ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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元気です

porto_DxOFP.jpg
Carl Zeiss Jena 'FLEKTOGON' 2.8/35 (2nd Edition-1964)

ちょいと理由あって、ご無沙汰してましたが元気です!
(一部お気遣いいただきまして、申し訳ありませんでした)

日曜日は秋田市恒例の音楽祭(PMA)で、毎度お馴染み
お友達ブルースバンドの「PORTO」と「AUGUST MOON」を聴きに出掛けて、
その後は、メイン会場で「えぽ子さん」と「佳孝さん」のステージを覗いた後、
その朝到着していた、「新しい中古の(?)iMac」のシステム再構築…
その予定だった。

ところが、いきなり写真手前のヒゲオヤジこと
Mr.ブルースマスターMitsui氏から
「このあと打ち上げ…当然来るべなあ」

元々東京の人なのに、何故か秋田弁で誘われると、もう断る理由などない…。
「おっ、おお…」というわけで、結局、写真では座りこんで唄ってる
これまた帽子の”ミラノマスター”ヒゲオヤジと、秋田一の繁華街「川反」に
なだれ込んでは、すっかり午前様…。

千鳥足でアチコチ座り込んで休憩しながら、
ベンチや路石では、先客の酔っぱらいのおじさん方と与太話をしながら、
トボトボユラユラと歩いて家に帰る…まあ、太古の昔から、
私の毎度のパターンではある。

そういうわけで翌朝、二日酔いは酷いは、ふと思い出したら病院診察日で、
血液検査&尿検査…もちろん結果はメチャメチャ。主治医には

「自覚してないようですから改めて言いますけど、あなた病人なんですよ!」

と叱られる。

午後帰宅してすぐにiMacの調整を始めたら、どうもTime Machine経由の
バックアップが上手くいかない。あれ?あれあれ?と弄ってるうちに
どうやらバックアップファイルを破損してしまったらしくて、
また最初っからやり直し…。

どうもウイルスが混じってたようで、だいたいマックの場合、
それらはあくまでも不発弾なんだけども、バックアップの圧縮&拡張とかの時点で、
システムがウイルスを嫌って、結果的に誤作動…って感じ…。

Time Machineは圧倒的に作業時間を短縮する、とても便利な機能なんだけど、
些細な想定外事象で、呆気なくパニックに陥るってリスクもあるわけで、
その脆さが、何だか何処かの国の官僚さんみたいなものかなあ…なんてね。

そんな調子で、まだまだ完全復旧にはほど遠い状態ながら、
取りあえずブログのアップくらいは出来るかな…て感じです。

そうしたわけで、取りあえず元気です。



まあ、何十年ぶりかの佳孝さんには逢えなくて、とことんPORTOと
ブルースに付き合った夜…ってことだけど…悪いけどこっちが正解だぜ!
最高に楽しい夜を「ありがとさん!」
そんな感じで、南佳孝さんの、大昔、とっても好きだったアルバム
忘れられた夏」から「ブルースでも歌って


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サンバの日

さんば1_DxOFP
Carl Zeiss Jena 'FLEKTOGON' 2.8/35 (2nd Edition-1964)

当地では3回目となるサンバパレード。
私はウレシハズカシ皆勤賞!…。

写真好きには格好の撮影対象には違いないのだが、
何しろ夜の繁華街だから、看板灯やらでやや明るいとはいえ、
所詮その程度のほの暗さの中、あの激しい「サンバの動き…」、
撮影は困難を極めるのだ。

しかも自分はこのブログでは、わざわざ古いマニュアルフォーカスの
レンズによる写真を、拙いながらも披露させてもらってる中で、
いきなりここで

「今日はオートフォーカスで撮影♡…キャハ!」

なんて、今更ありえないわけで、さてどうする…?って、
あれこれ作戦を練ってたら、えっ?

昼間も…パレードあるの…??

そういうわけで生憎の雨模様の中の昼サンバ=仲小路=
100mもないけど、取りあえずゆっくりめの進行で
写真はとっても撮りやすかったはずなのに、何だか
ぴりっとしたショットがない…
あとはもう…腕が悪いとしか云えないなあ…。

仕方がないから、やっぱり夜の本番!再挑戦、行ってみますよ!

そういうわけで第二部へ続くということで…よろしく!

で….第二部...なんですけど…ふざけてるんじゃないんです。
今の私の実力ではこんなもんです。

言い訳が赦されるなら、普通にフラッシュを焚くとかISOをグググと持ち上げるとか
もっと体裁良く写せる方法はいくらでもあるんですが、これがその場の本当の
暗さであり、リアルな現場状況なんです。
それを曲げて写したくはなかった…
あれだけのものすごい観客数なんですから、それなりに適正な照明装置とか
舞台設定を望みます…なんてね…
腕が悪いだけなんですけどね,,,
ああ、まだまだ修練です。
DSC05265_DxOFP.jpg
Schneider-Kreuznach Radionar 2.9/80(1952)



ニーナシモンが、今密かにブームらしい…。
何がどうしてどうブームなのかはよく分からない。
今更、彼女のCDがよく売れてるとも思えないしね。
取りあえず、深夜ラジオで、なんとかいうジャズ評論家がそう云ってた。

大方、クラブでDJが扱う頻度が増えたってところだろうが、
かなり以前(少なくとも10年以上前から)からニーナシモンの音楽は
ロイエアーズとならび、DJ達に気に入られ、サンプリングされ
加工されて使われることが多いとは、娘の友達でDJをやってるって云う
ちょっとイカレポンチな鼻ピアス野郎?...が教えてくれた。

♫ニーナシモン…イカすぜヨー…パパもイカすぜヨー&ヨー…
なんていうわけないか…。

この曲はJeff Buckleyのカバーで知った。彼が日本公演でこれを唄った後、
「これいい唄だよね…自分の曲だったらどんなに素晴らしかったか…」と
もちろん英語で云っていた。

Nina Simone - Lilac Wine

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銀色のお彼岸なのだ

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Carl Zeiss Jena 'FLEKTOGON' 2.8/35 (2nd Edition-1964)

さてこの写真だと、かの映画の有名なシーン…
なにげに「アンチェインドメロディ」が聴こえそう
♫oh…my love…my darlin'…I've hungered for your touch…

実はこういう誰でも知ってる系のポップスとかスタンダード曲って、
意外にもあんまり知らない私で、最近も「君の瞳に恋してる…」
っていう唄を、映画「Deer Hunter」で、労働者が酒場で大合唱してる唄..
それ以上の知識が全くなくて、会社の後輩に「誰の?何という?いつ頃の唄?」と
訊かれても、何一つ知らずに、とても困ったってことがある。

「先輩、ホントに音楽詳しいんですかあ? どうもあやしいなあ…」

ロックヒストリーならお任せだが、ポップスとかヒットチャートって
殆どスルーしてたからなあ!というわけで、Unchained Melody…
ライチャスブラザーズっていうグループの大変有名なヒット曲らしい。
それ以上全く知らない!。ライチャスの綴りも知らない
Righteous…うーん、今初めて知った…へんなスペルだね!?。

あっ…この曲はリンクしませんから、ご鑑賞はご自由にどうぞ。

さて、シルバーウイーク…なのだそうだが、これも
消費税導入、グローバルスタンダード(終身雇用制の撤廃、能力主義給等々)、
郵政民営化、派遣労働者法の度重なる改正、TPP、マイナンバー制度、
そして集団的自衛権行使含む安保法制...
それらと同様、全て「アメリカ」からの押し付けであるのは明白だが、
もっと明白なのが、それらの一つ一つが導入される度に、
日本の経済的基盤はみるみる弱体化し、衰退している事実だろう。

法案大賛成の保守の方々の意見が訊きたくて、
そんなようなことを書き込むと、

「とんちんかんのブサヨク」

と散々吠えられた私ではありますけど、
敢えて何度でもいわせてもらいたい!。

自衛隊が世界の果てのアッチコッチに引っ張り出され
転戦させるだけでも、膨大な予算を要し、
ふくれあがる防衛予算捻出はもはや、福祉財源の切り崩しか、
消費税の更なる値上げしかないのは
火を見るより明らか!。

あれあれ?どこか来た途…いつか来た途…?
何となくアメリカと中国の共同謀議によって
どんどん日本経済は蟻地獄の穴に引き摺り込まれ、
搾取されていくように思える。

早速、自衛隊は来年3月までには、南スーダンPKO(既に旧法制下で派遣済)
に、新法制に基づく追加任務/駆けつけ警護(?)として、何故だか

「中国軍の警護(後方支援)」

として配備されるとのことだ。

なんだかなあ…である。

個人的な想いとしては、自衛隊は世界一有能な「国際救助隊!」として
国外に出て行くのなら、モロテを挙げて大賛成なんだけどな!
それじゃあダメなのかい??



自分の中の「ポップス」で、何より先に頭に浮かんでくるのが…グラスルーツ。
何故だか分からないけど、テンプターズ(だったっけ?)の
カバーヴァージョンも含めてこの曲、このグループが、いつの時代も
自分の中のポップの王道、極め付け!なのである。
GRASS ROOTS - Let's Live For Today(今日を生きよう)

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非破壊と再構築と2丁拳銃

美大mono_DxOFP_DxOFP
P.Angenieux Paris 'Anastigmat' 2.9/45(1949)

「アトリエももさだ」…アンジェニューでモノクロだと、なんだか
時代も国も、すっかり謎また謎…な、不思議状態になってしまう。

微妙にナチスのユダヤ人収容所にも見えるし、
ソ連ではない東欧のどこかの国のコルホーズ共同倉庫に見えなくもない。

おねーちゃんの、Tシャツにリーヴァイスっぽいイデタチからは
もう完全にアメリカ中西部の小麦倉庫だが、実はこここそあの
「エリア51」で、棟の中にはグレイやUFOが隠されている??…
さてさて?



かつての穀物倉庫群が、現在は美術大学のアトリエ棟になっている。

すぐ脇を雄物川が流れ、日本海への流域も近いから、
今でいう高速道路のインターチェンジのそばに必ずある
ロジスティックス基地(物流倉庫)というところだろう。

いつの時も、街の為政者の功名心からか、なんでもかんでも
古くなった建造物を壊しては、以前あったものより、5割安手で貧相な
新しいものに生まれ変わり、結局、衰退の一途を辿る我が街名物=
「破壊と再構築」も、当地は市街地から少し離れていたのが幸いしてか、
奇蹟的に理想的な形で生き残り、現在、最高の形で
再活用されているのだ。

まあ、ここの学生さん達が、どれだけこういうものを誇りとして
大事にしているのかは、全く分からないけれど…。
我々も思い起こせば、講堂など由緒ある学校の建造物なのに…。
「やだなあ、今日の講義はあのオンボロ校舎かあ…エアコンないしな…」
そんな感じだったかもなあ?…なんてね。

さて地元の美大の学園祭…。
実をいうと、優秀で堂々たる芸術作品なんて、
今はあまり興味がない。

むしろ、こういう古い貴重な建造物だとか、何しろ美的感覚に恵まれ、
才能溢れる学生たちによる、我々凡人が気付きもしないような
細やかなアート心、肌感覚の機微みたいなものを、そこここに発見して
感動を得たい。そんな風に考えていた。

あくまでも例えばの話だが、適所に盛り塩がしてあるとか、
榊とお清めの酒がさりげなくおいてあり、一輪挿しの可憐な花が
アチコチに配置してあるとか、味気ない新校舎の、ドアノブや
窓枠なんかの細かいディテール部分に手を加え、工夫を凝らして
「おもてなし」を実践するといった、細やかで豊かな感性…
そんなものに大いに期待していたのだが…。

やっぱ、自分は古い人間なのかなあ…と改めて感じつつ、
今は若者にそういうことを教える大人がいないのかなあ…
余計なことなのかなあ…確かにそんなものは一文の得にも
ならないかもしれないが、そういう気遣いのココロが、
二度と佐野某のような不届者のアーティストをこの国から出さない
高い精神性の基盤だと思うんだがなあ…なんてね
ちょっとだけ残念に思う、オヤジでありましたとさ。

あっ...芸術作品は、文句なく見事でしたよ…。

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Carl Zeiss Jena 'FLEKTOGON' 2.8/35 (2nd Edition-1964)



今日は英国のプログレッシヴロックグループ(?)の「ファミリー」。
実質は奇才で奇人のロジャー・チャップマンのワンマン的なグループだ。
そもそもプログレっていうのも、どうなのかなあと当時から感じてはいたが、
英国独特の演劇的なロック志向が、日本には全く根付いてないことから、
適切な言葉が存在しないのだ。ある意味、ジェネシスやジェスロタルも
厳密にはこのジャンルだろうし、初期のYESや10cc、ラッシュなんかも、
この路線をハッキリと目指していた時代もあったように思うが、
最も分かりやすい例は「クイーン」…かな?..いやまてよ…な感じ。

相当の枚数のアルバムを、ごくごく短期間にドドドとリリースしているけれど、
そのどれもが名作だと信じている!。しかもどれもジャケットが
メチャメチャ凝っていてオシャレなのだ。

この曲は彼らの最後のアルバムのタイトルソング。
無声映画時代っぽい西部劇に出て来る2丁拳銃、
いかにも悪役な三文役者の何気ない写真。
これが何故か見ていてちっとも飽きない。
このジャケをジックリと眺めながら、彼らの音楽に身を任せるのも、
秋の夜長、なかなかオツでございます。
Family - It's Only A Movie


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アサハカな夢

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Carl Zeiss Jena 'FLEKTOGON' 2.8/35 (2nd Edition-1964)

当ブログで既に何度か語っているが、高校2年のある日ある時、
突然思い立って、心に決めたことがある。

そうだ…美大へ行こう…。

別に画家になりたかったわけじゃあない。
高校のときの美術教師(担任だったときもある)の、何とも独特な
ライフスタイルと言うか、その飄々とした佇まいが、
高2の私に、突然ズンズンと響いてきたのだ。

口数はきわめて少なくて、普段は職員室ではなく、美術室の隣の
用具室みたいな小部屋にいて、朦々とたちこめるタバコの煙のその向こうで、
いつも一心不乱に絵筆を動かしている…
まさにRCサクセション「ボクの好きな先生」そのままの世界観だ。

授業が始まれば、実にかったるそうに、ボサボサの髪をボリボリと
掻きむしりながら、絵の具と煙草の臭いが混じった
ヨレヨレのジャケットの袖に腕を通しながら、我々生徒がいる
美術室に移動してきて、開口一番   

「…描け」

そして再び小部屋に戻り、終業ベルが鳴ると、また同じように
ぬうーと出てきて

「終われ…」。

それだけ。
なんて良い仕事なんだろう!そう思った。

よし決めた。美術教師になってやろう。

地方公務員の教員なのに、なんやらほんにゃら?とかいう
雅号?を持っていて、画伯としてその名が轟いてもいるらしく、
「号何万円?」だかで作品は画商に売れると言うから、副収入も上々。
さらにはその「ほんにゃら教師」、我々のクラスの担任なのに、
ガラパゴスだかパタゴニアだかに写生旅行とやらで、
夏休みが終わっても1ヶ月くらい帰ってもきやしない?!…。

やっぱり、なるなら美術教師だぜ!

そんなこんなで、私は無謀にも北の方の国立大の美術課程を
受験することになった。もちろん自慢じゃあないが、
サッカー部創設に奔走し、ロック専門のミニコミ誌を編集、発行、
営業まで行ない、さらに地域ではちょっとだけ人気のバンド活動等々、
それなりに多忙な高校生活である…
つまりは私は、美術部員でもなければ、専門教育も全く受けたことがない
ただのド素人。

入試は、通常の2日間の5科目考査のあと、
さらに2日間の実技試験があった…

いきなり、持ったこともない木炭とトーストを渡され、
石膏像の素描…。
何故トースト?昼食にはまだ早いよ??まさにそんな感じ。
さらに中学以来の水彩に油彩、そして意味すら分からない
「平面構成」「立体構成」…。

そこで全く想定外のレベルの高さに閉口!。自らのアサハカさと
才能の無さを、イヤというほど噛み締める屈辱の2日間となった。
普通に受かってた私大も幾つかあったけれど、
この時点で私の浪人が確定したのだが、美術はもうコリゴリ。
私の淡い夢は、もはやあとかたもなく、既に見事砕け散っていた。



電化時代のマイルスを聴くと、何故か絵を描きたくなる。
一度だけ思い立って、地球堂だったか世界堂だったか忘れたが、
新宿の画材屋で、高校時代以来の「油絵セット」を購入して、
イーゼルを立て、カンバスに向かったのだが、床を汚したとして家人に
激しく咎められて以来、何処かに仕舞い忘れている…って、
今回突如思い出した次第….送ってもらおうかな…。
取りあえず、チックコリアが窮屈そうにエレピを弾きつつ、
その横でキースジャレットが何故かノリノリでオルガン(シンセ?)を
いじってる、奇怪な時代のマイルス・デイビス・セプテット
"DIRECTIONS"
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めんどくさい家系

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Carl Zeiss Jena 'FLEKTOGON' 2.8/35 (2nd Edition-1964)
ぺんたごん?

東京の、家の二人が国会議事堂前に昨日出向いたそうだ。

「黙ってるわけにはいかない!」
「将来後悔せぬように、自分に対して反対の意志をしっかり示しておきたい」
「ムッチャ寒いよオトーちゃん!」
「取りあえず、法案に賛成した政治家、学者、評論家達の顔は絶対忘れない!」

「反骨」はどうやら家系らしい...。

家人の高祖父は薩摩藩士だけれど、武力倒幕を掲げる西郷+大久保組に反発。
平和的大政奉還を唱え、小松帯刀を懐柔し、京において、後藤象二郎、
山内容堂公らと連動して朝廷を動かし、見事無血開城を達成したものの、
それが故に薩摩ツートップに疎まれ、維新後は不遇をかこう…。

司馬遼太郎の小説では、西郷や龍馬を、殊更に英雄視するあまりに
悪役までは行かないが、頭の固い「取るに足らない」
守旧派士族として登場することが多い。

一方、私の祖父(父の父)は、大正時代からのプロレタリアート…。
神戸商船学校の英語講師だが、上京後、独学でロシア語を学び、
「プロレタリア文献」の翻訳家として活動した。
終止「戦争反対」を唱え、そういった出版物発行にも関与していた為に、
当然ながら特高警察にしょっぴかれ、そのまま「病死した?」とされている。

まだ10代の父が、特高の霊安室に出向くと、特高担当者がこう言ったそうだ。

「お前のオヤジは悪事を働いてここに来たわけじゃない。
 むしろ人間として立派だった。それは誇りに思って良し。
 生きた時代が悪かっただけだ」

子供の私は、このことを何度も何度も父から聞かされて育った。
(とはいえ、戦後、父も祖母も「党」を嫌い、距離を置いていたし
 代議士とかが寄り着くのを、むしろ追い返していたように思う)

まあ、そんな家系だから、あえて「護憲!」と大きな声で言うこともないけれど、
「9条」は潔くてかっこいいと思っている。

そんなもん今時通用しないよ…

と、保守派にはせせら笑われるけれど、
この条文は、とてつもなく多くの犠牲を払い、
やっとのことで日本人が得た宝...

とても崇高な「究極のロマン」。

未来永劫、意地を張ってでも通用させるのが、日本人の重大な使命であり、
ドイツとは違う、日本人的情緒にあふれた「贖罪」ではないかと思っている。

とはいえ、専守防衛自衛隊は、国家の現実として絶対必要。
それが憲法違反なら、野党も違憲だブーブーと言わずに
与野党協調して「専守防衛」に不都合な憲法の縛りを融くべく
さっさと改訂する努力をすべきだった…。

平和憲法と専守防衛は、矛盾しない!

一番危惧してるのは、今後防衛予算がトメドナク増大して、
福祉(年金や医療費)や教育予算が大幅に削られること。
これはもう間違いないです。

そんなことをしたら世論が許さない??政府転覆??

8割近い国民の反発(および危惧)ですら
簡単に黙殺する暴力的な政府だよ…
もう誰にも止められないよ…。



ちょいとベタかな…もうなりたくてもなれないけどね...
ジョンレノン -「兵隊にはなりたくない

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コスモスとジャズ喫茶

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Carl Zeiss 'PLANAR' 1.8/50 (1973)

コスモスって…どういうわけか花びらのウシロ側から、
思いっきり逆光気味で撮りたくなるのは、
私だけじゃあないと思うんだけど、逆光といえば、
まさにそれを天敵・鬼門としているのが、
古~いレンズ群達。

それでも一応、ダメ元で狙ってはみるものの
「やっぱり失敗かなあ…」
と、すっかり諦めつつ、帰宅し現像してみると、
あれあれ、これ、良さげじゃないの...?

逆光だから当然背景は影絵の世界。
それなのにコスモスの花は、光が透けて、
まるでスイッチが入ったピンクの電灯みたいに明るく輝く…。

さすがPlanar、私の他愛ない思惑を見事に実現してくれた!。
逆光…いやいや逆境に強い粘り腰の東北人…ではなく
まさにゲルマン魂…!見せてもらったぞ!!
って、イチイチ大袈裟かな(笑…。


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Carl Zeiss 'PLANAR' 1.8/50 (1973)

こっちもナカナカだと思うのだが(日の丸構図はご愛嬌として…(汗))...
あくまでも光は花びらの向こう側に当たってるわけで、
コスモスの花びらの絶妙な透明度(透過度?)…堪能しましたよ!

写真としては、もう破綻ギリギリなんだが、その刹那感がまた凄いなあって、
もうすっかりコスモスにハマる、ある日のオッサンであったとさ…。



まだ上京したばかりの頃、私は東京のはずれの蒲田っていう、
どちらかっていうとブルーカラーな街で、
毎週土曜日はオールナイト5本立て学割500円なんて映画館に埋没するのが、
まあ週1の恒例行事みたいになっていたのだが、
それが夜9時スタート、それまで1〜2時間、時間が潰せる場所っていう
陳腐すぎる理由で、土曜のみ通うことになったジャズ喫茶があった。

店の名前は「直立猿人」。
チャールズミンガスの超名作のタイトルだから、
忘れようがないだけなのだが…。

初めて入店した日、腕まくりをした毛むくじゃらのぶっとい腕が
ミルクコーヒーを持ってきて、その毛むくじゃらが、ボソッと言うのだ

「リクエスト…ありましたら…」。

「…ありましたらって言われても、レコードのリストがあるわけじゃあないしなあ…」

と、一瞬心の中で思ったが、咄嗟に私の口をついて出たのが...

「トニーウイリアムスのライフタイム…エマージェンシーがいいな…あればお願いします」

実は当時私が中古屋で捜していたタイトルで、これも廃盤、入手困難になっていたから
ついつい、毛むくじゃらに対しての意地悪心が炸裂したのだ。ところが突然...

「♫だだだだだだだだぐわわわーーーーん」

マゴウコトナキ、高校生の時に、秋田のジャズ喫茶「羅生門」で
一度だけ聴いてノックアウトされたEmergencyの、
凄まじい演奏が始ったのだ。

「あ、あ、あ…こ・これ、後生だから、テープを…」

「お客様、いつでもご来店お待ちしておりますので…」

結局20〜30回通って、20〜30回エマージェンシーを聴いた。

その後、私は引っ越しするなどで、「直立猿人」には行かなくなったが、
10年くらい経ったある日、所用あって久しぶりに蒲田にやってきて、

「ああそういえば、結局エマージェンシーのレコードは見つけられなかったなあ、
 直立猿人….まだあるかなあ…」

懐かしい商店街を通り抜け、慣れた道を歩いてみたけれど、
店はもうその場所にはなかった。

「10年かあ…」と思いながら駅まで戻る途中に「えとせとら」っていう
中古レコード屋があったので、何の気なしに覗いてみたら…

あったのだ…もうボロボロのEmergency…!。

「毛むくじゃらさんの置土産だな…きっとそうだ…」

The Tony Williams Lifetime - Emergency


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未来予想図・サービス残業篇

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Enna-Werk München 'Lithagon' 3.5/35(Early-1960's)

「未来予想図」なんていうハッキリしたモノではないけれど、
子供の頃は、未来の節目節目で、自分はどうなっているのだろう….
どんな仕事をして、どんな相手と家庭を持ち、子供は? 
そのころ両親は? 

いずれにせよ絶望も挫折もなく、もちろん
健康で幸福に暮らす風景を、漠然と妄想してきたように思う。

未来を模索する中で、一つの基準となるのは、元号が変わるとか、
世紀が変わる…しかも時代は千年単位(ミレニアムって言葉はまだ知らない)の
偉大な変革期(?)、まさにその瞬間というのは、
どんなに感動的で、そして厳かなのだろうか!?と、
胸が異常に高鳴るのを感じたものだが、いずれにせよ現実は
そのどちらも既にかなり以前にアッサリと済ませていて、
残念ながら他愛ない子供の妄想の世界でも、実に
「50歳もとっくに通り越した自分の姿」は想像を遥かに超える物として、
一切登場することはなかったように思う。

実際に昭和が終わり、平成が始っても、人生は何も変わらず、
ちょうど、仕事上の大きな失敗(大規模な詐欺に遭う)もあったりして、
相当に悩み苦しんでる最中に、突如として昭和が終わったという印象で、
それだけに、平成は「希望」ではなく、
極めて不安な立ち上がりだったように記憶している。

そしてさらにミレニアムは、その1ヶ月前の年末もおし詰まった頃に、
私は、紆余曲折あって、規模はさらに小さくなるけれど、
新会社の副社長に招聘されるのだが、副社なんてのは名ばかりで、
何しろ最初からドブさらいのような仕事の毎日。

殆ど睡眠時間も取れぬままに大晦日を迎え、従業員達に笑顔で
「来年もよろしくね」「良いお正月をね」などと挨拶しつつ帰した後で、
一人、江戸川の倉庫に籠って、初売り用福袋の追加受注分300個の作成作業。
格好を付けてるようだが、自分の辞書には大晦日にまでスタッフ達を
残業させるという項目はないのだ。

「大丈夫、ヒトリで出来るさ…」

いつの間にかラジオからは、紅白歌合戦が賑やかに始まっている。
倉庫には暖房もなく、夜が更けるほどにしんしんと冷えてきた。

やがて、作業はまだ半分も終わらないのに、当時ちょっとだけ好きだった
アナウンサーのくぼじゅんが、「さようなら、激動の20世紀!」と
叫んで「蛍の光」の大合唱…そして千年の世紀を超え、21世紀になっても
私の「おたのしみ福袋」の袋詰め作業は一向に終わらないばかりか、
まだAdobe Illustratorで、ミレニアムスペシャル福袋〇〇ショップ仕様!
のラベルをデザインし、印刷して300袋に貼付けるっていう、
気が重い作業が残っていた。

持ち始めたばかりの携帯電話が頻繁に家からが入って来るけど、
終了時間なんて分からない。
この日だけ終夜運行のJRが何とも疎ましい。

そうしてミレニアムの寒くて孤独な夜は、
「こんなはずじゃあなかったよな….」と悔やみながらも、
虚しく更けゆくのだった。

そして、いつの間にか、妄想でも全く想定してなかった50歳代も、
もう後半に差し掛かろうかという時代にまでなってしまった。

実際には現代医学の偉大な発展がなければ、私など50を前に、
車椅子生活か、或いは死んでいたような身の上だから、
運命学ではなく、自然科学的な観点で言えば、
子供時代に50歳代の自分を想像出来なかったというのは、
至極真っ当で正しい。

「オマケの人生」….そんなエラそうなことを言うつもりはない。

早死にしたヒトは皆、人生を駆け足で生きてしまって、
やるべきことはキチンとすべて終わらせて、先にゴールに辿り着いてしまった。
ちょっとだけセッカチな方々だなあと思っている。

のろまな我々には、まだやり残したことがたくさんあるということだ。

そういうわけで人生のサービス残業…
これがホントに気が遠くなるほど長いのだ。



そういうわけで?「未来予想図」と言ったところで、
子供のぼんやりした妄想と同じレベルくらい、ぼんやりとしか知らないのが
「ドリカム」なのであるけれど、この吉田美和というヒトの歌を聴くと、
いつもジンワリと涙ぐんでしまうのは何故だろう?

この映像にも、なぜチャック・レイニーハービー・メイソン...、
個人的に理想的で、適確なバッキングギターを弾いてみせるデビッド T・ウォーカー
そして…パーカッションは…もしかしてラルフ・マクドナルドか??
何故こんな大御所衆がそこに大集合しているのかサッパリ分からない! 
え?なんで?マスター・ナベサダでもないのに...ヨシダミワって何者??
なんて思いながらも、ツイツイうかつにも涙してしまう自分であるのだが、
それにしても自分らしくない選曲だなあ…
吉田美和 - DARLIN'

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偏愛的林檎主義

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Carl Zeiss Jena 'FLEKTOGON' 2.8/35 (2nd Edition-1964)

相変わらず、「クルマ」のかっこいい撮り方というのが分からない。
花と同じで、普通に撮れば、なんだか「図鑑かよ!?」って
いやらしい画になりがちだし、とはいえ「クルマの知識」がないから、
どこをどう写せば「良さげな写真」になるのかサッパリ分からない。
まあ、「クルマを撮るなら、もっとクルマの勉強してからおいで!」って
声が、どこからか聞こえてきそうな気がした。

取りあえず今日のところは、ピッカピカに磨かれたボディに写り込んだ
秋の空が、ちょっとイカしてたぜ…ってことで…。



マックの調子が悪い…。
ハンバーガー屋の話ではない…わりと好きだけど...。

秋田に連れて来た古いMacBook(本当はPowerBook最終機)では
なかなか幅広いニーズには追いつかず、やむなく中古で購入した
今では8年落ちのiMacだが、ロジックボードかグラフィックボードの
どちらかがイカレタっぽい。

通常起動では、熱がこもり始めると確実にフリーズする。
Optionを長押してセーフモードで起動すると、
ほぼ問題なく使用出来るのだが、動画や音声周りのシステムが
ピクリとも動かないから、YouTubeすら見れない。

その時は仕方がないから、ほぼラジオ(ラジコ)録音&聴取用か、
iTuneプレーヤーと化しているMacBook(偽)でYouTubeなどをチェックする。
まあ何しろいい加減、買い替えねばなあ…というところだ。

ところで、マックユーザーは単に「PC」って言えば済むところを、とかく

「ウチのマック…」

「マックがさあ、この頃ご機嫌斜めなの…」なんて

擬人化して言いたがる傾向がある。

また「ピーシー」とはマッキントッシュ以外のパソコンを挿す
ちょっとした差別用語として使ってるフシもあるから、
ひとつの区分けとして「PC」とは云わず、あえて
「ウチのマックがさあ...!?」という…。

中には「まくお」とか「まくちゃん?」「マッキー」とか呼ぶ
人種も多くはないが、そんなに珍しくもなく、またそれを
キッカイとすら思わなくなってる自分もいたりする。

頭の悪いあばずれ娘(?表現が古い!)が、普通に「私」と
云えば良いところを、未発達な幼児言葉で自分の名をわざわざ
「〇〇子、それ欲しい…」と甘えた声で云うのに近い感覚。

若い女性ならまだしも、オッサンが自分を「ヨシオさあ~」とか
「それキサブローちゃんの」というのは、キモいを通り越して「怖い」。
しかしおじさんもおばさんも、お爺ちゃんもお婆ちゃんも、
何故だか総じて口を揃えるのが、

「ウチのマックがさあ、最近ご機嫌悪くてなー…」

翻って、普通にそこら中にゴロゴロ生息している
意地悪で理屈っぽそうで、軽く汗臭い「Windowsユーザー」
(90年代は確かにそう見えた!)は、
マイノリティーのクセに、何故だか忌々しいマックユーザーを「マカー」、
自分らを「ドザー 」と呼ぶ。
(DosVユーザーの略だと思うが、ういんドーズゆーザーから来てる
という説もあるらしい...別にどっちでも結構なことだがね…)。

しかし彼らの口から
「ウチのWinがご機嫌斜め…」とか
「我が家のドスオ君が…」
「ウチの窓ちゃんが…」
っていう擬人化は殆ど聞かれない。

稀に商標名「ヴァイオが~」とか「ダイナブックが~」
昔、私も持ってたけど「リブレットがあ(懐かし!)」っていうのを
辛うじて聞いたことがあるが、まあ総じて聞くのは
「ウチのパソコン」「俺のPC」という素っ気なくて、幾分粗雑な
呼び名であり、「こだわり」とか「愛」っていうのを
一向に感じない呼び方であるところが、逆にマカーには
理解出来ないところでもある。

「だからマカーは気持ち悪い!」
「うすらさぶい…」

はい、まさしく頻繁に浴びせかけられた言葉です!。

でもねえ、一度でもマカーになってごらんなさいな。
まるで可愛い子犬でも飼い始めたかのように
「ウチのマックがね、これが可愛い奴でね…」
あなたもそう云うに決まってるんですよ!。

そんな不思議に愛らしい奴なんです。

cc-action.jpg
我が家では2代目のマックでもあるColor Classic(通称カラクラ)。
このマシンで憧れのフォトショップやイラストレータをいじり倒した。
今でも杉並の実家(?)の納戸に仕舞ってある(はず…?)。
ちなみに今使ってるマックは、ノート含むでもう9代目か10代目…。
それに加えて、NewtonとかiPod 、iPhoneにiPad…
相当貢献しているなあ…。



というわけで、Apple創業者Steve Jobsに誘われてApple社の経営に
携わることになった元ペプシ社長(ジョンスカリー:彼もコカコーラとの
熾烈な競争に勝利した輝かしい実績を持つ)と結局は不仲になって、
主客転倒本末転倒?、Apple社を追放されたSteve Jobsは、浪人中(?)に
Nextstep社を起業し、零細3DアニメのPixer社を超一流企業に育て上げた後、
CEOとしてApple社に呼び戻され、復帰早々に発表した革新的PC「iMac」の、
そのTVCMに使われた曲がこれ!…ちょっとベタ過ぎるけど…。

その時代、結構なロックファンでも、ほぼ忘れかけてたようなこの曲でもって
華々しくMacの、もといAppleの逆襲~快進撃は始るのであった。

近年、またこの曲がTVから漏れ聴こえるなあと思ったら
「ベネッセ」のTVCM…。
実にiMac初号機発売時Apple社(日本の)と、今のベネッセの同一人物社長…!
原田泳幸氏の「起死回生」って気持ちで再びこの曲を…って、
その心情は痛切に理解出来るのだがね…。
The Rolling Stones - She's A Rainbow

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豪速球サッカー!?

4008.jpg
Carl Zeiss Jena 'FLEKTOGON' 2.8/35 (2nd Edition-1964)

不穏な天気…。
当地はまださほどの雨量じゃあないけれど…
これからか…?



あるとき、会社に元高校球児「K」が入社してきた。
というか、私が彼を今にも潰れそうな埼玉のロジスティクス(物流基地)
の現場で発見し、燻ぶっていたところを引き抜いてきたのだ。

30kgはある積み荷を片手で軽々持ち上げて、Kはテンポ良く現場を仕切っていた。
その姿がとても清々しくて、すっかり気に入ってしまった。

特に当社で彼に何をしてもらおうかというプランは全然なかったが、
「面白いニンゲンがいて必ず役に立つ…」と上訴して許可を得たのだ。

Kの実家は東京都内(下町)なのだが、いわゆる野球特待生で取手市の
某野球名門校に越境で通学していた。
130kmを越す豪速球(?)と、縦に落ちるキレのあるカーブ…が武器の、
名門高校チームの押しも押されぬエースで4番の大黒柱。

しかし甲子園出場経験はない。

名門校だけに、同年齢の荒木大輔率いる早実や、愛甲猛のY高などとも
練習試合を行ないながら、密かにプロの夢を膨らませていたらしい。

ところが、待っても待ってもスカウトは来ないし、ドラフトにも引っ掛からない…。
やむなく彼は千葉にフランチャイズをおくプロチームの入団テストを受験した。
おそらく受験した投手候補の中でも、Kはダントツの実力を備えていた(本人談)...
しかしなにぶん、その年のドラフトでは同年齢の大スター愛甲が
同じチームに入団を決めた事もあって、今年は投手はとらない!?
早い話が、入団は叶わなかったということだ。

そうして燻ってた彼を引き出した私だが、さて彼に何をさせようか…??

咄嗟に名案が閃いた。

「そうだ…まずは会社の野球チームを作ろう?!…」

重要な取引先の野球チームと対戦すれば、親睦も深まるし、
夜の接待も早朝野球となればコストも大幅に抑えられる…。
さらに言えば、いつも煮え湯を飲まされてきた一部上場企業の
あの大商社の野球チームも、Kさえいれば、長年の溜飲を下げることだって出来る…

そしてなによりも、Kをそんな取引先チームにレンタルしてもいい…
無論有利なビジネス上の交換条件付きで…ムフフフ。
などと馬鹿な妄想は膨らむのだ。

創部計画はすぐに社内に広まり、メンバーはあっという間に揃った。
この辺りは、高校時代にサッカー部を立ち上げていたから
まさにお手のもの…というか、もしかして特技かもと勘違いするほど、
スムーズに会社側のバックアップ体制、資金面なども決まっていった。

ところが困ったことが起こった。
K以外はもう殆ど野球素人で、私も含め、子供の頃の「遊びの野球」
ぐらいしか経験がない。
つまりそれはどういう事かと言うと、Kの豪速球も鋭く落ちるカーブも、
捕球出来る奴がひとりもいないのだ…。

呆気ないほど話題の腰は折れ、暗礁に乗り上げる…。
そして再び私の元に名案は降りてくるのだ...!

「そうだ!、野球じゃなくてサッカーをやろう(…)!」

甲子園球児Kを取りあえず、一番単純で身体能力がモノを言うセンターフォワードに据え、
我らが企業サッカーチーム「 FCチョコザイナ荻窪 (発足時の実名)」が、
ヨタヨタ…ヨタと立ち上がったのである。

やがてチームは意外な(国際的)発展を遂げ、他に類を見ない崇高な
チームスピリッツ=互いに褒めちぎり合うサッカー精神(笑!は、
今も世界の各所で生き続けるらしい(フェースブックで確認した)!?。

そしてKは、その後ビジネス上も信頼出来る相棒となりつつ、
アジアのスペシャリストとして、タイやベトナム、インドあたりでは
他の追従を許さない有能なビジネスマンとしても成長。
実は今もバンコクに住み、手広く事業展開してるらしい…。
その話はまたいつの日か…。



嵐の日は家で落ち着いて、古いプログレッシヴロックなんかを聴いてみる…。

今ではどこでも入手出来るけれど、このレコード、我々の青春時代は
超入手困難で、稀に見つけても数万円のおしもおされぬ幻の名盤の代表格。

休みの日は、このレコードを求めて、都内のニオイの強い中古盤屋をリストアップし、
効率よくマッピングしたあと、電車で周る。

仮に見つけたとしても、自分の中でリミットとなる予算を
キチンと決めておかないと大変な事になってしまう。

しかしそんな時に限って、滅多に出ないスーパーミント東芝盤(新品)
ほぼ10万円!!なんてのに行き当たるが、しげしげと名残惜しそうに眺めるだけで、
買わずに(買えずに)帰るのだが、どうしても気になって眠れず、翌日、
イチダイ決心して貯金をおろし、中古盤屋に再び走るのだが、

「ああ、あれなら、昨日のうちに売れちゃいましたよ…」

そんな事が一度や二度ではなかったような…。

それから数年も経たぬうちに、ヨーロッパの自主レーベルから
この作品が再発されたのだが、中学生の頃に聴いた音質には遠く及ばぬ雑な仕様。
公式にオリジナル盤再発売には、さらに数十年待たなければならなかったのだった。
サード・イヤ−・バンド「(ロマン・ポランスキー版)マクベス」から「Overture

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素敵な女性たち

コスモス
Carl Zeiss Jena 'FLEKTOGON' 2.8/35 (2nd Edition-1964)

マクロ的に寄れるレンズだと、花を撮るときなんかはやっぱり楽しい!
寄って良し、広角はコッテリとしてもちろん良しなフレクトゴンは、
やっぱり噂通りの優れたヤツ。

東西ドイツが統一されて、東側ツアイスも西側に併合される形になった時、
東側のこの傑作を、西側ツアイスが無慈悲に消滅させた気持ちが
何だか少しだけわかる気がした。
国家の嫉妬だな…。



私は、ビジネスマンとしては、まことにもって取るに足らぬ
名もないただの企業戦士に過ぎないけれど、
ビジネスパートナーとかブレーンには、中小企業な貿易商社の
ビジネスマンにしては、随分と恵まれた方だろうなあと、
今振り返ると、つくづくと実感する。

どちらも自分より歳が上の「凄い」女性たち。

ブレーンと言うか、師匠でもあり、相談相手でもあったその人は、
奇しくも私の母親と同じ歳の百貨店バイヤーで、
後に日本マクドナルド創業者となる藤田田(でん)氏が
貿易商だった時代の片腕として、まだ日本人が海外渡航など
自由に出来ないような時代から、欧米~ソ連邦~中東などを渡り歩き、
数多くのヒット商品をプロデュースしたその張本人。 

彼女は口癖は…

「自分の専門に限らず、良い物を見て、本物とは何かを確実に感じ取れ..」
 
「痩せっぽちで無愛想な商品は売れない!売れる物は自分を買ってくれって
 強く主張しているから、それをしっかり受け止める感覚を養え!」

何十年もの間、懸案の品物を彼女の下に持ってゆき、
品評してもらうのだが…

「あんた、コレが主張してるように見えたのなら、
 あんたの目はまだまだだ!もっと勉強して出直しといで!」

何年もそんな叱咤ばかりが続くのだが、ある時遂に

「これ…どこで…よくぞ自分を見つけてくれた…って、
 品物があんたに感謝してるのが分かるかい…やったね、大ヒット間違いなしだ」

これが大ヒットしたかどうかは実は怪しいところだが、当社を代表する
ロングセラーで、会社の代名詞にまでなった品であるのは言うまでもない。

そしてもう一人は、自分より10コくらい年上の、カッコイイアネゴ。
ミラノの展示会で偶然知り合った。
明らかに日本人だが英語もフランス語も堪能で、
名刺交換をして驚いた。
「ル○ヴィ○ン社」のチーフバイヤーで、しかも傘下の「シャ○ル」担当!。

あまりにも華麗過ぎる肩書きから、私は、ちょうど詐欺に遭った直後
という時節でもあって、身構え、疑って掛るのだが、

「ああ、これ、もうすぐ辞めるから…だって全然面白くないもの…」

それでも感覚の鋭さ、完璧なビジネス対応=機敏な反射力等には、
舌を巻く物があって、多くの一流(企業の)商社マンを知っているけれど、
その誰にも負けない審美眼と行動力において、敵う者などないなと感じていた。

米軍将校をライフパートナーに持ち、普段はパリとラスヴェガスに住んでるけれど、
年に数日は東京に帰って入院する(?)ということで、取りあえず帰国した時は
連絡欲しい…としたのだが、なんと私の帰国早々から、盛んに電話やファックス攻勢で...

「とにかく今、ジャカルタのマーケットがHOTだから、あなたはすぐに来るべきだ!」

「いつ来る?」「都合つかない?ならば信頼出来るスタッフをすぐに派遣するべき!」

「わあああ大変!…今NY、クローズドマーケットが熱いよ!最高の条件で
 ビジネスできそう、すぐにおいでよ!」

「今さあ、StuxxyとRxxyっていうサーファーブランド?が
 日本でのパ−トナーを捜してるよ、条件聞いてこようか?」

すべてがそんな感じ。もちろん彼女の情報で当社は偉く儲かった…。

ところが何の病気か知らないけれど、彼女は突然ヴェガスで
長期入院&療養ってことになって、こちらもその後、会社が大変なことになって、
暫く連絡が途絶えていたのだが、数年して彼女からのメールがヒッソリ入っていた。
「病状悪いのかなあ…」と恐る恐る開いたら…

「ヤッホー。今、私はアメリカのお金持ち相手に自家用セスナを売る
ビジネスをしているよ!、体調は相変わらずあまり良くないから
あんまり頑張れないけど、年に2機も売ったら、結構贅沢な暮らしができんのよ!
あなたも、あの元気な奥さん連れてこっちに移住すれば良いのに…」

相変わらず、アグレッシブな人であった。



売れない時代は、ナリスマシで、間違って買ってゆく人もいるだろうと
ひたすらビートルズの曲を無断カバーして、マイナーレーベルから
シングルを量産していたブリンズリーシュワルツだけど、
さあ遂にメジャーデビュー=いきなりアメリカツアーで派手にブチカマすはずが、
アメリカツアーのブッキングは完全な詐欺。
相当に悲惨な思いをして英国に帰国してみると、バンマスのニックロウは
借金で破産…。そんな中、やっとありついた仕事が、日本で大人気の
ベイシティーローラーズのゴーストライターやら、
「ベイシティローラーズ応援歌!」っていう恥も外聞もない便乗商法。
まあ、そういう事情を理解した上で今BCRを聴くのも一興かもしれない。
意外なポップセンスに驚くはず。で、こちらはニックロウご本人の
今はあまり触れてはいけない、痛い過去。
タータンホード(実はニックロウ) -「愛しのベイシティローラーズショー


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街のステータス

330.jpg
Schneider-Kreuznach Radionar 2.9/80(1952)

何故この場所でわざわざシャッターを切ろうと思ったのか、
自分でもよく分らない。特にどうって事もない日常の道。

ただ何となく、いつもの静かな時間…
それが好きなのか嫌いなのかも判然としないまま、
それでも自分は今、ここで生きているらしい…っていう、
ユメともウツツともつかない奇妙な実在感…。
ああ、きっとこれは夢だな…。


秋田駅前のこの一帯の再開発構想が一部発表されている。

とても驚いたのが、「施設を作るのは良いが、ソフトはどうする?」
という必然的で基本的なコメンテーターの意見なら充分理解出来るのだが、
この土地の議会やコメンテーターの方々が真っ先に疑問を呈したのが

「駐車場はどうするの?」
「駐車場を充実しないと人は集まらないよ…」

正直私は驚いた。
ここは県都秋田の駅前地区で、おそらくバス路線も含め
県内では最も公共交通が発達した場所…そのメリットを活かしての
都市再開発計画であろうと思うし、その計画の背景にあるのは
脱クルマ文化=ライフスタイルの革命的変革…ではなかったか??

電車を使おう!バスに乗ろう!そして街を歩こう!
そうすれば、既に死滅しかけた街の商店街が復活し、活気が甦る。

東京に住んでいると、土地のステータスを上げること、
つまり商店街が栄え、自然環境も保護されつつ、
ついでにイメージ=地価もどんどん上がるような街作りを
何処も目指しているのがわかるのだが、その絶対条件は

「クルマを街の中心に入れない配慮」…それに尽きるのだ。

大きな道路はクルマが通り過ぎるだけで、街は廃れるだけ。

ところがこの街は何をするにもクルマと駐車場ありきで、
何処にでも無遠慮にクルマが入り込んで来る。
その結果「街」はどうなったか!?
まだ目が覚めないのか??と思うのだ。

というような事を、地元の友人と議論していたら、

「オマエの論理はこの町には全然当てはまらねえ、
 この県の人は、クルマがなければ、もう一歩も外へ出ないから…!」

「出なきゃあ死ぬぞ?」

「amazonも楽天もあるべな…」

「…そっちかいな...」



最近のお気に入りはこの「ものんくる」。
実際にはベースの人とヴォーカルの彼女の二人ユニットらしいが
やはりこの二人の才能が何しろ恐ろしいくらいに突出している。
もう30歳(!)くらい若ければ、私もバンドに入れて欲しいぐらい!?。

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煙草道?

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P.Angenieux Paris 'Anastigmat' 2.9/45(1949)

イマイチ当ブログでは賛否両論なアンジェニューの不穏な描写…。
今年最初の「風に揺れるナナカマド」であった。



べつに品行方正な生き方をしてきた自負など全くない。
ライバル社を狡猾な策略で愚弄して、舌をペロッと出した事など
何度もあるし、逆に重大なミスをして平身低頭、イヤ、
衆人環視の中で土下座だってした事がある。

酒は殆ど暴力のようなバカな呑み方をしてきたし、
クスリだって…誘われた事は幾度もある。そのたび、
「ああ、俺コレ、どういうわけか身体に合わないんだよね」とか
「コレ吸うと俺、必ずリヴァースするから…」などといって
ギリギリ回避してきた。

理由はただ一つ…正義感…などでは全然なくて、
もうこれ以上「中毒」の対象を増やしたくなかったからだ…。

つまり「煙草中毒」である。

身体を壊して、嫌が応にも禁煙開始するまでの30数年間、
ただひたすら一途に「ハイライト」のみを偏愛し、
毎日確実に60本以上吸い続けてきた。
ざっと計算してみた…

60本x365日x35年で、なんとその数76万6千500本…。

これはもうアチコチぶち壊れて当然な本数…
全く自業自得である。

途中、会社の女子連や、家族からも…

「煙草やめて欲しいとは云わないけれど、我々のボスとしては、
 もうちょっとオシャレで高級イメージな煙草に変更して欲しい。
 ハイライトはイメージが悪い上に、なんだか下品な臭いがする…」

そんな云われ方もしたけれど、ヘヴィーで、どうやら臭いらしいハイライト愛は
遂に30数年間一途に変わらなかったのだ…(威張れた事では全然ないけど)。

いずれにせよ、人生の中のあらゆる局面に、ハイライトが常にポッケに
入ってて、ちょっと一服で、紫煙をくゆらせながら、
重要な決断をした事もあるだろうし、馬鹿笑いしたり、悔し泣きしたり
様々な局面をハイライトと共有していた事に間違いはない。
そんなハイライトを、たかだか病気ごときで裏切っていいのか!?
長年の友を切り捨てていいのか!? 

そんなバカな事を、真剣に考えたりもするのだが、
実に不思議な事に、コレが全くハイライトを吸う気がしないし、
自分が煙を吸い込むイメージをしただけで、何か咳き込むような
イヤな感じがするのだ。

せめてお守り代わりに、鞄に常にハイライトを仕舞っておこうかな…
なんて考えた事もあるけれど、今はハイライト=420円なんだって…
ドヒャーー!それじゃあまるっきり贅沢品じゃあないかあ!って、
そんな風に思うわけで、コレはもう完全に「禁煙病」なのかも
しれないなあって思うのだ。

煙草をまだ吸ってる頃、喫煙者を犯罪者か異常者のように蔑み、
憎み、徹底排除しようとする頑な人々の姿をたくさん見た事がある。
あれはあれで立派な禁煙病っていう精神疾患だな!そう思ったものだけど、
何だかそうなりつつある自分に気付き、ちょっと恐れを成すのである。

もちろん愛煙家のみなさんは、おしなべて「高額納税者様!」。
たくさん吸って、世の為ヒトの為、税金たくさん納めて
世の中を良くしてください!。



Tobacco Road」っていえば、まあブル−スの定番で、
いろんなブルースメンが取り上げる定番曲だけど、我々世代の
「タバコロード」といえば、竹田和夫さんの「クリエイション」!!
取りあえずそれしか思い浮かばないなあ…
というわけで、Creation -- 「Tabacco Road

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意地っ張りの薬?

DSC03852_DxOFP.jpg
Carl Zeiss Jena 'FLEKTOGON' 2.8/35 (2nd Edition-1964)

「Memory House….」 
何屋さんなんだろ??

昨夜は地元町内の若旦那に引っ張り出されて、いつになく
深酒してしまったら、案の定、本日朝から内臓が一斉に逆立ちしたような
ムカムカムカ...絶不調状態…。

まあ寄る年波もさることながら、近頃呑み付けてなかったものだから、
若旦那のハイぺースに煽られつつ、話題的にも、自分が知ってる
昭和40年代前後の町内の様子を語る会という側面と、
私の長期不在時代の町内の有り様、移ろいを知る機会という興味深いものだけに、
マッサンこと竹鶴政孝が、不遇の大阪時代に情熱を傾けて作り上げた
国産高級ウイスキーは、あっという間にボトル2本目に突入…!。

心の中では「やばいよやばいよ」って連呼してるんだが、
こちとらあいにくと、どんどんグラスに再注入される酒を敢えて制し、

「…いやもう結構」
「カラダに悪いし…」

などと無粋窮まるセリフは死んでも云えねえ江戸っ子…じゃない秋田っ子?
ただただ見栄っ張りで頑固でバブリーな、これがオバカ世代の呑み方。
もはやイクところまでイクしかないわけだ。

若旦那とは、彼の父親(故人)には昔「にいちゃんにいちゃん」
って、随分世話になったなあという感じで、私とは20歳も違う男だが、
酔いもあって…いや、最初からタメグチのオトモダチ状態。
私も同世代のつもりでバカ話を口走り、気取らずガハハと笑う…
もうこうなるとただのバカと阿呆の酔っぱらい。

帰りは何故か土砂降りのずぶ濡れになりながら、お互いを讃え合って
別れたまでは分かるけれど、その後は記憶なし。

朝起きてから、アチコチの不調にムカムカ悶々としながら、
ああなんで「もう結構!」「降参だよ、君の勝ちだ」って云えないんだろ…
二日酔いの薬より、意地っ張りを緩和する薬が欲しいなあと思うのだった。



表題の写真に関連して?? 
ローリングストーンズの名曲!
メモリー・モテル


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