ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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夢の生活?

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私の蟄居謹慎幽閉部屋の小さなテラスも、何だかやっと賑やかしくなってきた。



音楽家生活から足を洗い、会社勤めをスタートさせた頃、
何よりの問題は毎日帰りが遅くなったこと…などではなくて、
それによって銭湯に行けなくなったことに他ならない。

何しろ風呂なしアパートから早く脱却せねば!とは思ってはいるのだが、
憧れの「風呂付きアパート/マンション」は、
まだまだ家賃倍額~3倍以上…道は遠いなあ、と思われたそんな矢先、
会社の事務のオバちゃんが(専務だが…)、

「これ、あなたにいいんじゃないの?…!」

と、新聞記事の切り抜きを私に手渡した。

記事は「不動産案内」で『新宿区落合、6畳一間…風呂付き2.5万…』

「6畳で風呂付き??何だそれ」…というわけで即電話。
不動産屋のオジサンも事情はよくわかってないようで、
とにかくすぐに行ってみる事にした。

早稲田通り沿いに突然の木造モルタル2階建ての典型的な「安アパート」…。
一見、今と殆ど変わりないではないか!?…
ところがそこにはなんと、洗い場が10数個も備えられ、
足を充分延ばしてもまだあまりある巨大な浴槽の、
まるで銭湯のような浴室が、ドカーンと構えていたのだ。

聞けば元々が化粧品メーカーの女子社員寮だったとのこと。
それなら合点がゆく…と、その日のうちに契約した。

ははは、風呂なしアパートさようなら、貧乏生活もさようなら….
確かにその時そう感じていた。しかし…。

10世帯ほどの住人がいたが、女性の住人もソコソコいるようで、
そうなると女性のみ入浴の日とか、そんな感じで、
男性の日は「ウッス、こんちは…」と、ドカドカと銭湯よろしく
入浴するのかな!?と思っていたら

意外にも入浴は一人づつ個別…。

そしてあがるときはイチイチ浴槽のお湯を抜き、新たにお湯を入れ換えながら、
「お次の方どうぞ」と声を掛け知らせる。

内鍵のかかる脱衣所のドアには「本日の予約表」が掲げられ、
「うーむ4番目か…」お湯の入れ替え含め一人平均45分くらいだから、
あと3時間くらい…今10時だから…1時頃かよ…。

ところが住人には若い同棲カップルもいるし、一人暮らしのOLさんも多くて、
中で何をしてるんだか(!?)やたら占有時間の長いヒトもいる。
トイレと違って、これみよがしにドンドンドンとノックするわけにもいかないし、
周囲をウロウロするのも怪しいから、部屋で待機しつつ、
実は脱衣所のドアが開くのを聞き耳を立て、同時に神経もビンビンに立てて、
「あと二人…」などと呟きながら、暗くジットリと待つ...。
結構疲れるのだが、まあ風呂自体は実に快適で満足に近かった。

そこまでは良かったのだが、困ったのは...
隣室に、どうやら破綻した建設会社の元経営者が住んでるらしく、
銀行はじめ各種借金取りの、時間を問わないオイコミの数々。

深夜になると、給料未収の元従業員の類いがネチネチと
「払ってくれないと、もう死ぬしかない」とか、
悲痛なイデタチで、もうタマラナイ。

さらに反対隣は同棲カップル…コチラもまあ...賑やか…。

そんなわけで、それでも1年ほど住んでいたけれど、
辛抱たまらず引越、というか、ここは一つ、
投機も兼ねてと銀行員にまんまとそそのかされ、

なんとワンルームマンションを購入…

突然のユニットバス&エアコン&全自動洗濯機の
オール電化な世界…。

生活は一気にグレードアップを果すものの、
テラスの下を本川越行きレッドアロー号が、グウォーと
ケタタマシく走リ抜ける騒音環境…
ヤレヤレだったのである。



ポールサイモンは、ここでは詳しくは語らないが、
彼のこれまでのバイオグラフィーを通しては、
何となく色々えげつなくて、あんまり共感しないのだが、
この時期の彼だけは、何故だか異常に好き!。

この前後はどちらかというと「キライ」に近いんだけど、
不思議にこの時期の作品だけが好き。
いや超がつくほど大好きとは、どういう心理なのだろうか??。

そういうわけで"Still Crazy After All These Years"(時の流れに)
もう身悶えるほど名曲だ(と思う)!。


Still Crazy After All These YearsStill Crazy After All These Years
(2011/06/07)
Paul Simon

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7 Comments

ぽん says..."お久しぶりです。"
いくらか体調が上向かれたようですね。
よかったよかった。

蟄居謹慎幽閉部屋的テラスの鬱蒼感に釘付けです。
これからの季節、ますます、繁茂ですね。
夏の景色が気になります。

ゴールデンウィーク前半の青空、みられよかったと思ったら、
後半は、特有の曇り空&雨もよいの日々。

新緑、楽しみたいですね。写真たのしみにしています。
2014.05.05 14:47 | URL | #6LV7VrnU [edit]
pipco1980 says..."ぽんさん どうもです。"
ご心配をおかけしまして恐縮です。
まあ、連休明けに専門医を紹介され、
諸々宣告を受けることでしょう。
いやはや、いやはや....。

聞くところによると20年くらい弄ってない
テラスらしく、ならばキチンと土を入れ替えて...なんて思っても
根っこが張り巡り過ぎて、全然スコップが裁たず、
ゆえにまた放置=密林化というのが実態なんです。

桜は散っても次はふじにツツジと、楽しみが続きます。
というか、それを楽しみと思う自分に驚いてるのが、
これまた実態なんですけど....。
2014.05.05 18:06 | URL | #- [edit]
oyajisann says..."今晩は"
今晩は今母に提供してる自宅は今住んでる4階の1K
借りてる時に偶然売りに出てて管理職なった記念に買
いました(3LDK)
でもこれを買った途端、公私共にどん底。
失業もして呪いのマンションと呼んでますが、両親に
提供して最初で最後の親孝行となってます。
ポールサイモン、ガキの頃ビートルズ一辺倒でチャート
等でビートルズ脅かすS&Gやジャクソン5は敵視(笑)
それに大嫌いなさだまさしが絶賛だったので・・・。
おっさんになった私は違和感なく聞いております。
2014.05.05 20:21 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん 毎度です!"
「ワールドミューシック」って分野にハマると
必ず落ちるパラドックスというのがあって、
無意識に大国の覇権主義の如く、上から目線で
民族音楽を享受し、或いは安直に略奪し、
利用してやろうと…。

ポールサイモンはその典型で、一子相伝のケルト民謡を
隠し録りして、自作曲(スカボローフェアーなど)として
売り出したり、アンデスのフォルクローレからも盗む。
レゲエからもアフリカンリズムからも、都合良く抜き出して
自作曲に勝手に使うなど…あまりにも無慈悲過ぎる。

ところが生粋のニューヨーカーとして描いた作品だけは、
とても素直に彼らしく、素晴らしい。ギタリストとしても天才!
普通の等身大の彼で充分なのにね!というのが彼への感想。
だから、さだナニガシが絶賛する方面のS&Gは、
私も敵視です!。
2014.05.05 20:53 | URL | #- [edit]
天安 says..."おはようございます。"
わたしも植物が好きでベンジャミンとか幸福の木など、花よりは主に木が好きでベランダに何本か育てています。なのでこういう植物の写真にはちょっと目がいきますね。左側のつた植物のようなものがすてきですね。

で、さだナニガシのことが話題になってるようですが、わたしは好きでも嫌いでもないです。oyajisannさんのコメを見ますと、大嫌いみたいですね^^。
彼のどういうところが嫌いなんでしょうかね?
かなり野暮な質問になるのかもしれませんが、
ことばで表現していただけるとおもしろそうですよね。

oyajisannさんでも、ピプコさんでも、コメいただければうれしいです。
2014.05.07 06:28 | URL | #1wIl0x2Y [edit]
pipco1980 says..."天安さん こんにちは"
好きにしろ、嫌いにしろ、まして「敵意」などを論理立てるのは
不可能ではありませんが、とても苦痛なものです。

あの時代の中高生のロック好きなら、さだナニガシは「敵」で
あり「嫌い」であるのが、条件反射的な合言葉みたいなものでした。

もっというなら、ロックファンの支持の厚い「はっぴいえんど」的な、
はいからはくちで、暗闇坂むささび変化で、鎮守の森で
風をあつめる住人には、
精霊流したり、雨宿りしたり、亭主関白を宣言したりなど、
到底受け入れられない世界...と、
かようにメンドクサイことになるわけで、この手の論争は
出来るなら避けて通りたいわけです。
2014.05.07 11:49 | URL | #- [edit]
天安 says...""
条件反射的なものだったんですね。
ナットクです。
2014.05.07 12:26 | URL | #1wIl0x2Y [edit]

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