ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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反省が多い日のスミダノハナビ

すみだのはなび
Pentacon auto 'Mono-Coat' 1.8/50 (Mid.1970's / for M42)

いつものように家の近所の花屋の前を通り過ぎる…
...ん?何?このとっても清廉な気分の瞬間映像?

そのままムーンウォークで後退りして、もう一度花屋を覗き込む。
「ああ、あれか…!」

店員さんに訊いてみた。

店員「ああ、これですか、きれいでしょ!」

私 「これは何かと訊いている!」

店員「すみだのはなび…額紫陽花の一種ですよ」

私 「墨田の花火?…」

毎年、浅草橋辺りの河岸にある取引先の問屋さんの部長に、
この時期になると脅される、あの忌々しい墨田の花火か….

「今年の花火大会は御社は…ビール担当でよろしく!
 10ケースもあれば充分間に合うよ!」とか

「今年は屋上で花火見ながら鍋やるから、牛肉…5kgもあれば合格かな!」

そんな業者泣かせの、あの鬱陶しい隅田川の花火か!…

などと嫌な記憶がジワジワ甦りつつも、
鉢植えの花の美しさが鮮烈なのは事実で、
瞬間、写真を撮りたくなったのだが、
花屋の花を撮るなんてのは、どう考えても反則だから、
勢い「これ…いくら!」と気がつけば購入していた。

実を言うと鉢植えとはいえ、花を買うなど、
墓参りか、家人が欲しい欲しいというので「じゃ、買えば!」というと、
「女に花を買わせるの?」とか非難されてしまって「そういうもんかあ?」と
渋々買うくらいのもので、何しろ自発的に花を買うなど生まれて初めてかも…と思った。

ベンジャミンとかパームツリーとか、バブリーな時代に気取って
植木を買ったことはあるんだけどね…。

帰宅すると、全く意外にも今年80の母が異様にハシャイで喜んでいる…
予想外だったが、花を買うってのはこういうことなのか…
もっと早くやっておけば良かったな…と、少し過去の自分を反省するのだった。


近所と言えば、もう1ヶ月以上も続く「ビル解体工事」の音と振動に嫌気がさしていて、
今日になって辛抱たまらず、クレームを言いにいった。

ショベルなんとかの重機の騒音に負けない大声で
「監督いるかあ?」と精一杯凄みつつ、叫ぶと、
社長という、いかにも建設会社の親方風のイカツイ男性が現れた。

私「そこの家のものだが、ウチには年寄りがいるんだ。
  一日中断続的に震度2の状態を我慢させておきながら、
  挨拶一切なしなのは、あまりに誠意無さ過ぎじゃないのか。
  一体工事はいつ終わるのか!
  工程表提出して最低限、工事日程や時間帯等、
  説明あってしかるべきじゃないのか!」等々、

取りあえず必要なことを矢継ぎ早にまくしたてると、
まずはすんなりと詫びる社長ではあったが、
工事に関わる様々なトラブル説明というか、
経営者としての愚痴がグタグタと始ってしまうと、
こちらも「まあ、色々大変だろうけど、頑張って早く終わらせて欲しい…」と、
腰砕けも甚だしく、なんと笑顔で和解してしまうに至っては、
自分ながら情けなくなった。

こんなに自分は喧嘩下手になっちゃったかと驚くばかりだが、
土地柄、戦前戦後から色々あって、陸軍練兵場跡の、
とても雑な基礎工事の残骸に、ウチも建て替え時には様々悩まされた経験があるから、
社長の悩みも分からぬわけではなく
…まあ、喧嘩の原点は相手の話を絶対聞いてはいけないんだけど…
まだまだ自分は甘いなあと、改めて反省したりするのだった。

やけに反省の多い日だったな。



知ってるヒトは極めて少ないかもしれないが、ユーミンが革命的に登場して、それに続いて
矢野顕子ちゃんとか尾崎亜美なんてのが、何となくその後継というか、
フォロワー的にその有り余る才能を見せつけるわけだが、
私個人的に佐井好子さんっていう、ちょっと暗いというより
耽美系のシンガーを気に入って聴いていた時期があった。

山崎ハコっていう近似値なシンガーもいるにはいたけれど、泣いたり叫んだりっていう
エモーショナルなスタンスがちょっと馴染めず、なんだかヴェルヴェット周辺のNico
みたいに淡々とした、サイケでアシッドでトドノツマリはクールな彼女の有り様が、
とても気に入っていたのだと思う。

この唄は明らかに「つげ義春」の漫画「紅い花」にインスパイアされていて、
(あがた森魚の赤色エレジーも同様)、まあ単刀直入に「初潮」の唄。
まあ、こういうのもかつてあったよおってことで…
佐井好子紅い花


萬花鏡(紙ジャケット仕様)萬花鏡(紙ジャケット仕様)
(2008/02/02)
佐井好子

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12 Comments

天安 says...""
「ビール、10ケースもあれば充分間に合うよ!」だと!。

こういう高飛車な奴(会社)はどこの世界にでもいるんですね。
こういう現象を韓国語で「カプチル」(갑질)っていいますね。
カプは「甲乙」の「甲」のことで、
「チル」はここでは「ふるまい」みたいな意味かな。
「甲のふるまい」ということで、わかりやすく言えば、
上位にいるものが権力を乱用して下のものを苦しめる、
くらいの意になりますかね。
かなりおもろいことばで、最近(1,2年前くらいから)
使われてます。
カプチル、絶対に許せない行為。ですよね。
月光仮面とか鉄人28号が必要な理由も
ここらへんにあるかなと。^^

喧嘩の原点は相手の話を絶対聞いてはいけないこと、
おお、これも初耳です。
喧嘩っ早かったんですかね、ピプコさんは?^^
2015.04.15 09:20 | URL | #Hzotv27w [edit]
hal says...""
確かに、店頭の花は道義上撮れませんよね(笑。
そのアタリのココロのユラギが面白いです(^^。
うちの奥さんも、お花買って帰ったら喜ぶのかなぁ。
どちらか言うと相当ガサツな性格ですけど・・・(^^;

さて、このレンズはMeyer@Orestonとかの後継でしょうか?
ふわっとした巻き具合がエエ感じです(^^。
Pentaconですと29mm@Orestegonとかオモロいですね。
距離があれば周辺浮くくらいですけど、近接なら背景がカオスですし(笑。

で、またレンズ購入してしまいました(^^;
Steinheilの安価な三枚玉、Cassarit50mmです。
どうやらTrioplanのようなシャボン玉レンズのようですので。
でも・・・満遍なく使うの、そろそろ限界かなって数になってきました(笑。
2015.04.15 10:01 | URL | #PwYTJ1I6 [edit]
pipco1980 says..."天安さん おはようございます"
今はもうあり得ないと思いますけど、昭和の悪しき商習慣でしたね。
本当は商品力とか、サービス力で他の業者と競いたいんですが、
組織がまだその辺りのクオリティを確立する以前の弱みで
「接待」って習慣に頼るこちらも大いに反省せねばならないわけです。

基本的に会社とか、この場合は町内を代表して交渉!というなら、
当方に有利な状況を引き出すまで徹底的に戦うんですが、
個人的なことになると、自分が我慢すればよいこと…と、
すぐに諦めてしまうのが自分の弱点だよなあ!
って常々思ってて、それがまた出た…ってところです。
2015.04.15 10:08 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."halさん 毎度です"
モノコートの初期玉なので、ほぼOrestonの銘板替えだと思います。
太陽ギラギラ下では問題多いですけど、薄明かりな状況だと
「おお!」と唸るほど柔らかくて、好きなレンズです。
まあ値段もCD一枚分程度でしたし….。

その日の天気や、撮るべき主体や、思い浮かぶイメージなどで
持ち出すレンズを2〜3厳選するのも、また楽しい作業だったりしませんか?
選択肢は多いほうが楽しいに決まってますし…..。

スタインハイルはまず名前がカッコいい!
シュナイダークロイツナッハもカッコいいけど….。
で、スタインハイルのクルミゴン!って銘のレンズを以前、
名前が「剛力あやめ」みたいで強そうで可愛い??という理由で
某オクで競ったことがありましたよ!バカですよね(笑。
まあ私の場合は得てしてそんな他愛ない理由が購入動機だったりします。



2015.04.15 11:07 | URL | #- [edit]
oyajisanny says..."今晩は"
今晩は山崎ハコの「飛・び・ま・す」愛聴してたんです。
潰れそうだったエレックからでしたね。
サヨナラの鐘って曲がお気に入りでした。
活動再開や女優としてデビューしてたなんて知りません
でした。
2015.04.15 20:52 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん 毎度です"
ハコさんは、当時、熱狂的な奴らが結構周りに居ましたね。

私はまあ、高校生にはありがちな熱病みたいなもので、
夢野久作とか小栗虫太郎あたりの幻想怪奇小説にどっぷりハマって
読み耽ってた時節に、佐井好子さんの世界観がピッタリフィット
してしまったように記憶してます。
彼女の繰り出す「万華鏡」だの「胎児」、「密航」「逢魔が時」
なんていうワードが大好物でビシビシとアンテナに引っ掛かってきました。
そのアンテナも、今はもう錆びて折れちゃってますけどね….。
2015.04.15 21:53 | URL | #- [edit]
ももPAPA says..."いい感じ!"
ご無沙汰です。

pipさん 写真・・いい感じですね。
ガクアジサイの仲間なんですね。私も好きです。

佐井好子 名前は知ってましたが聴いたのは初めてです。
山崎ハコ みたいなアクもなく、何か 聴いてて落ちつく、初めて味わう食感です。  
2015.04.16 11:08 | URL | #Wgi4adpQ [edit]
hal says...""
ど~でもよい愚痴で申し訳ないのですが・・・この遣り場のないガックリ感を・・・、
聞いてやって下さいっ!(笑

Cassarit、ただいま到着しましてね、僕自身pipcoさんと同様に、
Steinheilっていう硬派な感じの名前に惹かれておりました♪(爆
レンズ自体は曇りもなくヘリコイドもスムーズ、アタリやったんですが。
勇んでアダプターにねじ込もうとすると、どうやら後玉周辺のパーツが、
アダプターのピン押し部分におもっくそ当たって、
全くねじ込めないことが判明しました♪♪♪(爆
ああ・・・ピン押さないタイプのアダプター探さなくっちゃ、トホホ。

もし今後、M42のCassaritを手にされることがありましたら、ご注意くださいませ♪(泣
2015.04.16 11:38 | URL | #PwYTJ1I6 [edit]
pipco1980 says..."ももPAPAさん おひさしぶり!"
いやはやご無沙汰でした、ももPAPAさん!

たまに伺うんですが、なかなかお忙しそうで….。
また愉しくやれたらいいなって、心から思います。
2015.04.16 12:58 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."halさん 毎度です"
M42のピン押さないタイプのアダプターって結構見掛けるんですけどね…。
カメラ側のマウントのタイプにもよるんでしょうかね….。
以前、ソ連製ユピテル12あたりを狙ってたんですが、後玉が
飛び出しすぎて、私のカメラだとセンサに当たっちゃう!なんてね。
この業界(?)情報が命ですな!

実は私も昨日お騒がせしちゃって、結局キャンセルしちゃいました。
ディッケルマウントのColor-Skoper50mm…。
レンズ自体は安価で、ウチにはない感じのくっきりきりり系。
すぐに手が伸びたんですが、アダプターが予算オーバー!….。
後味すごく悪いです。

2015.04.16 13:15 | URL | #- [edit]
hal says...""
結局、ペンタ純正Kマウントアダプター&ペンタK→ライカL39でライカねじマウントに変換し、
ライカLM変換リング&ライカM→フジXマウントアダプターにてカメラに着けることにしました。
まるで昭和の、問屋かみまくりの小売業、みたいですけど♪(爆
今後母艦を変更する可能性もありますし、つぶしの利くL39に変換する事にしました。
てなワケでレンズの倍くらいアダプター代にかかりましたが(泣、
プリセットのM42レンズに使い回しできますし、まあエエかとポジティブに(苦。

僕のCassaritはゼブラでなく銀鏡胴のプリセットタイプですので、連動関連の問題はないのですが、
レンズの形状自体が、アダプターのピン押し部分に干渉するとは、全くの盲点でした、トホホ。
またしても、日常生活では何の役にも立たないスキルが上がってしまいました(^^;

さて、Deckelはアダプターが高価なのがネックですね。
大枚叩いた僕のは目下Septon50mm専用です(笑。
Deckelの望遠レンズは最短が超遠いので触手は動かないんですが、
広角方面は良さげなのが揃ってますよね。
しかし・・・ソッチ方面行き出すとまた新たなる修羅へと突入ですので、見ないフリしてます♪(爆

どもども、お心遣いおおきにでした♪(^^
2015.04.16 14:08 | URL | #PwYTJ1I6 [edit]
pipco1980 says..."halさん おつかれさまです!"
私もそういえばアンジェニューの時にL/M39変換とか
一眼レフ用では∞が出ない等々で四苦八苦したなんてことがありましたが、
まあいろいろ勉強になったぜ!ってことで納得するしかないですよね!。
とりあえずは、カッコいいStainheiの「画」...愉しみにしてます!。l
2015.04.16 16:11 | URL | #- [edit]

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