにしろ
われわれ世代には、衝撃的過ぎたポストパンクアルバム
「No New York」のその中でも異彩を放つというか、
存在自体が強烈だったD.N.A.なのである…(日本語になってないな…)

ブライアンイーノが、NYのポストパンクシーンの中の、さらに
深くてエグイところの、最もノイジーでアヴァンギャルドな4バンドを
取り上げ、1組4曲ずつ=全16曲のオムニバスアルバム。

何度もいうが、何しろこのアルバムの衝撃は半端なものじゃあなくて
我々の音楽仲間の内では、早速、これを真似て、みんなそれぞれに
既にプロで活躍してしてる連中なのに、とにかく集まろう!
絶対何か生まれるに違いない!そして何か力を得たらライヴやろう!
いいじゃんか客なんか入らなくたって…このなんだか分からない
DNAから得た、わけの分からないパワー、エネルギー…
その秘密が解明できるなら最高じゃないか…。
そんな感じ…。

私もダブルネックギターを持って、勇んでスタジオに出掛けた…。
いきなり、なんの打ち合わせもなく、どうしようもなくて、
救いようがないノイズと言うか不協和音を一斉に出してみる…。

いいぞいいぞ…しかし…。

そのまま10分で気絶しそうになった。

後で知ることだが、D.N.A.の演奏は1曲1曲がとても短い。
それに気づかず20分くらいテープを回しつつ、続けたら、
「もう結構、もう勘弁!」って気持ちになった。

ノイズは黙ってヨソの人が演るものを聴き、感じるもので、
自らやってみるものではない。

何となく、そんな当たり前なことにやっと気づく
業界に少しずつ染まって行く自分たちに、不安と焦り等々、
どうにもならないもどかしさをそれぞれに抱えていた我々…

既に大ヒットを飛ばしたバンドに在籍していて、毎日のように
TVに写ってる奴だが、バンドのスターさんがちょっとヤバい
植物に手を出して、今後の去就が怪しくなってた奴…。

バンドでレコードデビューはしたけれど、あまりうまく行かず、
煮詰まり気味のドラマー…

とある歌謡テクノバンドにスカウトされるも、加入する為には、
現行の会社やタレントのバックバンドなどを一旦辞めねばならぬ
事に尻込みして、固辞したら、そのテクノバンドが
別のメンバーで立ち上がり、大ヒットしてしまう…。
(実は私…昨日思い出した!)。

そんな風な、様々なものを抱え始める年代に
このD.N.A.ショック…だったのである。

アートリンゼイは、わりとすぐにフェイクジャズ!って言葉に
象徴される、あのLounge Lizardsに加入して、
ヤッパリ同じような演奏!を展開して、表舞台(?)でも
衝撃を与えたりしつつ、アンビシャスラバーズでの活動、
現代音楽家あたりとのコラボも現在も盛ん…といったところだ
(坂本龍一氏とのコラボも有名)。

今の耳で、これがどれくらいの衝撃を持って聴かれるのか
皆目見当がつかないけれど、ヘンリーカウとか、少し後の
突然段ボールや、メルツバウ、YBO2なんていうノイズグループや、
現在も、あまちゃん音楽で高名な大友良英なんかに
しっかり受け継がれてもいる、ヤッパリそのものズバリの
D.N.A…だったりするのである。

D.N.A. - Size


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限りなき戦い?

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Carl Zeiss Jena 'Flektogon' 2.8/35 (1964)

人生って、結局のところ、終生、重力との壮絶な戦い!
そんな風に思う。

重力に負けないように、もう赤ん坊の時から、
筋力を付けることで、重力にあがなってきた。

アスリートがよくいう「己に勝つ(克つ)!」っていう
お決まりの台詞も、実際には「重力に勝つ!」が正解。
でも勝てないよね...絶対に。

遠い将来、その重力をコントロールできるテクノロジーを
人間が得ることが出来たなら、さぞや便利だろうが、
たぶん人間の身体は、豆腐のようにふにゃふにゃの
ムクロみたいな身体になって、さぞや早死にすることであろう!?
まあ.そっちはとっくに克服されてるんだろうが…。

歳をとるってことは、結局のところ、筋力が落ちて、
やがて重力との戦いに無惨に負け始め、気がつけば「連戦連敗」。

重力に圧されて姿勢はだんだん悪くなり、
やたらと肩が凝り、一挙に腰に負担がかかり、腰痛に悩まされる。

表面だけでなく内蔵なんかも、だらだらと下がり始め、
気がつけば、顔の筋肉までも後退して、皺と共に、
表情まで下がり気味になる…。

あの人は若い頃は怖いくらいにシャープな顔立ちで性格も
キツかったのに、歳をとったら、いい具合に柔和な顔になった。
たぶん性格も丸くなっただろうから、それが表情に現れてるのだろう!?...

とんでもない話で、油断したら、いつも通り噛み付かれる…
なんてね…。

そんな裏哀しい黄昏時を実感するような年令に差し掛かると、
昔のバンド少年としては、無性に、The Bandみたいな
シブくて優しいバンドがやれたら幸福だろうなあ…
なんて、強く思ったりする。
それも勿論ヴォーカルで!?...

勿論若い時からThe Bandは大好きだったし、音楽としても
充分に尖っていたし、奇っ怪でヘンテコ音楽でもあったから、
アマチュアバンド時代にも取り上げてたことがあったけど、
たぶんその頃と今とでは、曲に対するアプローチというのか.
視座が随分と違ってるような気がする(たぶん退化してる)。

そもそもギターじゃなくて、唄いたいって言うアプローチ自体が
昔と全然違ってるしね…。

とはいえ、リヴォンみたいに、土臭く唄うのはたぶん無理だし、
リチャードマニュエルはニワトリの首を絞めたような(?)
変な声だけど、よく聴けばブルースマインドが半端ないから、
ヤッパリ無理。

そうなるとやっぱ、リック・ダンコ役か!?

The Bandの場合、楽曲は殆どがロビーロバートソン作に
よるものが多いのだが、リックダンコがヴォーカル当番の歌には
大体…ロビーの情感豊かなギターソロやオブリが絡んで来る場合が
とても多い…。

高校生の頃、彼独特のギタースタイルである、いわゆる
チキンピッキングとかピッキングハーモニクス奏法なんて
後にそう呼ばれるようになるけれど、もうそいつにドハマリ!

まだこの奏法の正式な呼び名が分からなかったから、
我々は勝手に「カキンコキン奏法!?」って呼んでた!。

どんな曲にも、この奏法でソロを付けるものだから、
他のメンバーに「いい加減にせんか!」ってよく言われたものだ。

この奏法だと、思った以上に情感豊かなギターソロになりえるから、
ついつい多用するのだが、やっぱね、使いすぎはちょっとクドい!

というわけで、ちょこちょこ、要所要所で「コキーン!」って使うと
とにかく按配良い!....そんな感じだったな(笑。

さらにこの曲(Unfaithful〜)の、特にサビのコード進行...
まるで後のスティーリーダンみたいに難解で、不思議なサウンドの
構造解明にも、随分と楽しませてもらったような、
そんな高校時代の記憶もある。

彼らの69年のセカンドアルバム(The Band/The Band…通称ブラウンアルバム!)
に入ってる通常スタジオヴァージョンも、なかなか良い出来なのだが、
なにしろロビーロバートソンの「カキンコキン…」が充分に堪能できる
この名ライヴ="Rock Of Ages”版を…敢えて…。

The Band - Unfaithful Servant (Rock of Ages)


もう一丁!。同傾向の唄だけど、こちらも大好きなナンバ~!
「南十字星」って言う、実質最期なアルバムに入ってた…。
だから、映画「ラストワルツ」のこの時点では、バリバリの新曲…!。

ちなみにThe Bandのメンバーで現存してるのは、最年長だった
ガースハドソンと最年少のロビーロバートソンのみ。

The Band - It Makes No Difference(同じことさ)


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人生に無駄な事はないけれど

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Carl Zeiss Jena 'Flektogon' 2.8/35 (1964)

こいつは、どうも掴みどころがなくて、
写真に収めるにはとっても難しいな…。



まだ故郷にいる時代に、いつかここで記した
ギタリスト兼インチキイベントプロモーター氏の下で、
私は実に様々なイベント関連の仕事を経験できたことは、
後々結構な財産となるわけで、人生全く
無駄なことなんてないなあ…なんて思うのだ。

それらのひとつひとつは、いつも唐突で、しかも
全く経験がないようなことばかり…。

突然、妙なステージに立たされ、譜面もないまま、
適当に演奏させられたり、前の晩に、その日初対面の男と私で
「オマエら明日、ラジオ公録で、なんか演れ!」とか云われて
慌てたり、或いは裏方として、俺たち別の現場があるから、
お前は一人で、プロのバンド(何と本物のジャニタレ・アイドル!)の
ステージでのPAオペレーター+照明卓のオペレート、
そして呆れるほどわがままな、ジャニタレアイドルのお茶だし+使い走り?
等々をさせられてみたり、また何度かは、DJというかMCさん用の
イベントの原稿=台本を書かされたり、まあ何しろ
人手不足の超零細企業さながらに、何でもかんでもさせられるのだ。

上京して少しすると、アマチュアバンド絡みで、スタジオとか、
PA会社というのが身近な存在になって、そこで「経験有り」
ってことで、アルバイトをすることになるのだが、
自分の場合他のPA会社を知らないから、一概には言えないのだが、
ヤッパリ故郷の怪しいプロモーター同様に、いや、負けず劣らずの
「何でも屋」だったりして、まるでデジャヴーの如く...

ある時は舞台監督で、タレントの出番をステージ袖で管理したり、
打ち合わせたり、時には照明さんだったり、前の晩から現場に入って、
徹夜作業の大道具さんのセット作りの現場責任者をしたり、
芸能界でも様々「高名な方々」とマンツーマンで、ご自宅まで
お邪魔して打ち合わせをさせていただいたり…そんな方々の
自宅…いや自邸ホームパーティーやゴルフコンペを仕切らせて
貰ったり等々…とても大学2年のアルバイトとは今更言えないよなあ…
そんな感じだった。

今考えても不思議なくらい、普通にそれらをこなしていた
その源泉は、たぶん、秋田時代の怪しい芸能プロモーターの下での
仕事でできた「くそ度胸」…それに相違ないな…と思うのだ。

これがミュージシャン…いやいやバンドマン専業になっても、
自分の場合は、何故だか、普通に「弾くだけ!?」では
済まされず、何故かマネージャーの仕事だろって仕事を
割り振られたり、ミュージシャンを自分で集めて現場に連れて
行ったりする事が多かったから、地方まで新幹線代を立て替え
その後普通に出演料も明朗会計で折半….あれ?交通費?
そんなことばかりだったように思う。

やがて、芸大卒のジャズ専門の方々と歌伴専門バンドを
ゼロから組むことになって活動開始!

なんだかやっと、バンドマンらしくなるんじゃないか?
と思ったらサにあらずで、バンドの中で最も若輩で、
それなのに、プロダクションやタレントの知り合いも多くて、
しかも、一番ヘタクソなバンドマンの私は、もっぱら、そんな
一流の方々のプレッシャーを感じながら、毎日、営業マンのように、
あちこちの音楽事務所を廻って、デモテープを聴いてもらったり、
実際に特定の歌手のバックバンドを、狙い撃ちで売り込みをしたりと、
今度はサラリーマン的要素がとても強くなる
ミスターヘタクソバンドマン…。

バンドマンさんってね、腕はいいんだけど、意外とコミュニケーション能力
っていうか、普通に「社交性」皆無の人が多くて、結局私は、
そんな彼らからすれば、C調な軽口を縦横無尽&厚顔無恥に
吹きまくる軽い男!って思われていたらしく、
段々と妙な具合になり始めるのだが、
それはまた少し後の話。

ちなみに、Facebookやら検索によれば、この時の
方々はみんなそれぞれジャズシーンなどで現在も御活躍されてるようで、
なんと大御所になられてる方もいらっしゃる...。

辞めたのは、どうやら自分だけみたい..。
あれこれ脇目を振らず、この道1本....
実はそれが一番強いってことか....ウーム???。



歌伴専門バンドで、何でも屋だからといっても、
普段から歌謡曲ばかりを演奏してるわけじゃないし、
歌手のバック以外にも、クラブでのジャズ演奏だったり、
高級レストラン(サパークラブ…か?)みたいなとこで、
演奏する機会も多い。パーティーなどで派手な最新フュージョンを
演奏する場面もある…。

また、このバンド特有なのかどうかは不明だが、いわゆる
「劇伴」...っていう、演劇とかミュージカル、ロックオペラもあったな!
そんな録音仕事も多かったように思うが、勿論、内容は殆ど覚えてない。

ただ「劇」ならではだなあ...って思ったのは、同じ曲(唄)をキーを変えて
何テイクも録るってこと。役者がまだ決まってなかったり、複数キャスト
という場合も、様々なキーのカラオケがあれば当面問題なし...って
ことだろうと思う。

録音段階で、まだアレンジが固まってない曲も多くて、その場合は
大体曲を書いた脚本家や演出家が、我々にシーンを説明してから
アレンジをその場で固めて行く場合も多い。例えば、主人公の女子が
夕暮れの土手を俯き歩きながら、ぼそぼそ唄う感じ...。
それならばPちゃんはエレキじゃなくてアコギで、ルーズに引きずる感じかな?
了解....そんな感じ。

そして劇中曲は、講演が終わった後も、曲だけ切り離して
新人歌手のオリジナル・レッスン曲やオリジナルレパートリーとして
再利用されたりする(!)。

さて、バンドでは、私への教育目的以外にリハーサルで
スタンダードジャズを練習するなんて事はなかったが、
いわゆるフュージョン系の最新楽曲は、メンバーがそれぞれ、
自分のやりたい曲を「採譜」して、譜面を持ち寄れば、
問答無用で、演奏する…っていうのが、鉄の掟になっていた。

勿論、自分以外は、もう業界でも腕っこきの方々だから.
初見で、何でも演奏できてしまう。そこを細かい修正を加えながら、
30分も練習すると、もはや、本物とほぼ区別がつかないくらいの
クオリティに仕上がってしまう。まあ自分のギタープレイだけが、
どうも自分でプレイバックして聴くのがツラい…そんな感じ。

この曲は自分が採譜したからよく覚えていて、ハデハデしいから
バンド紹介用のデモカセットテープのトップに入れたように思う。

しかしだ、あくまでも演歌も含む、バックバンドのデモ演奏に
やはりこの曲は不似合いで、歌手さんの担当マネージャーや
ディレクターは、一様に「なんだか取りつく島がないほど、うるさいな」
そんな感じの表情が見てとれるのだ。

そういうわけで、演歌向けにはこの曲は外して、もっとミディアムテンポで、
当時の言い方では「ソフト&メロウ」な曲を増やす…そんな感じに
入れ替えたと思う。

基本的にフュージョンなんていうのは、小技を見せびらかすだけの
虚仮威しの「手習い音楽」以外のナニモノでもなく、
音楽要素としてはとっても貧困で、とるになりないもの…
って言うのが、もはや歴史の評価だと思うけれど、
自分的には、数少ない、ほろ苦い思い出とともに懐かしい曲でもある。

The Brecker Brothers - Some Skunk Funk


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