ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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家具屋とバイク

R7.jpg
Carl Zeiss Jena 'Flektogon' 2.8/35 (1960-61/ for Exakta-Bayonet)

性懲りもなくダメダメゴン….。
経年劣化によるバルサム切れなどで薄く白濁した
明らかに大ハズレなダメダメレンズには違いないけれど、
わずかに本来の銘玉らしい、ドラマチックな描写力の片鱗は伺えるようで、
まあこれはこれだ…と、思えば思えなくもない…

なんてね、ひたすら落胆するのが悔しいばかりに、
なんとか手前勝手に納得しようと悪あがきする
情けない自分の図…であるのだ。



どこかの家具屋ではないけれど、
私もかつて「経営一族」との苛烈な派閥抗争というのを
もうイヤというほど経験した一人である。

私は、最終的には20%株主の社内取締役の一角とはいえ、
代表権など持たない、ただの営業責任者。
特にご立派で現代的な営業方針などというものはないのだが、
少なくとも私の統轄する部署が、組織の70%以上の収益を稼ぎ出す
「主力業務」という自負はある。

ところが、経営一族はそれが気に入らないらしい。
特に跡取り息子などは、自分も何か目立つような実績が欲しいなどで
つまらぬ儲け話に乗っかって損失を出したり、愚にもつかない(と私は感じた)
ビジネスに投資して大失敗していたけれど、当然それらは会社全体としての
実績の圧迫、停滞に繋がって、その責任がどういう論理か、

「私のせい?」

「厳しい態度で跡取り息子を説得し、暴走を止めれなかった責任は重大!」

というロジック?にすり替わって「私の降格人事」という話になった。

自分自身の処遇になど全く興味はないけれど、
そうやって息子君への経営権委譲の雰囲気が益々高まる中、
それを善しとしない社員達の造反という事態に至り、
自然発生的に、私を様々推し上げる派閥が社内外に出来てしまい、
結局私は、経営一族の憎悪を一身に浴びてしまうことになる。

そんなわけで、ことあるごとに私をクビにしようという謀略があったり、
直接社長に呼ばれ、酒など注がれながら、「独立開業」を促されたり、
まあ今にして思えば、その時そうしておけば良かったなあと
思うこともないではないが、いずれにせよ辞めることはしなかった。

ところが、経営一族の乱脈経営は益々エスカレート、そして遂に…。

何をどうしたところで、壊してしまったら元も子もない。
壊れる前にM&Aするとか、いっそ経営権ごと売ってしまったとしても、
当面、従業員達は助かる筈で、そういうことを最後まで模索し提案したけれど、
一切取り入れられることがないまま、経営一族は唐突にどこかへ消えてしまった。

いろいろな人が、私個人に対し投資するから、
和議するなどして会社業務を継続させろ!
と云っていただいた。今思えばとってもありがたい話なのだが、
当時の私には、それが「人身御供」にしか感じられなかったのと、
自分に「代表」は向いてないと思っていたからに他ならない。

結局、随分以前から誘われていた後輩の会社に
「副社」で入社する。

「副」というのがきっと気楽なんだろう。
そう勝手に思い込み大失敗した。

「副」とは負の部分を代表する人間…そういうことなのだと、
入社後一ヶ月も経たぬうちに、いやが応にも知ることになるのだった。



シドバレット時代のピンクフロイドの佳曲(?)「BIKE」を
P-MODELのカバーヴァージョンで!。

訳詞のセンスってとっても難しくて、これは頭で考えるより感性だなあと
昔つくづく感じた事がある。
ある時、とあるアイドル用に、有名な「夢のカリフォルニア」を訳すことになって、
冒頭の「All the leaves are brown…」葉っぱが色づいて空はグレイに…
つまりはそういう情景なのだが、うまい具合にメロディにはまる言葉が浮かばない…
すると、まあ今となっては家人だが、横で不意にこう口ずさんだ…

「♪木枯らしが…街を吹き抜ける…」

原詞では風の事などに全く触れてないけれど、
家人の呆気ない言葉の魔術に、ちょっと恐れ入ったりした記憶がある。

そしてこの「Bike」の冒頭は「I Got a Bike…」である。
それをP-MODEL平沢進はいとも簡単に「合言葉はバイク…」と唄い、
さらに「あることないこと見せてあげよう…」ときた…。
もうこれは感性以外にないなとカンネンする私であった。
P-MODELで「BIKE


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2 Comments

amamian3 says..."結局"
一族経営っていうのは
二代で収束する運命なんですよね
それを 持続させようとするところに無理がある

血縁結婚を続けると「天才」と「そうでない」を生む
上手に外の血を導入してきた企業のみが、今を闊歩しているわけで・・・

実は 帰郷して以来 同じ憂き目を数度味わいました
田舎ゆえ さもありなんのお話ですが 堪りませんでしたね(笑
結果 一社は人手に渡り また他方は破産しています
そしてある会社は閉鎖後 ようやく格安で売買されました・・・
「だから言ったじゃん」とて 所詮 理解して思い切る能力に欠けている
結果 自分が搾り出されるという構図
職場を変えつつも幸いは「子育てが終わる」までは何処かで
給料がもらえたことかな?
3男には苦労を掛けましたが(笑
当時の部下が 時に元気に声を掛けてくれるのが
せめてもの救いになっている今日この頃です(笑

私とて
老いては拘りも欲もなし、、、なんて
そんな悟りの境地にはほとんど関心は無く
「レンズにこだわり、音にこだわり」のそんな貴方へ
南の島からエールを送ります
2015.03.29 20:04 | URL | #wZiQHpeI [edit]
pipco1980 says..."amamian3さん こんばんは"
あの会長が、ここまで執拗に戦いを挑んでくるってことは、
ひょっとして娘の社長は、裏で会社を売っぱらおうとでもしてるのかな?
そうじゃなけれだあそこまで…と思ってみてましたけど、
本当に会社の復活を目指すなら、娘さんで正解でしょうね。
まあ、売っぱらうのも会社を救う一つの方策だとは思いますけど。

田舎にいるとね、意外と順風満帆に、ある意味のんびりと勤めを
まっとうして、今や悠々自適で明るい老後の生活設計!
なんて同年代が多いんです。
高校生の時に、こちとら血ヘド吐いてサッカーの練習してる時に、
ルンルンとアベック(!)でぞろぞろ帰ってゆく楽しそうな帰宅部を
呪ったものですけど、結局、最終的な勝利者は帰宅部….
そんな気がしてきましたよ。

2015.03.29 23:31 | URL | #- [edit]

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