ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
MENU

分相応について

0001.jpg
P.Angenieux Paris 'Anastigmat' 2.9/45(Late-1940's Leica M39)

当地では只今が「梅満開」!。
♪さく〜らはまだかいなあ…来週半ばらしいです。

開放で使うとフワフワ&モヤモヤでお馴染みの
シネ系レンズ「アンジェニュー」なのだが、
不思議なことに、少し絞れば噓みたいにキリッと「普通?」に写る。

そこらの幅広さなのかどうなのか?
実にとってもお高いレンズで有名なのだが、
私のアンジェニューは実になんとも、数千円で購入したものである。
どこも壊れているところはないし、ホコリもカビもない。
しかもきちんと無限遠も調整済みのものだ…。

元々は1946年に発売されたSEM Kimっていうフランス製のファインダーカメラに
のちに世界初のレトロフォーカス(広角)レンズを開発するフランスの光学器メーカー
アンジェニューがOEM供給したレンズらしい。

そのSEM Kimの中古品を、日本のある有名なカメラ改造屋さんが
ebay経由でまとめて購入し、次々に取っ外したレンズを
ニコイチ、サンコイチで再構築し、
ライカLマウントに改造したものの中の1個というのが、
このレンズの出自ということだ。

某オクで、ある日これを見つけた私は、
ダメ元の1万円で少しお釣りが来るくらいの入札を行ない、
数日すると呆気なく、いや当然のようにその何倍もの価格が上乗せされていて、
「やっぱ無理だよなあ…やれやれ、良い夢見せてもらいましたよ!」などと思いつつ、
締め切り時間になって、どれどれ一体いくらぐらいの値が付くものなのだろうか?
と、覗いてみると、あれあれ?…

あなたが現在の最高入札者です!

「ええええ!まじか!なんで?途中キャンセル?」
残り2分…長い長い、死ぬほど長い2分間、息をのみつつ
そして何事も起きずに
「おめでとうございます!! あなたが落札いたしました」

とても売り主に申し訳ない感情にかられたけれど、
取引は実に気持ちよく完了。
そればかりか、マウントアダプターまでオマケしていただいた。

数日して到着したアンジェニュー。
一番最初に撮ったのが、我が家の器量のあまりよろしくないネコ。
光と空気と毛のかたまりが微妙に混じり合った抽象画のような、
不思議な物体が写っていた。
形容し難い感動と興奮に見舞われた…。

大した経験も知識もなく、ただただ素人の分際で、
「普通のキレイなズームレンズじゃ面白味がないなあ…」
などと生意気にも疑問を抱いただけの軽い男が、
持つべきレンズでは確実にないなと、正直その時思った。

オールドギターブームとかで、芸能界はじめ勝ち組成功者達はこぞって
ヴィンテージのギブソンやマーチンを買い漁っているらしい。
TVで、ある成功したお笑い芸人が入手したというマニア垂涎のギブソン…
ボロンとストロークしていたけれど、とてもヴィンテージとは思えない
ショボ過ぎる音しか出せてなかった…。

その瞬間、なんだか自分とアンジェニューの、
不釣り合いで不条理な関係みたいな、ある種のうしろめたさが
脳裏をよぎるのだ…。ホントは恥ずかしいことなんだろうか?…
うーーーーむ…。

そういうわけで、本当は欲しくて欲しくてしょうがないのだけれど、
「ライカが欲しい!」なんて口が裂けても言えるわけもなく、
「まあ死ぬまでに一度で良いから手にしてみたい…」
それがせいぜいであるのだった。
宝くじ当たらないかな!?…
買わなきゃ当たらないよね…である。

あん下うめ
いつもの絞り開放のアンジェニュー! お約束のハロ=フレア=滲み…が心地良いっす



ヒット曲で儲けた分でヴィンテージのギターを買った!って話を最初に聞いたのは
ガロだったような記憶がある。
トミーくんが確か当時300万円で59年製レスポールを購入…。
その後、いわゆるニューミュージック系アーティストには
「ヒット曲=58〜60年レスポール購入」って妙な公式が出来て、
59年製個体の殆どが日本に集結した!なんて言われた時期がありました。
今では数千万円??いやはやいやはや…(2千5百万くらいらしい…)

それにしてもガロ曲の殆どがYouTubeでは削除されてました。
ま、取りあえず、回る回るよ...「地球はメリーゴーランド」でも。


取りあえずコレ…愛聴盤ですね。

シングル・ファイル(+3)シングル・ファイル(+3)
(1998/07/23)
GARO

商品詳細を見る

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 秋田(市)情報へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
スポンサーサイト

3 Comments

amamian3 says..."求めているのは"
脳内にある「感性」ですね
その感性が「巷にある」キレイナ写真や絵、音に「違う」と
言わせるのでしょうか
先日「細坪・杉田・三浦・中村・平賀」の構成で4・9「フォークの日」という
コンサートを見る機会を得ました、、、が 私はバックで一人サポートしていた
ギタリストに釘付け!! ピンでも歌える彼らのフォローを見事に
こなしていました
高校時代 もっと夢中にギターを練習すればよかった(笑
最近 そう思うのです
2015.04.11 09:19 | URL | #wZiQHpeI [edit]
amamian3 says..."その方は"
窪田さんです
名前を思い出しました
2015.04.11 09:21 | URL | #wZiQHpeI [edit]
pipco1980 says..."amamian3さん おはようございます"
楽器も写真もむろん感性ですが、
やり続ける「情熱」が一番大事なんだと思います。
そしてその情熱を、出来れば一生持ち続けることが出来るのは
とても幸福なことだと思います。音楽や写真がどんなに好きでも
目や耳などの障害が出たりすれば継続が難しくなるでしょう。
宗教臭くていやですが、「感謝」すべきところなんでしょうね!

4.9フォークの日って初めて知りましたよ!。
実は私は意外と疎いんですよフォーク。辛気くさい説教じみた
フォークは結構苦手で、あんまり意味のない、
街だの風だの雨だの霧だの匂いだの唄ってる連中が好きでしたね(笑。
2015.04.11 10:36 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://pipco1980.blog.fc2.com/tb.php/518-e2e14d63
該当の記事は見つかりませんでした。