ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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人生なかなか思うにならない!

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商店街の人気者。
ネコも写真もふわふわのゆるゆるのもやもや
今日もいい調子…。




高校に入学したら、エレキギターを買って、髪を伸ばして
ロックバンドザンマイの、サイケで自堕落でラヴ&ピースな生活を送ってやるぜ!
密かにそう画策していたのだが、人生なかなか思う通りにはならない。

入学して3日目には、ちょっとした成りゆきから、
サッカー同好会を立ち上げ、正式な「部」への昇格をひたすら目指す、
スポーツマンとは別の意味の「運動家」に成り果てていた。

メンバー集めは意外にもスムーズに当初予定を達成していたから、
「部」への昇格も簡単に認可されるだろうと高を括っていたのだが、
メンバーの数がアッサリ揃ってしまったことで、
逆に過疎化が進む既存運動部に良からぬ刺激を与えてしまい、
仮に学校がサッカー部を認可しても、我が部は放課後の校庭の独占使用を
サッカー部に譲る気持ちは一切ない!と宣言され、
それに教師達も賛同したために、校庭は遠征試合などで空いていても
基本的に使うことが出来なくなった。

近場の企業グランド(野球場!)と交渉したり、
さらには神社の参道整備工事を手伝う交換条件で境内を使わせてもらうなど、
当面は日替りで移動するジプシー同好会となる。

運営資金もないから、会費として月三百円か五百円か(忘れた!)徴収して、
用具を買い(ボールだけあれば何とかなるのがこの競技の良いところ)、
週1くらいが精々ながら市のグランドを使用料を支払って借りたり、
練習試合の移動経費などに充てるのだが台所は火の車。

そんな中でも1年掛かりの交渉が実り、県の高校サッカー連盟から
「同好会ながら特例で公式戦参入」が認められたことで、
生徒会から年数万円ながら割当予算を獲得する。
(何故かいつも妨害する日教組系の教員達とは対照的に、
 生徒会はいつも好意的だった)

学校から『部長・監督』という、言わば御目付役が専任され(名目だけ)、
実質物置だった部屋を部室として与えられた。
もはや実質「部」の体裁となるのだが、
正式には相変わらず「同好会」のままだった。

「既存フットボールとの競合は好ましくない」
学校職員からの回答はいつも同じだった。

ラグビーとサッカーが競合してどこが好ましくないのか?
誰も答えなかったが、相当に強い圧力があるのをはっきりと感じていた。

さて公式戦に遂に突入した。
しかし大変なことを忘れていた。
ユニフォームを購入せねばならない。
しかし予算執行は新年度…。
やむなく全員自腹で購入して、それをクラブに寄付してシンボライズし、
未来の部員達に創部精神を代々語り継いでもらおうじゃないか!
そう意気込んで、色やデザインを相談して決めたまではいいのだが、
サッカーのユニフォームは高校生には意外に高い…。

そんなわけでグリーンのTシャツにフェルトの背番号を縫い付けて、
胸には学校のエンブレムパッチをアイロンで貼付けた粗末なもの…
しかしユニフォームとはなんであれ「誇り」に違いない。
あとは颯爽と試合に臨むのみ。

ところが試合前日、高校サッカー連盟からとんでもない連絡が入った。
1回戦の対戦相手とユニフォームのカラーが被っている…
先方は県北部の遠隔地の学校のため、中央部の貴校側が
第2ユ二フォームに変更するべし…。

試合当日の朝、スーパーマーケット開店の10時に入って、
最安値の1着1000円の白Tシャツをまとめ買い。
油性黒マジックで2~15までの背番号を描いた。

もはや誇りも何もあったもんじゃないが、
公式デビュー戦はそうしたイデタチで、当然ながら失笑こぼれる中おこない、
そして華々しく敗れたのであった。

試合後、現在も県プロサッカーの実力者である某強豪校サッカー部監督から、
「お前らの本気、しかと受け止めたぞ、頑張れ!」
という激励の言葉をいただいて感動したのだが、
肝心の母校側は何故かこの一件を「恥」と捉えたようで、
様々な陰口が囁かれ、校内では嘲笑の対象になってしまって、
メンバーはまたも減ってゆくのだった。

それでもリーグ戦ではじりじりと勝ち星を得れるくらいにまでなって、
やがて3年生になると何故だかどっと新入部員が入部し、
他の部の人数をはるかに凌ぐ大所帯になったところで、
まだまだ「同好会」のままだが、何となく自分の役割も終わったかな…と思い始め、
やっと念願のラヴ&ピースな『ロックバンド』へ回帰してゆく私であったが、
そこでまたちょっとした成りゆきで…

誘われるまま加わったのがフォーク系のバンドのベース奏者…。
人生なかなか思うにならない!。



そんなわけで自分としては、まったく納得出来ない○○○姫だとか
○○コースなんていう日本語のフォーキーな世界にはやっぱり相当に抵抗感あって
そこで提案した私側の折衷案が、この曲を演ること!。

そういうわけで半ば強引だが、この曲をバンドのレパートリーとしたのが突破口となり、
その後ユーミンとかTin Pan方向にバンドはシフトしてゆく。

後年、山下達郎サンもこの曲をカバーするし、
さらに私がギターで担当した女性アイドル達も各々この曲をカバーした上、
奇遇だがこの曲の作者の奧方にやがてなる歌手Mさんの仕事もした。
そういう意味では私の運命を大きく変えた曲かもしれないなあとも思う。

サイケでラヴ&ピースでエッジの利いたロックではなかったけれど…。

ブレッド&バターで『ピンク・シャドウ』(近年版)


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10 Comments

天安 says...""
サッカー青春受難記、たのしく拝読です。
ユニフォームなんてのは、自動的にあるもんだと思ってますから、
これを揃えるなんてこと、いやあ、さすがに考え付きませんよね。
すごい歩みをさなってたんですね。感動です。
ところで、向かって右がもしかしてピプコさんですか?^
2014.10.05 17:59 | URL | #xQMNHKag [edit]
pipco1980 says..."天安さん こんばんは"
今思えば、純粋な心と、それを成就する為の
政治的打算や技術、タイミング、泣き落としなどなど
まあ色々なことを高校1〜2年にして経験しましたよ。
そして大人の事情もそれなりに理解します。
卒業してしばらくしての同窓会である教師が私にこう懐述します。
「ホントはな、お前達の希望を適えてやりたかったんだが、
そうもいかない事情ってものが大人にはあるんだよ!
競合・対抗する部の顧問の父親は国会○員だし、
OB会長は教○委△会のお偉方.....なっ、分るだろ!
所詮しがない公務員なんだからさ....それにしても
お前らがそこまでやるとは、サッカー連盟まで動かすとは
思ってもみなかったんだよ...でも心の中では拍手してたからな!」
サラリーマンなんかなりたくないな.....そう思ったんですけどね....。
2014.10.05 19:29 | URL | #- [edit]
天安 says...""
「でも心の中では拍手してたからな!」 なんて、
あんまり聞きたくはないことばですよね。
やっぱり、態度で示してもらわないとね、、。
ところで、「右」と「左」をまちがっちゃいました。
向かって「左」と書くべきところでした。
すいません。
向かって左がピプコさんですか。ギターの大家がピプコさんですからね。
(でも、この質問には答えてもらわなくてもかまいません;;;)

2014.10.05 20:47 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."天安さん毎度です"
いやいや…光栄ではありますけど、彼らはあくまでも
湘南サウンドの雄「Bread And Butter」岩沢兄弟のお二人です。
見掛けはだいぶ草臥れちゃってますけど、我々にとってはかつての
アイドルでありました。ユーミンとか桑田圭佑氏、
山下達郎氏なども彼らを信奉しているようで、いわゆる
Musician's Musicianというお立場の方々ですね。
2014.10.05 21:03 | URL | #- [edit]
薄荷グリーン says...""
誘われるままに加わったって、ひょっとしてベース要員不足だったから?
みんな何かというとギターやって、ベースやる人とかドラムとか見つけるのは大変そうだから。
フォークソングだったらダブルベースだったのかなぁ?
わたしはフォーク・クルセダースとかだったらCD持ってるくらい好きだけど、○○姫系統はあまり聴かなかったです。

2014.10.05 22:02 | URL | #56UXBqNU [edit]
pipco1980 says..."薄荷グリーンさん こんばんは"
まず友達であるってことが何より優先されて、
そこで○●姫とか云われちゃうと、ギターすら弾きたくないから
ならベース(エレキ)で付き合うよ....って感じ。
当時辛うじて許せた日本語がユーミンとはっぴいえんどと加藤和彦、
それにブレバタにあんぜんバンド。
上田正樹とかウエストロードとか憂歌団はまだ知らなかった....。
ロックバンドも一応組んではいたけれど、まだ実験ばかりで
なかなか形にならなかった....いまのカメラみたいに...。
2014.10.05 23:08 | URL | #- [edit]
taka says..."こんちは"
ブレッド&バター シブイな~~ぁ
2014.10.06 10:21 | URL | #XtpRPBkU [edit]
pipco1980 says..."takaさん 毎度っす"
ジメっとした湿気を感じないのが
このデュオの心地良さでしたね。


2014.10.06 13:41 | URL | #- [edit]
花ちゃわん says...""
猫かわいい~♪
ほんとに ふわふわだね。
肌触りと言い、しなやかさといい。
このにゃんこさんは、ちっとも怯えてないみたい。
シロクロも いいね♪


サッカーも、バンドも 
真剣に夢中になれるって すごいな。
ワタシは、飽きっぽくてどれも
ほどほどのところで 中途半端。
器用貧乏には、「達成感」がなかなかなかった。

今夜は、ちょっと日本酒飲んだぜ~♪


2014.10.06 22:09 | URL | #LkZag.iM [edit]
pipco1980 says..."花ちゃわん 毎度!"
イヌネコ倶楽部っていったかどうか?
捨てイヌ&ネコのトレード組織からいただいたネコなんだって。
行ってみようかな....

夢中になりすぎると、ときに人生をも狂わすって話を
次します。またまた長尺文になってしまいますが、
なんとか堪えて読んでくださいな!
一杯やりながらで....。
2014.10.06 22:58 | URL | #- [edit]

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