ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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正義の悪魔

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小学生の頃は、クラスメートの大半がそうであるように
怪獣好きで、よく円谷プロ後援の怪獣イベントに出掛けた。

ウルトラQ~ウルトラマン~ウルトラセブン初期
(秋田ではネットの関係で放送は約半年遅れ)にいたる怪獣に並んで、
何故か同列にいる「怪獣ブースカ」に多少の違和感を感じつつも、
まあおそらくは目を輝かせ、身を乗り出して見物していたのだと思う。

既に年齢的には、怪獣達と相撲をとったり、
尻尾をつかんでグルグル回しにしたりというようなことはなく、
わりと冷静に怪獣のプロフィールをファイリングして暗記したり、
オリジナルストーリー上ではどういう負け方をして死んだかも分っているだけに、
「営業」の意味は薄々了解してる年頃とはいえ、
今、この北国の場末のショッピングセンターの催事スペースで
オチャラケる怪獣(キャラ)達の悲哀というのも、
そこはかとなく感じられつつ、
怪獣キャラ達のオリジナルストーリー上での、敗者の誇りは!? と、
何だか分けも分らず怒りを覚えていたようにも思う。

バルタン星人もペギラもレッドキングも、
ウルトラマンを負かせたゼットンまでもが、
「俺たちもツライんだよ…」
そう叫んでるように思えてならなかった。

それなのに私はバルタン星人の手が、本当は巨大なハサミなのに、
その時は「軍手姿」だった手抜きにカチンときて、
思わずバルタン星人の耳元で

「なんで手が軍手なんだよ!」と言ったら、

ぬいぐるみの中のくぐもった声で

「うるせいガキッ!」と云われた。

未だにコレはトラウマになっていて、
たまにバルタン星人の姿を見掛けると、
別の意味の怖さを感じてしまうのだ。


10年くらいが一気に過ぎる。

上京したばかりのゴールデンウィーク、千葉に住む同級生から、
泊まりがけで遊びに来いと誘われ、
私と、もう何人かの同級生達で彼の家に行くと、
翌朝突然「さあバイト手伝え!」と、いきなり、
今はもう閉館してしまった「谷津遊園」という遊園地に連れて行かれ、
私はショッカーの、忘れもしない

「怪人ゲバコンドル」

の扮装をさせられ、特に打ち合わせもなく、それらしい動きをしながら、
他の哀れなショッカー怪人共とでステージに立ち、
ギャオだのワオだのと適当に奇声を上げていると、
我々を招待(?)した友人が扮装した仮面ライダーが登場。
無遠慮に我々を蹴り、押し倒す!。

これまたカチーン…と来るのだが、何しろ我々が蹴られ、
イタブラレるたびに、会場の子供達は沸き立ち、やれやれ!もっとやれ!
という大声援が起きるのだから、ますます悲しくなる。

やがてイベントは佳境に入り、会場の子供達も一斉にステージに上がり、
われわれ怪人軍団を、彼等の本気の力で殴り、蹴り、ヒキ倒しイタブル…。
つい「痛てっ!」とか声を発してしまうと、正義の悪魔(?)と化した子供は

「おーい、このゲバコンドル、生意気にイテエとかホザイてやがるぜ、やっちまおうぜ!」

とか言って仲間をあつめて、今度は集団リンチ…。

日本の将来はコレでいいのか!と思う以前に、
裏で仮面ライダー野郎をみんなで絞めてやったのは言うまでもない。



Japanというバンドは当初、ルックスが良すぎたせいだろうか、
ヴィジュアル系以外には大して取り柄もない、
正直取るに足らぬグループだったのが、
まさにジャパンの、教授やアッコちゃん夫妻(当時)はじめ
YMO系列の方々との交流によって、
バンドは突然その内なる力を爆発させ、
「Tin Drum」という傑作アルバムを生み出すのだ。

まあ…このアルバムだけでほんとに爆発、崩壊してしまうんだけど…。
Japan / Ghosts and Cantonese Boy
ちなみにCantonese Boyって「在広東少年」のパクリでしょ!?


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4 Comments

ぺりちゃん。 says..."Japan"
 Japanってあの当時デビッド・ボウイとロキシーを中途半端にごちゃ混ぜにしてやや故意に複雑化したようなイメージしかなったかな。本国でどれくらいの評価があったのかって記憶も今の僕でもかなり怪しい。当時デビッド・シルビアンが妙に良い男だった言うイメージだけが今でも・・
 仮面ライダーショーと言えば僕のポン友もアルバイトでやっていたような。まぁ彼は体育学部体操部なのでかなりの動きが出来るショッカーでしたよ。そうそう子供ってある時期悪魔ですからね、その言動も頷ける部分が多々ありかな。 ではでは、
2014.04.06 13:40 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ぺりちゃん さん いらっしゃい!"
こんにちは

映像ソースが、TOP OF THE POPSではなくOGWTですので
英国内でもそれなりの評価があったということが伺えます。
もちろん最終アルバムの「Tin Drum」しか
永遠に評価の対象にはのらないのでしょうが...。

それにしても未だに日本のヴィジュアル系さん達の
あのヌメッとした唄い方は、D.Bowie+B.Ferry直系!という
意味なのでしょうか?
しかし、どうしても彼等が、上記の先達者やD.シルヴィアンを
信奉してるとは思えないので、不思議なんですけどね。

仮面ライダーショーは、次々にドロップキックが飛んで来て、
避けるのは簡単だけど危険...だからきちんと受け止めねばならない...
その他にも、お尻や太ももを噛まれるは、いわゆるカンチョウ責め
されるわで、子供相手とはいえ、相当なダメージを負います。
着ぐるみとはいえ、下半身はタイツにブーツだけですので、
ショッカー怪人役は大変なのでした....。
2014.04.06 15:20 | URL | #- [edit]
Keith says...""
お久し振りで今晩わんこ        pipさん

そーです、あなたにバルタン星人は似合わない。オ〇パイ星人なのでありんす。
これは、ももPAPAさんにも当てはまることですなぁ。
2014.04.06 19:19 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."Keithさん 毎度っす!"
こちらこそお久し振りでやす。

アタシもあなたも、基本「北のナマあしミニスカ&オ〇パイ星人」
に違いないですが、私の方は「ポンコツ・オ〇パイ星人」かな。

ももPAPAさんは「わんこ星人」!?

あっ、壊れたバキン。
2014.04.06 22:08 | URL | #- [edit]

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