ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
MENU

「旅の重さ」って何キロ?

12722.jpg
「旅の重さ」っていう昔の日本映画…随分憧れた。
四国お遍路旅…いつかそのうちって思ってるうちに、
何ともそれに相応しすぎる年配になりつつある自分にふと気付き、
少しウレシくなったりする。

なあんだ、まだやり残してること、あるじゃん....。

80年代後半から90年代後半までの約10年間は、
あらためて考えてみると(というか当時のパスポートとか手帳を眺めると)、
1年の半分近くは、世界のアチコチに居た(ようだ)。

何となく記憶が希薄なのは、「旅」は所詮、仕事目的だったし、
その殆どが楽しいものではなく、
それどころか、辛く苦しい旅が殆どだったから...。

以前もこの項で書いたが、
ブラジル北東部=アマゾン川流域の「最果ての港町」で1ヶ月半、まったく独りで、
アマゾン川上流から到着する積荷を逐次チェックし(大理石やルビーなど)、
イタリア行きの指定貨物船のピストン便を、
ひたすら待ちながら過ごした日々。

そして、陽気で人懐っこい街の人達との
つらい別れ…。

タイで工場を立ち上げる!…
現地人コーディネーターの、サスペンションがあまり利いてない
オンボロトラックに乗せられ、連れて行かれたのは、
北部の大都市チェンマイから、さらに北へ10時間…
ラオスとかカンボジア国境近くの山間部の村….。
集められた従事予定者も全て未経験者…
というより山奥の未開人=土人(?)という感じ。

なぜこんな奥地なのか??と問いつめると、
「そういう予算しか計上されてないから当然だ!」と逆切れされる。
完全な悪意に、帰り道中の気まずさ、辛さと言ったら、
まさに筆舌に尽くし難い。
まあ、乗っけてもらえたから良かったものの、
そうでなければ、また別の、壮絶なドラマが生まれてしまうところだ...。

途中でどうやらコーディネーターに辿り着く前段階で、
中間業者にタンマリ搾取されていたことが判明。
後日、別ルートでチェンマイの街中に、無事工場を立ち上げたものの、
あの計4日間に渡る..
「ジャングルと崖っぷちの、特に後半は気まずいだけのトラックツアー?」は、
いったい何だったのだろうか?。

憧れのロンドンに2週間以上も居ながら…
好きなフットボールにもロックコンサートにも行く時間が全く取れない。
ホテルの部屋から、憧れのアーセナルのスタジアムが見えるのだが、
明日絶対行ってみようと毎朝思いながら、
遂に帰国の日になっても行けなかった。

観光地はいつも車窓の旅…。
だいたいどこの国に行ってもこんな感じだから、
面白い事なんか全然ない。

一度の出張で、何百項目もある行程やチェック事項をひとつでも怠ると、
帰国後、様々な上司に「いいよなあ~楽しいご旅行で…」
と突っ込まれるから、
不安要素は前もって想定しての
必死の理論武装…。

結局自分で自分を追い込み苦しむ….その悪循環。

楽しい旅=帰国後、毎度の罪滅ぼしと家族サービスの
箱根一泊温泉旅行…
ここらがホントの幸福の旅…だったりして。

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 秋田(市)情報へ
ブログランキング・にほんブログ村へ

スポンサーサイト

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://pipco1980.blog.fc2.com/tb.php/231-4aae9c20
該当の記事は見つかりませんでした。