ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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カエダマ!

56.jpg
Schneider-Kreuznach Radionar 2.9/80(1952)

ラーメン屋のカウンターって、後ろから眺めても、
みんな幸せそうに見えるから、とっても好き!。



生まれて初めて「博多ラーメン」なるものを食したのは、
忘れもしない「東京・吉祥寺、井の頭通り沿いのお店」。

博多ラーメン体験は、早いのか遅いか全くわからないけれど、
こちらは明らかに遅い「サラリーマン人生」を、
この街で開始した20代の中盤頃のことだ。

あまり深く考えることもなく、会社の帰りに、
ふらっと「ラーメン店」に入ったのだが、
どうも様子というか佇まいが、普段のラーメン屋と違うのに気づき、
あれっ?と、あたりを凝視してみる…。

目の前にパレット状に並ぶ「白胡麻」とか「紅ショウガ」、
「もやし?」「高菜??」そして山のように堆く積まれた
「万能ねぎ」…。

なにこれ?別料金?

ほどなく「ヘイお待ち!」と、威勢良く
「博多ラーメン」なるものが出てきたのだが、
白湯スープはなんとなく、ちゃんぽんとかで馴染みがあったから、
さほど驚ろきゃしないのだが、具が「ゆで卵」半個のみ...。

麺もなんだかヤケに少なくて、とっても侘しい佇まいにとても驚き、
そろそろ自分は都会人?を自称し始めるものの、
中身はコテコテ秋田の田舎者の私は

「何じゃこりゃあ?...ちょっと貧乏臭くないかあ」と

一瞬九州をミクビル自分であった。

周りのお客さんの様子を、キョロキョロと覗き見しながら、
恐る恐るテーブルに備えてある具材を乗せ込む…。
おお、なかなか豪華になったじゃないか…。
食べてみる…えっ、なんだかすごい美味い!

ただ絶対的に量が少ない…。
あっという間に麺がなくなり、汁をすすり始めると
突然、隣のお客はびっくりするような大きな声で叫ぶのだ…。

カエダマ!

ナニナニ?ナニゴト?

店員は「カエダマ一丁了解。お隣のお客さんはいかがっすかあ?」

「えっ、俺?…」

こういうときに
「じゃあ、お願いします!」っていうオバカ的前向き派と
「いや…自分は結構…」という慎重派の2種類の人間がいるそうだが、
ワタシは断然前者のオバカ派…?。

「カエダマ」って...一体何が始まるんだ??

そしてもちろんだが、店員がきわめて事務的に平然と隣の丼に
「ちゃぽ」っと、よく湯切りした新しい麺を放り込んだ。

「なるほど、麺のおかわり、すなわち替え玉かあ」と合点がいって、
続いてワタシの丼にも…来るぞ来るぞ…。

「あれ、お客さーん…、汁、呑んじゃってて、丼、空っぽじゃないですかあ…」

「えっ、あ、いやっ、そうかあ…」

「今回だけですよ、お客さん…」

店員さんは多少呆れ顔で、ワタシの丼に大きなオタマで1杯、
汁を張ってくれた。

「替え玉」はあくまでも継ぎ足し。
「おかわり」とは別物っていう、独特の概念…。

それからしばらくは「博多ラーメン」にすっかりハマり、
通い続けるワタシであった。

今も見かけたら必ず入店し、食すようにしているのだが、
この北の最果ての街でも…さすが、満員であった…。
恐るべし博多長浜屋台ラーメン!。



1967年という年に「国は間違っている!。そんなものに加担などしない!」
といって、徴兵を拒否し、隣国カナダに移住(逃亡…)した
ジェシ・ウインチェスター
その間、カナダ出身のThe BANDなどの協力を得て、コンスタントに
アルバムをリリースし、米国本国でも人気を得るのだが、結局恩赦され、
国に戻ることができたのは10年後…それも人生…。

個人的には、かなり以前の引っ越しの折に、
手持ちの数千枚?に及ぶアナログ盤やCDの殆どを、
家人の「断捨離命令」の元、涙を呑んで処分したけれど、
彼のディスコグラフィーは何故だか処分せずに所持し続けていた…
家人曰く「直近3年着なかった服や聴かないCDはすべて処分!」
っていう指令に対して、ジェシ・ウインチェスターは
5年に1度くらいしか聴かないんだけどね...。

心が冷えきっていたときに、何度も温められ、助けられた記憶があるから
きっと捨てられないんだね。

以前も当ブログで取り上げたけれど、この曲は、もう涙なくして聴けないなあ!
Jesse Winchester "Sham-A-Ling-Dong-Ding"

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8 Comments

あとりえ 瑠璃絵 says...""
こんばんは
私もラーメン大好き人間ですが
ラーメン横丁とか、ラーメン〇〇なんて所で
美味しいラーメンに出会ったことはありません。
今は、もっぱら同居人が作るラーメンです
1位、行列のできる店のラーメン 濃厚極旨 こってり醤油
2位 らーめんてつや 豚骨醤油
そのへんのラーメン屋より美味しいです。
2015.10.03 19:05 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."あとりえ 瑠璃絵さん 毎度です"
東京・永福の某有名店に行くと、いつも
「従業員募集、月収100万保証!」
って、張り紙がまあ名物になってますけど、
もはや眠る暇がないほどのハードワークで
ダシを取り、仕上げるラーメンなら、やっぱり一度は食べてみたいと、
そう思うのが人情で、そういう観点でラーメン屋に行くと、
「ああ、これは寝る暇ないほど努力してるなあ」
「これは、手え抜いてるなあ...」っていうのが手に取るように
わかるようになって、お客としてもなかなか妥協はできません!。
ラーメンの道は一日にしてならず…!
2015.10.03 19:40 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."カントリーブルース"
ウィンチェスターというと、漫画「荒野の少年イサム」の中に出てきた、
ライフル銃を思い浮かべますが、どこなく、西部劇、南部の香りのする、
ミュージシャンのようで、YouTubeで数曲聴いてみると、イーグルスや、
もっとゴスペル風、カントリーブルース寄りのようで、すごく良いです。

ライブでの弾き語りは、長年やってきた人のすごさ、歌声も見事ならば、
ガットギターの腕前も確かで、時に力強いアタック音にハッとします。
2015.10.03 20:23 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
リアルタイムでは私も知らなかったんですが、高校生の頃、
ベアズヴィル系の廃盤のなかでも高値がついてた「名盤」を
日本のCBSが一気に再発したことがあって、そのとき知って
デビューアルバムに衝撃を受けて以来、何となく後年も
気になり続けたアーティストでしたが、昨年亡くなってしまったことで
またボチボチ聴くようになってたんですね….いいでしょ彼!。
サウンド的にはザ・バンドとかリトルフィートみたいに、決して
土着な本物じゃないけれど、アメリカのルーツミュージックに
真摯に取り組んでる感じが、気持ちがいいアーティストでしたね。
2015.10.03 21:51 | URL | #- [edit]
amamian3 says..."はて!?"
どちらが先でしょうか
写真とウィンチェスター?

ブログ画面全体から自愛があふれていて
何度も見入ってしまいました
素晴らしい!!
2015.10.04 06:02 | URL | #wZiQHpeI [edit]
pipco1980 says..."amamian3さん おはようございます"
今日は写真ですね(笑。

東京荻窪っていう、別名「ラーメンタウン」とも呼ばれた街に
30年も住んでた理由を、この写真で改めて発見できたように思いました。
もちろん写真は「秋田」ですけど、第2の故郷なのかな?荻窪を、
見た思いがしましたから….。

この歌手も「一番好き!」ってほどじゃあなくて、何となく40年間くらい
気になり続ける歌手で、ついつい新譜を見かけたら買って聴く…って感じ。
歌声にとっても安心感があるんですね、きっと。
2015.10.04 09:44 | URL | #- [edit]
oyajisann says..."再発"
ジェシ・ウインチェスター、ジョンサイモンとかと一緒に
名盤?とかで再発されて、新宿のディスクロードだっけな
たしか広告に値上がり必須なんて書いてあり、中村とうよう
さんが腸が煮えくり返ったなんてとうようトークで書いてた
のを思い出しました。
この時レコードも騰貴の対象かなんて思いました。はい!
聞かずに騰貴のみは邪道ですね。
2015.10.04 21:04 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん 毎度です"
同時に再発されたジョンサイモンも、ボビーチャールズも、
全部聴きましたが、確かにどれもすばらしいアルバムでした。

なんだか時代のとても稚拙な経済論理に呆れますよね。
市ヶ谷CSBSが「限定再発」と勿体ぶったのも混乱の一因だし、
ディスクロードの、だからすぐに売れ切れたらまた高騰する!
って論理の宣伝も眉唾だけど、笑える程度のもの。
高校生でもわかる宣伝の薄っぺらい仕組みなのに
仮にも編集長の「中村とうよう」はスポンサーにあたる両者の
「方針」を「馬鹿げてる!」と大真面目に誌上批判するっていう
これまた茶番!。
あれで心置きなくあの雑誌を卒業することができましたし、
自分たち高校生で「稚拙ながらも」評論分含むミニコミを発行する
きっかけにもなったように思います。




2015.10.04 23:26 | URL | #- [edit]

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