ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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事件の真相?

つくし
Carl Zeiss Jena 'Biotar' 2/58 (Late-1950's / for Exakta)

なんとなく、こいつ〈ビオタール〉の扱い方がわかってきた….。

高校生の時、校内で「クラスマッチ=学級対抗球技大会?」ってのがあって、
普段は学校側から訝しがられる存在の我々サッカー同好会の部員(会員か?)は、
審判団をまかされることになって、
私は1年生だったが、3年生チームと2年生チームの対戦の主審をすることになった。

試合は開始早々から暴力的プレー含みの荒れた試合になった。
私は生真面目にも、それらに対してイチイチ笛を吹き、毅然と警告を与えたり、
退場も嗜めたりしていた。

さて、ヒドく荒れた試合の前半戦が終わった。
3年生チームの中でも、かなりエキサイトした男が私に詰め寄ってきて
「判定が厳し過ぎる!、少しは見逃せ!」と抗議してきた。
実は云われるまでもなく、裁定は大甘にしている。
オフサイドは一切とらないし、メチャメチャなスローインもすべてOK。
FKなのに何故かドリブルし始める奴がいたり(!)など
滅茶苦茶なプレイも敢えて見逃した。

しかし暴力や乱闘は放置出来ない。
それを見過ごすことは、それこそがサッカーに対する冒涜であるような気がしたから、
どちらが先に手を出したか!?なんて問題とせずに、
喧嘩両成敗的な裁定を下していたが、
一部諸先輩方には、それが納得ができなかったらしい。

「おい、一年坊!、お前どこに目え付けとる! 先に手を出したのは向こうだぞ!」
と、興奮した声で訴えるので、私は

「そもそもの原因は、あなたのラフプレーです!」
と返すと、

「なにを!」と、

あとは殴る蹴る引き倒すの暴行ワンセット…。

一応付け加えておくが、サッカーの倫理観(即ちヨーロッパの騎士道精神)では、
先に手を出した方(イエローカード)よりも、報復した側の方が
遥かに罪は重い(一発レッド!)という概念(戦争の連鎖)だから、
彼の主張は一理あるのだ。

彼が論点としてその部分を突いてきたら、
私は彼にひれ伏し謝罪するしかなかった。
しかし彼はそれを知らずに、論破出来ずに暴力に走った…
右フック→左ボディ→右足ローキック…。

暴行を受けた!とはいえ、当時の運動部的感覚では日常茶飯事。
何事もなかったように淡々と後半が始まり、
粛々と試合は終わった。

数日後、私は当時半ばクセになっていたマブタの「ものもらい」のせいで
眼帯姿になっていた。
突然職員室に呼ばれ、生活指導の教師に3年生の集合写真を見せられた。

「生徒会とクラスマッチの実行委員会から問題提起されている。君に暴行したのだ誰だ?」
と、詰め寄られる。

ああこいつだ!と、すぐにわかったが、私は

「よく覚えてない」
と言った。

すると教師は

「一時的な記憶障害になるほど酷く殴られたのか?」

私 「えっええー?、そういうわけじゃ…」

教師「その眼の状態、写真撮らせてくれ。重大な証拠だから….」

私「いやっ.これ違いますよ」

教師「いいんだ、隠さなくても。悪いようにはしない。
   絶対に報復なんてさせないから!」

私「いや、だからちゃいますのんって…」

その日の放課後、もう早速、目付きの悪い連中が数人、
私の教室にやってきて

「おまえ、拳闘部部室へ出頭しろ…〇〇さんがお呼びだ…
 逃げたら益々ヤヤコシイことになるぞ!」

周囲にいた同級生達は、
「職員室に報告した方がいいぞ」
「行くな、絶対行くな」
そういわれたが、何となくこの一件に早くケリをつけたいなあ…
その為にまたちょっとヤラレルくらい(?)どうってことはない…そんな風に考えた。

唯一引っかかったのは
「拳闘部か…痛そうだな…」。

西陽のキツい旧校舎の部室にいくと、目付きの悪い愚連隊共が多数屯していて、
かなり物騒な雰囲気。
リングの真ん中に3年生のその男が椅子に座っていて、私に一瞥くれるなり、

「お前ら…席外せ!。これからこいつとサシでナシつけるからよ!」。

私はリングに上がらされ、二人きりになった。
椅子の男は、立ち尽くす私の足許から頭の先まで
ネットリした目付きでナメルように見やり、目が合った瞬間…
予想もしなかった突然の行動に、私は唖然とした。

男は土下座して、私に許しを乞うたのだ。

「俺さあ、リーチ掛かってんだよ。だからよう…最後なんだよお…」

彼が何を言ってるのか、さっぱり意味がわからなかった。

「だからよう、君が訴えを取り下げてくれないと、俺もう後がないんだよお、
 退学なんだよ。だからなあ、頼むよ、お願い、ごめんなさい…」

結局、そこで謝罪→和解ということになって、
目付きの悪い連中をまた部屋に呼び入れると、さっきまで泣いて懇願してた男は、
元の高邁キャラに戻っていて

「じゃあ、わかってるんだろうな、こらっ!」

巻き舌で私を見送った。

相変わらず目付きの悪い輩どもは、私が無傷なことに疑問な様子だった。
翌日、男の母上が、私の自宅を訪れ、丁寧に詫びていったらしいが、
応対した母には、何のことだかさっぱりわからなかったらしい。

やがて社会に出てから、そうした本業の方々とのトラブルに巻き込まれ、
敵地まで乗り込んでいったことが数回あるけれど、
何故か怖いと思ったことがない。

怖いと思うから怖い。
それより「道理」だ。
道理が通れば、何も恐れることはない!
仮にヤラレタって胸張ってれば良い…そう思っている。

ところが今の政界連中ときたら道理も何もない…
「ヤ○ザよりタチ悪いかも…」。



クリッシー・ハインドという女性はとても狡猾、
いやマーケティング上手ということか?。
英国人なら、いやロックファンなら必ずキュン!としてしまうキンクスの名曲をカバーし、
しかもそれをブリットPOPの大御所「ニック・ロウ」にプロデュースさせるまでの
用意周到さでデビュー。

彼女の術中にまんまとハマって、プリテンダーズ…なかなか良いぞ!って、
完璧にその暗示に引っかかるオバカな私。

やがてクリッシーは自身のキンクス・ファンを通り越して、
こともあろうに、御大レイ・デイヴィスと年の差も何のそので結婚!。
さすがにそれはやりすぎだろ!?って思ったら案の定すぐに離婚。
Simple Mindsの、今度は若いあんちゃんと再婚したまでは知ってるけど、
その後どうしたんだろうか??

というわけで、キンクスファンには心を締め付けられる名曲カバー
THE PRETENDERS で「Stop Your Sobbing
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8 Comments

天安 says...""
いやあ、ピプコさん、
チャンドラーのハードボイルドよりおもしろいくらい。
世の中に対する基本姿勢は、
中学校のころから確立してたんですね。
おそれいりました。(決して皮肉ではありません)。

「仮にヤラレタって胸張ってれば良い…そう思っている」
こういう勇気は、ほんと、必要だと思います。
気力の問題ですね。
気力が充実していれば、
こうした勇気はおのずと出てくるものかとも思います。
(わたしは、このようなイカシタ経験はあんまりないんですけどね;;)

2015.04.05 11:29 | URL | #Hzotv27w [edit]
pipco1980 says..."天安さん 毎度です"
単純に「損な性格?」なのだと思います。
普段は後ろの方に、こっそりいるようにしてるんですが、
いざ何か不都合あると前に捻り出されてしまう感じ…。

自分側が完全に間違ってるor論理破綻した状態なら、
即座に土下座して謝り倒しますけどね。
2015.04.05 13:44 | URL | #- [edit]
amamian3 says..."つくしんぼう"
お目覚めでしたか!!
冬眠から覚めるのは、山菜ばかりと思いきや
家の周りの残雪に「親父さん」の足跡
それが「月の輪」と呼ばれる親父さんと教えられるまでは
雪解けの近所の山で覚えてばかりの「たらの芽」を
夢中で採っていましたっけ

道を極めた人たちは「道理」が通ります
通らない(あるいは理解が進んでいない)方たちには
結構 手を焼きますよね
東京のアパートの大家さん、、、その道の大幹部でした
可愛がっていただきました(汗
2015.04.05 21:49 | URL | #wZiQHpeI [edit]
oyajisann says..."今晩は"
今晩は以前の私の得意台詞に「お前らヤ〇ザって知ってるよなぁ、
あいつら人間のクズ、クズでも指切っておとしまえつけるんだぞ
クズ以下でになりたくなったら手首でも切り落とせ」なんて言い
ましたが、今言ったら下手すらお縄頂戴。でも政治屋に言ってや
りたいですね。
プリテンダーズ、クリッシーさんデビュー当時からご贔屓です。
2015.04.05 23:08 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."amamian3さん こんばんは"
何とはなしに花が咲き乱れて、きれいなんですけどね、
写真….となると、「ふきのとう」とか「つくしんぼう」とか…
そっちを撮りたくなります。
amamian3さんの写真ブログのような、可憐で逞しい
野の花を見つけられれば良いんですが、なかなか….。

あの世界の方々とは、私はきちんとしたビジネス上の折衝ごと
でしかお付き合いないですけど、利益配当とか、
目的意識が極めて明快ですから、余計な見栄や野心がない分、
仕事相手としては、お付き合いし易かったように記憶しています。
2015.04.06 00:29 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん 毎度です"
何だかスジも道理も通ってない政治家さん、多いですよね。
アメリカと丁々発止の協議を尽くしたその末に、
自国民たる沖縄と協議開始しなさいよ!
いったい何処の国の政治家なんだ!って言いたいです。
(日米同盟、安保を否定するものではないですけどね)

プリテンダーズは、60年代からの老舗バンドではないけれど、
ある意味、ロックの王道をいってるバンドって気がします。
今回オリジナルアルバム8作(BOX)、
聴き出したら止まらなくなっちゃいましたよ!。



2015.04.06 00:46 | URL | #- [edit]
うさぎ屋 says..."こんばんは"
>サッカーの倫理観(即ちヨーロッパの騎士道精神)では、
先に手を出した方(イエローカード)よりも、報復した側の方が
遥かに罪は重い(一発レッド!)という概念(戦争の連鎖)だから、

これ面白いですね。
いつだったか、サッカーの試合を見ていてその場面がありましたよ。そうゆうことだったんですね。
ちなみに、国家の交戦権の法理(道理でもいいですが)はヨーロッパの「決闘」の概念がもとになっているようです。決闘もまた騎士道精神の発露ではないのでしょうか。

夜分失礼いたしました。
2015.04.06 02:41 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."うさぎ屋さん おはようございます"
1998年フランスW杯、フォークランド紛争以来の宿敵アルゼンチンと
対戦したイングランドのまだ若きベッカム選手が、確かシメオネ選手の
狡猾なファールに激怒し、報復した結果、ベッカムは一発退場、
イングランドも敗退。ベッカムは大批判を浴びて、大会後しばらく
帰国も出来なかったってことありました。
シメオネは英国市民の憎悪の対象にはなりましたが、おとがめは一切なく
それを批判するような議論もおきませんでした。

「専守防衛」….そのまま妄信してよいものなのか??
ずっと引っ掛かりのある人生ですよ。
2015.04.06 10:08 | URL | #- [edit]

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