ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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厄介な美学

fox2.jpg
10/11(土)秋田市通町商店街・招福・狐の行列..より。

事前に大会役員(?)の方から、写真撮影は自由だが、
フェースブックなどに無尽蔵にアップするなどは
個人情報保護等の見地から言語道断で禁止とします!と云われたので、
個人が特定出来るような撮影を意識的に自粛することにしたら、
意外にも面白いショットが撮れてたりして…。
(みんな狐のメークな中で個人特定云々って言う話も....)

アンジェニューとテッサーと、ごく普通の標準AFレンズの3つを
手早く交換しながらグリグリと撮るのだが、奇妙なエロスに誘なわれつつ、
やっぱりアンジェニューのウスラボンヤリなピンボケ紙一重ユルフワ写真を
最終的に選んでしまうギリギリうすらボンヤリなオヤジなのであった。



子供時代ならまだしも、いい加減大人の、
本来ならもう選手生活引退間近ってなアラサーな時代に、
人生で3度目の「サッカーチーム」を立ち上げることになった。

さほどヒマじゃなかったし、それなりに土日祝もなく忙しい部署でもあったから、
相当な調整困難も予想されたが(早起きすればどうってことない!)、
なにしろ仕事=とても困難な何でも!という調子だったから、
サッカーチームの一つや二つゾーサもないだろう…
そう思っていたのが甘かった。

当時やっつけていた仕事は、
まずは競争力を高める為に安い労働力を得ねばならぬ中、
まだ中国という選択肢は現実的ではなく、
結果、インドネシアや、タイ、ベトナムに製造拠点を作る。

早い話がオンボロトラックで首都から一昼夜の山奥に工場を建てて、
現地採用の山賊共に日本の最先端ファッション(!)の
パーツ製造ラインを作るって言う無謀な計画(半分成功?)。

さらにはアマゾンの奥地に分け入り、
ガリンペイロって言う香具師達と渡り合って、
資源鉱脈(埋蔵量は不明)の権利を買い取る交渉…
安手のギャング映画みたいにナイフやピストルをちら付かせる交渉相手と、
駆け引きしながらの交渉。

そしてそれらの物資を次々とアマゾン河口の港まで運ぶ定期便を、
やっぱり麻薬組織のボスみたいな胡散臭い風体の船会社のオヤジと交渉して設え、
そしてまだまだまだ、イタリア、スリランカに飛び、
加工やマーケティングなどやるべきことはたくさん…..

そんな状態だから、たかだかサッカーチームくらい…そんな調子だった。

チームを始めて早々に、子供の頃はあまり感じなかった「サッカー観」というのか、
いわゆる「美学」、「哲学」において、一部の方々と相当な差異があることに気が付いた。

自分の主旨はまずは「愉しく!」そして「何よりチームワークが大事」。
選手達はそのスキルに若干の差はあっても、
おたがいを尊重し、尊敬しあい、何があっても助け合う。
チームとはそういうもの…。

ところが、それは単なる幻想!、競争原理あってこその自由主義、民主主義。
アナタのその甘過ぎる哲学は、あり得ない幻想共産主義だ!
サヨクだ、アサヒだ、ジョンとヨーコだ(?)と大批判された(それも部下にだ)。

彼らの論もよくわかるのだが、まずは楽しみでやってるサッカーであるし、
その中で殺伐としたものを取り入れるのは私の本意ではない…として、
結果的にチームは創設した早々に分裂した。

思えばアマゾンでもチェンマイの山奥でも、交渉はすべて欲得ズク。
早い話がウインウインな落とし所さえ見つければ、
そこには美学だの、哲学などが介在しない分、
簡単に握手ができて酒を交わせる単純明快なもので、
ちっとも困難ではないのだ(とってもメンドくさいだけ)。

普段は会社で、うまく連携連動してる仲間とはいっても、
この思想の差異だけはどうにも解消出来るものではなく、
分裂せざるを得ないわけで、なんだか寂しくもあるのだった。

結果的には我々のノンビリホノボノさんチームは、
やがて大所帯チームに成長し、日本サッカー協会が目指すカースト制・最下層の
アンタッチャブル・リーグながら地域リーグの「世田谷リーグ」に参戦するまでに成長するが、
自由競争主義陣営のチームはさらに内紛が起こり、
もうわけ分らんほどに離合集散を繰り返した末に、数ヶ月で完全消滅した。

今のこの日本、いや世界…
おたがいウインウインな関係で平和を希求することなど
実に容易いことと思われるのだが、
思想だの歴史観だの…そんな微々たる精神性で永遠に交わることはない2本の線…
否定はしないけど、難しくてメンドくさい。
まだ欲得の唯物論的、「銭でんがな」....の方が
よっぽど単純で分りやすいな。



大昔、西新宿の新宿レコードっていう英盤専門店に
週一で通ってる時分に、店の名物お母さん(!)に

「ああPIPCO君、待ってたのよお、これねP.I.L辞めた"じゃあうぉおぶる"、
 絶対気に入るから何にも言わず買ってゆきなさい!?」

と7インチシングルながら、まるでニンジンでも奨められるように
呆気なく買って帰って、結果「大満足!」。
当時のカセットウォークマンに入れて世界中、
イスタンブールでもドバイでも、ハノイ、チェンマイ、
北京ベルリンダブリンリベリア、束になって輪になって…(???)
持って廻って聴きながら軽く別の意味でトリップしてたのがコレ。

そして生意気盛りでハナモチナラない、バブリー時代の日本人の私が、
どこの国の市場でもいう言葉…。

P.I.Lのジャーウーブルが脱退して最初の仕事がコレなのか、
P.I.L以前の仕事なのか判然としないのだが、
なにしろ解散したのか、そうじゃないのか?
新作がプッツリ途絶えたP.I.L界隈で唯一、活動が華やかで
ありがたい存在だった彼の、後にも先にも出来過ぎな本作
How Much Are They?


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(1992/07/31)
Holger Czukay、Jaki Liebzeit 他

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4 Comments

薄荷グリーン says...""
主催者の側はよけいなトラブルを抱え込みたくないから事前注意っていうことだろうけど、人を撮るのって特に日本は難しくなってる感じがします。京都の観光地のようなところだとカメラが向いてもあまり気にしてないって言うほうが圧倒的だけど。
Bruce Gildenが街中で撮影してるところがユーチューブにあるけど、あんなことしたら日本では一撃でアウトだろうなぁ。
小さくてよく分からないけど、メイクして無い人もいる?遠くから見ても狐顔にみえるくらい派手に狐になりきって欲しい。
妙な偶然だけどわたしの次の記事、狛狐のメッカ、稲荷山です。
狛狐の写真、増やしておこうかなぁ。

2014.10.11 22:44 | URL | #56UXBqNU [edit]
pipco1980 says..."薄荷グリーンさん こんばんは"
確かに人を撮るのは本当に気を使いますね。
未公開ですが、子供達はコチラが声を掛けたり、
微笑みかけたりすると、笑顔でポーズしてくれるんですが、
子供達を撮る背後の父兄の胡散臭そうなにコチラを伺う表情たるや…。

おお稲荷山…さすがオーセンティックに攻められると
ぐうの音もでませんな(笑)楽しみです。
また盗ませて…ヒント掴ませていただきます。
2014.10.11 23:26 | URL | #- [edit]
taka says..."ようお参りでした"
こんばんは。

稲穂を貰いましたか。
2014.10.12 00:00 | URL | #XtpRPBkU [edit]
pipco1980 says..."takaさん 毎度だす"
こんばんは

貰いましたよ、3束も。コギツネさんに「はい、どうぞ!」って
わたされると、「いや、もう持ってるよ」とも言えず、
「どうもありがとう」って言うほかないじゃないですかあ!

通町も昔みたいに風流な建造物が随分なくなってしまってて、
シャッターポイントがココと高砂堂&宮城屋そして橋...
それくらいしかなかったですけど、ココはココで
意外に交通量が多くてクルマが邪魔で、タイミングを逃したり
写り込んだりで、ナカナカ大変でしたよ。
2014.10.12 00:41 | URL | #- [edit]

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