ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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あの頃のまま...ってわけにはいかない話

tya
ある日の茶室

21歳で初めて、デビュー直前の同い年の女性新人歌手(ロック?ポップ系)の、
きちんとギャラ(¥0.8万/日)がいただけるバックバンドの
ギター弾きの仕事にありついた。

来る日も来る日もリハーサルとライブハウス規模ながら全国をツアーする日々。
ツアーといっても大体が所属プロ輸送部の中古バスを改造した楽器車に乗り込んでの
アメリカ大陸横断みたいな旅。

当然バンドの結束は高まるのだが、
突然の「大人の事情」によるバンドの解散&解雇通告…
TV露出用にバンドごとイケメン路線に変更なんだそうだ
(スネ夫クンヘアーに赤いバンダナ首に巻いてる連中!)。

クビ宣告の後、マネージャーは

「お前はソコソコのガッコ行ってるんだから、
 戻れるうちに戻っとかないと人生後悔するぞ!…」

そう言って自身の罪の意識を和らげようとしたのだろうが、
残念ながら既に遅かったのだ…。

結局、業界に残ってジタバタしながらも、22歳になっていた私は、
同じジムショのポップス系新人アイドル少女(16歳!)の
専任ギタリストに収まっていて、それを軸に、
時々だが私を妙に気に入ってくれたディレクターの録音現場に呼ばれたり、
誰かのツアーや単発のトラ、或いは何らかのプロジェクトに呼ばれたり
(ロック・ミュージカル…なんてやったな!)、
歌手のタマゴ達のスタジオレッスンに付き合ったり、
他にも編曲仕事やインペグ屋の真似事(音楽家の人材派遣業)、
さらには浮世のしがらみでPAオペレータなども含め、
なんとなく…いや思い返せば相当に忙しく過ごしていた。
忙しいだけであんまり稼げなかったけどね…。

実は相当入れ込んだポップス系アイドル少女は、
結局大して売れなかったが、信じ難いほどの天賦の才能には私ばかりではなく、
業界内の尖った方々の評価も高く(実は今も彼女は現役トップ”コーラス”シンガー!)、
月1定期で開いていたライヴには毎回、
業界著名人やアーティストが数多く訪れるような感じで、
業界人脈だけは結構そこで作り上げることが出来たりする。

まだ何も達成したわけではなかったが、このままボンヤリと生きていくのも、
それはそれで悪くないかな…
ノロノロユラユラフラフラとした曖昧な人生…。

そんなとき故郷の実家から届いた祖父の訃報。
ところがユラユラフラフラの自分は、自宅にもほとんど帰らない日々で
その訃報を受け取れず、届いた時点で既に葬式も終わってたっていう
テイタラクに大層落ち込み、さらに続けて中学生のイトコが
「おらあアイドル歌手になるだ!」と家出して上京。
オマエのせいだからなんとかしてやれ!と、
親戚連中に云われても、まだ何のチカラもない自分。
そしてありがちな自身の結婚問題等々...
様々なことが重なって、

「このままズルズルしてちゃ駄目だなやっぱ…」。

そう思いながらさらに2年ぐらい掛かって、
他の人より少しマワリ道をしたけれど、
ここでやっと普通の「月給取り」に転身した時には、
既に25歳になろうとしていた。



ここでその小娘の歌を一発!と思ったら、
何故だかyoutubeから彼女の歌がほとんど削除されていた
(全部じゃないが肝心のがいくつか消えている)。
まだツマビラカにするなや…ってことかな? 
そのうち自力でアップするなりしますので、それまで少々お待ちを。

前回「ブレバタ」をアップしたのまでは良いけれど、
やはりこの歌がないとどうも収まりが悪い。
そういうわけで、昭和の日本が生んだ最も偉大な作曲家だと私は信じて疑わない
ユーミン」書き下ろしによる珠玉のメロディ
あの頃のまま」…やっぱ、いい曲はいいね!。


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8 Comments

taka says..."こんばんは "
ほろ苦い青春の思い出がつまった曲だすね。

ユーミンは、いちご・・/卒業・・とか 捨てきれない若さを偲ぶのが上手いスよね。

ブレッド&バターからの切り口でコメすると、”あの頃のまま”はUSBに入れて、車で(ほぼ毎日)聴いている。
最近では、『一緒に暮らそうか』がイイかな。
でもでも、”湘南ガール ”はもう聴けない感じダス。
2014.10.07 02:49 | URL | #XtpRPBkU [edit]
amamian3 says..."いい歌ですねえ~"
PCで難儀しておりますが
それはそれ
見たいものや聞きたいものは難儀でも
たどり着きたいわけで
そのわけで またのぞきに来ました

19号をやり過ごしてから本格修復です
2014.10.07 08:29 | URL | #wZiQHpeI [edit]
pipco1980 says..."takaさん 毎度だす"
おっ!お詳しいですね!

私は究極的には「マリエ」が一番思い出深くて泣けますかね。
あと「センチメンタルフレンド」とか....。
あのスティービーワンダーにもらった唄はちょっと....ですけどネ。!

2014.10.07 10:38 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."amamian3さん こんにちは"
台風大変でしたね。
私んところはいつものように避けて通られましたが、
皆さんとところとは違って、直接通らない分
台風一過の爽やかさもなくて、ズルズルズルと雨降りだったり
ハッキリしない状態が長い、一番いやなパターンです。

ウチもPCの調子がすこぶる悪いですが、セーフモードなどで
誤摩化しながら何とかやり過ごしてますよ。
2014.10.07 10:50 | URL | #- [edit]
薄荷グリーン says...""
なかなか入れないような特殊な分野で流転する波乱万丈の人生っていう感じで、傍で聞いてる分に体験できない生き方として興味深く聞けるけど、色々と葛藤や不安なんかも人一倍あったんだろうなぁと想像します。バックバンドやってる人とか結局大半は転職して行ったりするんですか?新しい人もどんどん参入してくるだろうし、最後までやれそうな職場でもなさそうな感じだけど。その反面歌手なんかは一曲でもヒットがあったらそれで後々まで行けそうな不思議なところもありますよね。

ユーミンはわたしも稀代のメロディメーカーだと思います。きっちりユーミンの刻印がついてる曲がほとんどだし、他人がまねしがたいものばかりなのに、突飛なものがまるでない上手い作り手だと思います。
元ちとせが歌っていた春のかたみなんか、凄い好き。

ライカはやっぱりあの高値でないと意味無いんでしょうね。わたしも確かに安価で手に入れても面白くなさそうって思うもの。考えてみればとんでもない道具。
でもこれだけの写真家が愛したカメラだから、きっと何かあると思うんですよね。やっぱり一度使ってみたい。
2014.10.07 22:13 | URL | #56UXBqNU [edit]
pipco1980 says..."薄荷グリーンさん こんばんは"
バンドマンと小劇団の役者と小説家志望には女性は近づくべからず…
なのだそうです。食えない話ばかりがクローズアップされますけど、
きちんとクライアントに評価される仕事をすれば
ちゃんと生きていけるとは思いますが、
結婚したり子供を作ったリとか道連れを作るのは残酷な話で、
好きなことをして生きてゆく=一人で生きてゆく….
これが守れない奴は近づくべき仕事じゃないって思います。

内部でよく言われることなんですが、
人気ミュージシャンはあくまでもタレントでアーチスト。
バンドマンは裏方で職人。クライアントが気に入るなら、
ブサイクでも発注通りの仕事を完遂する…ゲージツは要らねえ!
そんな感じです。

春のかたみ…私も凄い好きです!。
あと石川セリ「朝やけが消えるまえに」とか。

たまにズミクロンが「えっ、マジ?」ってな値段で
オクでは落ちることがありますね。偽物ですかね??
それはそれかっこいいじゃん…って思ったりしますけど。
2014.10.07 23:03 | URL | #- [edit]
oyajisann says...""
今晩は律儀にコメントいただいてるのに
なかなかコメント出来ず申し訳ないです。
まぁ生活あるので遠回りになったけど一時
でも好きな仕事出来たのは羨ましい限りです。
大滝裕子さんのような方のバックやってらっし
ゃたんですね。
ブレット&バターと岸部シロー一時組んでたし
か野生の馬やカヴァーのバタフライなんて良く
聞いてました。
2014.10.08 20:49 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん 毎度です"
あれあれ!oyajisannさん凄い!図星でござんす!
あえて伏せてたつもりなんですけど見事にバレてました。
大滝裕子です...まさに。

岸部シローさんも、あの頃が一番輝いてましたね。
彼らのビージーズカバーは、とても良かった記憶が
ありますね。

ああ、それにしても驚いたです...。
2014.10.09 00:15 | URL | #- [edit]

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