ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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ぽんこつサイボーグ

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Carl Zeiss Jena 'Biotar' 2/58 (Late-1950's / for Exakta)

北国の、あの厳しい2月の風情はどこへやら?。

あるとき突然、右目がかすみ、みるみる見えなくなった。
いわゆるレーシックで近眼を直すのと同じ理屈で、
カメラのレンズに当たる水晶体を、
人工の代用品と交換する簡単な手術ですぐに視力回復することは知っていたから、
さほど深刻に受け止めず、時間に余裕ができた折(これがなかなかない!)に
一気に治療すれば良い…そう簡単に考えていた。

さらには、「どうやら日帰り手術もできるらしいぞ…」
そんな情報が錯綜すると、ますますもって「いつでもできる感」が強まって、
片目の不自由さに窮しながらも、なかなか治療に踏み切れずにいた。

そして結局別口の病で倒れ、入院治療することになって、
ならば入院ついでに眼科も…という安易な発想で、
入院中の総合病院(東京)の、いつもやけに混雑している眼科を受診すると、
いきなり眼科医に怒鳴られた。

眼科をなめるな、この野郎!

心臓の手術をしたばかり→諸々の内臓数値もまだまだ改善途上。
さあ入院ついでに眼も直せ!という虫が良すぎる(らしい)当方の診療態度が、
眼科医の意によっぽどそぐわなかったらしい。

「まずは心臓はじめ諸々の数値リスクを自らマネージメントしてから出直せ
(眼科医にリスクを背負わすな!)」そういうことらしい。

突然怒鳴られたのはさすがに心外だけど、
主張は「確かにごもっとも」だと感じたから、
一旦無礼は呑み込みつつ了承し
「では治療してもらえる数値目標を設定して欲しい」と要望すると、
よく見れば初老の頑固一徹そうな眼科医は、
とても真っ当すぎる正常数値を提示してきたので、
それにはさすがに私も抗議した。

「完全に正常値に戻してから出直して来い!とは少し虫がよすぎないか?
 超優良健康体しか手術できないのか!?」

そう言ったらまた怒鳴られた。

これ以上この先生と関わりたくないと感じたから、
「もう来ない」と明言して眼科を後にしたのだった。

病院で医師とやり合ったのは、後にも先にもこれが初。
できれば最後にしたいものだ。

結局、故郷の秋田に移り、今の眼科の先生のところにいって、
同じ言い争いをしたくないから、「数値目標」を先に訪ねると、

「欲を言えばきりがない。すぐに手術しちゃいましょう!」

そうして無事久しぶりの両眼開眼となって、
体調は相変わらずでも、視界だけは別世界に明るく良好になった。

それでどうしたかというと、生まれて初めて本気で「カメラ」をいじり始めた。
しかし幸福な時間はそんなに長くは続かない…。

しばらくして今度は反対の眼がかすんだ…
そして…。

既にサイボーグだな自分は。
ポンコツサイボーグ...。
心臓も言うなれば「改造」してるし、背中や膝にチタン板や
ボルトで止められたりもしてる...。
どうせならもっと若くてぴっちぴちなサイボーグなら良かったのにね。



トム・ウェイツ作の名曲「Downtown Train」を聴きたくなった。
さすがに名曲だけあって、様々なアーティストがカバーしてるけど
わたしはこのEverything But The Girlヴァージョンが好き!。

余談だが、曲の中にさりげなく「2/4拍」をこっそり忍ばせておくだけで
突然と曲調に豊かな膨らみができることをこの曲のアレンジで知った。
もうとっくにミュージシャンとしてもアレンジャーとしても廃業してた後に…。
まあ人生なんてそんなものだ。

Language of LifeLanguage of Life
(2013/11/19)
Everything But the Girl

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6 Comments

oyajisann says..."今晩は"
今晩は私は老眼悪化だけですからポンコツ化と言っても
救われてるかな?
まぁ心と頭は救いようないですが・・・。
このお二人のベスト去年購入しましたがこのトムさんの
作品は入ってなかったなぁ。
このアルバムも何処かにあるはず、ご夫婦なる前の作品
はアナログしか持ってないです。
ネオアコからサウンドをどんどん進化させてきた稀なお
2人。解散?が惜しまれます。
2015.02.20 22:43 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん 毎度です"
トムウェイツのオリジナルは、もうお声が凄まじくなっちゃった後ですから、
この曲も、美しいんだけど伝わりにくい感じw…ご理解いただけると思います。

実はこの2人、ユニット結成以前のチェリーレッド系ソロ時代(?)から.
それぞれずっとフォローしてましたが、
このユニットの「化学反応」は、おっしゃる通り凄まじかったですね。
育成系ゲームみたいで、新作がエラく楽しみだった時代を思い出しましたよ。
2015.02.20 23:01 | URL | #- [edit]
amamian3 says..."いやぁ~!!"
聴き入ってしまいました
いいですね やっぱり年齢でしょうか
さいきんこの辺のリズム感がフィットします

ところで
回復も順調のようですね
サイボークは生身より強いのです
その活力が飛び立ったサギを綺麗に捉えています
見事なシャッターでした!!
2015.02.21 08:31 | URL | #wZiQHpeI [edit]
pipco1980 says..."amamian3さん こんにちは"
ピントリングのやたら重い、機械の入ってない無骨な
アルミと硝子の塊の手動レンズ...サギが飛び立った瞬間、
ああもうだめ!って諦めましたが、偶然、何となく捉えてましたね。
自分的には珍しく、F8くらいに絞ってましたしね。

2/4がちょいちょい混じってるところお分かりだろうと思いますが、
これがなくても普通に歌として成立するし、逆にすっきりも
するんですが、敢えて入れて「こく」とか「旨味」を足すっていう
隠し味の技術…かっこいいです。

ちなみに遠近両用のレンズもあるらしいんですが、今話題の
混合医療が認められないので、片目40万くらいだそうです…。
サイボーグも金次第です。
2015.02.21 10:54 | URL | #- [edit]
MK says..."私も同じかな"
拡張型心筋症とワーファリン服用のため、眼科、整形外科共に観血的治療に対し二の足を踏んでいるようです。
循環器科の主治医は、対応する治療法があると言いますが、他の専門医は首を縦に振ってくれません。
歯も治したいのですが・・・・・・・??。
2015.02.21 15:12 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."MKさん こんにちは"
そうなんです。複合的にあちこち悼むと対応が複雑怪奇に
なってしまい、私など食べるものでも、
病気に良いとされたものが、別の病の観点からはNG。
じゃあどうすりゃいい?それって主食…。
ほどほどに食して、適度に食さない…それが大事??。
なにしろ病気などなるものではありませんね。

お身体ご自愛くださいね。
2015.02.21 16:40 | URL | #- [edit]

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