ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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コンプレックスは永遠じゃない

路地裏のねこ_DxOFP
Schneider-Kreuznach Radionar 2.9/80(1952)

おそらく生れ落ちたその時から、
山のようなコンプレックスに悩まされ生きてきた。

若いときは、ロック少年だから、よせばいいのに長髪なのだが、
髪の毛がバサバサで、連獅子みたいにぶわっと広がった感じになるのが
本当にイヤでコンプレックス。

それより耐えられないのが、モノスゴイ汗っかきで、夏など、
顔や頭は汗でいつもびしょびしょ。
そんなだから連獅子のバサバサ髪も、この時ばかりは雨にずぶ濡れたか、
あるいは水浴び中のライオンの頭みたいで、情けなさこの上なく、
これもまたコンプレックス…。

バンド屋稼業でステージに上がるようになると、コンサート終盤は必ずこの
水浴びライオンになってしまうので、何しろとにかく直前までドライヤーで
チリチリに近いくらい乾かしてから本番を迎えるのだけれど、コンサート序盤の
連獅子頭から、後半の水浴び頭のギャップが激しすぎて、
それはもう本当にイヤだった。

一度だけだが、友人のドラマーで、当時、桑名正博さんのバンドにいた
トンちゃんに連れられて、表参道の美容室で、彼らと同じ
「カーリーヘア!」にしてもらった。

これで水浴びライオンから開放される!と期待したのだが、
思惑通り、水浴びにはならなかったものの、髪の根っ子辺りが濡れて腰がなくなり、
全体的にチリチリ四角形の箱形っぽい髪型が、何だか土砂崩れでひしゃげた家みたいに
平行四辺形に変形して、最後は、湿気を含み過ぎた「ワタアメ」のような
情けない状態になってこれも一度っきりで辞めた…。
パーマ代にも眼の玉飛び出たしねえ…。

そんな私だけれど、歳をとると、あまり汗をかかなくなった。
というか、ちょっと病的に顔と頭は、どんなに暑くてもカピカピで
これはまたこれでまた困りもので、新陳代謝不全は、生理的に
深刻な問題だったりする。
異常に正常な(?)若い頃の、暑きゃあ汗をどばっとかいて、
小も大も中も(?)心置きなくドドドと放出された時代が、今は
とても懐かしく、また愛おしく思ったりもするのだ。



ゴリゴリのロック少年だった私だけれど、高校生の時に突然
「ねえねえ、一緒にやろうよ!」って、実に軽~い感じで
私を誘ったバンドが、なんと個人的には「天敵」とも思えた
アコースティック系=フォークソングな野郎ども。

「フォークソングなんて、カ・タ・ハ・ラ・イタイワ!」

って、言いたかったところだが、当時の私は「ユーミン」に心底惚れこんでいたし、
その流れで「はっぴいえんど」とか、細野さん、大瀧さん周辺に
異様に興味を持ってしまっていて、そういう方向性も機会があれば
いつか演ってみたいなあって、密かに思っていたから、
その辺りが叶うんならOK!ってな具合で、私は何だかちょっと違和感ある
「長髪真ん中分け or オカッパ頭の良い子の仲間達…」みたいな、
日本語音楽研究グループ(?)に加わるのだった。

結局のところ、高校生の時代に、ユーミンにはメジャー7thって、
とってもハイカラでソウルフルなコードの使い方を教わり、
シュガーベイブにはメジャー9thっていう、ちょっとジャジーで、
ボサノヴァチックなコードを学ぶことになる。

いつの間にか、ユーミンとシュガーベイブもとい山下達郎氏の
こうしたメソッドは、そのまま当時最先端の音楽トレンドにもなって、
結局ミュージシャンのお仕事としては、それがそのまま
「ビジネス」になり得たわけで、高校時代のあの
「フオークソングとアイドル歌謡の中間の変テコな音楽研究の会
(後にニューミュージック→J-POPとなるのかな?)」も、
しっかりと自分の音楽の基盤となってゆくわけで、
世の中、何が幸いするか分からないものだ。

あのまま私はゴリゴリのロックバンドしかやってなかったら、
もっと早くに、音楽を諦めていたんだろうと思う。
ちなみに初めてプロとして参加した、新人歌手のプロモ用デモテープ録音で
恐怖の初見で演奏したのは、オリジナル曲の他に、シュガーベイブ曲と
石川セリ曲(ユーミン作)、南佳孝氏、あとマイケル・フランクスとか
の曲などで、いずれもアマチュアバンドで演奏してきた曲ばかり、
演奏の出来がどうのというより、曲のフィーリング(?)というか
エモーショナルな部分がピッタリ合っていたという意味で、
そのとき得たギター弾きとして意外なほどの高評価は、
実は至極当然のことだったのだ。

そういうわけで、時代は前後するけれど、高3の夏、
ヨゼミの(!)夏期講習をサボタージュして聴きにいったシュガーベイブの
ライブで唄われてた曲…。
結局それが唯一度のシュガーベイブのライブ体験となった。
(ビーチボーイズのDarlin'を唄うのに、達郎さんによるその曲の解説話の方が
音楽本編より長かったよう気がする(笑)!。)

♫つるべおとしの秋のはじまり~
シュガーベイブ ー 夏の終わりに

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8 Comments

あとりえ 瑠璃絵 says...""
こんにちは
小も大も中もねー良い表現です。
私も若い時は中が病気で苦労しましたが
今は小の回数が多過ぎて通院しています
なかなか上手くいきませんね
2015.08.22 17:13 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."あとりえ 瑠璃絵さん 毎度です"
こんばんは 
中が病気って?ちょっとお伺いし辛い話題ですかね??….。
まあ、お孫さん達もお元気なご様子で....結構なことでございます。

まあ、病気自慢...オヤジの特徴で、とめどなくなりますから、
やめておきましょう。



2015.08.22 19:59 | URL | #- [edit]
oyajisann says..."今晩は"
今晩は私は未だに汗かきのホームラン王(私の世代はサッカーより野球)
それに天パーで髪の毛多かったのが年々・・・とほほです。
私は恥ずかしながら達郎さんはトライアングルからなんです。
シュガーベイブの再発も今回で打ち止めのようですね。
2015.08.22 20:01 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん 毎度です"
そういや、シュガーベイブもナイヤガラでしたねえ…しみじみ。
90年代、「パレード」がリバイバルというか初と云うか
ポンキッキーズ絡みでヒットしたどさくさ?で、
アルバムもリマスターされ、この曲を含む大量の
ボーナストラック出現….なんて以来、買ってませんけどねえ…。

なにしろシュガーベイブとの最初の取っ付きは、ずば抜けて歌がうまくて
センスがいいバンドが出現した!で、やっぱり裏に一枚大瀧さんが
噛んでるらしい...って驚きでしたかね。懐かしいです。
2015.08.22 20:50 | URL | #- [edit]
amamian3 says..."また"
難しい写真を撮りましたねぇ~!!
オートフォーカスが悲鳴を上げるシーンですよね

昨日 帰り道に見た夕日は
「間に合うだろう」と思った海辺に着くころはぎりぎり
家内と二人「早くなったなぁ」って話したところでした
今日はバレーボールの試合です
明日は、、、台風です
明後日は友人の快気祝いです(笑
2015.08.23 05:15 | URL | #wZiQHpeI [edit]
pipco1980 says..."amamian3さん おはようございます"
相変わらずお忙しいようですね!
まさにつるべ落としの夕日…だったんですね。

こういう状況に対峙すると、ライカ(当然フィルムの方)あたりを
いじりたくなりますけどね….今は経済状態が追いつきませんね。
武田花さんっていう写真家でエッセイストの方の本を集めてるんですが
モノクロでの路地裏の猫がまたいいんです。
そんなわけでライカ+シャハト35mmって組み合わせに憧れてるんですけど
こういう状況でモノクロって度胸は自分にはまだまだだなって思うだけです…..。
2015.08.23 10:02 | URL | #- [edit]
面白半分 says...""
この曲はオリジナルLPでは聴けないんですよね。

デモVerを再発CDで聴いていましたが
やはりいい歌です

これを生できいていたんですね!
2015.08.23 21:40 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."面白半分さん 毎度です"
達郎さんのデビュー前の自費出版LPってのがあって、
それが大瀧さんの下に行き着いて、ストーリーが始るんですけど、
私のところには、そのテープコピーが、シュガーベイブ解散!って頃に
やっとこさ回ってきたんです。達郎さんはあの時点でもう完成してましたね。
シュガーベイブとしてのライブも一度っきりしか行けませんでしたが、
その分、まだソロに成りたての、ロフトや次郎吉の時代は、
月1くらいで通ってましたね。

2015.08.23 22:18 | URL | #- [edit]

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