ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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ユメウツツの時代

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なんだかサラリーマンの縮図のような光景に見えてくる....



サマザマな理由があって、自由ではないが、
ある意味気侭な音楽家生活から引退することになった。
主な理由は、しっかりと定収を得る生活設計に切り替えねばならぬ
必然に見舞われたからだが、心機一転、
就職をして「サラリーマン」として身を立てることにした。

それまで所属していた芸能事務所で
「マネージャーで契約社員(正社員は東大、早慶卒必須!?)」
ということも示唆されたのだが、事情をよく知る相方の大反対に遭い、
「出来るだけ堅気の一般企業」を求めた結果、
小さな貿易商社というのに潜り込んだ。

学生時代も結局はドロップアウトで終わっていたのだが、
幸か不幸か(?)英検2級というのを取得していたのと、
以前にアルバイトながら、広告代理店で輸入薬品の説明書の翻訳を
やっていたことがあって、まあ、そんなお気楽な仕事をイメージしての入社だった。

しかし実際には営業回り中心の、ドブさらい+草むしりの延長戦みたいな、
そんなダーティワークで、私のサラリーマン生活は始まった。
花も恥じらう(?)25歳の再スタートだった。

最初はただただヘツラうだけの、主に「在庫品」を、
企業向けに売リ捌くだけの仕事。
兎に角、毎日毎日、意味なくニコニコ顔で、嫌われぬようカスタマーに相対し、
高邁にもケチを付けようとするお客には、心のうちで「このクソ野郎!」
と思いながらも、あくまでも表情はスマイルスマイル…。
今流行の土下座に近いバカげたパフオーマンスなども時には披露しながら、
成績さえ上がればそれで良い…という態勢で仕事に向かうから、面白いはずがない。

救いは、ミュージシャン時代と違い、ミスっても自分自身の責任ではなく、
今度は会社組織の責任で、全て対応出来ること!。
これは精神的に比較しようがないほどラクチンだった!。
(自由業の方々には理解してもらえると思う。)

先に自由業から始めた、ちょっと変った経歴のお陰で、
このメリットに気付かなければ、恐らく腐って早々に辞めていただろうなあ思う。

徐々に仕事を覚え始めると、カスタマー達(先方バイヤーら)が、
何を真に求めているかが手に取るように分るようになると、
今度は積極的に商材の企画側に回り、
それがやがて海外買い付けの為に出張するようになり、
さらには海外に製造拠点を作り上げ、
気が付けばアマゾンのジャングルに分け入って、
天然資源の採掘権を買取り、
世界各地の貿易港に巨大倉庫を確保….というようなビジネスに至り、
会社も念願の8階建て自社ビル完成…
荻窪だけど...。

しかしそれもこれも結局は、私や上司や会社の実力などではなく、
全ては日本のバブル景気のおかげ。

ふと気が付けば、私は30歳台で会社役員になっていた。
そしてお決まりの派閥抗争、権力闘争にイヤガオウにも巻き込まれる。

やがてバブル崩壊…。
筆頭役員として執行することになったのは、
愚かな老人達による、バカげた派閥抗争の末に
疲弊した組織の、大幅なリストラ…そして幕引き…。

会社の法的処理を全て終えた後、
元部下らが立ち上げた新会社の副社長待遇で就任し、
少しずつだが儲かりだすと、今度は元部下の社長が突然「亡者化(発狂)」した。

「カネも資産も全部オレのもの。女房も親も信用出来ない。
 社員ドモなんて、虎視眈々オレの財産を狙ってる卑しい輩。
 ほら、今日も社の資産がみるみるバイト連中にホラホラ盗まれてるよ…」

そんな感じになって、会社は誰彼かまわぬ粛清の嵐。
私もリアルに身の危険を感じて退散…

45歳になろうとしていた。
トホホなサラリーマン人生。

(気が向いたら)続く。



これは明らかに自分のテーマソングだ!と信じて疑わぬ時代が確かにあった。
「加藤和彦/パパ・へミングウェイ」…大好き過ぎる偉大なアルバム…


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4 Comments

E.C says...""
こんばんは、いつもコメントありがとうございます。

色々とされてるんですね、大変でしたね、でも大きな仕事をなさっていて

やりがいなんかもあったと思ったりしますが、

私なんかいまだにうだつの上がらないサラリーマンですが、

でも音楽も心の支えになっていますよね。

応援ぽちしておきます。
2013.12.17 22:11 | URL | #- [edit]
ももPAPA says...""
こんばんわ
いつもありがとうございます。

波乱万丈の人生を身をもって体験されたんですね。

自分なんか、絶対になりたくない(なれない?)と思っていた教師生活を送る身のハメになり、何とか喰い繋いできましたが 人生ってわからないもんです。
2013.12.17 22:28 | URL | #Wgi4adpQ [edit]
pipco1980 says..."E.Cさん こんにちわ"
E.Cさん、毎度どうもです。

意外と気が小さいので、何にでもビビリでしたが、取り敢えず
「殺されるわけじゃない…」が、座右の銘(?)でしたかね。
2013.12.17 22:56 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ももPAPAさん こんばんわ"
いつもどうもです。

ウチの親なんか、私がそのまま順調に
教師になるものだと思ってたらしく、
いまだに親不孝だ、失望したと口にしますよ。

何事も継続が全てだなあ....と、そんなアタリマエのことを
今は強く思います。

2013.12.17 23:02 | URL | #- [edit]

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