ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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美大コンプレックス

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やっとモノクローム化始動!... はてさて.....??



高校生の頃は、密かに「美大に入りたい….」と漠然と思っていた。
かといって自分は美術部員でもないし、
通常の授業以外にデッサンとか美術史など、
特別な教育を受けたこともない。

たまたま高2の時の担任が美術専門だったこともあって(現在は有名な画伯らしい)、
進路指導の時にそういった漠然とした思いを初めて口にすると、

「第一志望…東京芸大…絵画?…フッ…夢は夢として、見るだけなら自由だがな…」

と呆気なく嘲笑されてしまった。
私としては相手が美術の専門家であることを見越して、
それはそれとしても何チャラ美大もいいぞとか、
○△美大なら推薦してやるとか…そういう提案とか指導が引き出せるかなあと
期待しての進路相談だったのだが、一笑に付されて終わり。

後で知ったのは、そうした「希少枠」は、
彼が指揮する美術部内で全て消費されるのだそうで、
サッカー部のアラクレ者かつ長髪のロックバンド野郎ごときに、
安易に使う枠ではないのだそうだ…。

そうしたわけで、まったく縁もゆかりもない地方の某国立大の
美術専攻科を受験するのだが、実技も含めて計4日間…
己の才能の貧弱さを、最も残酷な形で思い知らされる
「地獄の4日間」となってしまった。

素描の実技試験でいきなり木炭とパンが配られるのだが、
なにしろ使い方がわからない。

次に油彩と水彩は選択出来るのだが、
水彩絵の具を持参してきたのは私一人だった…。

そして平面構成、続いて立体構成…
何をしていいやらさっぱり…

西洋美術史、さらに基礎美術技法のペーパー試験....
そんなのは入学してから学習すべきコトじゃないのか??

地獄の時間は残酷に過ぎてゆく。
才能あるヤツは世にゴマンといる。

「夢は、見るだけなら自由だ…」

あの担任の無慈悲で冷徹な言葉が、
より現実感を伴って冷たく胸に響くのだった。

正直落ちた大学はこれだけではない。
美術系もこの一校のみ。
つごう2年間、合格した大学はほんの少々で、いずれも本意ではない。
落ちた大学にはそれぞれに憂いがあるのだが、
それももうスッカリ忘れてしまった。
しかしいまだに「美大」というキーワードだけは、
やけに胸に突き刺さるコンプレックスとなり続けている。

新卒生の採用担当者になったことが何度かある。
後輩学生には正直冷徹だが、「美大生」には滅法弱い、
コンプレクスを抱えたままのダメダメ採用担当であったのだ。



さていよいよ10月の声が聞こえましたよ。
本格的に秋になっちゃいましたよお、どうしましょ!

10月…October…U2のOctober..
もうこの曲しか頭に浮かばなかったっす。
10月とか11月って歌になりにくいのかなあ….?

S.リリーホワイトが手を引いた4枚目以降から、
ほとんど興味を逸してしまったけど
(Enoやラノワも好きだけど、ヤツラにバンドの機微など分りっこない!)、
この2枚目あたりの頃のU2はホントに好きだったなあ。

アメリカで一旦成功すると、英連邦のバンドはだいたい勘違いして
おかしくなって自滅回路に突入する。
ビートルズ(ジョンだが)なんて頭がいいから、
すぐに自己防衛策をとったわけだけど、
それでも様々な産業構造的プレッシャーがバンドを崩壊のベクトルへと誘う。

その点ではU2はいまだによく頑張ってるなあと感心するけれど、
やっぱり彼らの最大の持ち味のバンドとしての独特のウネリや化学反応は、
この頃をピークとして唐突に減退してしまった…。

まあ、減退した後に何故かブレークするって皮肉な構図も
アメリカという巨大市場ではよくある話で、
そんなアーティストはゴマンといる…敢えて云わないけどね。

この曲はそんな化学反応時代にしては、バンドっぽくはない曲だけど、
内に秘めたバンドマインドは、沸々と今にも爆発しそうに狂おしい…。
U2 - OCTOBER…。


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焦りの無手勝流

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わが故郷には珍しく特異でレジェンドな建造物。
(昭和9年建造の国立農業倉庫が前身。現在は美大の実習棟)

古いとはいえ、直線はあくまでもピシッとシャープに流れているのだが、
印象はどこか人間的でフリーハンドな暖かさも併せ持つ、
ナカナカいい味の建造物だ。

古いアンティークなレンズだと、どこか直線もユルく
「モヨヨッ」ってな感じに写って、
この建造物の印象をうまく魅き立てているように見える。
まあ勝手な思惑なのかもしれないが...。

ココのところ、アンジェニューレンズをカメラ本体に付けっぱなしにしつつ、
サブにツァイス、もしもの時の保険(?)に..AF(Auto Focus)のシグマレンズを
カバンに放り込んで出掛けているが、
ほぼアンティーク=手回しピントリング「グリグリ」軍団の
前者2つしか使わない今日この頃である。

しかしクラシック/アンティークとはいえ、無限遠とか、
F8以上に絞るなどすると、途端になんの特徴もない
「普通」な写りになってしまい、面白味は全て消えてしまうので、
何だかピリッとしない感じの「モヤモヤ」を承知の上で、
絞りド開放、もしくはピントを多少犠牲にしても無限遠は避けたりするから、
結局のところ「風景写真」には不向き、
もしくはボンヤリユラユラ「非日常な風景写真」を覚悟してかからねばならぬのであった。

今日の写真も、例によって何の変哲も面白味もないかもしれないが、
銀杏の木の影が面白いなあと思いつつ、
さてこの影をもっと濃くしたいのか薄くしたいのか??
はてまた、色彩を放棄すべきか残すべきかさっぱり分らぬまま、
最悪の形でそれぞれが中途半端に残ってしまった…。
スッパリ色もコントラストも切って棄てるべきだったのだろうか…。
うーむココラが「気ままな無手勝流」の狂おしいところであるのだ。

今の今に至ってもまだ悩んでたりするのだから…。
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内部も相当豪華な構造となっている(吹き抜けの2階キャットウォーク部分をトリミング)。



前夜から、まあ時々泣きが入る東京にいる家人の「ムズカリ?」に
ちょっと悩ませられつつ(いい歳こいて職場でインゴーババに苛められてもいるらしい)、
とはいえ、全ての元凶は私のこの情けない健康状態にあるわけで、
「早く復帰しろ!」とまでは云わないが、
家を一人で守っている家人の様々な葛藤を全て受け止めるだけの
器量もエネルギーも今の私にはなく、結局どうすることも出来ずに、
ただただ愚痴の聞き役にまわるだけの苦しい役割…。

私もさすがにドッスンと落ち込むことになるのだが、
とにもかくにも早く復帰せねば!と無駄にリキむばかりで、
思い立って朝早くから「自転車」を使わず徒歩で出掛けつつ、
情けなくもホントにほぼ毎回、決まった距離/時間で足がパタッと止まってしまう…。

もうこれ以上歩けませ~ん!と云う状態から、
少し休んでまた歩き出すと今度はクラクラと目眩が…。

じっくり焦らず…とは充分承知しているのだけれど、
何だか様々ツライ浮世であります…。

ゴメンナサイ、暗い話になってしまいましたよ、あははは…。



先般、コメント欄でちょこっと触れたことがキッカケで、
映画「ダウン・バイ・ロー(ジム・ジャームッシュ監督作品)」の
映像ファイルを探し出し、何年ぶりかで全部観てしまいましたよ。

やっぱり良いなあ…は、もちろんのこと、
映像的にも色々と刺激を受けますね、こういう映画は!。
なにしろモノクロームながらとっても美しい映像。

というわけでこの映画のオープニングシーン。
ちなみにこのほぼ4分間のタイトルシーンだけで、
映画のほとんど全てを顕わしちゃってる気がするなあ。
歌はほぼ主演同然?なトムウエイツの「Jockey Full Of Bourbon」
ジョッキにナミナミ注がれたバーボン…浴びて呑みやがれ!ってか!


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お仏蘭西の惑い...

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本日到着「P.Angenieux Paris」の初撮り…そして驚愕…。

東ドイツ・イエナ製のカール・ツァイス・テッサーの、
「カリッ!」とした草加煎餅みたいな歯ごたえの画作り
(本来は「鷹の目」というらしい)とは真反対の、
おふらんすイニシエのシネレンズの流れを汲む、
なんとも「フワフワトロトロ」、超一流三ツ星レストランとは云い難いけれど、
パリの街角の地元パリジャンに愛される太っちょママンが営んでるビストロの、
ちょっとクセがあるけど、メチャ美味しいオムライスみたいな、
そんな写り。

一瞬目がクラクラしつつも、独特の立体感を持つ不思議な不思議な描写力に、
ついつい入り込んでしまう。

カラー撮影を想定してない1950年発売のレンズゆえ、
こんな色彩物の撮影は邪道かもしれないなあと思いながらも、
一向に合わない手動ピントに苦労させられつつ、途中からは、

「ははあ、なるほど、そもそもジャストでピント合わせちゃイケナイ玉なんだなあ、
 ダイタイでいいんだ、ダイタイで…!」

そう悟ると、もはや撮ること自体がワクワク愉しい
レンズというのを実感した。

コスモスが強風にあおられて、決めた構図がぐしゃぐしゃに崩れても、
それはそれでいいじゃないか!愉しけりゃ!。
そんな気分で、根本が「ダイタイの目分量」で出来上がってるニンゲンには
ジャストピッタリの、あまり世間では知られてない
クラシックなレンズ
「アンジェニュー」。

モノクロームで「街撮り」なんか最高じゃないかなあ…
まさにパリの裏通りなんて、ううう、行きてえええ!。

でも…元気出して頑張ろう秋田!?。



カナダ人シンガーソングライターのレナードコーエンといえば、
特異な才能の「詩人」だが、何故かメロディの方も達者な名曲の宝庫。

比較的新しい…?とはいっても80年代初頭頃の
「Dance Me To The End Of Love=哀しみのダンス」を。

世は折しもMTVブームで、そろそろ各家庭にもまんべんなく
BetamaxだのVHSだのが行き渡る時節を迎え、
音楽業界のPV露出によるメディア・マーケティングも
そろそろピークを迎えつつあった時代。
わたしもご多分に漏れず、Betamaxを買い、MTV番組はくまなくチェック!
そんな時代だった。

まあどれも似たようなPV群にあって、異彩を放っていたのがこの曲とそのPV…。
で、PVが素晴らし過ぎるんで、レコード(CD?)を買う!っていう行為にオヨバズ、
このPVで出来の良さに酔ってたような気がする…。

PVの出来が良すぎるのも考えもの…
今は映像ファイルがオマケで付いているのも珍しくないし、
それも大して有り難くもない…。
いやな世の中だね。

というわけで、おそらくはピーターバラカンがホストしてた
TBS「Popper's MTV」ヴァージョンの「哀しみのダンス(訳詩付き)」


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イヌ派のネコ好き

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よその家の猫…。

飼い主によれば、計11匹居るとのこと。
ガラスの汚れ方や毛のクッツキ方、さらには匂いまでも、
これこそが「猫を飼う生々しい現実」だと思うから、
敢えて手前のガラスそのものに焦点を合わせたつもりが、
猫の方がペッタリ近づいてきて、
なかなかの構図バランスでポーズまでとられてしまった
(猫自体はぼかすつもりだったのに…)。
恐るべし11分の3…。

物心ついた頃から犬(秋田犬)を飼っていて、
結局、私が家を出て上京する直前まで彼は居た。
サッカー少年だったから、彼は朝夕のロードワークの相棒だったし、
ドリブルの対戦相手…だいじな友達でもあったな。

その後もマンション住まいながら、
フレンチブルだのイングリッシュコーギーだのと、
ちょいとばかしコジャレた犬など飼ってたりしてたから、
イヌ派?ネコ派?と問われれば、間違いなく

「完全なイヌ派!」

そう答えていたに違いない。
ネコなんて何考えてるか分らんし、
不気味で可愛げもない。
そう思っていた。

大病して故郷の実家に戻ると、そこには苦手なネコが2匹居て、
後輩の私は奴らに完全にナメラれ続け、
「フン...オマエナニモノだ?」という感じで。
ほとんどシカトされてしまう。

そのうちに餌付け当番を拝領することで、
辛うじてニンゲンサマとしてのイニシアチブを奪還したようだ。

以来3年、今ではテレビでも決まって観るのは「世界ネコ歩き」だし、
ネコの写真集も結構な册数買って来たり、
野良猫を見つけると、自分でも信じられない行動だが、
赤ちゃん言葉ならぬネコ風言葉?や泣き真似をしつつ、
あろう事か頭を撫でていたりするのだ。

しかしこの期におよんでも「ネコ派」を語るには、
まだ何となく抵抗もあるが、少なくとも
「犬」に頑固に偏るタイプではなくなったようだ。



Frank Zappaの長男Dweezil君は、父親のコネでギターの先生は、
父親のバンドのメンバーでもあったスティーブ・ヴァイと、
エディ・ヴァン・ヘイレンという憎たらしいほど羨ましい環境で学び、
当然のことながら超技巧派=バカテク系ギタリストの一人となりデビューする。

その後、紆余曲折あったのだろうが、
ここ数年は父親の曲をカバーするバンド=ZAPPA PLAYS ZAPPAのバンマスとして、
世界中ツアーして廻る役割を担うことになった。

コピーバンドと云っても、そこは超難易度の演奏力で知られる
Mothers Of Invention〜ZAPPA Band…。
その巧さは生半可なものではない。

さらに昔のオヤジさんのバンドの旧メンバー
=いわゆるザッパスクールOB達をゲストに迎えながら、
今日も世界のどこかで驚異的な演奏力を披露しているのだ。

映像はMothers来日時のヴォーカリスト=ナポレオン・マーフィー・ブロックと、
80年代頭にバンドに参入していたスティーブ・ヴァイをゲストに迎えた日の演奏。
ZAPPA翁にしては、最もPOPでROCKでSOULだった頃の名盤「興奮の一夜」から
『ZOMBY WOOF』!ホントに73年発表のそのまんまのコピー!

奇しくも本日はお彼岸、私も午前中お寺に行って来たけれど、
こうして父親の遺した曲を演奏して廻る弔い方というのも、
なんとも素敵なことで、羨ましいなあ...そう思う。


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華やかな街の条件

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故郷ながらこの街には「デザイン」という感覚が決定的に欠如しているらしく、
建築物から名産品のパッケージデザインに至るまで、
一体ドコのドナタが決めるのか?と呆れるほど陳腐で下世話なものが多い。

クドくてギトギトならまだ救われるが、
地味で陰気な印象の北の最果ての街に相応し過ぎる、
如何にも辛気くさいデザイン物に囲まれて暮らしているのは
マギレもない事実なのだ。

せめて郵便ポストとか、電話ボックス、消火栓、マンホールの蓋、
住所表示のプレートなんかの小インフラくらいは、
ちょっとアンティークで小粋な、まあ他県の人が見て

「かわいい!」「この街、なんにもないけど意外にセンス良い!」

そう思わせるようなものがあってもいいと思うのだが、
取り合えず現状の私にはなかなか発見できない。

そんな中で唯一以前から気に入ってるのがこの
アンティークな消火栓。

単に古いだけ、たまたま残っただけとは思うが、
よくぞ残った!と、絶賛したい。
シンプルで無駄のない、それでいて消火栓らしい風格を兼ね備えた逸品…。
珍しく民間所有だったからこそ残った由緒ある建造物の、
従業員駐車場の一角の目立たない陰気な場所に、
実にさりげなくこっそり鎮座している。

こういう種類のものがもっとアチコチにあれば街は華やぎ、
愉しくなると思うのだが、どうしたものだろうか…。

新規巨大公共施設なども、関西の有名建築家…の、
そのまた弟子に、大判振る舞いの7千数百万円だかの設計料で
図面を引いてもらったらしいが、
正直云って華やかさのカケラも感じない中途半端で陰気な設計…。
空気も何となくボヤケタ感じの燻り感...。そのせいか、
恒常的にテナントの撤退などで揉めているようだ。

地味であることを信条とする田舎センスな木っ端役人に、
妙な口は挿し挟ませずに、中央のビジネス界に丸投げした方が、
結果ははるかに明るい気がするなあ。



ここのところ異常に拘っているのが、
「リアルタイムに聴いた最初…」って状況。
後追いではなく、まさに新作バリバリのその時代の空気を共有しつつ
聴いて印象深かった作品というのは、また特別な感慨があるのだと思う。

そういう意味でストーンズなら「ブラウンシュガー」と
ジップアップジャケの例のアルバムだし、
ザッパなら「興奮の一夜」から。
Queenなんかデビューアルバムをメチャメチャけなしてたな、
くだらねえ、ユーライヤヒープのモノマネだろ!って。
だからいまだに良い感情持ってないから、
あらためて聴く気持ちもない。

THE BANDの「ムーン・ドッグ・マチネー」ってアルバムは、
カバー集だし、The Band の中では比較的地味な方のアルバムかもしれないが、
初めて買って、一発で好きになった作品だけに、
自分にとっては最も思い入れの深いアルバムなのだ。

特に好きなのがA面の1発目。ガツンといってみよう「I Ain't Got No Home」。


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(2001/04/27)
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心ざわめく宝の地図

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イロイロ考えすぎてワケが分らなくなりつつある今日の写真…。

秋の匂いが満々の午后の公園。
向こうのベンチで子供らが何やら悪だくみ?
さながら『スタンド・バイ・ミー』な世界だね。
これから探検にでも行くんだろうか?

きっとインチキな宝の在り処を示す地図を広げて、
儲かっちゃったアカツキの皮算用でもしてるところじゃないかな…

そんなことを想像してニヤッとするオヤジである。
実際にはゲーム機に夢中の3人に過ぎないのだけれど...。



恥ずかしながら、絵を描くのは好きだし、得意と思っていたが、
数学力に欠ける為に「立体構成」がうまく出来ず挫折した。

写真+カメラは本当に初心者のドシロートな上に
諸々、基礎的な約束事などを教えてくれるヒトなど誰も居ない環境で
まったく好き勝手に撮ってるだけだから、
ほんの小さな壁すら飛び越える術を持たず、殊更にジタバタしつつ、
行ってはイケナイ方向に足を踏み入れるような、
そんな危なっかしい状態が、ここ数日続いている。

そんな中、ブログ友さんに勧められた(と感じた)
「ある写真家」のフォトエッセイに飛びついてみる。
何かそこに確かなコタエがあるんじゃないか!?…。

考えてみれば、音楽でも美術でも必ず
「憧れ」のスーパースターたるアーティストがいて、
盛んに模倣しつくすのだが、写真に関しては、
そこまでの「憧憬力」すら持ち合わせない
幼稚過ぎるレベルでしかないのだ。

「武田花」さんという、自分より6つ7つ年上の写真家の本を
古本だが、5冊入手した。

世代的に当然だが、フィルム(銀塩)カメラによるモノクロ写真...。
実は予想以上に強烈な衝撃を現在受けている!

そしてますます混迷。

朧げだがそこにコタエはあった…。

「旅に出よう…!?」

もしくは

「東京に戻らねば…!」

さてどうする?

もう一つは、ほぼ同時にブログ友さんから教えてもらった
Angenieux(アンジェニュー)という1950年代の
フランス映画を撮ったレンズのメーカー…。

チョット調べてその価値(値段も)の高さに驚愕するが、
当時のガラス製法の加減だろうか?
現代の尺度からすれば、諸々欠陥だらけなんだろうが、
独特の淡くて儚げな写り(キラキラグルグルのミラクル背景ボケ!)に
すっかり魅せられた私である。

もちろん、昔なら後先考えず飛びついたかもしれないが、
今は、ただただ社会的かつ経済的に「忍」の人生継続中…。

ところがふと海外のオークションサイトを覗いてみると、
「ニコイチ、サンコイチ??」とはいえ、
とにかく日本国内の市場とは桁が一ヶニヶ確実に違う
異様過ぎる安さだったりする…

おっと、危ない危ない、また騙されるぞ…from Liechtenstein?
EUは大体踏破してるが、そもそもそこには行ったことがないから、
セラーと共通の話題もないぞ!?…などとしばしジタバタ葛藤。

ところが騙されても良いような値頃感だとすればどうだろう??
…そうなのだ。もちろんあくまでオークションだから、
残り数日の内にひっくり返されるのが必定だし、
今の自分に予算(おこづかい)の枠を超えて争い闘う力などない。

しかし、ほんの僅かな期間とはいえ、
頭の中でアンジェニューを入手したつもりの
「ロケハン」を諸々考えつつワクワクする自分がいる。

まさにイカサマの宝の地図に、心ざわめく小学生と同レベル...

ほんとに困ったオヤジであるのだった。



小学5年の時に、ビートルズではほぼリアルタイムに買ったシングルレコードが
「レディ・マドンナ」。

それはそれでまあまあ、マッカートニー作による
相変わらずの予定調和なロックナンバーで、
小学生にも大層わかりやすいんだけれど、
そのB面がなんじゃあコリャ!?と
阿鼻叫喚!魑魅魍魎!厭離穢土?な楽曲
「The Inner Light」

実際には、ジョージのインド趣味もここに極まれり!な
充実度と完成度の大満足な仕上りとなっっているのだが、
小学生にはまったく意味が分からない…。
...何だか分らないが、「レッド・スネーク・カモン!」な
コブラが飛び出そうな音楽.....。

20年ほど前、六本木のキャバーンだったかな?
そこに出演中のビートルズコピーバンドが、
ビートルズなら何でも出来るぜ!と「リクエスト」を受付けていたのだが、
誰かが「レヴォルーションNo.9」と云って困らせたのがウケていたので、
すかさず私がこの曲「The Inner Light」をリクエストすると、
次々とジョージ作インド曲の声が!!
ごめんねParrots!


Past MastersPast Masters
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秋の日は 釣瓶落としのフランクザッパ

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個人的に毎年恒例となっている「紫式部」の定点撮影なのだが、
まだチョット早すぎた。
場所はもう秋田市民にはお馴染みの「橋」であるけれど、
紅葉狩りの前あたりまでに、もう2~3回、
顔を出してみなきゃならないようだ。

写真自体は、上達云々とはまったく別次元で、
何だかとても思わせぶりで「小賢しくなった」…
そんな気がする。

それにしても日の光は既に弱々しくて頼りない。
まだ10月も11月もあるのにね…長い冬になる予感…。



今やどれだけいるか分らないが、
フランク・ザッパ・ファン(?)には有名な大失敗映画
「200モーテルズ(Ⓒ1970 UA)」というのがある。

アメリカの数カ所(2カ所説が有力)で数日間上映はされたが、
あまりにも不入りな為に上映館オーナー達の怒りが爆発、
強引に上映中止してしまったイワク付きの「不条理映画」。

ビッグスター(!)「リンゴ・スター」が、
ほぼ主役クラス(微妙だが)で出演しているというのにこのテイタラク。

日本でのほほんと暮らす我々には、作品の実在すら疑わしかった
まさに「幻」のカルト映画。
あの尊敬すべきペテン師(?)ザッパのことだから、
ありもしない架空映画のサントラ盤!なんて仕掛けは朝飯前…
そんな風に目されていた。

ところが80年代の頭、唐突にこの「幻映像」の8ミリフィルムを、
どこかの国のオークションで見つけて入手した
東京・西荻窪のザッパ専門喫茶「ぎゃばん」が、
早速この不条理映画の「上映会」を企画し、イベント情報誌「ぴあ」でも予告掲載した。

そして当日、北は蕨、西は藤沢、東は新小岩…
その他関東各所からはるばる東京23区のはずれ「西荻窪」に
集結した熱狂的ザッパ信者の数は…

なんと13人!…。

近所の公民館に掛け合って借りて来た60人分の「折りたたみ椅子」も、
一儲けを目論んだ店主が大量に仕入れたドリンク類も、
結局その13人がその後も毎日通い詰めて消費した(つまり毎日この映画を観た!)。

映画の方は何せ字幕はないし(あっても理解し難いが)、
ザッパ本人は演奏シーンではチョロチョロ登場するが、
ドラマ部分では「桐島、部活やめるってよ」方式で、
マザーズの連中に噂や陰口は叩かれるものの、実体としては登場しない…というか、
あのリンゴ・スターがそもそもザッパ役ですらあるし、
キース・ムーンはグルーピーを漁る謎の修道女…
もうわけが分らない。

それから5年ほど後に「200モーテルズ」はLDとVHSで発売されるが、
もちろん国内版など望むべくもなく相変わらず字幕はなし。

90年代に入りWOWOWが開局すると、唐突に「200モーテルズ」放送決定!、
しかも待望の「字幕入り!」。速攻で加入契約!。

思った以上に言葉は卑猥で残酷…あのリンゴまでもが…ああ何と下品な台詞!
であるのだった。
全編汚いスラングだらけだが、まあ訳者もよくここまでホグして訳したな…
という賞賛すべき出来だったが、以後20数年、再放送は皆無だし、
字幕入りでソフト化された形跡も全くない。

ザッパは恐らく自らの「ガン」発症と前後して、
アチコチに散乱していた自分の過去作品の権利を死ぬまでに全て買い戻すのだが、
この映画とサントラ盤だけは「UA」から買い戻せなかったことを
死ぬまで後悔していたと聞く。

今ではこれもきちんとザッパ・ファミリー・トラストと
アーカイブの公式管理者Bob Stoneの手によりリマスターされ、
故人の遺志に近いカタチでリマスターされ発売されている。

ちなみに13人しか集まらなかった恐らく日本初?であろう上映会のその時代、
ザッパの過去レコードは殆ど全てが廃盤で、
中古盤には信じられない高値が付けられていた時代だったが
(随分と粗悪なコピー盤も掴まされた!)、
今はきちんと全てが簡単に「適正価格」で入手出来る時代になった。
まあ最近の発掘系アーカイブ作は、個人輸入せねばならぬ煩わしさはあるが、
そんな苦労も全部含めて「ザッパマニア」なのであろうと、
そう考える恐らく一生マニアからヌケ切れない愚か者の私である。

「200Motels」感動(?)の大団円シーン…
最後までチェンバー音楽好きだったザッパの趣味の結晶=Sticktly Gentee(The Final)


同じ曲だが、ザッパでは最も有名な1981年ハロウィーンライブの
やっぱり大団円に使われたヴァージョン。素晴らしすぎる!


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アンチ・モータリゼーションの理由

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基本的に、モータリゼーションにまったく興味がないので、
クルマをどう撮ったらカッコイイのか全く分らない。

そんなわけで、チョットした懐かしい(らしい)クルマの品評会(?)に
偶然出くわしたまでは良いけれど、
殊更にラジエターを大写しにしてみたり、
目玉だけだったり、
グラマラスなボディのその緩やかでセクシーな曲線(?)に注目したものの、
そんなもの大写しにしたところで何が何だか分らない。
そんな悲惨なフォトセッション(?)となって、
どうやら各クルマのオーナーさん達に怪しまれ、
何だか危ないカメラオヤジがいるぞ気を付けろ!…
そういう冷たい視線を浴びてしまうのだった。
クルマ愛の無さ…どうやらすぐにバレるらしい。

以前にも書いたが、超多忙な時期に、
そんな生活から半ば逃れるべく自動車教習所に入所するものの、
結局11ヶ月(もちろん再入所)も在籍して、
やっとのことで普通の免許証を取得。

ところが1年ほどしてチョットした警察とのトラブルに遭い、
若気の怒りでブチキレて、苦労して取得した免許証を
警官の目の前で砕いて棄てたって経緯がある。

細かいことはもう忘れたが、自分の人生の中で、
我を忘れてブチキレルなんてことは、まったくその時だけだが、
それほどやるせないと云うか、
ヒトとして交機や警察の不当な対応に憤慨したのだと思う。

そんなわけで、勧められるまま購入した
初心者マークのフランス車(故障が多かった)で、
毎朝子供を幼稚園まで送る楽しみも、
入園直前にツイエてしまうし、
他にもイロイロ散々だった。

まあ最初の3ヶ月で違反切符&罰金を相当喰らってたから
(変形五叉路とか三叉路の右折車線違反??普通に右折だが、
 右にもう一本細い道があり、つまりは右に切れるが直進扱いだから、
 ウインカーを表示させたり、右折車線に入った時点で違反???罠だな。)、
ほとほとかように私は運転自体が向いていなかったんだろうと思うし、
あのまま運転していたにしても、いつかどこかの時点で事故を起こし、
取り返しのつかない人生を送っていたかもしれないと思えば、
これもまた天命だった…
そう思うことにしている
(原付バイクでは2度ほど衝突事故を起こしてるし…)。

そういうわけで、今日もチャリンコオヤジは、
トロトロと近場を彷徨い歩くのであった。



高1だったと思う。ラジオや雑誌のインタビューで、
細野(晴臣)さんや(鈴木)茂さんが
「リトルフィートは凄い!最高!」と、
山の手育ちのクールな彼らにしては若干興奮口調で名前を連呼するので、
そのリトルフィートの「Dixie Chicken」とやらをエアチェックし
何度も繰り返し聴いた。

初めて体験するセカンドライン/ケイジャン・ビートの、
跳ねるし畝る独特のリズムに圧倒されるが、
まだリトルフィートのレコードは一枚も国内盤が発売されておらず、
高校生の私はまだ輸入盤屋など街に皆無な文化最果ての地「秋田」にいたから、
ひたすら国内盤発売を待つしかない不憫な身の上だったのだ
(そういう渇望感が上京後一気に爆発するわけだが…)。

そして遂に待ちに待った国内盤発売が、
なんと「ディキシーチキン」…ではなく、
その次作で、ほぼリアルタイムな新作「アメイジング!=Feat Don't Fail Me Now」…。

もはや旧作のディキシーチキン発売をひたすら待つ間、
この「アメイジング!」を隅々までナメルように聴きまくった日々。
そして今となっては、「ディキシーチキン」より遥かに好きなアルバムに
なってしまった彼らの4作目なのであった。

そういうわけで無茶苦茶気持ち良いアルバム表題曲
"Feat Don't Fail Me Now"


アメイジング!アメイジング!
(2008/01/23)
リトル・フィート

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石榴(ざくろ)ストリート

zakuro.jpg
どうもこれは『石榴(ザクロ)』であるらしい。

秋田市某所で、並木として数百メートルに渡って沿道を楽しませているから、
これはもう立派に「石榴通り」を名乗っても差し支えなかろう…と思う。

実は現場では木(実)の名称を知らなかったので、
すぐ木の下で語らっている近隣の大学生風の若者や(そう学生街である)、
犬と散歩中の地元住民と思しき方に
「これ何の木(実)でしょう?」と聞いてみるのだが

「知らない」
「興味ないので…」
「知らないけど、それが何か問題?」

という感じで、一様に不機嫌になられてしまった。

自分だって、お江戸のじぶんちの前の並木の種類もいまだ知らないし、
胡散臭そうなオヤジに「これ何?」と質問されたら
「ウザッ!」と云う対応をとるだろうなあ…などとぶつぶつ言いながら、
帰宅しソソクサとネットで調べあげる。

そうかあ「ザクロ」なのかあ!

と、ちょっと感動していると、
本日、敬老の日で、わけもなく不気味にソワソワしている
今年80歳の母がPC画面をのっそり音もなく覗き込み

「もうザクロの季節なんだねえ…熟すと美味しいんだよねえ…」

ネットより前に、この生き字引ババアに聴くんだったな…。

写真的には、葉っぱの緑のちょっと超常的ですらある独特の写り方(存在感)が、
このCarl Zeiss Tessarというオールドレンズの欠点(いわゆる二線ボケ)
でもありながら、最大の魅力でもあるのだなあ...と、
段々使い方が分って来たような気がする…
気がするだけなのだが。

主役はキリリとして、ワキには地味にボケていただく…
それはモノの道理で理解できるけれど、
脇役もしっかり主役を食わぬようボケてはいるけど、
存在感はそれなりに主張させてもらうよ!ってそんな感じ。
説明不可の不要なボケは、これはもはや

「風も自己主張」
そう思うことにする…。

とても現在数千円の価格でしかない古いレンズの仕事とは思えないな。
だから写真は素敵なんだね!。

以前も書いたが、某有名メーカーのフラッグシップ的な高級ボディに、
同社の白い超高級レンズで「紫陽花」を撮ってたオジサンが、
突然、軽量コンパクトなミラーレスカメラの私に寄って来て、
「おかしい、友達に勧められて100万以上もしたカメラなのに
 シャッターが切れない…欠陥?詐欺?」と顔面蒼白で私に訴える。

答えは簡単、被写体に近付き過ぎ!。
マクロレンズじゃないですから…といってもオジサンの怒りは収まらず、
「その真っ黒(!)ってナンボするんじゃ?。
 これはレンズだけで40万したんだよ、40万もしたのにチョット寄ったら
 シャッター押せねえなんて、そんな馬鹿なことあるかよ,,,,」

「近寄らなくても充分な倍率でしかも美しく撮れるじゃない…だから高いんですよ」
といってももはや取りつくしまなく、紹介したアイツが悪い、
カメラ屋Kのあの店員に騙されただのと、
あらゆる関係者への毒突きが始まってしまった。

すると唐突に「ところでボディよりレンズが異様にデカイ
 オタクのその奇ッ怪なカメラ…いくらするん?」
というので、アンタのカメラの10分の1ほどだよと答えると、
みるみる機嫌も治り、やがて上機嫌となって、鼻歌まじりに
「30cmな、それ以上近づけねってかあ…っと、カシャ!」
と撮影再開のクソオヤジであった。



中2でキング・クリムゾンの激し過ぎる洗礼を承ける。
そしてそれから40数年…今に至るもキング・クリムゾン関連の
新音源、書籍が出たと聞けば、ザワザワザワと風が吹き、
即座に心は中2の自分に舞い戻るのだ…
身体も戻れればいいんだけどね。

クリムゾンというのは、実に衝撃のデビューの母国英国でのアルバム発売日に解散した…
というかフリップ以外全員脱退というとんでもないバンドで、
以降騙し騙しメンバーを補充しながら4枚のアルバムを設えるのだが、
それも一旦清算した後、やっと5枚目の「太陽と戦慄」から、
きちんとしたバンド形態の熟練したキングクリムゾンが立ち上がり、
様々な音楽的ミラクルが起き、唯我独尊なグループに成長する。

日本でのクリムゾンの公式デビューは、混乱のデビュー+解散から2年経った頃…。
つまりその時点で既に3枚のアルバムが出ていたし、
デビューと同時に脱退したオリジナルメンバーも、
グレッグ・レイクは既にEL&Pで有名になっていたし、
マクドナルド&ジャイルスも結局唯一ながら、アルバムを出していた。

それはそれでとても気になったのだが、
クリムゾンのアルバムは一気に出るし、
他にも聴かねばならぬアルバムがたくさんあって、
結局マクドナルド&ジャイルズをまともに聴いたのは高校生になってから…と、
かなり遅きに失してしまった。

時代的なズレもあって、もはや衝撃も受けなかったけれど、
イアン・マクドナルドのリリカルさがよく出ている
「アイビスの飛行」を今日は…。
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メロメロサンバナイト

DSC05715.jpg
「川反”サンバ”パレード」
@秋田市随一の歓楽街「川反(かわばた)」…。

まずは言い訳から…。
繁華街の看板灯だけが頼りの、ほぼ暗闇状態で、
サンバだけに当然激しい動き。加えて細い道幅の超至近距離…。
これだけのキツいハードルに加え、近頃マイブームでお馴染みの、
オールドレンズの手動ピントリングぐりぐり…
どうやってもピントなど永久に合わない
(一瞬だけ合掌!やったあ!と思った次の瞬間、
 被写体はもうどこかへ移動している…。)

これは絶対無理…昔のヒトは凄かったんだなあ!
とあらためて感心してしまう
(ネット情報によると、プロフェッショナルは15秒のスローシャッターを
 手持ちで微動だにせず完遂するそうだ。私など0.5秒でも無理!)。

そんなわけでこれも全然ダメダメのヒドい作だが、
数少ないブレの少ない画像のうち、あまり公序良俗に毀損しないもの…
ということで選んだ1枚。
ホントは今日は全滅ということでパスしたかったんだが、
現場で様々知り合いに会ってしまって
「今日の写真、ブログに載せるの?」なんて云われちゃあ
逃げも隠れも出来ない。

なんだか浮世のしがらみに流され始めたみたいだなあ…。

生来が寂しがり屋なのか、あまり一人行動というのをしない。
一人で呑みに行くということもまずないし、
大体誰かを誘い連れ立って出掛けることが多かった。

ところが近年は、特にカメラなど持ち歩くようになってからは、
もっぱら単独行動が多くなった。

友達が居ない….まあそういう理由もないではないけれど、
歳をとるにつれ、共同歩調で引っ張られながら歩くのも辛くなった
というのも大きかったりする。

山歩きにしても、自分のペースでゆっくりのんびり進むのが心地いいし、
自分の都合で諸々調整して動く「お一人様行動」が、
思ったより愉しいのに近頃やっと気付いたのだ。

とはいえ、今日のようにパレード自体は精々10分。
それに費やす待ち時間は概ね2時間。
その間、ギャラリーは各自仲間達と酒を囲んで愉しそうに過ごす
という趣向だが、お一人様の私は、日も暮れてシンシンと冷える中、
一人ビールを1杯..2杯…4杯…5杯。
しかもグループにテーブル席は占有されるので、
お一人様は大体弾き飛ばされて「立ち飲み状態」…。

やっぱり酒は大勢が良いなあ…
お一人様と大勢様の、交友関係というか付き合い方のバランスみたいなものが、
どうも私はその辺がとても不器用というか、
うまいことコントロール出来ずに、
意外に悩んだりする間抜けなオヤジなのだ。



サンバと云えば、真っ先に思い浮かぶのが、
昔どこかの名画座で見て鮮烈な衝撃を受けた「黒いオルフェ」の「ウェーブ」。
サパークラブ系のバンドマン仕事ではよく弾かされたなあ。
でも、やっぱりさっきから頭をチョロチョロと掠めて困ってるあの曲にしよう!

私にとってサンバ!といえばフローラ・プリム女史なんだが、
彼女の作品の中ではあまりサンバ臭くはないこの曲。
なんと云ってもジャコ・パストリアスの名演+リーリトナーの抑え気味のバッキングが珠玉。

ヴォーカルとフレットレスベースのユニゾンって手法が新鮮で、
編曲仕事なんかで盛んにパクらせてもらっていたら、
少し後になって、ヤガミ某というヒトがそのままパクった曲を
自作だよお....と発表したものだから、
もはや手が出せなくなって迷惑したもんです…。
Flora Purimで『THE HOPE』


エヴリデイ、エヴリナイトエヴリデイ、エヴリナイト
(2002/12/18)
フローラ・プリン

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内弁慶のThis Boy

こsもs

枕が替わると寝付きが悪いだとか、
アウェイ戦ではチビって実力が発揮できず、思わぬ大敗をするなど、
いわゆる人見知りで小心者の内弁慶が、私の隠しようがない正体であるから、
人生を振り返れば、万事そうした自分との闘いの歴史の積み重ねだったような気がする。

故郷に戻り、カメラいじりを覚えてからもう何度目かの秋になって、
地元では名高いコスモスの名所、その名も「コスモスロード」なる
こりゃ相当ヤバいぜ!なネーミングの河原の土手にも、
ほぼ毎年写真を撮りに出掛けている。

今年ももう二度、行ってはみたのだが、
同じ市内中心部であるにも関わらず、
自分の中でのアウェイ感が抜け切れず、
そこはどうにも落ち着かないのだ。

コスモス自体はさすがに圧倒的で素晴らしいのだが、
いまいちシャッターポイント=背景が定まらず、ウロウロするばかり。
すれ違う散策の方々とも「こんにちは~」と、気さくさを装い、
その実、照れ隠しな挨拶も怠りないのだが
「なんだこいつ、この辺りじゃ見掛けない顔だな…フンッ!」
と思われてる気がして、なにしろそうしたものだから、
気に入った写真など1枚も撮れるはずもなく
「今日のアウェイ戦もまた惨敗」
そんな暗い気分でトボトボと帰るのも、
いつものことなのだ。

本日も、朝から全国に申し訳ないほどの晴天なので、
3度目の挑戦いざ行かん!とも考えたが、
足は有名で見事なアウェイ方向ではなく、
言わばホームとも云うべき、出身中学の裏手の河原の土手から
少し上流に歩いたあたりに咲く、
地味でチンケなコスモス群に辿り着いていた。

アウェイの名所とは比べ物にならぬほど、花の絶対量はもちろん、
カラーヴァリエーションも極めて少ないのだが、
上の写真を見てご理解いただけるだろうか…?
カラダ中の毛穴フルオープンのリラックス加減...。

コスモスの傍らで、ヨッコラショと大の字になって横たわり、
大きく息を吸って寛ぐ気分…。
写真も緊張感のカケラもない、驚くほど弛緩しきったエヅラ...。

内弁慶の小心者、ダメダメなA型東北人気質…
何とでも云ってくれ!、やっぱりホームグランドは最高なのだ!



そういうわけで?、どうしたって川沿いを一人ブラブラと歩く自分のテーマBGMは
The Beatles - This Boyか、寅さんのテーマしかないでしょう。

ちなみにリンゴが盛んにシャッターを切ってるカメラは
「アサヒ・ペンタックス」(水没しちゃうけど...)。
ポールもジョージも同じ最新式(64年式)のペンタックスを所有していて
随分とハマってたらしいが、絵描きのジョンだけは、
こっそりと古ーいコダワリのカメラおよびレンズを愛用していたらしい。
というわけでTHIS BOY。


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フジロック帰りの大先輩方...?

60606060.jpg

特に意味はないのだけれど、もう終わり際のハチスのお堀に、
例によって手回しリングでグリグリとピントを合わせていたら、
突然、後ろにタダならぬ気配を感じて振り向くと、
いきなり「フジロック帰りですか?」…
というほど大勢さんの諸先輩方が...。

少し驚きつつ、そのまま勢いでシャッターを押したら、
なんともいい感じに合焦していたある意味奇跡的な一枚。

構図も何もあったもんじゃあないが、背後の「柳」のザワワ感なども含め、
暖かい秋の夕方の、ほのぼのした佇まいや、
ツァイス・レンズ独特の濃密な空気感が、とってもいい感じに思える
「お気に入りの一枚」…となった。
まあ、あくまでも偶然…なんだがね。



いろいろイキサツあって、寺社仏閣墓地墓石の類いの写真は
絶対に撮らないことにしている。

「祟り」とは思わないが、漠然とした罪悪感などで疑心暗鬼になるのもゴメンだし、
それが原因ではないにしろ、家族親族に何らかの災厄あれば
「写真撮ったから祟った!」と思われるのも、
「そんなバカな」と、常識的に考える以上に心苦しくなるのがとてもイヤだ。

当家の菩提寺に、ひときわ目を引く巨木がそびえ立っている。
ケヤキだと思うが定かではない。
そばに寄ってみると、ケヤキの太い根っこのあたりは
コンモリと土塁のような、子供の背丈ほどに
土が盛り上がっている。

高1の時、家で寝たきりだった祖母が亡くなった。
初めて人の死を身近に感じつつ、その後の煩雑ないわゆる「儀式」の一連の流れも、
初めて体験することとなった。

その最終段階の「納骨」の際に、高1の私は和尚に
子供の頃から気になってた「巨木」のことを尋ねる。

普通に樹齢とか、木の種類とかそんな程度の軽い質問のつもりだったのだが、
和尚の話は意外な方向に…。

つい近年まであの木の下に、夥しい数の『無縁仏』を土葬していた...。
土塁はその為だし、あの木だけ異常に育って大きくなった理由もそのとき判明する。
以後、定期的に墓参りはするが、その巨木に近づくことはもうなかった。

時は過ぎ、奇妙にも娘がやはり高1になった年に
父(娘には祖父)が死んだ。
そして納骨。昔よりもまた一段と巨大化し、
空にそびえるケヤキの話を娘に聞かせた。すると娘は

「ケヤキにお線香をあげて、ちゃんとお参りしたい。
 ジイちゃんもここで苛められたりしないように
 皆さんに守ってもらいたいし….」
と言い出した。

娘の意外な反応に少し驚きつつ、云われてみればまさにその通りでもあるので、
和尚に相談すると、「お嬢ちゃん、それは止した方が良い…」と言います。

ケヤキの霊(仏?)は、しっかり和尚たちが何人も集まって
然るべき日にキチンと弔い鎮めている。
しかしまだ彷徨ってる霊も大勢いて、お嬢ちゃんに憑いてしまったり、
あとあと災厄の種にもなりかねない。
だから…遠くから手を合わせるにとどめておきなさい。
そう戒められるのだった。

お寺の周辺に行くと、結構遠くからでもそのケヤキの姿が見える。
先日入院した病棟からも堂々としたその姿が見えたほど。

あまりの立派さに写真の1枚も撮りたくなるのだが、
災厄の種はもう絶対作りたくないし、
漠然とした何かに怯え、気が滅入るだけでももう御免なのだ。

お寺も神社も、一切の邪念なく、ただひたすら謝意を示し、
鎮魂を祈る場所であるし、それ以上のことは決して決して…と、
あらためて誓うのだ。



R&B…実ははさほど得意科目ではないけれど、
年に何度か無性に聴きたくなるR&Bレコードが何枚かある。
そんな中でかなり遅きに失したが、15年ほど前に初めて
「サム・クック」のBOXセットを購入し、
今更なんだろうが、とっても気に入って聴いていた。

今では最早スタンダードとなってる2曲=You Send Me、
そしてA Change Gonna Comeは、iTunesシャッフル機能の中でも
ヘヴィーローテな優先順位となって頻繁に耳にするようセット...
いやいや鼻歌&ヒト唸りする(?)ナンバーなのである。

ソウル界の重鎮達がこの曲を争うようにカバーしているし、
それぞれに大熱演なのだが、結局やっぱし安心なのがオリジナルヴァージョン…
そんなもんですね。
Sam Cooke " A Change Gonna Come "


Sam Cooke RCA Albums CollectionSam Cooke RCA Albums Collection
(2011/11/22)
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季節外れではない向日葵(俺のボブ!)

himawari
「宿根ひまわり」の一種ということらしい。
9月過ぎの向日葵だから、もう季節外れではないか?
今更「向日葵」でもあるまいになあ…と少々疑いつつ、
それでも向日葵とは考えてみれば「キク科」だったことを、
あらためて思い出させるような優美さと、
いかにも向日葵然とした誇り高きその立ち姿に私はみるみる魅了され、
手回しピントリング「グリグリグリ…」で毎度お馴染みのクラシックレンズ
「Carl Zeiss Jena "Tessar"」にて、 河原の土手にしゃがみ込み、
夢中になって撮影したものである。

帰宅してイロイロ調べたが、この花は6月~10月頃まで順次咲き続ける種らしく、
決して季節外れというわけではない…ということで、
めでたくここに掲載することになった。

だいぶ弱々しくなったとはいえ、
日光のある晴天日にこのTessarを使うのも初めてのことなので、
さてどう写るのか興味津々であったのだが、
実になんとも呆気ないほどに普通…。
まあピントが甘いのは腕が悪いということで差し引いたにしても、
フツーに破綻箇所もなくきちんとしている…。

2年前に発売のSigmaという国産メーカーの
評判の良い単焦点AFレンズでも撮って較べてみたが、
Tessarの方がコントラストがやや強めで、
発色も50年以上前の製造物とは思えぬほど明瞭でかなり濃いめ。

モノクロならきっとメリハリの利いた良い写真になるんだろうなあ…。
そう思うのだが、まだモノクロ写真の撮り方…
全然分ってない私…さてどうする?、であるのだ。



かつて、会社の後輩達と云うか、
まあ部下達の結婚式ラッシュという時節があった。

私のことは、「ちょっとウルサイ弾き語りオヤジ上司、
結婚式で軽く唄わせないと後々メンドクサイかも.,..」ということらしく、
そうしたわけで「1曲よろしく」という依頼が引きも切れない。

「一応、ダレソレの式で歌われたあの曲をリクエストしたい!」
というのだが、私の主義として(?)
「誰かの時と同じ歌を唄うのは新郎新婦に失礼!だから違う歌を唄うぞ!」….と、
やっぱりメンドクサいオヤジなのであった。

これでも昔はプロのギタリストで、
みんなが普通に知ってるあの歌もこの歌も私が弾いてるんだぜ!…
なんて仕事関係者は誰も知らない。
ただのメンドくさい「歌好きの本部長」であるのだ。

あるとき、今日の歌「Redemption Song」を弾き語った。
その日のために相当時間をかけ、家でみっちり練習したにも拘らず、
その時の会場の反応はとってもビミョーだった。

「本部長、カッコ良かったっすよ!」などとオベンチャラは皆云うが、
明らかに「またはずしちまったかな…演歌オヤジの後だったしなあ」などと後悔する。

数日して、ある女子社員が
「”本部長のBob”、私も買いましたよ。もう女子はみんな買いましたよ、最高ですね!…」。

なんのことか分らなかったので問い質すと、
その日、式に出ていた女子がRedemption Songを初めて聴いて知り、
気に入ってBob MarleyのCDを買い求めたそうだ。
それがいつしか「本部長のBob=Redemption Songは泣ける!?」ということで、
当社女子の中だけのローカルヒット(?)となった…ということらしい。

まあ男子社員はみんなチューブだのサザンだので
「Bob?どこのBob?」という感じで素っ気なかったけれど...。

そもそも中学時代にギターを始めた目的は「女子ウケ狙い」。
そういう意味では、40歳目前にしてやっと
「本懐を遂げた?」というわけだ(笑)。

というわけで「俺のBob!」いやいや、
BOB MARLEY "REDEMPTION SONG"


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時代遅れの漢〈オトコ〉たち

ほうずき
たしか浅草の「ほうずき市」は、7月上旬だったと思うから
9月の今、野にあるこの「ほうずき」らしきものは、
相当季節外れの遅咲きか、
または本来あるカタチの「種を弾く」ことが出来ないまま、
グダグダとその機会を逸し続け、
生きさらばえてしまったその醜態なのだろうか?…。
何だか妙に身につまされる9月の小さな風景であった。



21世紀に入って少し経った頃、
既に「グローバル・スタンダード」の波は、企業内に急速に浸透しつつあって、
経営のあり方、考え方の根本が可及的突然に変更されるような事態で
混乱していた時期があった。

「昭和な日本」が培った思想体系のことごとくが、
まるで罪悪とでも言いたげに、完膚なきまで否定された。

夜ののれん街はそうした年配サラリーマン達の
愚痴のルツボと化していたそんなある日、
支店でタイムカード詐欺(?)が発覚し、
関わったとされる社員数名が解雇された。

タイムカード詐欺?…単なるタイムカードの代押し。
それが今は「詐欺罪」となって、押した方も依頼した方も同罪で、
被害情況により諭旨免職か懲戒解雇…
反駁ある場合は詐欺罪または背任横領罪で刑事訴追もあり得る…
(そうされたくなかったら、スッキリ自分から辞めろ!の意)
うーむ物騒だ。

「きちんと反省して、金銭は速やかに返還、始末書提出でお咎めナシ」

そんな昭和的寛大さはもはやありえないのだ…ということを印象づけるに
充分あまりある事件だった。

些細だがこんなこともあった。
徹夜作業で急遽JRのエキナカ施設に直営店をオープンさせたその日、
包装用のセロテープの不備に気付いたが、買いに走る時間はない。
そこで隣のお店の、女性店員に急遽「貸してくれ!」と頼むのだが、
呆気なく拒否された。
その理由があまりに正論すぎて驚いたのだ。

「これが私の所有物なら、すぐにでもお貸ししますが、
 あいにくテープとはいえ会社の資産ですから、
 私の一存で”どうぞお使いください”とはいえません」。

見事だと思った。
時代は確実に進化している。
こうした若者が既に身に付けているのに、
我々世代は、あいも変わらず昭和の浪花節で人情紙風船?的な思想。
むしろ我々世代が率先して思想を変え、導かねばならぬのに…と、そう思った。

隣の店員の娘を当社にスカウトしたくなったが、
我々世代が考えもしない文言でまた一杯食わされるんだろうな。
それもまた聴いてみたいなあ…と思いつつも、
結局オープンしたその店舗にその後、足を運ぶことはなかった。

つい最近、ある勉強会に参加していたのだが、
20歳そこそこの若者達の方が、考え方が我々などより遥かに保守的で、
発言も大人びていることに驚かされた。

ゆとり教育をなにかと揶揄するヒトもいるが、
考えようによってはとても計画的な「保守化の育成?」と考えられなくもない。

大人や国・政府など信じない…むしろ敵!…
イエスマンなど最も忌み嫌う存在。
そんな意味もないことを旨としていた我々世代だが、
いつの間にか自分もそんな大人の一人になり、
一番嫌ってた「イエスマン」に成り果てていることに気付く。
その憂さを酒で晴らす。呑んで食って煙をスパスパ吸いこんで…
そんな生活習慣が50歳を過ぎて自分の身体に逆襲され、
もがき苦しむ(個人差だが…)。

はじめから人生に不利益な煙草も酒も嗜まず、
リスクが大きい恋愛や結婚にも興味が希薄な現世代…
そんな彼らには、我々世代はさぞや
「お間抜けで無計画で哀れ…」に写るんだろうな…。

それでも我々世代は胸を張って「良い時代を生きた!」
そう叫びたい!…自信は全然ないけどね…。



THE JAM…。私とほぼ同世代だが、ポール・ウエラーあたりは、
何だかいつも不機嫌でイラついてるようなイメージがあった。
ロック界も彼らが登場した時はいわゆる過渡期で、
過去も未来も、ベテランも新人も一旦初期化して再起動…そんな時期だった。

彼らの音楽形態は古臭くて手垢がついたようなサウンドと目されたけれど、
それが何だか妙に新鮮で衝撃的だった。
「古くて新しい...」
今からでも、そんな大人に私はなりたい!...なんてね。
THE JAMで「START!」


Sound AffectsSound Affects
(2004/08/09)
Jam

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モノと生き方

90014.jpg

あいかわらずISO感度だのホワイトバランスだの設定を変えながら、
古臭いレンズのやや硬めなピントリングをグリグリさせる日々である。

グリ…あれ…グリグリ…ここらかな…グリグリグリ…いや…グリ…おかしいな…。

そんなこんなで1枚撮るのに、やたらと時間のかかる撮影であるから、
それが街中の場合、場の責任者(?)との事前のネゴシエーションを
丁寧に完了しておかないと、大概…挙動不審者に認定される。

怪しまれ、疎まれ、動きモノはタイミングを逸し、野良猫には逃げられる。
それがオールドレンズの宿命。

だからその苦難にアガナウだけの、
素晴らしい成果を残さねばワリが合わぬのだが、
未熟な私にそれはいつやってくるのか…?

今がただただ、それが愉しいからに過ぎず、
帰宅後PCに向い、吐き出される「失敗写真の山」に、
辟易するのみであるのだ。

そんな気持ちになるのはいつ以来かなあと思う。

家人の影響で「骨董」に興味を持ち、
家人とツルんで東京中の骨董屋や骨董市を廻ってた時期があるが、
自分的には「古い英国家具」にハマって、
今のスカイツリーが建ってるあたりの「業平」にあった、
リプロダクト家具の専門工房に通うようになって、
シャーロックホームズのテレビシリーズに登場するような椅子や机、
テーブル、チェストなんかを次々買い集めるようになった。

やがてそれらが部屋に納まりきらず、
さらには部屋とは雰囲気が合わなくなったために、
今度は引越を繰り返す…そんな馬鹿な日々があった。

そうした「モノ」は、単にモノに留まらず、
ライフスタイルも様々、意識的に変えるに至る。

出来るだけゆったりした時間を毎日の中に取り込むようにして、
それまでのキリキリカリカリした仕事中心の生活態度を改めた。
夜遅くや休日までも構わず掛かってくるビジネス電話やFAXなどの一切を断り、
家庭に仕事を持ち込まぬようにした。

無駄なストレスが消えて楽になった。
家人が云うには、あのままの生活を続けていたら
30代で私は過労死してただろう…と。
骨董品にだいぶ散財したけれど、
そのおかげで人生を取り戻せた…
そういう事らしい。

まもなくサッカーチームを作ったり、音楽活動を再開したりと
仕事以外の生活を充実させるよう心掛けつつ、
海外出張や、交渉事なども自分だけではなく、
若手に少しずつ任せるようになった。
何事もバランスを感じながら生きるようになった。

良い人生を送ってるなあ、俺。
初めてそう感じた。

それに気付くのがあと5年早ければ、今のような健康状態ではなかったのに….と
家人はいうのだが、そこらは欲張り過ぎというものだろう。

写真趣味は健康を害して故郷に帰還した3年前から始まっている…。
これが人生の良い方向に繋がっていけば良いなあ。
そう思う今日この頃である。



Norwegian Wood は、WoodであってWoodsではない。
したがって邦題「ノルウェーの森」は完全な誤訳である…。
ジョンレノンが作り、唄った「Norwegian Wood」とは
ノルウェー製の美しい家具(椅子?)のことらしい。

小学6年の頃から、「ノルウェーの森になんでインドのシタール?」
って素朴すぎる謎は、結局大人になってやっと晴れるオバカな私であったが
このタイトルを自著作に流用した、元翻訳家でノーベル賞候補の
あの方のセンスというのは、きっと崇高で、
我々凡人の考えおよぶところではないのだろうな….きっと。

というわけで、アラニス・モリセット版の「ノルウェーの家具(椅子)」を今宵は…。
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怒りの赤唐辛子!

ししとう
おそらく技術的には、考え得る初歩的ミステイクを
同時多発的に重ねたダメダメ写真なのだろうと思うが、
1902年、第一次大戦までまだ12年もあり、
東の果ての日露戦争にもまだ2年早い時代のドイツ帝国で発明され
製造開始されて以来、ほとんど発達も進化もしないまま、
第二次大戦後は東西ドイツに工場までも分断されつつ、
特に東ドイツにて、決して数多くはないであろう輸出用工業製品の主力として
営々と製造し続けられたこの「Carl Zeiss ”Tessar”」なるオールドレンズ…
じつは凄い銘のわりには、笑っちゃうくらい安価だったのだが、
いやはやなかなか面白い!。

赤唐辛子に、まさかここまで壮絶な存在感を求めたつもりは、
露ほどもなかったのに…であるのだ。

老眼もキツい中のマニュアル操作、確かにシンドイけれど、
写真を撮ること自体がとっても楽しい!ってこのワクワク感…
タマラナイものがあります。
ただしちょっと精神的に重いかな?って部分もあり、
普段使いのお散歩用は、普通のオートフォーカスの標準(30mm単焦点)レンズかなあと…
そんな感じです。

まあ馴れてきたら、今度はカール・ツァイス動画!、
挑戦してみたいですね…。

P,S 昨日の「仮想オールドレンズ写真」見事に外れましたよ。
家の古いアルバムにあるような、色褪せた感じのベタッとしたスナップ写真…
そんなのを想像してたら全然違ってて、
なんとも華やかと云うか、エグい写りでありました。



現在住んでいる故郷の実家はあくまでも「仮住まい」ゆえ、
オーディオセットなども東京杉並の「本宅?」から移動してないので、
もっぱら現状ではMac&iTunesを母艦にして、BOSEに繋いでるだけなので、
SACDなんかも、まったく蚊帳の外だったのだが、
遂にMacでも再生可能のアプリが登場したので、早速導入。

たしかCDの時も同じ作品だったが、
私の「音が気持ちいいか、或いはそうではないか?」の価値基準となるのが
この作品の冒頭の「ハイハット」の音。

CDの時はハッキリ言って、レコードよりダメだ!と思ったものだが、
もう30年近くCDの音に馴らされたせいか、
SACD...とっても小気味よくて気持ちがよかった…。

うーん、早速Gabriel 数作と70年代ストーンズの何作か、
あとYESを数枚…。だいぶ値段も落ち着いたようだし,,,。

というわけで、マヌ・カッチェによるハイハットが涼しげな
Peter Gabriel「RED RAIN」


So-25th Anniversary Edition (Remastered)So-25th Anniversary Edition (Remastered)
(2012/10/22)
Peter Gabriel

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チープでジャンクな人生論...!?

DSC04863.jpg

Photoshopの威力(?)で、ややオールドレンズ風に加工してみた
(諧調を若干減らし、色も薄めにしてみただけ…)。
さて、実際のオールドレンズではどう表現出来るのか興味津々???



憧れ…といっても実際にはとてもチープなモノだが、
オールドレンズのカール・ツァイス・イエナのテッサー(東独製)っていうのを、
最後は少し大人げなくムキになりながらも、某オクで「やってもーた」してしまった。

本来は由緒正しくきちんとした(?)国内一部上場企業製の、
最新テクノロジーを配した「工業製品」を購入するのが真っ当だし、
敢えて困難に立ち向かわなくても、オートフォーカスなんかで俊速で使えるし、
絶対的にそちらが正解なのだが、何だが生まれついてのジャンク好き(!?)。

高級一眼レフカメラを大事そうに抱えるオジサマ方御自慢の
白いバズーカ砲みたいなヤツ、赤い線の入ったシャレオツなヤツ、
そんなお高か〜いレンズには全く興味が沸かずに、
ポッケに入る軽快さと、個性の強い古臭くって薄汚れたクセモノが大好きだ!。
貧乏人のナンヤラ失いを地でいく、チープでジャンクな人生なのである。

その後、ネット検索から、カールツァイスの歴史だのイワクインネン等々、
蘊蓄の数々を調べるのも、これまた実に楽しいものだ。

他にも蒐集家(研究家)による分析や評価等のレポートブログも多いのだが、
いつしか夢中になって、それらを丹念に読み込んでいくと、
蒐集家の情緒というか評価体質にも2種類あることが次第に分ってくる。

レンズの光学部分というのは「機械」ではないから、
歴史が古いわりには実はさほど飛躍的発達はしてないわけで、
そのあたりはマイスターと呼ばれる職人さんの質とか工房のノウハウ、
技術力が大きく作用する(職人の技術力=日本人かドイツ人と昔から相場が決まっている)。

それらを、あくまでも骨董品的価値と理解しつつ、
現代の工業製品には持ち得ない描写特性=独特の偏った色合いや風合い、
或いはその弱点までをも演出効果と捉え、写真作品に取り込む。
その愉快不愉快を徹底的に追求する論と、
現代テクノロジーと比較しながら、
ひたすら工業製品としての数学(幾何学)に拘り、
現代の「Canon」や「Nikon」が学ぶべきことの有無を提示し、
評価または罵倒する論(数学的に劣る製品に芸術性や情緒を求めるのは単なる勘違いだ!?)

ならば絵の具が良ければ良い絵が描けるのか!?=pipco談。

これは「楽器」などにもあてはまるし、また論争もある。
テクノロジーによって「名器とよく似た音」は再現出来る。
しかしある一線を越えた「風格」は、決定的に異なるのだが、
いかんせんその違いは大抵の場合、プレーヤー当人か、
相当耳の肥えたほんの一握りのオーディエンスにしか分らないものだ。
そんな僅かな違いに、ヒトは何万も、時には何億円も費やすわけだ。

数学と感性の融合(建築用語で文理融合というらしい)…。

チープ極まりなくて絞りも油切れなのか超カタい!
果たして使いものになるのかどうかも分らない
ジャンクな東独製レンズを前にして、
何だか諸々の背景が凄すぎてよくわからないけれど、
永遠の初心者たるこの私に果たして使いこなせるのか???

ちなみに未だライカ仕様M42からの変換アダプターが未着のため、
写真はお見せ出来ないですけど、まあ、非ご期待…です(笑)。
おそらくチープで陳腐、暗くて薄くて不気味…
トイカメラなら500円ほどでオモチャ屋で売ってるぜ…!
そんな感じが….正直怖いです。


香川真司が古巣ドルトムンドに復帰した!
個人的には何だかとっても嬉しい!。
彼本来の輝きをドルトでまた取り戻して欲しい。
マンチェスターU.はもちろん魅力的なチームだけれど、
選手も監督も全員が本田圭佑状態のオレオレ系ばかりだから、
彼のような繊細なスピード系選手にはストレス以外のナニモノでもなかっただろう。
また1年、楽しみが増えましたよ。



ポールマッカートニーというヒトに対して、私は元ビートルズのメンバーで
重要人物という事実以外にはさして興味はわかず、したがってススんで
彼のソロアルバムを買って聴こうなどとは全く思わないのだが、
そのビートルズをかれこれ45年も聴いて来て、彼の魅力はこの曲のような
「小品」にこそあるのだということは、もうイヤと云うほど...
怖いほど...知り抜いている。
そしてやっぱり、この小さな曲....好きだ。 JUNK....。
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