ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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銘器探索の巻(オチ付き)

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またしても大昔の話になる。

あるクイズ系のTV番組収録に参加していたとき(無論バンドマンとしてだが)、
待ち時間と云うか、退屈な時間も多いので、
その時はキーボード奏者であるバンマスを囲んでの音楽談義や、
業界情報にいそしんでいた。
(あいつとあいつが捕まったとか、あいつは2度目だから当分戻って来れないぞ…
 意外と代用でジャスミン茶を巻くと美味いぞ?… など余計な情報多い!)。

その日はたまたまバンマスが
「ハモンドオルガン(オリジナルB3 TYPE:Aだったか?)」を本気で捜している。
日本には3台くらいしか入って来てないはず...という話題に際して、唐突に、
番組司会者でベテラン俳優のT氏が割り込んで来て
「それならウチにあるよ!欲しいの…まあウチにおいでよ!」というので、
数日後、バンマスと(何故か)私は、世田谷のT氏のお宅にお邪魔した。

私にはよくわからないが、居間の端っこに鎮座しているオルガンこそが、
日本に3台しかないハモンドB-3Aであるらしい。

ところが、近づいて木目部分をよく見ると、
もはや絶望的にビッシリと覆い尽くす彫刻刀による落書き(というか落掘り?)。
その家の二人のドラ息子(両人とも現在中堅俳優!)がその犯人らしい。
さらに鍵盤にまで落書き&シール、ホィールレバーも大半が破損….。

バンマスの顔面は蒼白で、少し涙目になりながら、
「ううう、3台しかねえんだぞお〜い…」と、
嗚咽のように低く呟いたのを、私は聞き逃さなかった。

それでも音は完璧で、いかにもハモンドらしい、
フクヨカなサウンドを醸し出していたが、バンマス氏はベテラン俳優T氏に
「今日は貴重な体験をさせていただきどうもありがとうございました」とだけ言い、
売買交渉など一切することはなかった。

どろ〜んと、澱んだ空気が流れたので、私がベテラン俳優T氏に、
いまさらどうでも良いようなことを聞いた。
「どういう経緯でB3を手に入れられたんですか?」

T氏「ああこれね、NHKの紅白やってる偉い人がね、
 Tさん今度イギリスからこういうのを備品として調達するんだが、
 あんたも1台どうだ…ということで20年くらい前(1960年頃?)に購入した….」という。

それまでぐったりしていたバンマスは、突然頭を上げ
「NHK?…そうだNHKだよ」とまた低く呟いた。

数日後、バンマスは強引にNHKでの仕事を設え、
首尾よく「備品置場」侵入に成功したらしい(私はその時は同行してない)。
そこで彼は、とてつもなく衝撃的な光景に遭遇する。

そこには埃まみれのB3TypeAが、ざっと十数台…
無造作に置かれていたのだそうだ。

恐るべし日本放送協会!




同世代(±1〜2歳)のアーティスト、スーパースターなんて、
たくさん存在するけれど、私はなんでか昔っから、
マイケルでもマドンナでも孫正義でも安倍晋三でもなくて、
Paul Wellerがオピニオンであり、同世代のアイコンのように感じていた。

JAM〜STYLE COUNCILと好きな曲が多くて困るのだが、
取り敢えず、有名なLIVE AID での映像を。

今では考えられないが、(あの)フジテレビが、
他の高視聴率人気番組全部を取っ払って、
土曜の夜9時から日曜正午まで生放送し続けた
画期的な「事件」が確かにあった。

蛇足だが、
このとき自分は結婚したばかりなのに、
夜を徹してTVにカブリツイテ呆れられた…なんて思い出もある。

1曲目の"Internationalist"…最近益々、やりたい放題な安倍晋三に捧げたい。


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2 Comments

oyajisann says..."良い年を"
ハモンドオルガンですか、山下達郎がLIVEで名前が出てこない
けどバックコーラスのおねぇさんを日本有数の奏者と紹介してい
たなぁ・・・。
JAM、地元イギリスでは解散が一般紙の一面飾るほどの人気
私も日本青年館だったかな一度ライブ行きました。
スタカンはセンス良しのバンド?
後半が尻すぼみ感じもありましたが・・・。
もちろんライブ、ソロになっても行きました。
来年もよろしくお願いします。
良い年をお迎えください。
2013.12.28 18:32 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん こんばんは"
ロックっていやあ、昔っから左翼って相場が決まってるんだけど、
今じゃ業界全体が右寄りな、コワモテアーティストなんかも
跋扈する雰囲気があって、いやーな感じです。

こちらこそ来年もよろしくお願いします。
2013.12.28 19:53 | URL | #- [edit]

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