ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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ウブでヘタレなロック小僧

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色づきだしたね。



高校1年の頃、隣の家に住む同い年の幼なじみが、
寒い方角の高校?(当時女子高)にいて、
なんだか知らないけれど、
同級生を我が家に続々と送り込み、

「ギターを教えてやってほしい」

と、いいます。

わたしゃあ教えましたよ、精一杯…。
覚えたばかりのブルーノートスケール。
そりゃあもうスパルタで!…。 

翌日、隣の幼なじみは、顔をシカメ、
吐き捨てるように私に言い放ちます。

「ばっかじゃないの!」。



なぜだか世話好きの隣の女子は、これに懲りず、戦法を変え、

「放送部の子が、最先端な音楽ネタを探してるから、
 相談に乗ってやってくれ」…

そうかそうか最先端の「ROCK !」。
と、いうわけで....

まずは軽くPINK FLOYD「狂気」から始まって、
KING CRIMSON「太陽と戦慄」~FRANK ZAPPA「興奮の一夜」
トドメはルー・リード「ベルリン」….
などという、超当たり年の
最新名盤の数々を次々聴かせます…!。

放送部の彼女も、さぞや感銘をうけ、
大いに参考になったことでしょう!…。

翌日...

「この大馬鹿野郎!」

「えっ?なんで?」





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ギター事始め

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相変わらずシブいぜ、Mitsuiさん!



中学2年の3学期に、
『Morris持てば、スーパースターも夢じゃない!(by かまやつひろし)』
で、おなじみの(?)フォークギターを、
秋田駅前のレコード店ゼンオン…で購入。
死ぬほど弦高が高くて、すぐに左手の指先がミミズ腫れになった。

初心者恒例「Fの壁」にも、当然ブチ当たるのだが、
元来が楽天家というのか、深く考えない性格から
「Fを使わない曲を選べばよろし!」という単純思考で、
誤魔化しながらもスルスルと、そんなでもなぜだか上達する。

もちろんFは避けて通れないが、Dm7と感じ似てるじゃん!
なんてイカサマ技を駆使しつつ、
いつの間にか出来るようになっていた
(E♭のアルペジオやE♭キーのR&Rには終生悩まされるが…)。

高校1年の夏休みに、なんとなく上京。
エレキは電気、電気といえば秋葉原だろう!?と、
アキバに通い、そこでメーカー不明ながら
予算優先のストラトキャスターモデルを購入。

ところが買った時は舞い上がってたらしく分からず、
後で気づくのだが、なぜだかストラトなのに2ピックアップ!
トレモロアームはヘロヘロで一度使うとチューニングが滅茶滅茶。
オクターブピッチも合った試しがないから、
当然8フレット目を超えたあたりから、音程は別世界へ飛んで行ってしまう。

それでも念願のバンドを組んだ。
アンプまで買えなかったから、ベースアンプに相乗り….!。

モゴモゴしたヌケの悪いギター&ベースに、
まだ単調な8ビートしか叩けず、
オカズを入れると半拍減る性質(?)を持つ
通信教育ドラマー(イトコ)の3人で、
当時夢中だったCREAMを演った。

微妙に音程がずれた、不気味過ぎるユニゾンで始まり、
拍の数が足りないサンシャイン・ラブ…
思い出しただけでも背筋が寒い。

そんな状態で、怖いもの知らずにも秋の学園祭に出演!。
もちろん奇跡など起こらず、持ち時間の30分すらもたず惨敗…。
打ちひしがれたバンドは即日解散。
私は静かにサッカー部活動に戻りながら、
ギターは人知れず、暗く孤独な個人練習の日々。

やがて高2になる直前に、先輩バンドのギタリストから
中古のGrecoレスポールモデル購入。

その後、地元大学生主体のバンドシーンに本格的に身を投じるようになると、
もはや持ち主も分からぬような、
さまざまなギターが手元を通り過ぎるような生活となる。

だから結局、秋田時代はきちんとした楽器を
一度も買わないまま過ぎ、
上京直後の4畳半暮らし...
いつも腹を減らしながら生きていた貧乏学生生活の中で、
やはり不思議なことに、
様々な機種のエレキギターが、
常に手元にあり続けるのだった。

そして上京後2年経った春、
私はプロギタリストとしてのキャリアを
ボチボチとスタートさせるのだが、
その時も相変わらず、誰のものかわからないような、
借り物のエレキ….に囲まれていた。

妙な感じだが、意外とそれがフツーな状態だったのだ。

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新たな出会い

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単焦点レンズの画は、明るくて、立体的で、エロいんだけど、
ズームレンズのように、手元で自由に近づいたり
遠ざかったり出来ないので、
欲しい画角を得るには、自分の足を使って
物理的にグググッと近寄るか、サササッと遠ざかるか…。
いずれにせよ、多少コミュニケーション能力が問われるレンズだが、
それにしても、寄り過ぎだな、これは…。



故郷秋田に戻って、病気治療にあたることになって、
まず一番に自転車を購入した。

折角平地が多いのに、呆然とするほど走りにくい秋田の道や、
異様に乱暴な秋田のドライバーさんがた
(特に黄色いナンバーのオネーサン方!)に対して、
たまに激昂しながらも(道すいてるのに何故急ぐ??)、
30数年ぶりの故郷を楽しんだ。

そのうちに写真を撮りたくなった。
取り敢えず手持ちのiPhoneで…。
かなり侘しい…

ならばと、久々に安いコンパクトデジカメ(コンデジ)を購入。
ところが結果はiPhoneと大して変らないし、
何より夜は全然駄目(フラッシュは嫌い)。
そういえば、30数年来の友人から譲って貰った
5年落ちデジタル一眼レフが、荻窪の自宅に仕舞ってたのを思い出し、
家人に頼んで送ってもらう。
これで万全なはずだった。

しかしどうもしっくりしないのだ。
意外に凡庸と言うか、何だか面白くない…。
腕が悪い?センスがない?
恐らくそのどちらも正解なのだろうが、
それにしても酷いというか普通…なのだ。

どうしても納得いかないので、
つい出来心で某社のミラーレスカメラなんぞまで購入してしまうが、
事態はさほど変らない…。

師匠はいないので、必死にアチコチの写真系サイトを見て情報を集め、
ノウハウを勉強した。
すると、徐々に「面白くない原因」が分かって来た。

まずは全自動=プログラム・オートをヤメてみた。
そこからか?と云う勿れ!
そもそも T(v)とかA(v)って何なの?からのスタートなのだ。
安いがボケ味の美しいレンズも手に入れ、
少しだが、理想に近づいたぜ!ってところで、

ブログを開始し、今に至るのだ。

昨日、偶々、ブログの私の正体を知っている数少ない友人から、
稚拙なブログの写真とか文章とかを、
お世辞とは思うが褒められた。

すごく恥ずかしかったが、
直接褒められたのは初めての体験でもあったので、
何だかとても嬉しかったな。

これまでは会社とかコラボレーションだとか、
部だの課だの班だのという団体単位で、事を成す中核で生きた来たわけで、
その中で成功を得るには、

出来るだけ自分を出さずにヒトをヒキタテルこと…。

それに反して、写真とかブログは、全く個人的な中での孤独な作業。

そんなギャップも含め、今は大いに
「この新たな出会い」を、
存分に楽しませてもらっている。

まあ東京に居る家族には、
賢明に病魔と向き合い、おとーちゃんは闘っているだぞ!
という振りをしているので、

気が咎めるんだがね…。

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川反サンバの夜は更けて

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ほんのちょっとだけ(?)、
秋田でも『浅草サンバカーニバル』が見物出来れば良いのになあ…って、
ふと思いついたのがこの夏…、
まさかホントに実現するとは!。
しかもその舞台は、これ以上なく相応しい
秋田市最大の歓楽街「川反」!いやはや…。

ただ、自分は19歳で秋田を離れているから、
秋田の大人の男の身だしなみ(?)=「川反デビュー」を未だ果たしていない。
だからなのか?何だか妙にアウェイ感のある、
そんな落ち着かない「サンバカーニバル」でもあるのだった。




あまちゃんに登場のユイちゃんではないが、
5、6歳の私は、既に「東京」に憧れていたらしい。

東京五輪がいったいナニモノであるのかは、まだよくわかってなかったが、
大好きだった坂本九ちゃんや、鉄人28号の金田正太郎君、
エイトマンに変身する東八郎(!)が住んでいて、
なんと奴は新幹線=夢の超特急ひかり号を、走って追い抜くのだ!
そして、ショッチュウ重大事件が起きるエキサイティングな街。

家の近所の千秋公園児童動物園には、
猛獣と言えば熊とライオンくらいしか居なかったが、
東京の上野動物園というパラダイスには、何でも居るらしい。
トラも豹もキリンもシマウマもサイもカバも、象だっているし、
ゴジラもラドンもモスラもいる…??と、すっかり思い込んでいた。

やがて、「おまえバカじゃね、ゴジラの中にはヒトが入ってるんだぜ、
そんなこともシラネーのかよ!」と、
ショッキングな情報を聞かされた7歳頃の私は、
「それはそれでスゲー!....いったい何人入ってるんだ?」

そんなわけで干支がもうひと回りした頃には、
メデタク私も東京都民となってるわけだ。
30数年間東京都民でいたが、

結局のところ、
上野動物園には一度も行ったことがないし、
東京タワーにも昇った事がない。
浅草にはツゴウ4、5回しか行ったことがないし、
葛飾柴又帝釈天にも矢切の渡しにも
近づいたことすらない。
原宿・竹下通りは避けて通り…というより、恥ずかしくて近寄れない。
TDLは東京ですらない...。

結局東京は、今となっては深い闇、幻、ウツツ…。
なんだかそんな気がしてきた。

ある意味、社会派プロテストソングか?
近頃のお気に入り!
→パチンコ屋でヘビーローテでかければ良いのに!に大賛成。


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命日はフルヴォリュームで...!?

jimi.jpg「ハゼ・ヘンドリクス」...ユイちゃんの彼氏??ビックリしたねえ...あまちゃん。



本日9月18日は、27歳の若さで夭折した

「ジミ・ヘンドリックス」の命日なんだそうだ。

生きていれば70歳…。

ちなみに彼と同じ27歳で亡くなっているのが、
ジャニス・ジョプリン、
ジム・モリソン、
ブライアン・ジョーンズ、
カート・コバーンなど。

いずれもロック界では異彩・異能のアーチストばかり。

”天才”という冠は、何より当人に失礼な言葉だと思っているから、
なるべく使わないよう心掛けているのだが、
ジミヘンには、”天才”以外の適切な言葉が見つからない。

もはやデビューアルバムからしてハジケきっていた。
彼ほど後世の、プロ・アマを問わないギタリスト達に多大な影響を与え、
好むと好まざるにかかわらず、
リスペクトされ続けるヒトもいないだろう。

音楽界だけではないだろうが、
時代の折々に、まるで未来人か宇宙人のごとき
革命的な才能というのが現れ、
音楽の流れと、価値観までも急激に変えて行く。
エルビス、ビートルズ…もっといえば、バッハ、モーツアルト…
...服部良一、美空ひばり、荒井由実、宇多田ヒカル….。

まあなにしろ、エレキギターでロックを志すものにとっては、
神であり、師であり、最上のアイコンであるのは間違いない。
取り敢えず、日本人のギター愛好者諸君!
本日は、彼を偲び、お線香の一本も手向けようではないか!

大技、小技ばかりではなく、
師のこのずば抜けたリズム感の素晴らしさを、あらためて体感せよ!
↓      ↓      ↓       ↓


ギターを志す者すべての必修曲!


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くそったれな嵐の日に思うこと

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不穏な空... 9月16日18.00頃



なにせ、自分は歳だけとってるわりには、
ちっとも人間ができてないから、
何の関わりもない人に対して、

 感謝の気持ちありがとう…
 今日も明るく元気に過ごせますように♡…

なんてとても言えない。

今日などは
「何だこの胸くそ悪い天気は!オリンピック奪い取られちゃった
 マドリーやイスタンブールの恨みか!?それなら仕方ねーか」…

という、ネガだかポジだがさっぱりわからん思考=
早い話が最も人間臭いクソッタレ!。
またそうしたナチュラルなヒトが大好きな自分でもある。

実はいつも物静かで平静な面差しを崩さず、
森羅万象、全て了解してる風を演じながら、
ヒトと相対していたビジネス上の自分が大嫌いだった。

だから一時期、仕事終わりで毎日、夜の盛り場に寄っては、
罵詈雑言を吐き、醜い自分の正体を晒さないと、
家に帰れない日々というのがあった。

ちなみの夜の街で、最もタチの悪い呑み方をする3大職業が、

『教師』『警官』『医師』だそうだ(法曹界関係者という説もある)。

分かる気がするし、彼らも昼間はキッチリと、
身を減らすほどに真面目に職務に没頭しているからこその
「プライベートな騒乱」なのだろう。

だからヘタっクソで聞いてられない
カラオケ放吟する夜のおじさまを、
どうか赦してやって欲しいと願う。

仕事の辛さ、ストレスというのは、
実はわりとすぐに慣れてしまうらしい。
その境地まで達したら、セルフコントロールで、
ジョギングやスポーツを始めたり、
ジムに通うなどして身体を動かしたり、
あるいは趣味に没頭したりして、
自然にストレスを昇華させる事ができる。

最悪なのは、住宅ローンなども含め、財布を奥方に全て握られていると、
溜ったストレスを流し去る術がないから、
「人生、なんだかなあ…」と、鬱に変化したりしてタチが悪い。

新興宗教に入信して、突然、人間性自体が変化したというか、
ロボットみたいになった奴もいた。

私は医者でもないのに、そのすべてのパターンを見てきたし、
数限りなく、相談も受けて来た(何故だろう??)

他人には多少迷惑だが、然るべき酒場などで罵詈雑言吐いたり、
大声で、泣きながらサザンでも放吟するようなようなクソッタレな奴が、
結局一番まともだったりする。

因みにワタシは、サザンはキライ。
〈日本国民はみんなサザンが好き〉
…嘘だ!昔っからキライ!驕るな桑田!

いやはや蛇足であった。

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仮想空間の大親友

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ラモス主将のオフト・ジャパンが、ドーハでイラクと引き分け大泣きした頃、
私は縁あって、大阪在住、会社経営のI氏(男性)とメル友になった。

I氏とは驚くほど共通の趣味で繋がっていた。
当時まだ少数派だったマック・ユーザ(それもカタクナな…)で、
ロック好き、エレキ好き、サッカー好き、
互いに家族を挙げてのスタートレック好き...
それらすべてが浅く広くではなく、それぞれに学者級の研究肌。
そんなだからほぼ毎日、話題は枯渇することなく、
お互い論文級な長文メール交換(!)。

今も膨大なLogの一部断片が残っており、
それらをツラツラと眺めるだけで、知らぬうちに、
あっという間に数時間経ってしまうのだ。

驚くべきことに、ワタシはまだ30代!。
4歳年長のI氏は、丁度40歳になる時節で、
その嘆きというか、往生際の悪いジタバタ感なども実に面白い。

何故かお互いに仕事の話題は避け、趣味や、バカ話が多かったし、
彼が病気のときなどは、当時小学生だった娘さんや、
埼玉出身なのに今やコテコテ関西弁の奥方殿から、
コトワリや状況説明のメールがあったり、
それをコチラも家人や、拙宅の娘が応対したりと、
東京杉並と大阪豊中にあって、もちろん実際に会ったこともないのだけれど、
季節の頂き物などのお裾分けなども行いながら、
家族ぐるみのお付き合いをするようになっていた。

メル友になって何年目かのある時、I氏が出張で上京することになり、
とうとう対面することになった。

メールだとお互い饒舌なんだが、いざ面と向かうとシャイに…
なんてことは全然なくて、
お互いの機微に触れる奥深い心象風景などを、
充分に知リ抜いた関係性というのは、
初対面ということなど通り越して、
長年の親友のように話し込み、
楽しい時間はあっという間に過ぎ行くのだ。

さらに数年して、I氏は「ブログ」というのをはじめた。
例によって長文のブログゆえ、コチラも敢えてメールでレスするのではなく、
ブログ上のコメント欄で、レスポンスするようになって、
それにまた先方が短いコメントを付ける形となり、

お互いの言葉は、ここで数行に短縮されるようになった。

やがてワタシの側での超多忙な状態と、入退院の連続というようなことが重なって、
数行のレスを付ける余裕もなくなったまま、実は今に至っているのだ。

彼のブログは、有名な老舗ブログとなって今も続いている。
多くのお仲間の方々と、大阪市内で頻繁にオフ会を行う楽しそうな記事が目立つ。

そして私は、今となってはコメントを付ける勇気もないまま、
既に10年かそれぐらいが経ってしまった。

私が故郷秋田にいることも、
こんな拙いブログの存在も、
しかもまだ生きてることさえ知らないのだ…。

「どうしようかなあ…」

相変わらずきちんと、
毎日更新される彼のブログを今夜も眺めながら、
悩み続ける、オバカでオロカな私なのである。

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路地裏のスターマン

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今日は親戚の子たちが遊びに来ていて、何やらカマビスしい。

我が家では滅多にテレビを点けないのだが、
夕方からずっと点けっぱなし…。
隣の部屋にいても、(テレビの)音が気が滅入りそうなほどウルサイ(…)。
まれにラジオに、普段はテレビしか出ないような若手芸人が、
テレビと同じテンションで現れると、共演者に「ウルサイ!」と注意され、
シオラシクさせられるとその芸人はまったく面白くなくなる。
笑いの引き出し+奥行きは、ラジオ出演で大体バレるのだ。

夜も更けて、隣室のテレビから、
妙に懐かしい歌が漏れ聴こえてくるではないか。
歌い手はオリジナルとは異なるようで、
良くいえば世界観の違い、平たくいえばヘタクソ!。
しかし唄はまぎれもなく、
デビッド・ボウイの「スターマン」!。

どうやら同名のドラマが存在していたらしい…
えっ?種市先輩? 星男?…ジギーとかジギオとかちょっとは捻れよ!

実はこの曲が収録されているアルバム=通称「ジギー・スターダスト」
本来のタイトル=
「The Rise And Fall of Ziggy Stardust and the Spiders From Mars」
すなわち「屈折する星屑の上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群」

今思えば「さほど」ではないが、
当時は尋常ではない長さに感じられ、すぐには覚えられなかった。

これを、ワタシは今でもたまに聴いているから、
残念ながら懐かしいというわけではない。
しかし、あくまでもこの曲が、デビッドボウイと初の出会いだったし、
その時の驚きを鮮烈に覚えているから、
彼には他にもっと巨大な金字塔がたくさんあるにも拘らず、
ある意味このタワイナイ「スターマン」が、
とってもワタシには重要だったりする。

初めて聴いたのは中学3年生。
丁度「グラムロック・ブーム」っていう、
今思えば、少々間の抜けた括りに乗じて、デビッド・ボウイは、
マークボランや、アリスクーパー、スレイドなんかと同じ括りで登場したと思うし、
シーンの後半にはROXY MUSICなんかもそのブームに便乗した形で登場する。

ボウイ自身は、既にスペイス・オディティで、
コアなロックマニアにはよく知られた存在だから、
上記のメンツと同列では、気の毒だったかもしれない。

いずれにしろグラムロックとしては、
D.ボウイとT.レックス(マークボラン)は双璧で、人気を2分したのだった。

グラムロック自体は「音楽の志向」というより、
「男が化粧して唄う」っていう、中学生には実に分かり易いロジック。
ビジュアル系?って言ってしまえば、ただそれだけ。
アーティストは「化粧する論理性(?)」の為に、
自らゲイをカミングアウトするのだが、それはあくまでも
「ビジネス・ゲイ」であったようだ。

結局ブームは後年「KISS」という究極メイクのバンドの登場と、
マークボランの事故死によって簡単に崩れ去るが、
ボウイだけはしたたかに生き残り
その後も数多の名作を残してゆく。

そして、通称ジギースターダストのジャケット
(いつかこんな写真が撮れれば幸せだ!)のイメージそのままの、
「スターマン」の初々しさは、
いつでもワタシを14歳のサッカー少年に戻してくれるのだ(?)。



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1964年10月10日の空気感

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去年は実がさっぱり成長せず、がっかりさせた県民会館脇のナナカマド。
まだ色づいてないけど、今年はイケそうだ!
青空にとっても似合う深紅の実、乞うご期待。



「東京オリンピック」という名詞は、それ以前の数年間も含め、
1964年開催のモノを長らく示して来たものだから、
2020年開催のソレとは、
ハッキリ区別した別の名詞が欲しいものだなと思う。

なにしろ前の大会自体が49年前だから、
1964年大会を知ってるものと、知らぬものでは、
「老人とそれ以下」という荒っぽい分け方が成り立つのだが、

かく言う私も、かろうじてながら
「知っている老人世代」となるのが、何とも侘しい。

1964年10月10日、私は6歳。土曜日の午後2時頃。
秋田も、青山の国立競技場同様、カラッとしたいいお天気だった。

今なら残念ながらアタリマエの光景だが、
当時は、それでも何やかやと街は賑やかだったから、
その日の異常な程のヒトケのなさに、
6歳の私は、何だか人恋しくなって、
当時一番の仲良しだった手形(新栄町)の「けんちゃん」の家に遊びに行った。

「あーそーぼっ!」

「今、オリンピック観てるから遊べないよ。
 君も早く帰って観た方がいいよ、
 まだ日本が出てくるまでだいぶ時間があるけど…」

「...わかった…じゃね…」

やけに日光が眩しい日だったが、
けんちゃんの家の側の、まだ完成してない手形陸橋の、
白くて巨大な橋脚が、
眩しい光に照らされて、とても神秘的に見えた。
鉄腕アトムか鉄人28号か忘れたけれど、
どちらかのコミックで見た「ギリシャのパルテノン宮殿」
の、ようにも見えて、
面白がってしばらく見物していたと思う。

各家庭から漏れ聴こえる、賑やかで晴れがましいオリンピック行進の音。
しかし6歳の私には、日本中が酔ってたその日の
晴れがましさなんて関係なくて、
ひたすらヒトケのない住宅地で孤独に苛まれながら、
途方に暮れていた…。
それが1964年10月10日午後の、妙に生々しい記憶。

その日、リアルタイムで「日本選手団の大行進」が観れたかなんてわからない。
そのあと何十回もテレビで見てるから。

同じ意味で、どのシーンをリアルタイムに観ていたかなんてのも、
あまりにもいろんなシーンを、
ニュース映像や、市川崑監督の記録映画で観過ぎてるから…。
ホントに分からない。

印象深いのは、体操のエンドウ選手、オノ選手など
ジモト出身の大先輩方の御活躍。
そして重量挙げの三宅兄弟。何故だか分からないが、
誰よりかっこいい兄弟...と感じた。
ぜんぜん裸足じゃなくて、プーマのシューズを履いていたアベベと、
苦悶の表情で走ってた円谷選手…それくらい。

競技自体より、「シンカンセン」、「夢の超特急」
「ひかり号」という言葉の方が、より印象深い。
何しろ、人生初の「将来なりたい職業」が

「新幹線の運転手」だったから。

関係ないけど「丸美屋ののりたま」に付いてくる
万国国旗シール(エイトマンシール)も
そういや思い出深いな。

世界って、トメドナクでかくって、
いろんな顔や、様々な考えの人がいるのだなあ、
ってのことを、たった数日で
随分学習した季節だったな。

同時に、秋田に居て、
「デカセギロウムシャ」
って、何だか妙に哀しい響きの言葉も、
頻繁に聞こえていたなあ....。

ますます 東京とわが故郷の格差が
開くばかりかな。。

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またしても大泣きの東京五輪決定!

tokyo2020のコピー

2020年五輪(+パラリンピック)開催地…
できれば東京ではない方が良いなあ!…。

何だか浮かれたような五輪開催より、
まずは復興が最優先されるべきだろう。

個人的にも思い出深いイスタンブールで、
ボスボラス海峡を渡るマラソン競技を観てみたいし、
中東での初の五輪開催にこそ意義がある…。

完全に私はそう思っていた。

ところが、結局徹夜でブエノスアイレスからのTV中継を観ながら、
日本側プレゼンテーションの素晴らしすぎる内容に、
大いに感動する自分に気付き、
そしてロゲIOC会長の「トーキョー」とコールされた瞬間は
まるでお約束のように、大号泣する私でありました。

というわけで、これに驕ることなく、調子に乗らず、
真摯に復興(もちろん原発処理も)にあたって欲しいと、
強く願うばかりです。

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根付かなかった文化に熱狂するということ

カーン
悪役なのにメチャかっこいい優生人類カーン…
総計700数十話におよぶシリーズにおいて、堂々三たびの登場!!
やっぱ….大泣き。



最近はそうでもなかったのだが、
まだ現役TVシリーズが制作されていた00年代頃までのワタシは、
もう筋金入りの「トレッキー」、
すなわち『スタートレック・マニア』であった。

TVシリーズは1966年初放送以来
(本邦では「宇宙大作戦」として69年初放送)
世代交替によるシリーズ替えを重ねながら、
総計700話以上を数え、映画版は12作。
直近2作は、キャストをリニューアルした
「クラシック・シリーズ(オリジナル・シリーズ)」にて、
シリーズは真のサーガとして、間断なく永々と引き継がれている。

実は映画版は、あくまでも番外篇で、
マニアックな世界観の独特な広がりを見せるTVシリーズに較べ
「万人ウケ仕様=面白くない」と思われていたのだが、
どうしてどうして、リニューアル後の2作の出来映えは無茶苦茶良くて、
最高レベルの活劇としてだけではなく、
古いマニア心までくすぐる完成度の高さには、
久々「スタートレック、やっぱスッゲー!」
と、唸るしかないのである。

その最新作
「STAR TREK Into Darkness」

一部には、マニアにしか分からない小ネタ&大ネタ(?)が多すぎるから
敬遠しがち!という意見もあるが、
実際、確かに多い(だから嬉しい!)。
しかし、「あまちゃん」で言えば
「ユイちゃんが風呂場で怪我して修学旅行に行けなかった」
=「ジャイアント馬場みてえだな..ウヒヒ」という小ネタを、
理解出来ようが出来まいが、本筋にはあまり関係しない….
と、いう喩えでご理解いただけるだろうか…。

ちなみに、わが故郷秋田は、非常に残念なことに
関西や新潟などのように、ある時期の夏休み・冬休みの度に
「スタートレック(宇宙大作戦)」を何度も繰り返し
再放送したという事実はないので、
遂には文化としてスタートレックは根付かなかったようだ。

これは東京なども同じ。

だからスタートレックのフィギャアなどは、
大阪ではすぐに売れ切れてプレミア価格など付くのが普通だが、
東京なら定価で、しかも大量売れ残り在庫があるぞ、
買いそびれたら東京へ!っていわれた時期があった。

大阪にはスタートレック・ファンショップが複数存在し、
ワタシなどは出張時には必ず寄り、
仲間と争うように、たくさん買い込んだものだ。
何でも異常に高かったけれど…。

まあそうしたわけで、本国や世界の至る所での熱狂的な盛上がりに較べ、
関東や秋田などの上映館では、
客もマバラで、寂しい状態。
まあ慣れてるけどね。

それでも、マニアも、そうでない人も、
現在最高レベルのSF活劇が見たかったら、
必見です....と、寂しく言ってみる。

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涙腺も重力に屈するのか??

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年をとるってことは、
経年劣化による各身体部位の機能低下、
故障はやむを得ぬこととしても、
若い頃から延々と「重力」と壮絶な闘いを続けて来た結果、
その傷痕としての腰や膝に治療不能な痛手を負い、
痛みに悩んだり苦しんだりもする。

他にも、重力に屈服したことによって、
あちこちの筋肉や余剰な皮膚が
だらしなくも、情けなく垂れ下がり、
それが第三者に対し、間違ったメッセージを与える。

「○○オヤジは、この頃何だか表情が丸くなった、優しくなった」

などと、心ならずも言われたりもする。
若さから、重力に逆らってピンと張りつめていた表情を
維持することが出来なくなったに過ぎないのに…だ。
女性の場合は…  やめておこう。

機能低下は、身体部位だけにとどまらず、
どうやらメンタルも相当弱くなったとみえて、
なにしろ近頃、情けないほど

涙もろくなった…。

昨夜も、夕食中、TVの「鳥人間コンテスト」を観ていたら、
もう飛行機(?)が飛んでも、落ちても、
私は不覚にもイチイチ「大号泣」…。
ヒクヒクヒクと、もはや食事どころではないのだ。

これが猛烈に感激したとか、感極まった、
というのなら納得もできるのだが、
実はそうでもない...。
ただ単純に、感激に涙している人を見ると、
もらい泣きしてしまうこの情けなさ。

脳のメンタル機能が壊れたか、故障してるようで、
これが非常に困った状態なのである。

思い起こせば2年とちょい前の早朝、
あの女子ワールドカップ、なでしこJAPAN、
感動の優勝なんて時には、
もう涙も鼻水もグッチャグチャ大泣きの私。
ちょっと涙の量とか、異常すぎないかオレ??とも思うが、
この感動は本物だし、
この上なく嬉しいことに違いないのだから、
号泣OK ! と思っていた。

しかしあの号泣が、その後、頻繁に現れるのだ。
全く興味を持てないバレーボールでさえ不覚にも泣けたし、
香川が本田にスペクタルなパスを1本流しただけでも泣ける始末。

近頃は毎朝「あまちゃん」で号泣。
なんで「♫ジモト、ジモト~」で、
ミズタクと一緒になって号泣せねばならぬのか? 

これって病気? 
病院へ行った方がよいのだろうか?

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シャトー・ド・レオナール

IMG_1780.jpg

小学3~4年の頃だったと思う。

古い木造校舎2階の教室の、石炭式ダルマストーブ越しに、
謎の巨大な建造物が、道を挟んだ隣の敷地に作られていた。

随分と威圧的だなあ、(工事の音)ウルサイなあ…。
ある朝、クラス中の生徒が一斉に「うわっあ、スゲエ!」と声を上げ、
少し時間を開けて皆が口々に

「大魔神だよ、大魔神が現れたあ、踏みつぶされるぞお…」
 と、歓声をあげたのだ。

その大魔神(当時大ブームだった!)こそ、
今は旧となった秋田県立美術館=平野政吉美術館の、
あの特徴的な天頂部であるのは、もはや言うまでもない。

美術館完成後ほどなくして、その“勇壮で威圧的なお隣りさん”を、
学年毎に表敬訪問する時がやって来た。
展示物のメインである、藤田嗣治作の超大作にして
異端作品『秋田の行事』の存在は、既に学校内ではブームになっていて、
お隣りさんながら、見物を心待ちにしていた。

訪問当日は、政吉翁ご当人直々の案内で、満を持しての鑑賞となった。
なにより圧倒的な迫力が、まさに怒濤のごとく押し寄せてくるのだが、
画の表現自体は、意外にも優しくて色彩豊かな、
彼の代名詞たる乳白色でもない、簡潔な筆致による写実画。
ホンの一瞬だが「田舎者向けかい?」と、ネガに感じたのは、
既に青木繁等の洗礼を受けていたからだと思う。

また子供の身長では展示位置が高過ぎて、
細部のディテールまでよく見渡せなくて、
とても残念だった印象というのが、
1967年時点での一小学生の正直な感想だ。

さて、「秋田の行事」は、そんな小学時代から40数年の時を経て、
展示場所も新たにする。
果たして作品は、今の自分の目にどのように映り、
感じるのか?とても楽しみだ。

もしかしたら涙を流して絵の前にひれ伏し、
40数年間の非礼を詫びることになるかもしれないし、
相変わらず少しシニカルな反応を示すかもしれない。

東京渋谷方面で現在も開催中の
「レオナール・フジタ展(200点展示)」
が大好評だそうだ。

秋田の美術界が、まず何をおいてもやるべきことは、
この200点(大部分がポーラ美術館所蔵)と
「秋田の行事」を核とした「平野コレクション」との、
壮大なコラボ展以外考えられないはずだ。

いろいろ確執めいたものがあるとも、僅かに聞き及んでいるが、
真の「シャトー・ド・レオナール展」(失礼、勝手に命名)開催こそ、
秋田にしか出来ない、
秋田が真に目指すべき究極であり、
それが、新県立美術館、本来のこけら落としではなかったか!?
そう強く思うのだ。

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