ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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豪速球サッカー!?

4008.jpg
Carl Zeiss Jena 'FLEKTOGON' 2.8/35 (2nd Edition-1964)

不穏な天気…。
当地はまださほどの雨量じゃあないけれど…
これからか…?



あるとき、会社に元高校球児「K」が入社してきた。
というか、私が彼を今にも潰れそうな埼玉のロジスティクス(物流基地)
の現場で発見し、燻ぶっていたところを引き抜いてきたのだ。

30kgはある積み荷を片手で軽々持ち上げて、Kはテンポ良く現場を仕切っていた。
その姿がとても清々しくて、すっかり気に入ってしまった。

特に当社で彼に何をしてもらおうかというプランは全然なかったが、
「面白いニンゲンがいて必ず役に立つ…」と上訴して許可を得たのだ。

Kの実家は東京都内(下町)なのだが、いわゆる野球特待生で取手市の
某野球名門校に越境で通学していた。
130kmを越す豪速球(?)と、縦に落ちるキレのあるカーブ…が武器の、
名門高校チームの押しも押されぬエースで4番の大黒柱。

しかし甲子園出場経験はない。

名門校だけに、同年齢の荒木大輔率いる早実や、愛甲猛のY高などとも
練習試合を行ないながら、密かにプロの夢を膨らませていたらしい。

ところが、待っても待ってもスカウトは来ないし、ドラフトにも引っ掛からない…。
やむなく彼は千葉にフランチャイズをおくプロチームの入団テストを受験した。
おそらく受験した投手候補の中でも、Kはダントツの実力を備えていた(本人談)...
しかしなにぶん、その年のドラフトでは同年齢の大スター愛甲が
同じチームに入団を決めた事もあって、今年は投手はとらない!?
早い話が、入団は叶わなかったということだ。

そうして燻ってた彼を引き出した私だが、さて彼に何をさせようか…??

咄嗟に名案が閃いた。

「そうだ…まずは会社の野球チームを作ろう?!…」

重要な取引先の野球チームと対戦すれば、親睦も深まるし、
夜の接待も早朝野球となればコストも大幅に抑えられる…。
さらに言えば、いつも煮え湯を飲まされてきた一部上場企業の
あの大商社の野球チームも、Kさえいれば、長年の溜飲を下げることだって出来る…

そしてなによりも、Kをそんな取引先チームにレンタルしてもいい…
無論有利なビジネス上の交換条件付きで…ムフフフ。
などと馬鹿な妄想は膨らむのだ。

創部計画はすぐに社内に広まり、メンバーはあっという間に揃った。
この辺りは、高校時代にサッカー部を立ち上げていたから
まさにお手のもの…というか、もしかして特技かもと勘違いするほど、
スムーズに会社側のバックアップ体制、資金面なども決まっていった。

ところが困ったことが起こった。
K以外はもう殆ど野球素人で、私も含め、子供の頃の「遊びの野球」
ぐらいしか経験がない。
つまりそれはどういう事かと言うと、Kの豪速球も鋭く落ちるカーブも、
捕球出来る奴がひとりもいないのだ…。

呆気ないほど話題の腰は折れ、暗礁に乗り上げる…。
そして再び私の元に名案は降りてくるのだ...!

「そうだ!、野球じゃなくてサッカーをやろう(…)!」

甲子園球児Kを取りあえず、一番単純で身体能力がモノを言うセンターフォワードに据え、
我らが企業サッカーチーム「 FCチョコザイナ荻窪 (発足時の実名)」が、
ヨタヨタ…ヨタと立ち上がったのである。

やがてチームは意外な(国際的)発展を遂げ、他に類を見ない崇高な
チームスピリッツ=互いに褒めちぎり合うサッカー精神(笑!は、
今も世界の各所で生き続けるらしい(フェースブックで確認した)!?。

そしてKは、その後ビジネス上も信頼出来る相棒となりつつ、
アジアのスペシャリストとして、タイやベトナム、インドあたりでは
他の追従を許さない有能なビジネスマンとしても成長。
実は今もバンコクに住み、手広く事業展開してるらしい…。
その話はまたいつの日か…。



嵐の日は家で落ち着いて、古いプログレッシヴロックなんかを聴いてみる…。

今ではどこでも入手出来るけれど、このレコード、我々の青春時代は
超入手困難で、稀に見つけても数万円のおしもおされぬ幻の名盤の代表格。

休みの日は、このレコードを求めて、都内のニオイの強い中古盤屋をリストアップし、
効率よくマッピングしたあと、電車で周る。

仮に見つけたとしても、自分の中でリミットとなる予算を
キチンと決めておかないと大変な事になってしまう。

しかしそんな時に限って、滅多に出ないスーパーミント東芝盤(新品)
ほぼ10万円!!なんてのに行き当たるが、しげしげと名残惜しそうに眺めるだけで、
買わずに(買えずに)帰るのだが、どうしても気になって眠れず、翌日、
イチダイ決心して貯金をおろし、中古盤屋に再び走るのだが、

「ああ、あれなら、昨日のうちに売れちゃいましたよ…」

そんな事が一度や二度ではなかったような…。

それから数年も経たぬうちに、ヨーロッパの自主レーベルから
この作品が再発されたのだが、中学生の頃に聴いた音質には遠く及ばぬ雑な仕様。
公式にオリジナル盤再発売には、さらに数十年待たなければならなかったのだった。
サード・イヤ−・バンド「(ロマン・ポランスキー版)マクベス」から「Overture

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4 Comments

あとりえ 瑠璃絵 says...""
こんにちは
タイトルを見て何かと思いきや
そう言う事でしたか
なかなか面白い。
それにしても年々災害が増えてますね
今、ノアが方舟作ったら、何を入れるのでしょうか
2015.09.11 15:02 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."あとりえ 瑠璃絵さん 毎度です"
ノアーズアーク…やっぱり太古の昔も今も少しも変わらず
種子と生物のツガイ...それに尽きるんじゃないでしょうか?
そう考えると、テクノロジーって、一体何だったんでしょうね!


2015.09.11 18:07 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."ジャズロック"
このバンドは、名前さえ知らなかったのですが、アルバムタイトルから、
リック・ウェイクマンみないな曲かと思ったら、初期ソフトマシーンとか、
ジャズに近接した頃のキング・クリムゾン、「リザード」「アイランド」を、
思わせる演奏で、ジャズロックの世界で、ギターもけっこう格好良いです。

それにしても、プログレ系統は特に、幻の名盤が多くて、レコード屋さんで、
ため息まじりに、壁にかかったジャケットを見ていたのに、このところは、
Amazonに安い輸入盤があったり、YouTubeにアップされてたり、驚きです。
2015.09.13 21:07 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
他のサードイヤバンドの作品は、当時も普通に入手出来たんですが、
この作品はサントラってこともあり、複雑な版権の絡み合いで、
発売後すぐに世界的に廃盤…入手困難となるわけでした。まあ、
映画絡みの作品では、当時はありがちな状況でもありましたね。

ビートルズのLet It Be映画なんかもUnited(ユナイト映画)の破産に
絡んで、再上映ローテはもちろん、ビデオ化出来なかったのも、
実はこのことが原因であったわけです(80年代に出回ったビデオ&LDは
実は日本製海賊版だったといいます!)。
2015.09.13 21:44 | URL | #- [edit]

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