ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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普通と旅人の間

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音楽界…と言ってしまえば何となく格好良いのだが、
事実上は歌謡曲全盛期(?)の「芸能界」って言う、
今思えばちょっと気恥ずかしい業界に、
エレキを抱えつつ数年間いたものの、
いろいろあってキッパリと足を洗うことになった。

「ホントにやりたい音楽は、アマチュアに戻らないと出来っこない!」

なんて公言していた自分。
何の事はない、自分を偽る方便だったな...。

その後、これまたいろいろあって、
あんまり積極的ではないままに
「一般企業」に就職する事になって、
慌てて髪を切り、髭を剃り落とし、
学生時代に就活用で親の金で英國屋で仕立てたダークスーツは、
いつの間にかエイギョーステージ用(どさ回りね)の衣装に成り果てていたが、
それも本来の用途に戻り、少し遅い「新社会人?」としての生活が始まった。

少し経つと、「芸能界」に居た時とは大違いな
「生活の安定」というものをヒシヒシ感じるようになる。

決して満足いく額ではないが、
なにしろ毎月必ず同じ金額を振り込まれる。
当り前なことだが、
これがいかに生活に落ち着きをもたらすかを
初めて知った。

しかも盆暮になると「賞与」という形で、
インセンティブ的なものも含む給料の何倍もの金額を得るに至ると、
それまでボンヤリとしていた「将来」とか「生活設計」「生活基盤」なるものが、
明確なヴィジョンとして現れ初めると、
「ホントにやりたい音楽〜」などどこかに吹き飛び、
もはや楽器に触る事すら無くなっていた。

気が付けば、他人(ヒト)と違う人生を過ごしたい….
音楽家である人生も悪くはない…
などと考えていた20代前半の尖った自分の姿はもはやなく、
極めて普通のサラリーマンで、
当り前な家庭を築き、夜な夜な盛り場をハシゴする。
有り体にスケベで怠惰な30代になろうとしていた。

ちょうど世はバブル景気真っ盛り、
ヒトとの話題は全て財テク=つまりは金の話ばかりで、
間違いなく森羅万象を測る物差しは「円」…
毎日の生活がえらく息苦しかった。

その鬱憤が一気に弾け、
全て同時進行で、
サッカーチームを作り、
ギターを再開し、
パソコン(最初はMacで打ち込み音楽)を始める原動力となったように思う。

サッカーと音楽とPCによって自分は相当救われた….と思っている。

『普通の事』に憧れてるくせに、時には反抗する。
もしかすると「旅人」…??
なんちゃってね。


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