ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
MENU

This Is Mr.Ghost Writer

DSC03476.jpg
被写体不足の時節に付き、我が家のおとぼけCAT写御免。



ゴーストライターに関わるゴシップが世間を賑わしているようだけれど、
そんな話は、あの業界では特段珍しいものではなくて、
内部では普通に語られていたりする。

早い話が作曲家などの個人名を「ブランド化=商標登録」して
権利元を明確にしさえすれば、誰が作ろうとも権利はその商標下にあり、
何ら法律に触れるものではない。

だから、とある有名作曲家さんの事務所(スタジオなど)で仕事などしていると、
耳に入ってくるのは

「ああ、あの大ヒット曲ね、それならあそこにいる総務のジイさんが、
 昔ピアニストだった頃に作った曲だよ」とか

「あれはオレと女房とで作った曲…50万くらいボーナス上乗せでもらったけど、
 事務所的には数千万単位でしょ…」

なんて話は普通にそこらあたりに転がっているのだ。

さらにいえば、つい10年ほど前だが、さる現役業界の友人と話していると、

業界人「シンガーソングライターの△.Y氏がさあ、かれこれ15年くらい前から
    ”鬱”らしくて、曲が書けなくなってるんだよな」

ワタシ「そういえば、近頃はライブ盤、ベスト盤…あとカバー曲盤が
    あって、それからセルフカバーも…そうとう暫く新曲出してないね?」

業界人「さすがにそろそろヤバいってんで、今、秘密裏に集めてるんだよ...新曲。」

ワタシ「ふうん…世の中そんなもんかあ…」

業界人「で、どうよ…」

ワタシ「どうって、なにが?」

業界人「乗らない…?、昔、色々書いてたじゃない…」

もちろん乗りはしませんが、そうしてしばらくして発売された新作…
なんだか複雑な思いで聴きましたよ…
NHK-SONGSで。

人間、出来ることなら、ボンクラといわれようが、ビンボーだろうが、
正々堂々、自分自身を精一杯を貫いて生きることこそが、
最高の幸福なのだという気がしますよ、ホント。


大瀧詠一氏絡みの足跡辿りはまだまだ続きます。…
というわけで、今宵は、トニー谷「さいざんすマンボ(ザンス・ミックス)」を!

小林信彦の名著「日本の喜劇人」で紹介され、
そこでトニー谷の魅力を知った大瀧詠一氏は、すぐに彼の作品集
「This Is Mr.トニー谷」をプロデュース。
深夜テレビでは連日、彼の主演映画がOAされるなどして、
突然のトニー谷ブームに沸き上がる幸せな日々がありました。

底抜けに明るいが、いい加減で怪しい「日系人」というキャラクター設定は
愛されますが、他方でこれが悲劇の呼び水にもなり、嫌われキャラともなり得、
生粋の江戸っ子なのに、ハワイで晩年を過ごさねばならなかった不幸など
詳しくはWikiで。
事件の詳細はhttp://ja.wikipedia.org/wiki/トニー谷長男誘拐事件


ジス・イズ・ミスター・トニー谷ジス・イズ・ミスター・トニー谷
(2005/07/21)
トニー谷、宮城まり子 他

商品詳細を見る


日本の喜劇人 (新潮文庫)日本の喜劇人 (新潮文庫)
(1982/11/29)
小林 信彦

商品詳細を見る


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 秋田(市)情報へ
ブログランキング・にほんブログ村へ

スポンサーサイト

5 Comments

ジオヤー says...""
こんばんは

このウソは、やっぱ、つき通さないとダメなんじゃないですかね~。
ウソをついたことよりも、バレたり、バラしたりしてしまったことの方が
悪いように思います。一度夢を売ったのですから、壊しちゃダメですよ。
もっとも、仰るように、ウソをつき通すのも大変なこと、
不幸になるだけで、最初からそんなことしないのにかぎりますが。

トニー谷、ふざけてますね~。
っていうか、芸人はふざけてナンボ。
今の若い芸人さん達は、ちと真面目過ぎるようにも思います。
2014.02.07 17:26 | URL | #LkZag.iM [edit]
pipco1980 says..."ジオヤーさん 毎度です"
おそらく、このエピソードに登場するお二人を、普段から知る
たくさんの方々は、薄々感づいていたに違いないと思いますよ。
音楽を仕事や趣味にしていて「分らなかった」なんて、
どう逆立ちしてもあり得ないですよ!。
だからなんだか無茶苦茶不快な事件ですよ。

関係ない話ですが、フィギャアスケートの高橋ナニガシ君の
ビートルズメドレー!。途中、まったく知らない曲が混じって出てくるので、
ちょっと焦りつつ調べると、ジョージマーチンが作った曲らしい...。
まったくハズレてはないにしろ、印税払込窓口も異なるわけで(笑)、
「なんでわざわざ??」と、なんだかまたしても怪し気なわけです。
彼の音楽スタッフって...??...やめておきます。

2014.02.07 18:46 | URL | #- [edit]
oyajisann says...""
今晩は私は音楽関係の内部は知りませんが芸能人の書く本はゴーストライター
がいるなんて私が子供の頃から言われてる。
この曲はよく洋楽のパクリなんて言われてるのも多いけどパクリと尊敬の念は
違うと自分で解釈しながら聞いてます。
しかし完全に別の人の曲、これは如何なものか?
印税の管理の問題もありますからね。
2014.02.08 20:21 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん こんばんは"
このゴースト騒動の裏に見え隠れする、音楽(クラシック)業界の
胡散臭さ、程度の低さ、素行の悪さ...が、どうにも苛立たせます。

いまどきスティービーワンダーは盲目なのに...なんて話題にすら
せず、普通に評価される時代に、そんな時代錯誤なストーリーに
簡単に支配される業界体質や、訳知り顔の愛好家に
やけに腹が立つ「騒動」ですね。
2014.02.08 21:36 | URL | #- [edit]
hiro says..."初めまして"
初めまして
いつもありがとうございます。
pipcoさんの、この記事が以前から気になっています。
”シンガーソングライターの△.Y氏”とは誰なのでしょうか?
NHK-SONGSはやたらと録りためているのもあって、余計に気になっています。ひとり思い当たる
シンガーの方がいるのですが。
今年に入ってまたリメイクのアルバム出していませんか?違うかな?
2014.03.14 22:31 | URL | #3fP8K/.I [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://pipco1980.blog.fc2.com/tb.php/320-0560d31e
該当の記事は見つかりませんでした。