ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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からっぽの世界

91.jpg
P. Angénieux Paris 'Anastigmat' 2.9/45 (Late-1940's /for Leica-M39)
このレンズの良さを全然生かせない距離、構図であった....。

真ん中の特等に座り込んで、独り悠々と写真を撮ってるのは、
それがプレスの特権だからなんだろう…いつもながらとても腹がたつ光景だ。
もっとも、凶暴なナマハゲ君(?)に一番先に食われるのは、
このカメラマン君に相違ない....。


現在、我々日本国民はこれまであまり経験のない
「人質事件=テロ」という事件のある意味当事者となっている。

いますぐ直接的に自分たちに危害が及ぶというものではないにせよ、
日本人=日本国民と名指しされたその不愉快で不穏当な空気がもたらす
この国民の小さな混乱のあれこれが、
今とても鬱陶しい。

「テロには絶対屈しない!」
今回ほどこの言葉が空々しく聞こえたことはない。

侃々諤々に議論が沸騰するのはまだ良い。
それによって引き起こされる小さな差別や批判、
些細な親子関係やジェンダー問題にまで神経症的に批判が集まるような、
国民の小さな苛立ち。

そして意外なところでバレてしまった我々国民の命の
とても安い値段。
しかも国は口では人命尊重・最優先だのと云ってるけど、

云ってるだけ。

そんなとっても濁った空気の断片が、妙に喉の奥に刺さるようで、
気持ちが悪い。



さて突然個人的な話だけど、
眼科の術前検査ってのに行って来た。

今回は、もうすっかり何も見えなくなった左目のレンズ(水晶体)交換...。
右目は以前に交換済み…。
まあ一度経験済みってこともあって、特段、心に記すものなんて何にもないけれど、
前回はさすがに色々ビックリすることが多かった。

15分ほどの手術を受けた翌朝、つまり一泊だけ入院の翌朝、
眼帯を降ろすのだが、今まで暗闇だったところに、
堰を切ったようにものすごい情報量の映像が、
まさにドバドバと眼に飛び込んで来て、鮮明に見える歓びと云うか、
ある種の感動を一体どう文章表現して良いかわからない。

50数年モノの、見えていた方の左目では樟んだベージュ色に見えていた病室の壁が、
実は純白というか、むしろ寒色に近いペパーミント系の白色だったことにまず驚き、
次に左右の目が別々の映像をそれぞれ映し出していて、
まだ脳の中で一つの絵として統合されてない=「1カメと2カメの別々画像」が
頭の中の2つのモニターに展開するのだ。

時間が経つごとに少しずつ2つの画面が一つに統合されて行くのだが、
その過程がなんとも面白い。
不謹慎だけど、そんな滅多に体験出来ない驚異の視覚世界を、
また体験出来るのだと思えば、今からかなり愉しみでもある。

ただまあオペはオペだから、リスクも多々あるようで、
先生に散々脅かされつつ、さあて、来月からは、2つの眼で久々しっかりと、
立体的に画像をガシッと掴んだ写真が撮れるぞ!って、
取り敢えず希望に満ちた現在でもあるのだった。
(カメラ自体は一眼=今の自分の状態と同じだけどね)



前項で早川義夫のソロから「サルビアの花」をお聴きいただいたけれど、
やっぱり彼の世界を表すのに、この曲がないといかにも
片手落ち』である。

以前、某国策放送局に出演中だった早川義夫は、
この曲を何と2番から唄わされていた。

『僕、唖になっちゃった…』の部分がカット。

なんだか放送禁止用語ってのも、ここまでくると滑稽だな…
って思った次第。

放送禁止?…ヤマヒラ…ま、いいや。

いずれにせよまだ子供の頃、大ヴォリュームでこの曲を聴いていたら、
母親がダダダダと階段を上がって来て、いきなり襖を空けて怒鳴った。

『やめなさいよ、こんなキチガイの唄、ご近所に恥ずかしいじゃない!』

ジャックスの代表曲「からっぽの世界」。


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(2005/03/30)
ジャックス

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6 Comments

oyajisann says..."今晩は"
今晩は山平和彦そういえば秋田の人でしたね。
ブログのタイトル見てジャックス出るなと予想。
ジャックスはもちろん解散した後知ったバンド。
音楽聞いたのは早川さんのソロの方が早かった
かな?
故木田さんやつのだ☆ひろがいたグループっ
て感じで、とっつきにくい印象でした。
2015.01.27 22:49 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん 毎度です"
フォークルの「〜よっぱらい」以後、
なんだか奇形なグループ音楽が結構色々出回って、
これもそのひとつ?…みたいな感覚で聴いてましたよ。
もっとも、レコードはまださすがに買えなくて、
ラジオからテープレコーダへエアチェックしたのを
聴いてただけですけどね。
こういうのが下地にあったおかげで、
後にクリムゾンやらピンクフロイドって
プログレ勢なんて、まったくヘッチャラでしたね!

ヤマヒラ...さすがoyajisannさんは何でも御存知ですね。
彼に関しては、amamian3さんに丸投げでお任せします。
ちなみに私は一時期(中2の頃)、ほぼ毎週彼の弾き語りを
至近距離で聴いてましたよ。
2015.01.27 23:12 | URL | #- [edit]
amamian3 says..."いいやつでしたよ"
山平和彦
思い出すのは愉快な会話と夜明けの渋谷
屋台のおばちゃんと何故か親しげに話す彼の横顔
久しく思い出してしまいました

 この辺は苦手でしたね
フォークルはリムジン川が好きで マシンでワウワウ言わせているのは
どうもついていけなかったようです(笑

ところで 目の手術
完璧な成功を祈ります
そして「2眼レフ」になりますように!!
2015.01.28 08:01 | URL | #wZiQHpeI [edit]
pipco1980 says..."amamian3さん こんにちは"
いやはや、無茶ぶり申し訳なかったです。
自分的には彼がデビューした当時、たまたますれ違うことが出来た
っていうだけで、その後をフォローしてなかったことが、
自分としては痛恨でした。

当時は60分のカセットテープ1本に好きな曲を録音したり、或いは
スッポリ消した部分の時間を計って、またそこに新たに曲を埋める
なんてことをして情報を取捨選択してたんですが、ある日、ゲバやってた
大学生の叔父が、不埒にもそのカセットに自分の鼻歌を
上書きしちゃいまして......それがイムジン河だったり荒野を走ったり...
時計を止めたりマリアンヌだったりで、ふと、本物を聴いてみたくなった...
というわけでした。
2015.01.28 11:58 | URL | #- [edit]
面白半分 says...""
初めて聴きましたよ。ジャックス。
これはキツい

わたしもまだまだです
2015.01.29 22:01 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."面白半分さん こんばんは"
こういうのの源流って、やっぱりRevolverだと思いますよ!
解釈はあくまでも「日本」ですけどね...。
音楽って、なんでもありなんだなあ!面白いなあ!って
思った小学生でしたよ。
2015.01.29 23:41 | URL | #- [edit]

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