ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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行間を読むな?

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P.Angenieux Paris 'Anastigmat' 2.9/45(Late-1940's Leica M39)

連休中日だというのに、あんまり体調が芳しくないから、
自室のささやかなテラスに、ようやく咲き始めたツツジ写真でお茶を濁してみる。

そりゃあ自宅だから、レンズは選択し放題(?)なんだけど、
こういうときは、ハッキリスッキリしないヌボーーっとした滲みが
とても素敵な「アンジェニュー」を迷うことなく選択。

このレンズで女性を撮ると、お肌の色が輪郭に沿ってほどよく滲み、
背景に溶け込んで、とても美しいはずなのだが、
実際に試したことは…殆どない。

ピンク色は、プリンセス・オヴ・ケンジントンご誕生を祝し、ピッタリの色だな。
あと何時間かすれば、お名前も発表されるのだろうから、
ここで私が予想するのも僭越が過ぎるというものだけど、
希望としては、兄貴がジョージだから、妹は「メアリ」が可愛いなあと思う。
パティ(パトリシア)っていうのも、さっきから浮かんでは消えしてるけれど、
ここらはビートルズファンならご理解いただけると思う。



ギター弾きになりたての頃は、有り難くもやかましく(?)、
様々な人がその心得などのアドバイスをくれる。

「(譜面を注視するあまり)下を向き過ぎるな」!とか、

「自分の楽器より、他の楽器の搬入やセッティングを優先させて手伝うこと!」
バンドマンの諸先輩からはそういう類い。

これがアレンジャー氏やディレクター氏になると、少しニュアンスが異なって

「音符の行間を読むこと!譜面通り弾くだけなら、音楽学校に行けばいくらでもいる」

この忠告は随分響いた。
正直譜面を追いかけるだけでもイッパイイッパイなのに
それ以上に行間って…!?

そんなある日、深夜にステージ仕事が終わって、さて帰るか!という段階で
タレントのマネージャーが「おおい、今夜、暇か?」というので、
こりゃあ飲み会だなあ!と思いつつ、ついて行くことにすると、
狸穴の事務所近く、東京タワー直下の録音スタジオに入ってゆくではないか。

夜中なのでレコーディング自体は終了していたみたいだが、
いわゆるモニタールームに数人のエンジニアらが残って
何やら盛んに作業中の様子。

マネージャーから「もう遅いから早速これ…」とスコアを渡された。
「えっ?弾くの?どこで?」
「えっえっ、ここで?アンプは?卓直?イヤイヤイヤ無理でしょ?」

ギターパートにはいわゆるコードネームしか書かれていなかった。
ふと「音符の行間…」ということが思い出される。
しかも敢えて曲の全体像が分かる、分厚い『スコア』を渡してきたってことは、
まさしく「全体を俯瞰して、適時気の利いたプレーをするべし!」と
いう意味なのだろうか??
「試されてるな…」そう思った。

ところが顔見知りのディレクター氏が意外なことを言った。
「昼間にオケ録ったんだけどさ、ギターがペラペラ余計なことやってて煩いんだよ。
 だからさ、シンプルに…余計なことしないでリズムだけキッチリ刻んで欲しいんだ。
 よろしくね!」

それがこれである。
結局何も出来ずに、教えも守れず、ただただ譜面通りに
時計みたいに、ひたすら8の裏を刻んだだけ…。
コンプもコーラスアンサンブルも何にも通さず、ダイレクトに「卓」。
そしてそれが自分の記念すべきスタジオデビュー(モニタールームだけど)…。
弦も取り替えないまんま、1回弾いただけで「ハイOK、ご苦労さん!」...嗚呼。
今回35年ぶり?に恐る恐る聴いてみたけど、やっぱり「ただ刻んでるだけ…」。
ひたすら「自己嫌悪…」。

天地真理さんの記念すべき再デビューの曲。
初恋のニコラ
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4 Comments

あとりえ 瑠璃絵 says...""
こんにちは。
ガラス作家を育成する仕事?どんな仕事かだったのでしょうか。
私がガラスを始めたのは10年前ですが、本業は建設業でした。
規制緩和による厳しい価格競争に疲れたとき、ガラスと過ごす時間が
心を癒してくれました。
サンドブラストは体験を2時間しただけで、後は機械の組立、制作等全て
独学です。キルン、とんぼ玉も数回、教室に通っただけで、後は独学です。
なので、ガラス作家などと言えるレベルではないかもしれません。
ただ、独学にも独学の哲学があり、目指すところは庶民派作家です。
なので、制作工程なども出来るだけブログにアップし、庶民レベルでガラスを
楽しんで頂けたら良いなーと思っています。
今後共、宜しくお願い致します。
2015.05.04 18:20 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."あとりえ 瑠璃絵さん こんばんは"
まあ儲かるものなら何にでも手を出す、悪徳貿易商社マンでしたから
最後の方はアマゾン奥地の大理石の鉱脈から、チリの王家とのパイプから
ラピスラズリの炭坑の利権やワインの貿易ライセンスまで、何でも
イッチョ噛みで利益を上げてました。とはいえ元々会社はアクセサリーとか
ファブリックが本業でしたから、スワロフスキーさんとのお取引から、
国内でビーズアクセサリーの工房や講習会、雑誌編集などを仕掛けたり、
トンボ玉作家と結託して、似たような仕掛けを考えたりとかして、
国内の百貨店や専門店に卸してました。まあ10数年前の話ですけどね。

こちらこそ今後とも…です。
2015.05.04 19:35 | URL | #- [edit]
ももPAPA says..."けっこう辛いですね"
こんばんわ

実は、ギターが前面に出てジャカジャカって曲は好きじゃなかったりします。
程よいスパイスで曲にパラパラっと薄く味付けを施す

そんな感じが好みです。

トム・スコットの "Walk a Mile" って曲を以前上げたことがありますが
これなんか 控えめでいてけっこう目立ってますね。

pipさん 天地真理さんの曲のギターパート やってらしたんですか。
凄いです。
ここでちょっと味付けを・・が許されないっていうのも辛いものがありますね。 
2015.05.05 20:31 | URL | #Wgi4adpQ [edit]
pipco1980 says..."ももPAPAさん こんばんは"
事務所的に、同じセクションのタレントさんだったもんで….。
取りあえず、マネージャーさんとは懇意にしてもらってましたけど
まさかね...って感じでした。

レギュラーでやってた方では、意地でも一個もコードを弾かずに
ひたすらEW&F風にミュートでリズムキープしたりフィルインのみ!
なんて遊ばせてもらってましたね!レコードから離れれば離れるほど
喜ぶタレントとマネージャーっていう変わったコンビでしたから!。


2015.05.05 22:03 | URL | #- [edit]

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