ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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ダメゴンの憂鬱

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Carl Zeiss Jena 'Flektogon' 2.8/35 (1960-61/ for Exakta-Bayonet)

憧れの銘玉フレクトゴンが到着した。

コンディションがあまり良くないのは充分承知の上で、
海外オークションに於いて、日本人とおぼしきライバルと
€0.1単位のショボ過ぎるデッドヒートを繰り広げつつ、
最終的に€30チョイの、あり得ない格安プライスで競り勝ったその戦利品である。

以前も経験あるが、絞り羽が動かないくらいは好しとしよう!
多少ピントリングが固いのも笑って堪えよう!
ボディの傷なんて全然問題にしないし、
ガラスの傷も程度によっては気にしない。
カビも気泡も自分と同年代と考えれば
入ってて当然という範囲なら赦しちゃう…。

到着するまでの数日間、そうやって譲歩する気持ちを
自分なりに熟成してきたのに、
ご覧の通りの「レンズの曇り」はもう完全にお手上げ、
絶望的なのである。

まあそれでも試写に出かけてみるが、
予想通り、逆光にも滅法弱くて、
もう晴れの日にこれを持ち出すことはないだろう…。

奥行きも全然出てなくて、さてさてどうしようかフレクトゴン…
なんとかこの個体なりの利点を見つけて愛でてやりたいんだけど…。
無理かなあ…。

いずれにせよ、当たり前のことだけど
安物買いにはご用心…である。



はっぴいえんどが解散し、メンバー各自が、いかにもそれらしく個性的な
ソロ活動に移る中、バンドのサウンド面での世界観/DNAは、
キャラメルママや荒井由実、あるいはナイヤガラ一派(=達郎さんや銀次さんなど)
などといった方向に見事に継承されたのだけれど、
作詞家でドラマーの松本隆氏の去就は、グループの精神面の世界観の継承という意味でも、
否応なく注目されたのだが、突然「南佳孝」という個性的歌手のデビューアルバムの
プロデュースという形で世に問う形となった。

私は、まあ偏見もあるが、国内アーティストのレコードを買う!という行為には
まだまだ相当の躊躇があった時代だが、とりあえず「はっぴいえんど一派!」ということで
憂鬱になるほど暗い…このデビューアルバム「摩天楼のヒロイン」を購入して、
相当シツコく聴き込んだのを覚えている。

ロックじゃないし、もちろんフォークでもジャズでもない。
敢えて言うなら、そういった黒人ルーツの音楽以前の
「アメリカ白人音楽」。

なんだかそれって覚えがあるぞ!
そうだ「ニルソン」…「夜のシュミルソン」!、
あと、ヴァン・ダイク・パークスもそんな感じじゃなかったかなあ…
そう考えると、なんだか彼らの目指す方向にボンヤリだが明かりが灯って、
理解出来るようになったように思う。

ところが、その後南佳孝氏は妙な方向に「進化」してしまって、
「摩天楼のヒロイン」で作った独特の世界観はコッパミジンとなってしまった。

ちなみに佳孝氏とは理由あって、その後仕事仲間(の一角)になる!。
まだモンローウォークとかのヒット以前の時代だったと思うが、
私が彼に「摩天楼~」の世界観が大好きだというと、
いつも軽く「フッ…」っと薄笑いされてたような気がする。
照れ笑いなのか、軽くイラッとされたのか、
真意は未だに謎である。

南佳孝 ピストル


摩天楼のヒロイン摩天楼のヒロイン
(2014/09/25)
南 佳孝

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6 Comments

面白半分 says...""
南佳孝さんと関わりがあったとは!

私は一連のヒット曲でしか知らないのですが声が好きです。
「ピストル」やはりイイ声。そしてこの雰囲気もいいですね
2015.03.26 23:06 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."面白半分さん 毎度です"
いや、最初はやっぱりあの声、歌唱法はキッカイでしたよ。
なにしろ他にいないんですから!。
このアルバムの曲もね、恋人が自殺したり、料理を作りながら
夫の帰りを待つ妻の幸福な光景と、車を飛ばして早く帰るぞ!
っていう夫。曲は車の凄絶なクラッシュ音で終わる….なんていう世界。
ハードボイルド小説さながら、小道具のディデールへのこだわりも
凄くて、なんだかオムニバス映画を観ている気分のレコードでした。
ムーンライダーズとどこか底通してるけど、なにしろ歌唱力が圧倒的に….。
2015.03.27 00:22 | URL | #- [edit]
花ちゃわん says...""
音楽のこと全然わからんワタシだけど
またしても、魔法にかかりましてな・・・
びっしりの活字を二行読むと、後は一気に読み進んで
愉しませてもらうんだわよ~。

>軽くイラっと・・・

吹き出したど!
2015.03.27 11:02 | URL | #- [edit]
oyajisann says..."伝説"
このアルバムはトリオレコードからでしたね。
このアルバムの売り上げ枚数二桁だったって伝説
あるのですが真偽の程は?
私はこれで準備OK当りからのお付き合い。
やっぱお大滝裕子さんに楽曲提供でのお知り合い
なんでしょうか?
2015.03.27 13:16 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."花ちゃわん 毎度ダす!"
オヤジのジクジク・ネチネチ、もういっちょダラダラした文章に
いつもお付き合いいただきまして恐縮しておりますです!

なにしろ同世代の友人にまで
「お前のメールは長文過ぎてウザい!」と
迷惑がられるオッサンですから、
「ゴメンね花ちゃわんの忍耐!?」って感じだス。
2015.03.27 13:50 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん 毎度です!"
いやはやいやはや、何でもお見通しのoyajisannさんですね!
隠し事も出来ませんな(笑)(別に何も隠しちゃあないけど)。

プロデューサーの次利さん経由で、茂さんと佳孝さんに
楽曲提供の発注がなされたわけですけど、
それで大興奮したのはタレント本人より、
むしろ私だったって言う…
ちょっと情けない事態になるわけです。
特に佳孝さん提供の2曲は、いかにも佳孝さんらしい
哀愁あふれる名曲でした。
2015.03.27 13:53 | URL | #- [edit]

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