ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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イバラのハジマリ

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広島風お好み焼き…100gあたり約180kcal。
1人前400gとして720kcal…
ビールが350mlあたり140kcalだから
合計860kcalかあ…やめておこう…。



上京して2年目、学校の仲間と、ごくごく普通で、
ありきたりな学生アマチュアバンドで
青春を謳歌しようとしていた自分がいた。

将来のことなど何も考えず…ただただありきたりで享楽的な、
学生ロック(フュージョン?)バンドの活動。
当初はライブハウスの出演オーディションも、
コンテストも軒並み予選落ち。
輝ける才能も、どこか光る個性も何もない、
凡百のアマチュア大学生バンド。

皆それぞれ口にはしないものの、やがて就職活動が始まれば、
一斉に髪を切り、卒業とともにバンドは自然解散、
各自の就職先~新しい人生を迎える…。
そんな暗黙の了解があったように思うし、
事実それ以上を望んでいたわけでもなかった。

そんな中、いつの間にか私は誘われるまま、
複数のバンドを掛け持ちするようになっていて、
中にはセミプロ的に本牧辺りのジャズクラブで、
妙な紫色のケムリが漂う中、外人だかハーフだかよくわからない
黒人歌手のバックバンドで、一晩5千円のギャラで演奏したりしていた。

まあそんな稼ぎは殆ど交通費と相殺で残らぬものだが、
以前も書いたように、いつまでも国産G社ギターというわけにも行かず、
ほどなくガテン系バイトにも精出し始めるから、
ほぼ休学状態になっていた。

紆余曲折あって、新しいギターを手にしたまさにその日に、
友人がバイト中だった某大手芸能プロダクション系列の
三軒茶屋のスタジオに出向いた。
いつものようにこっそり数分でもスタジオをタダで借りて、
新しいギターの音出しをしようと思っていた。

するとスタジオは何だか騒然としていて、
近くデビュー予定の女性シンガーのデモテープ録音だが
ギタリストがトラブル…オマエ、いいとこに現れたなあ!...。

後に「総立ちの女王」とか呼ばれる歌手のバックバンドのギター弾きを、
その日から「仕事」として請け負うことになったのだ。
そして数ヶ月間、ほぼ毎晩、ライブ活動に明け暮れた後、
晴れて彼女のデビュー日が決まる。

みんなで喜びあっていると、ある日のライブでマネージャーから
「オマエらには悪いが今日で全員解雇!」と云われる。

デビューにあたってはテレビなどの露出も増えるから、
バンドはルックス重視!すなわち「イケメン」で揃える!
そうしたわけで我々「ジャガイモ軍団」はあっさり失業するのだった。

いい夢見せてもらったあ…さて学生に戻るか?と決意したものの、
本心ではまだまだやれるだろう、チクショウ不完全燃焼じゃないか!

…もはや学校には足が向かなくなってしまっていた。

すぐに事務所のその年の新人賞を総ナメにした新人アイドルのギター
というレギュラー仕事をいただいた。
ところが1stギターのバンマスとどうも気が合わず…
見かねたスタッフが、コレからデビューするド新人(当時16歳)の
女の子のギターをやれ…と。

しかしド新人だから、まだ専属のバンドは予算的に持てない。
そこで現場現場の様々なバンドに私が混じり、
手早く曲や譜面内容を説明して、
本番では最低限のサウンド・クオリティ維持に努めよ!
という業界用語では「サシ」と云われる役割を振られる。

コレがまさに自分としては「ツボ」に入り、様々なヒトや現場を知り、
実に充実の毎日を送ることになるのだった。

まあ、取り敢えず「ミュージシャンの道」の、
その入り口は偶然含みの、こんなところでしたよ。
まあこのあとがイロイロ大変なんですけど、
それはまたいつか…。



本牧のナイトクラブ時代の記憶は、
今となってはもう相当希薄なんだけれど、
なんだかこの曲だけは、あの時代の自分自身のテーマソングみたいに、
聴くたびに、あの胡散臭くてヤバい情景が、
記憶のスクリーンに浮かび上がるわけで、
懐かしいって云うより、ちょっとやるせなくなっちゃうんです。
これからどうなるんだろう自分….って感じで。

そういうわけで、お馴染みSTREET LIFE...


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5 Comments

amamian3 says..."いいディレクターに"
出会いがあれば
また 話は違っていたでしょうね・・・

あの世界は実力と虚勢の入り交ざった 混沌とした世界
トップを目指す「商品」(あるいは金になりそうな)ならまだしも
演奏家は軽んじられる風潮があった気がします

プロダクションは「金の卵」探しに必死で
磨けば光る、、者などには目もくれず ひたすらチャライ方針
私の企画など大手D社・H社・T社などに
平気でアブラアゲ・・・それでも社員を食わせるためには
かすかすの現場料金で走り回ったもんです

音の業界に「いぶし銀」が育たない理由のひとつかな

ああ、、東の空に ギラギラ太陽さんお出ましです
ワンコのビーチ散歩も 汗だく
・・・曲作りたいなぁ・・・


2014.07.24 06:52 | URL | #wZiQHpeI [edit]
pipco1980 says..."amamian3さん こんにちは"
相当駆け足の箇条書き風文章でしたから、
肝心の「出会い」「人情」「友情」「愛情?」な部分が欠落していて、
ちょっと心苦しかったんですが、お世話になった方々、
期待をかけてくださった方々など、
多くはないですけど確かにいらっしゃったのも事実で、
結局そういう方々を最後は裏切ってしまったカタチがとても心苦しいわけで、
正直まだ記するには心苦しい部分もあります。
その辺はまたオイオイと…。

一応バンドを辞める時は、この人間なら!という後任を
紹介した上で辞めるわけですし、
自分もそうしてステップアップ?したという事実もあります。
今もそういう「仕組み」が生きていればいいなあ…?!
と密かに願うものです。
2014.07.24 12:09 | URL | #- [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014.07.25 05:58 | | # [edit]
oyajisann says...""
おはようござます。
私は全く音楽的センス、音心ないので
遠い世界のお話ですが、アマとプロで
やるのは雲泥の差なんでしょうね。
でも運やタイミングも左右されるじゃ?
この頃ちと興味薄れてきたサザンなんか
デビュー当時、弟はあまりの下手さに途
中で出て来てしまいましたからね。
予備校に出入りしてた時の生徒がRAP
の3人組Cで老舗のレコード会社から出
てますがそんな当時音楽オンリーでなか
ったからなぁ。
プロだと楽しみだけでない厳しい世界な
んでしょうね。
2014.07.25 08:24 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん おはようございます"
いや、アマチュアバンドの方が巧いです!(衝撃告白!?)
プロは、リハーサルなしの初見、もしくはごく短時間の音合わせで
さほど破綻しない演奏が出来る、もしくはその訓練が出来ている
ということに尽きるわけです。

アナウンサーがプロである由縁は、突然割り込んで来たニュース原稿を
初見で噛まずに読める訓練をしてるからスゴいのであって、
朗読だけなら俳優さんに敵いません...。そういうことだと思います。

もうとんでもなくスゴい才能のミュージシャンというのは、むしろ
アーティスト、タレントと呼び、ミュージシャン、バンドマンとは
明らかに区別されます。そっちは望んでもね、
生まれもってのものですから....。

2014.07.25 08:53 | URL | #- [edit]

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