ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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言葉にできない...

598.jpg
SUMMAR 5cm / F2 (1937)

ライカ独特の描写に、皆が皆「驚嘆」の声を上げるのを
ずうっと目の当たりにしてきた…

「いいんだよなあ」
「スゴいんだよ」
「他と全然違うんだよ」
「もう、独特なんだよ」
「言葉にできない品格っていうか…」
「やっぱライカはライカなんだよ」

なんだよなんだよなんだよ…
国語力欠如もタイガイにせいよ!
きちんと言葉にして
「何がどうスゴいのか」きっちり教えておくれよ!..
後生だからさあ…と、ずうっと思い続けてきた。

勿論自力で解明しようと、ネット経由でライカで撮られた
ポートフォリオを覗き見したり、写真集もいくつか購入した。
素晴らしいのは充分分かった。こんな写真が自分に撮れたなら
どんなに素晴らしいだろうか…?本当にそう思う。

しかし他のレンズやカメラで撮られたものとの差というか
違いというのがよくわからない。

モノクロームの豊かな諧調…?
色褪せたようなカラーの上品さ…?

やっぱり分からないから、自腹を切ることにした。

結果感じたこと…

うわああーーすっげえええーーどひゃあああ…!!
っていう種類の感動では明らかにない。

小さな感動が、ちょっとずつちょっとずつ…
自分の身体のどこか分からない奥深くから、
じわじわと沸き上がってきて、充実して、とても静かで
暖かい、感慨みたいな幸福感に包みこまれる…。

そんな感じで、早い話が自分もやっぱり
上手くこの凄さを言葉にできない。

どの部分を捉えても、多分それ以上のスペックなど、
ライバルの他メーカー群によって、
とうの昔に追い越されているのだと思う。

もっと美しい背景ボケのポテンシャルを有するレンズを、
私ですら、かなり多く知っている。

それぞれがそこそこ過不足ないスペックで、
それらがバランスよく調和して、
空気感とか温度感、肌感に至る奇妙な現実感が、
最も効果的で自然に描写して、その呆気ないほどの普通さに、
小さく小さく「よしっ!」っと左拳を握って感動する…
そんな感じ。

現代のAFレンズの、過剰なくらいに圧倒的な
情報描写能力に文句はない。

拡大してみれば、微細なものまで写り込んでいるのだろうし、
10km先のビルの窓辺に佇む人の表情まで、
リアルに描写しているのかもしれない…
そうした驚異的スペックを内包した総合力で、
アートなコダワリの写真を撮る…
素晴らしい!と、率直に思う。

ただ、長年、音楽を仕事や趣味として深く関わってきたけれど、
機械や楽器が進化した分、音楽も素晴らしくなるかといえば、
それは例外なく否である。

新しいテクノロジイは、作業を効率化するだけ!。
そして効率化によって失うものの方が実は大きかった…
という当たり前のことに、人はやがて気づく…。

誰かが言ってたけど
「カメラの自動化はとっても便利だけど、
 最も楽しくて人間的な作業部分を、
 わざわざコンピュータに任せるなんて馬鹿げてるじゃない…」

上の写真も、レンズは1937年製だが、カメラ側の心臓部=センサーは
2014年製である。云ってみれば満78歳と満1歳の共同作業。
当世流行の「ネットワーク」なんていう言語は、一切通じない中で
あくまでも自分がその媒介となって写真を撮る…。
なんだかちょっとワクワクしてこないだろうか??



高校生の時に、細野さんや鈴木茂さんらのキャラメルママを核とした
いわゆるミュージシャン/プロデューサー集団のTin Pan Alley系の
皆さんに憧れつつ、そうしたシーンから生まれ出た音楽も熱烈歓迎で
何でもよく吸収していたように思う。

数年後、フトしたきっかけで、茂さんとか次利さんあたりと
スタジオで仕事をご一緒するようになり、「憧れてた」ことを
告白すると、茂さんだったかが「今はもう中に入ってるじゃん…」
と…いわれ、まあ端っこのそのまた端っこだけれども、
何だかとってもうれしかった…実感は全然なかったけどね…。

ジョン山崎というキーボードプレーヤーは、最晩期のゴールデンカップスが
デビューとなるらしいが、私が存在を知るのは深町純と小原礼さんのバンブー
っていう壮絶ファンクバンドのNHK-FMのライブ放送!。
彼はヴォーカルもとっていて、えらい上手いな!
そう思って注目してたら、次はジョン山崎&School Bandで、
ティンパン周辺から忽然と登場し、即刻アルバムを購入した。

サウンドは、いかにもTin Panっぽいメジャー7系ではないし、
南部的フュージョンっていう、カテゴライズしにくい立ち位置で、
果たしてどの程度売れたのか、私も何をどう気に入ったか?、
今となってはあまり記憶にないけれど、
YouTubeでこの曲を聴くことができて、久々興奮したなあ。
ほぼ40年ぶりに聴いたことになるけど、
♫サイコサイコー…しっかり覚えてた!。
School Band - Psycho Saiko

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10 Comments

mikitaka08 says...""
こんにちは

 このグループもこの楽曲もジョン山崎という人も知りません。初めて聞きました。1976年といえば、私的にはレコード生産・販売がピークを迎えていた時期、日本の音楽界(クラシックはわかりませんが)が最も元気あった頃と勝手に解釈しています。
 その時に発売されたこのレコードもバンブーのライブ放送も知りません。ただpipco1980さんが鈴木茂、後藤次利(すいません、さんずけしないで。ポール、ジョン、陽水などと、ミュージシャンを呼び捨てにすることに慣れているものですから)とともにお仕事をされていたとは、驚きです。
 音楽への次元が違います。
 前回のUtopia同様に珍しい(私にとっては世界が広がる)楽曲のご紹介ありがとうございました。
2015.11.20 11:21 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."mikitakaさん 毎度です"
次元など全然違いませんよ。
ただただ悪戦苦闘していただけの数年間でした。
たまたま新人アイドル(今も当人は頑張ってるみたいですけど)の
ギターやらアレンジやらを、大手過ぎて細かいところに手が回らない
会社から任されて、まあそのタレントの娘より、私の方が
いろいろな勉強をさせてもらってる中で、作家陣の茂氏、次利氏、
佳孝氏、達郎氏…などと交流させていただけたというだけで、
肩を並べたわけでは決してなく、云うなれば「小僧さん…」
そんな感じですかね…。

ジョン山崎氏がその後どうなさったかよくわかりませんが、
あの一派、すなわちユーミンだの、達郎さんだのの現在のご活躍の
石杖となり、日本の音楽界を、先陣となって切り開いたお一人で
あることに間違いなく、敬意を表してのアップとなります。
たまたまこの曲が個人的に印象深いだけで、もっと良い曲が沢山
Youtubeには上がってるようですので…。
2015.11.20 12:00 | URL | #- [edit]
oyajisann says...""
懐かしい名前出てきましたね。
日本のロックの創世記?支えた方と交流・セッション
凄いですね。
地元横浜のゆかりの方ですがエディさんのバンドを観
た時いらしたのかな?
スクールバンドアルバム通して聞いたないのですが!
キャラメルママのアルバムでのシーズゴーンって山崎
サンの印象あるのですが記憶違いか定かでない。
メンバーの古田さん佐野元春のバックのドラマーでよく
ライブでお目にかかりました。
今はハワイで牧師だそうです。
2015.11.20 18:59 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisann さん 毎度です"
おそらく名盤ですよね、「キャラメルママ」に入ってる
She' Gone...そうでした、ジョン山崎氏が唄ってましたね。
確か立夫さんのセットで「ご出演」ってことだったと思います。
さすが何でもよくご存知のoyajisannさんです。

そうかあ…カップスの地元(本牧?)ですものねえ!
横浜のセミプロバンドに数ヶ月だけですけど加入してたことがあるんですが、
地元ライブでは、何かっていうと旧カップスメンバー(エディさんは勿論
マヌーさんとか加部さんとか)が飛び入りで入って来るので、
最低限のカップスナンバーをいつでも演奏できる体制をとらねばならず、
まあ…大変でしたねえ...。変なこと思い出しちゃいましたよ(笑。
2015.11.20 19:36 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."ジョン山崎"
スクールバンドの音は、初めて聴きましたが、ロッキンFなどで紹介され、
名前と見た目は知っていたバンドで、コスモスファクトリー、安全バンド、
ファーイーストファミリーバンドと同じくくり、東洋的テイストのロックと、
どれひとつ音を聴いたこともないのに、これまた勝手に思い込んでました。

ジョン山崎は、名前といい、見た目といい、ジョンレノンを意識したようで、
ビートルズ、それもジョンのファンの自分からすると、いけすかない存在で、
実際のところ、本人はどうだったのかと思いますが、同じような見た目では、
ギターの吉川忠英も、こいつもジョン気取りなのかと、中坊は不機嫌でした。

ティンパンアレイは、ユニットというのか、細野晴臣という存在がいるのに、
後藤次利にチョッパーズブギーを弾かせたり、ジョン山崎がボーカルをとる、
シーズゴーンも、最初は、鈴木茂が歌がうまくなったと(失礼)思っていて、
あとからクレジットを見て、ゲストミュージシャンだらけだと驚きました。

深町純グループなのか、バンブーなのか、カミーノなのか、不明なのですが、
大村憲司「バンブーボング」の、途中からアップテンポになるバージョンを、
高校の文化祭で、当時高2の鳥山雄司が弾くのを見て、圧倒されていました。
2015.11.20 21:50 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
いつもお手数お掛けして申し訳ないです….。

件の「キャラメルママ」アルバムは、まさに細野さんのココロの広さ
というか奥深さというか、キャラメル一派お披露目の見本市みたいで、
私なんかはクレジットに並ぶ一人一人の名前とサウンドを
ツブサにチェックしつつ、このスクールバンドのように、
アルバムが出たらすぐに聴きたがり、イキオイ、
いしだあゆみや雪村いずみにまで手を出してしまいます。

まあすっかり細野さんの術中にハマってしまう、
そんな阿呆な高校生だったわけですね。
2015.11.20 22:25 | URL | #- [edit]
花ちゃわん says...""
寝る前に、寝酒のみながら
やっぱり 来ちゃったよ~
ココへ来ると なんだか、ホッとするんだ 
気負わなくてもいいから。

この赤い実は、ツルウメモドキなのかな?
だとすれば、とても愛着がある。
家に、3年前まで 玄関先にあったんだけど
東北電力の電線に桑の木がひっかっかってしまってね。
切らせてほしいって。
二つ返事で承諾したけど、うっかりしてたよ~
その木にからんで生きてたツルウメモドキは
絶滅しちゃったのよ。

あらら・・・ここへ来ると、なんでも書いちゃうね。
おやすみ、また来るね♪

2015.11.20 23:08 | URL | #LkZag.iM [edit]
pipco1980 says..."花ちゃわん 毎度だす"
いつでもおいでよ!
ただし、駆け付け三杯だど!。

たしかにね、ツルウメモドキに見えるんだけど、これはフツーに
葉っぱが全部落ち切った後のナナカマド….。
葉っぱがないと正体不明、謎の植物になるなあ….。

ウチも昔柿の木があったけど、お隣さん問題で揉めた挙げ句
切ることになって、幼稚園児の私は気にしがみついて
阻止しようとしたとか…。だから花ちゃわんの気持ち分かるぞお…
って、酔っぱらいのくどい話になりそうなので、
おやすみなさい。


2015.11.20 23:29 | URL | #- [edit]
あとりえ 瑠璃絵 says...""
こんにちは
ライカですか、だいぶ魅了されてるいる
ようですね。
高価なドイツ製のレンズとは聞いた事があります。
ライカがあれば家、一軒建てられたとか
まー何でも、ハマれば奥が深いですね。
ハマれるものが有るって良い事だと思います。
2015.11.21 15:41 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."あとりえ 瑠璃絵さん 毎度です"
はい、まー何でもハマれば…
で、ハマってます。
今ではライカで家は買えませんけど、
クルマは充分買えるみたいですね。
まー、人それぞれ、価値観もそれぞれなんでしょうけど….。



2015.11.21 19:26 | URL | #- [edit]

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