ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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小さなトラウマ

75.jpg
Carl Zeiss Jena "Flektogon" 2.8/35 (1964)

無性に妹が欲しくてね、小学生の頃、4〜5歳下のイトコを勝手に
妹に見立てて、お花見や神社の縁日なんかに連れ出したりしてたけど、
これが全然なついてくれなくって、なんだかずうっとヨソヨソしくて
ギクシャクした感じ。

「綿アメ、食べようか?」

「いらない」

「風グルマ、買ってやろうか?」

「いらない」

「何か欲しいものは?」

「ない」

「……」

なにか私という個の人間性の、重大な欠陥部分を、
見事この子に見抜かれてるんではないだろうか!?
と、悩んだりもした。

大人になって、そのイトコがなんと私のいる会社に入社してきた。

全く与り知らぬところで、断じて「縁故採用」ではないけれど、
ある日、ちょっと苦手な先輩の採用担当者が、
気持ち悪い薄笑いを浮かべつつ、私の耳元で囁いたのだ。

「貸しひと〜つ…覚えといてね〜…。」

それはともかくとして...

子供の頃のトラウマっていうのは相当に根深いようで、
イトコだし、職域は違うけれど同じ会社にいるのだから、

「飯でも…」

とも思うんだが、なんだかまた迷惑そうにされるのが
何となく怖くて、結局、誘うこともなく、
やっぱりヨソヨソしい事務的な会話があるだけ。

「おじさんもおばさんも…お元気なの?…そう…」

2年ほどして、彼女は支社の男と結婚し、退職をしたけれど、
その送別会の席で、生まれて初めてざっくばらんな話をした。

「覚えてないだろうけど、昔、縁日でなあ…」

と言い始めると、意外にもよく覚えてるといい、

「ホントは綿アメも風グルマも欲しくてたまらなかったけど、
 オニイチャン(!?)にオカネ使わしちゃ駄目!って、
 母にキツク言われてたから…」

世の中ってそんなものなんだよなあ…と、
気持ち悪い薄笑いを浮かべている自分に気付くのだった。



ビートルズ史上、ポールとジョージの「仲良しデュエット作」としては最上の曲!
と密かに思っているのだが、残念ながら長らく海賊盤でしか聴くことができなかった
Don't Ever Change(いまはきちんとLive At BBCに収録)。
なんとこれはゴーフィン/キング、すなわちキャロル・キングの作品!

あのビートルズのレパートリーでありながら、結局公式リリースをせずに捨て去ったため、
実に多くの「ビートルズ人気便乗バンド」によるカバー(?)を生んだ。

ニック・ロウ率いるブリンズレー・シュワルツも、ビートルズ人気便乗カバーで
小銭を稼いでいた時代があるのだが、これはきちんとメジャーデビュー後に
アルバム収録されている。

私は中学3年のときに、海賊盤を通してこの曲を聴いていたけど、
あまり印象にはなく、Don't Ever Changeといえば、このブリンズレーヴァージョンに、
より親しんでいたなあ!
Brinsley Schwartz - Please Don't Ever Change


やっぱりビートルズヴァージョンも添付すべきでしょうねえ…。
ジョージってホント、コーラスでは頼りになる男なんですね!。

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12 Comments

あとりえ 瑠璃絵 says...""
こんばんは
いい話ですね、私も男兄弟しかいません
オヤジは女の子が欲しかったようでしたが
母が病弱で(37歳で他界)諦めたようです。
私の子供も1子目が男、2子目も男、三人目でやっと
女な子を授かりました。
オヤジが異常に喜んだ記憶があります。
2015.10.01 20:14 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."あとりえ 瑠璃絵さん 毎度です"
暴風、今まさに吹き荒れていますね!。

うーん、なんだかね「おにいちゃん」って呼ばれたかっただけだったかも。
私も娘できましたけど、「おとうちゃん...」ですから…。

いずれにせよ3人いらっしゃるなら、いろいろ心強いですね。
ウチは一人だけなのに、誰に似たのか(?)仕事の鬼らしく、
帰宅は毎日夜半過ぎ…。もはや「いかず後家」って呼ばれてますから….
どうなることやらです。

2015.10.01 21:25 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."ポールとジョージ"
つい、映画「レットイットビー」での、ギターフレーズの口論を思い出して、
ポールとジョージは険悪だったかのようにとらえがちですが、よく考えれば、
良いギタリストがいると、ポールがジョージをジョンに紹介したんですよね。

BBCライブは持っていますが、全曲中、唯一のポールとジョージのハモが、
この曲だったとは、全然気が付かないまま、聴き流していて、この曲自体が、
初期のビートルズのオリジナルに、かなり影響を与えているように思います。

ニック・ロウのは、いかにもビートルズ風にアレンジしていて、見事ですし、
イントロとかの雰囲気は、どこかナイアガラ・サウンドにも聴こえてきます。
2015.10.01 21:55 | URL | #- [edit]
mikitaka08 says...""
こんばんは

 この曲は知りません。
 でもすごくいいですね。ゴーフィン/キングのテイスト満載ですね。

 恥ずかしながら、ブリンズレー・シュワルツのことも知りませんでした。
 60年代初頭のロックというかポップス感があって両方ともいいです。
 youtube、何度も聴きました。
 
2015.10.01 22:05 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
いやいや、ギターマジシャンさんのブログの、ここのところの
Beatles For Sale的世界観が、何となくこの曲を呼び起こしてしまった…
そんな感じなんです(笑。

ジョージの唄いっぷりに注目してこの曲を聴くと、なんだか印象が
今までと変わってきて、プラスチックオノバンドでもウイングスでもない
まさにビートルズ意匠な存在としてのジョージって重要だったんだなって
改めて思いました。

ニックロウはイギリスの大瀧詠一?って感じの「裏POP MASTER」って
感じですものね。
2015.10.01 22:35 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."mikitaka08さん 毎度です"
元旦那のジェリーゴーフィンって人は、結局名義だけで、
楽曲制作には全く立ち会ってなかったようで、つまりは
すべてがキャロルキング単独作だったようです。
離婚後も、なかなかの額の印税….ちょっとうらやましいかも??。

ブリンズレーのリーダー「ニックロウ」は、英国のパブロック界(?)の
重鎮ってとこですね。女性誌的には、既に離婚しちゃいましたが
ジョニーキャッシュの娘で、カントリー歌手でもあるクラレンスカーターの
ご主人でもあった人ですね。80〜90年代には、ちょいちょい来日して
ましたから、私なんかももう10回以上はコンサートに出かけてますから、
なんだか近所のおっさんみたいな心境でもありますねえ。
2015.10.01 22:46 | URL | #- [edit]
NORI says...""
私は一人っ子だったので、幼い頃兄が欲しかったです。
(生まれてすぐに亡くなった兄がいたと聞かされていたのもあって)
妄想の中で兄をイメージして名前まで決めて呼んでました 笑

それにしても…実は『お兄ちゃん』と呼ばれる存在であったとは!
時を経ても真実が分かって良かったですね^^

2015.10.02 04:24 | URL | #- [edit]
amamian3 says..."この絵"
いいですねぇ~~!!
例の美大のギャラリーでしょうか?
「こう描け」って言われるのはいやですが
のびのびしてます
ジョンとポールのディオ 初でした
この感じ大好きですよ!!
2015.10.02 07:00 | URL | #wZiQHpeI [edit]
yuccalina says...""
こんにちは。

ブリンズレー・シュワルツはニック・ロウ、デイヴ・エドモンズ等パブロックの流れで、いくつかアルバムも持ってました。確かEDSELからリイシューで殆ど出てたような、、。この曲も大好きな一曲ですが、ビートルズ版があったのは全然知りませんでした。それとキャロル・ゴーフィン作だったことも、、、。

実は最近になってニューヨークのユダヤ系作家達の活動が気になりだしております。いわゆるティンパンアレーでしたっけ?キャロル、ゴーフィン、バカラック、セダカ&ダイアモンドのダブル・ニールとか、60年代ポップスの名曲を作った方々は殆どがユダヤ系作家で、表舞台に中々出てこれなかったのは、人種的な問題が無きにしもあらずだったのかな、とか色々と想像しております。
2015.10.02 08:50 | URL | #mpJuQrsI [edit]
pipco1980 says..."NORIさん 毎度です"
私も一人っ子ですから、一緒ですね。
娘も一人なんで彼女をみていると、客観的に一人っ子の習性みたいなものが
よくわかって、面白・哀しかったりします。ヒトが好きなんですね基本的に。
で、期待しすぎて傷つきやすい….。猫の子じゃないですけど、
赤ん坊の頃から兄弟たちにもまれて育つのが、生物としての
本来なのかなあと思うと、ちょっとコンプレックスにも感じたりしてね。
2015.10.02 09:32 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."amamian3さん 毎度です"
先日も「落書きバス?」みたいな企画に遭遇したんですけど、
結構子供たちが熱中してるんで、面白いです。
そういや自分も、新聞広告の裏や、ノートの端や教科書のちょっとした
空白を見つけては、いつもなんか描いてましたね….。
時間があればいつまでも描き続けて、気がつけば大作の細密画が
完成したたりして…これが大人になるといっさい描かない…不思議ですね。
2015.10.02 09:48 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."yuccalinaさん 毎度です"
高校時代、ブリンズレーのアルバムは借りて聴くばかりで
所有はしてませんでしたが、おっしゃる通り後年になって
EDSELのリイシューで全部揃えたってところです。
なにしろ田舎なもので輸入盤店などなく、仕方がないので、
近所の大学やラジオ局バイトDJ(?)などのコミューンに加わって、
街のレコード屋には置いてないような変な音楽ばっかり(特にZAPPA)
聴いてたもんで、妙な趣味のロックファンになってしまいました。

ビートニク文学とか文化が、ロックに思想性とか衝動性っていう直接的な
エモーションを注入したとおもいますが、ティンパンアレーの作家群は、
むしろ時代的に黒人音楽にダイレクトにつながっていたように思います。
そこからビートルズやモッズなんかを経て主に英国音楽とつながり、
ビートニクと期せずして融合してしまう訳で、とても面白いなあと考えます。
ロックの発祥はジューディッシュとニガー…!
2015.10.02 11:30 | URL | #- [edit]

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