ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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人生、楽ありゃ苦もあるさ

KODAK Porta 160 NC
P.Angenieux Paris 'Anastigmat' 2.9/45(1949 L/M39)
[with Adobe Photoshop CS6 + DxO Film Pack Plug In “Kodak Porta 160 NC"]


ヒト(肌)を撮らない限りに於いて、
アンジェニューのその変態性は、あまり顕著には現れないようだ。
まあレンズというより、ゲに恐ろしきはニンゲン様の、とりわけ女将…
そういうことになるようだな。



長く勤めた会社にいる頃は、てっきり自分は人生の「勝ち組」だなあと
思い込んでいた。いや、バブル時代を挟んで、殆どのヒトが自らを
「中流階級」を意識するという世論調査結果の中で、
自分はそのもうちょっと上…すなわち中の上くらいかな!?なんて、
買いかぶりも甚だしく思っていた節がある。

年俸も、それまでは途方もない金額と思われてた大台をとっくに超えていたし、
最初に購入したマンションとかガイシャ(ほんの一時期だったけど)の
ローンなんかも引き落とされてる意識が殆どないまま、
いつの間にか終わっていた。

会社は、私の預かり知らぬところで「跡目争い」とか、
親族間の諍いなど激しかったらしいが、
社内外の支持は圧倒的に「自分」にあったから、
表向きには「バカ息子!」が仮に会社を継いだにしても、
確実に「院政」は敷けるなあとか、万が一追い出されても、
株主操作で逆襲も充分可能…

なんて、我が世の春を存分に謳歌していた時期もあったのだが、
突如として金融機関の謀反等々によって会社が破綻に追い込まれると、
私の人生も何だか怪しい方向へと向かってゆくのだ。

それでも「昔の名前」で5〜6年はそこそこ稼げてはいたけれど、
長年の無茶が祟って「長期入院」を余儀なくされると、世の潮目は
すっかり変わってしまっていて、気が付けば私は新宿西口の
「ハローワーク」の、長い長い求職データ閲覧PC待ちの列に加わっていたのだ。

「勝ち組」を気取って長いこと安閑としていたツケで、
自分には何の技術も資格もないことを痛感する。

普通免許さえ、放棄したまま更新もしてなかった。
わずかに学生時代取得した「英検2級」なんてのを履歴書に書いたら、
ハローワークの担当者に「フッ」鼻で笑われ、呆れられる始末。

「英検ねえ…ボイラーとか、玉がけとか…そういうのあればね。
 まあ、ないものはないで仕方ないっすね…。」

…殴ってやろうかって、一瞬思ったけど、情けないのは自分の方であるのだ。

それでも「環境基準」絡みの「営業」の職種を見つけて、
仕事の内容は見当もつかないけれど、取り敢えずアポイントを取って翌日面接。
ラッキーにも、「あなたのような人生経験豊かな即戦力を捜していた!」
と、手を握られ、即決で正規採用が決まった。

何十年ぶりかの新しい職種に、しかも平社員で挑戦…
年上も下もなく、誰彼構わず頭を下げ、敬語を使って対応した。
そんな卑屈さがとても新鮮で楽しかった。上の立場で威張るより、
ヘリクダって下から対応する方が、遥かにストレスなく、
楽ちんだというのを、その時発見したのだ。

心配事と云えば、そんな楽しい仕事も、定年まであと10年(当時)
ほどしか残されてないという事実…。

ああ人生何だか回り道をしちゃったなあ。
収入も社会的ステータスも、前職の方が遥かに上だったけれど、
人間らしい仕事、充実した生活という意味では、その時の方が遥かに…

そう思い始めていた矢先、
再び病に倒れ、今に至るのだった。



サラリーマンになる前は、学生の身分が半分とはいえ、ギター弾きで
生計を立てていたけれど、実は大のシンセサイザー好き。
ところが、ある時ふと思ったのが、自分って、ただひたすら
「メロトロン」の「シンフォニックオーケストラ」の音が
欲しいだけなんじゃあないのか?ってことに気づいて、今度は
サンプリングマシンを購入し、マルチティンバーの完璧なメロトロン音を
手に入れたときは、既に草臥れ気味のサラリーマンになっていた。
苦節数年(?)完全なメロトロンサウンドを入手し、一番やりたかったのがこの曲。
Argent - CIRCUS
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6 Comments

あとりえ 瑠璃絵 says...""
こんばんわ。
私も濃い人生を歩んできましたが、pipcoさんに
比べれば、薄味かも。幸い苦の時間が長かったので
今は楽をしています、たぶん。

ところで、毎日、魚にエサあたえていますが
なかなか成長しませんね。
2015.06.15 20:45 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."あとりえ 瑠璃絵さん 毎度です"
スーパー銭湯「土手長町?」から今戻ってきました。
風呂好きなもんで、瑠さんのご近所の温泉にも遠征したいんですけどね….。

病気も特に珍しいもんじゃないんで、全部「自費」ですし、
年金も税金も「払え払え」とウルサイ上、秋田じゃあ親の家もあるから
何らかの援助もまるでなし…ヤレヤレなんです。
まあ頑張れるうちは頑張りますけどね…何だかね…。

たまにレインボーカープが出現するぞ!と、知り合いから
教えられました。何にも知らない呆れたブログ主の私でした。




2015.06.15 21:31 | URL | #- [edit]
oyajisann says..."今晩は"
今晩は私的に勝ち組、負け組って言葉嫌いなんですが
しいて言うなら、願わくば死ぬ時に自分の一生天秤に
かける事出来て幸に少しでも傾けば勝ちと思えば良し
としてます。(oyajiの人生天秤説)
アージェント、勉強不足でどうしてもゾンビーズと唯
一のヒット曲ホールド・・・しか出てきません。
2015.06.16 21:29 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん 毎度です"
死ぬときは勝ちも負けも、有意義無意味すらもないって
思ってます。若くて、上昇志向に眼をギラつかせているから
こその勝ち負けへのこだわり…今となっては
「負けた負けた、大負けだぜ、ハハハ!!」で全く結構。
そう思います。

アージェントはラスバラッドっていう、フロントマンが脱退した
おかげで、やっとロッドアージェント念願のプログレ化が成功し、
ラスト2枚は飛び抜けた名作なんですけど、メディアも配給元も
ラスに引っ張られて「終わった!」と思ったんでしょうね。
国内発売さえ見送られてましたが、プログレファンには「金字塔」
として崇められてて、「このアルバムを聴いたか!?」ってのが
合言葉みたいになってましたね。
2015.06.16 22:00 | URL | #- [edit]
面白半分 says...""
初めて聴きましたがこれはいいですね。
勉強不足でしたがこんなプログレバンドがいたんですね。
こういうサウンド大好きなんですが
今日のスライ&ファミリーストーン(名は知っていたが実は初めて聴いた)にも惹かれます。


2015.06.17 22:48 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."面白半分さん こんばんは"
Argent最後のプログレ2作…バンド仲間内ではすごく評判だったんですけど、
世間では全く知られてませんでした。そんな埋もれたバンドやアルバムって
たくさんあるわけで、原因は当時の音楽出版メディアの稚拙さなんでしょうね。

SLYのこのアルバムはちょっと特殊なノリなので、初期の(人気ある頃)の
CDを聴くと、多少違和感あるかもしれません。
『暴動』と『フレッシュ』だけのぶっ飛び方なので、ご注意を。
2015.06.17 23:17 | URL | #- [edit]

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