ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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永遠の永遠のブサイク顔

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夢枕獏版の「陰陽師」では、
安倍晴明の相棒で、奏笛の名手源博雅が晴明に
「呪詛とは何ぞや?」
という問いを投げかけます。

まさに読者全員が聞きたかったその核心を突く問いに対し、
晴明はこう答えます。

「呪詛とは名ぞ!名を付けることこそが、その者を縛り、運命を支配するのだ」

といい、紙縒(コヨリ)をフワッと放りつつ、呪文を唱えると、
紙縒は蝶となってひらひらと飛び去る…。

さて、赤地に白丸ドットのこの一種異様なオブジェ群…。
このアートから発しているらしい草間ビームの、
いったい何をどう感受すべきなのか?
オヤジッチな私にはさっぱり分らぬが、
ふと白丸部分に、およそゲージツ的とはいえない不細工な
顔らしきものを発見したことで、
オヤジッチは随分と心が安らぎ、
この赤い物体を思わず好きになったのだ。

「顔も呪詛なり」

安倍晴明はそう云ってはないけれど、
草間彌生は私にそういうメッセージをビ・ビ・ビ・ビ…と、
はっきりと発信した。

私は何かに取り憑かれたように、すぐさま当日チケットを買い、
展示会場に入った。

「草間彌生 永遠の永遠の永遠」
YAYOI KUSAMA Eternity and Eternal Eternity…
なんだかジョイ・ディヴィジョンの歌のタイトルみたいだな…。



というわけで、暑いところベタベタな選曲で申し訳ないのだけれど、
JOY DIVISIONの名作アルバム「CLOSER」から「Eternal」。

ドアーズ+ヴェルヴェッツ+何か?…が英国パンクロック以降の
ロックバンドの命題で、その「何か」が大体ビートルズ…っていうのが常な中にあって、
この方々は純粋にドアーズ+ヴェルヴェッツのみで直進した結果、
Vocalのイアンカーティスは自らお首を召すことになるわけで…(?)、
まあ確かに、聴けば聴くほど絶望したくなる危険なバンド…ではありましたが、
私個人としては、丁度機材を買い集めて、
8チャンネルの自宅録音マニアになり始めた頃で、
奇才マーティン・ハネットが作り上げる、
ジョイ・ディヴィジョンの奥行きある音世界に、スッカリ影響を受け、
ちょっとばかしパクリもしたような、
そんな時期でしたね。


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4 Comments

amamian3 says..."さすが!!"
pipicoさん

いいノリしてますねぇ~!!
さらに 観に入るところが凄い!!

選曲も またいい!!
台風一過でほっとしたはずなのに まだ
肩の張っていたことに 今 気がつきましたよ
今夜は PPM とか ブラ4とか なぜか
フォークルなんぞを聴いていました

風鈴 いいですねぇ~・・・個人的には
南部鉄の音色が好きですが・・・(笑
では

2014.08.01 20:33 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."amamian3さん おばんです"
ああ、台風通り過ぎたんですね!それは良かった。

なんだか私も今夜はフォークル、聴きたくなりましたよ。
加藤和彦氏は『永遠 』です.....。

南部は多々羅も稼働させてたんですよねえ...
どうやっても勝てないわけです。

2014.08.01 21:28 | URL | #- [edit]
天安 says...""
草間彌生って、水玉の芸術家ですね、たしか。
なにかの番組(韓国で)で取り上げられていたような気がしますね。
わたしもこの名前知ってますんで。
展示会場での作品群、ご感想やらを
ちょっと書いていただけるとうれしいんですけどねえ。

わたし、このところ、仕事場でちょっとしたプロジェクトが始まり、
担当の調査、報告など、かなり時間のとられる仕事が発生しまして、
しばらくブログ観賞がコンナンになってます。
自分のブログアップもままならぬ有り様で。
ときおり、できれば毎日、
ここに入って、見るだけは見たいと思ってます。
秋田さん(ピプコさん)の軽やかブログ、楽しみにしてます。
2014.08.03 16:29 | URL | #1wIl0x2Y [edit]
pipco1980 says..."天安さん こんばんは"
お忙しそうですね。ボチボチやりましょう。

さて、明快なお答えにはならないかもしれません。
私は未だに芸術家(アーティスト)と職人(アルチザン)の
区別が良くできないんです。
ですから草間彌生サンを軽んじるわけではないですが、
彼女を、とても優秀なプロダクト・デザイナーと考えてますから、
「展覧会」での価値観よりも、アパレルやステーショナリ、
インテリア等のブランドデザインにこそ
彼女の価値があるように思えてなりません。
そう云う意味で、裏口ディスプレーのオブジェの落書き以上のアートには
今回は巡り会えませんでしたね。
2014.08.04 00:42 | URL | #- [edit]

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