ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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石榴(ざくろ)ストリート

zakuro.jpg
どうもこれは『石榴(ザクロ)』であるらしい。

秋田市某所で、並木として数百メートルに渡って沿道を楽しませているから、
これはもう立派に「石榴通り」を名乗っても差し支えなかろう…と思う。

実は現場では木(実)の名称を知らなかったので、
すぐ木の下で語らっている近隣の大学生風の若者や(そう学生街である)、
犬と散歩中の地元住民と思しき方に
「これ何の木(実)でしょう?」と聞いてみるのだが

「知らない」
「興味ないので…」
「知らないけど、それが何か問題?」

という感じで、一様に不機嫌になられてしまった。

自分だって、お江戸のじぶんちの前の並木の種類もいまだ知らないし、
胡散臭そうなオヤジに「これ何?」と質問されたら
「ウザッ!」と云う対応をとるだろうなあ…などとぶつぶつ言いながら、
帰宅しソソクサとネットで調べあげる。

そうかあ「ザクロ」なのかあ!

と、ちょっと感動していると、
本日、敬老の日で、わけもなく不気味にソワソワしている
今年80歳の母がPC画面をのっそり音もなく覗き込み

「もうザクロの季節なんだねえ…熟すと美味しいんだよねえ…」

ネットより前に、この生き字引ババアに聴くんだったな…。

写真的には、葉っぱの緑のちょっと超常的ですらある独特の写り方(存在感)が、
このCarl Zeiss Tessarというオールドレンズの欠点(いわゆる二線ボケ)
でもありながら、最大の魅力でもあるのだなあ...と、
段々使い方が分って来たような気がする…
気がするだけなのだが。

主役はキリリとして、ワキには地味にボケていただく…
それはモノの道理で理解できるけれど、
脇役もしっかり主役を食わぬようボケてはいるけど、
存在感はそれなりに主張させてもらうよ!ってそんな感じ。
説明不可の不要なボケは、これはもはや

「風も自己主張」
そう思うことにする…。

とても現在数千円の価格でしかない古いレンズの仕事とは思えないな。
だから写真は素敵なんだね!。

以前も書いたが、某有名メーカーのフラッグシップ的な高級ボディに、
同社の白い超高級レンズで「紫陽花」を撮ってたオジサンが、
突然、軽量コンパクトなミラーレスカメラの私に寄って来て、
「おかしい、友達に勧められて100万以上もしたカメラなのに
 シャッターが切れない…欠陥?詐欺?」と顔面蒼白で私に訴える。

答えは簡単、被写体に近付き過ぎ!。
マクロレンズじゃないですから…といってもオジサンの怒りは収まらず、
「その真っ黒(!)ってナンボするんじゃ?。
 これはレンズだけで40万したんだよ、40万もしたのにチョット寄ったら
 シャッター押せねえなんて、そんな馬鹿なことあるかよ,,,,」

「近寄らなくても充分な倍率でしかも美しく撮れるじゃない…だから高いんですよ」
といってももはや取りつくしまなく、紹介したアイツが悪い、
カメラ屋Kのあの店員に騙されただのと、
あらゆる関係者への毒突きが始まってしまった。

すると唐突に「ところでボディよりレンズが異様にデカイ
 オタクのその奇ッ怪なカメラ…いくらするん?」
というので、アンタのカメラの10分の1ほどだよと答えると、
みるみる機嫌も治り、やがて上機嫌となって、鼻歌まじりに
「30cmな、それ以上近づけねってかあ…っと、カシャ!」
と撮影再開のクソオヤジであった。



中2でキング・クリムゾンの激し過ぎる洗礼を承ける。
そしてそれから40数年…今に至るもキング・クリムゾン関連の
新音源、書籍が出たと聞けば、ザワザワザワと風が吹き、
即座に心は中2の自分に舞い戻るのだ…
身体も戻れればいいんだけどね。

クリムゾンというのは、実に衝撃のデビューの母国英国でのアルバム発売日に解散した…
というかフリップ以外全員脱退というとんでもないバンドで、
以降騙し騙しメンバーを補充しながら4枚のアルバムを設えるのだが、
それも一旦清算した後、やっと5枚目の「太陽と戦慄」から、
きちんとしたバンド形態の熟練したキングクリムゾンが立ち上がり、
様々な音楽的ミラクルが起き、唯我独尊なグループに成長する。

日本でのクリムゾンの公式デビューは、混乱のデビュー+解散から2年経った頃…。
つまりその時点で既に3枚のアルバムが出ていたし、
デビューと同時に脱退したオリジナルメンバーも、
グレッグ・レイクは既にEL&Pで有名になっていたし、
マクドナルド&ジャイルスも結局唯一ながら、アルバムを出していた。

それはそれでとても気になったのだが、
クリムゾンのアルバムは一気に出るし、
他にも聴かねばならぬアルバムがたくさんあって、
結局マクドナルド&ジャイルズをまともに聴いたのは高校生になってから…と、
かなり遅きに失してしまった。

時代的なズレもあって、もはや衝撃も受けなかったけれど、
イアン・マクドナルドのリリカルさがよく出ている
「アイビスの飛行」を今日は…。
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6 Comments

花ちゃわん says...""
この写真、目がキモチイイですよ~♪
薄っぺらじゃない写真、ほんとに存在感ありますね。
表現力ないんで、「好きだな」の一言だス。

pipco1980さんの、軽妙な語り口の文体は
これだけ活字が並んでるのに
スラスラと読めて、状況がすんなり頭に入ってくるから
面白いんですよね~。
カメラの事は、相変わらずわからんのですが
ジジィとのやりとりが、たまらんですわぃ♪ ブハハ

2014.09.16 11:09 | URL | #LkZag.iM [edit]
pipco1980 says..."花ちゃわんさん こんにちは"
お世辞と知りつつヨロコブおやじであります。
ありがとうございました。

当然「高級カメラ爺」のクダマキは全て秋田弁ですから、
その言葉尻は本来もっと大爆笑ものなんですが、
残念ながら私はリスニングと標準語訳は出来ますが
その逆は出来ません(秋田生まれなのに)。
「なぼしたどおぼってりゃてが、ふゃぐまんだどふゃぐまん...」
ウーム、もっと凄かった気がする....。
2014.09.16 12:44 | URL | #- [edit]
Beat Wolf says..."キング・クリムゾンで"
洗礼を受けたなら、並大抵のことでは衝撃を
受けなくなっても仕方ありませんね。

でも、この頃の音楽は創りもしっかりしているので
今聴いても、聴き応えがあります。
2014.09.16 22:19 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."Beat Wolfさん こんばんは"
まあなにしろ虚仮威しも含めて、超弩級の破壊力を持つ
デビューアルバムでしたよね。そのあとキース・ティペットの
ジャズ軍団に実質乗っ取られたり、なぜかブルースバンドモドキに
なったりとブレまくるんですが、5作目からドッシリと腰の据わった
最強のライブバンドに成長してゆきます。その頃の毎日異なる
インプロヴィゼーション主体のライブ音源を聴き較べるのが
取り敢えず今の生き甲斐(?)だったりします。
今後ともヨロシクです。
2014.09.16 22:52 | URL | #- [edit]
薄荷グリーン says...""
石榴、食べたことがあるから、これは分かったかな。
でも何らかの係わり合いが無い植物ってほとんど名前が分からないです。百日紅が街路に良く植えてあるあの植物だと知ったのも数年前のことだったし。
今回の写真、結構コントラストが効いてますね。空の青が濃くて印象的。二線ボケとかグルグルボケとか嫌う人いるんだろうなぁ、確かにちょっとうるさい感じはするけど、わたしの場合はあまりボケ命の写真って撮らないし、とろけるようなのじゃないから駄目とはあまり思わないほうだから、これはこれで面白いんじゃないかと思います。

わたしは薀蓄じいさんにつかまったことがありますよ。レオタックスっていう国産のライカコピーのカメラ持って出歩いてた時。
コピーだというとちょっとしらけてました。カメラオタクのじいさんとか、結構優劣に拘る人も多そうです。
でも同じ機種使ってますよって声かけられた時は、普段は知らない人と話するのってものすごく苦痛なんだけど、そんなに嫌でもなかったです。

それにしても最新のトップクラスのデジカメってそんなに高価なんだ。わたしのカメラって委託品の古臭いのばかりだから、大半は一万円してないです。これでも十分に写真撮れるんだけどなぁ。
2014.09.16 23:43 | URL | #56UXBqNU [edit]
pipco1980 says..."薄荷グリーンさん 毎度です。"
このレンズはどちらかというと、ふんわりした感じというよりは
キチッとシャープな感じに写るようですね。
性格的に(?)「ボンヤリ」したユル〜い写真が撮りたいなあなんて
思ってるんですがね。そうなるとドイツじゃないのかなあなんて...。

昔っからのメル友が、親の遺産で膨大な数のカメラを相続したようで、
フィルムも入れずに各種ライカを日替りでぶら下げ、優越感に浸りながら
散歩するのだそうです。博物館に寄贈しなさい!って云ってるんですがね。


2014.09.17 00:17 | URL | #- [edit]

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