ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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風と蓮と高い空

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風もハチスの香に薫る
み濠のほとり学舎ゆ....

いきなり手前勝手だが
出身小学校校歌の冒頭部分だ。
何となくだが、妙に好きな一節でもあった。

ハチスが蓮の古語であることを知ったのは
大人になってからのことだから、
当時は意味も分からず唄っていたことになる。

まあ突っ込みどころとして、
学校は当時も今も「み濠のほとり」ではないし
いかにもむせ返るような蓮の香りが表現されているが
ご承知のように物理的にそんなに香りはキツくはない。
しかしこの密集度合は今も昔も「むせ返るほど」に相違なく、
まさに「香ニ薫ル」と敢えて同義語を繰り返すほどの
「空気の濃さ」の表現は間違いではない。

そんな「むせ返る景観」を、
意外にも清涼なものにしているのは、
もはや言うに及ばず、冒頭の「風」の語句である。
「風モ」は単に吹く風の描写ではなく
「風通りの良さ=高い空」を表現してるように思う。

「見えない水面」と
「夥しい数の蓮華」と
「高い空」と
「吹き抜ける風」と
そして残り少ない日光の熱を感じながら、
お濠脇の道を歩き進む「幸福」。

秋田に生まれて良かったと思う瞬間でもある。

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