ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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うすらぼんやり村の住人

DSC07931ps.jpg
LEITZ-SUMMAR 5cm/2 (1937)

梱包用のPPバンドでボールを、いや「鞠」を作るプロジェクト??
そういえばセパタクローのボールって、
籐をこんな風に結った物じゃなかったっけ?

これを、一種の科学とか、工芸品の域だけではなくて、
このPP鞠を、何らかの競技(遊び)に応用し、
それを振興させ、町おこしに役立てるような仕掛け作りにこそ、
もっと取り組むべきじゃあないだろうか?
ふとそんなことを思ったりする。

まあ、こういう性分なわけで…
静かに、しかもあんまり嫌われずに生きてゆくには
もうちょっと抑制しないとね。


昔っから視力は芳しくなくて、
まあ子供の頃からの眼鏡っ子ではなかったけれど、
いずれにせよ、ウスラぼんやりな世界の住人には違いなく、
なにしろ世の中を、クッキリスッキリした現実的視座で
眺めるのは、とても「ツラくてしんどい村の住人」
なのである。

だからカメラも、最新のクッキリスッキリ、
コントラストの利いた素晴らしい解像度のものは、どうも苦手。

というか、もはやタダゴトではないくらいにクッキリした、
絞り切ったぜ!みたいな鮮明画像を前にすると、
何だか心穏やかではなくなって、極端な場合、
クラクラと目眩がする時もある。

現代のテレビ放送なんかも、かなり色が(自分的に)ドギツイ気がして、
私は家族の批難を圧しても、少しだけ薄色に調整する。

ちなみに映像作家では、石井裕也氏と是枝裕和氏が好き。
ただただ「柔らかい」から…。

もうかれこれ25年くらいマッキントッシュを使っているけれど、
そもそも「こっちがいいな」って思ったその第一の要因は、
マックの方が色調が優しかったから…。

それに、なんだかそんなに懸命に背伸びした優等生って感じじゃなくて、
欠点も含めて、とても人間的な愛らしさに共感できたから。
その印象は、ジョブスが亡くなった今もあまり変わってなくて
取りあえず安心している…今後どうなるかは分からないけど…。

そういうわけで、ある日突然、「散歩する」なんて、
それまでの自分のライフスタイルからは、考えられないような
人生が始まったことで、写真にカメラにハマるのだが、次第に
「濃くてくっきり」なカメラの進化傾向に、違和感を感じるようになって、
真逆の「薄くてぼんやり」な方向に向かおうとすると、
そこにあったのは、懐古的な「大昔のレンズ」...その数々。

そして遂に親とオナイドシのライカレンズにまで触手を伸ばしてしまった。
もう古くて外観はボロボロで、あちこちガタがきてるけれど、
それでも、意外なほど渋くて品の良い画を写し出す(個人の主観です…)。
まだまだイケルよ(何が?)、おふくろさん!ってね、
言いたいんだけど云えないんだなあ、これが絶対に…。



1980年という年は、個人的にはとてもやりがいを感じたアーティスト..
といっても所詮当時16歳のアイドル娘だが(天才だがあまり売れなかった…)
そのレギュラー仕事や、その他にもあちこちに撒いてた種が一気に
発芽したような、音楽家としてとても多忙な年になって、
ついその前年まで

「学校どうしようか?」
「生活基盤は?」

なんて悩んでた重苦しい空気が、一気に払拭されたかに見えた年でもある。

ところが、ある時、ピーターガブリエルのこの新作を聴いて、
突然自分を邂逅し始めてしまう。

俺って、こんなことしてて良かったんだっけ?
ポップスって云えば聞こえは良いけれど、昨夜の自分は松戸あたりで
「ヒゲダンス」弾いて結構浮かれてたような気がするし、
錦糸町のキャバレーで、今年紅白に復帰する演歌歌手を激怒させた
こともあるし、その年のレコ大歌手が、ドレスでステージ袖の階段を
下りるのに、近くにいた自分が手を添えなかったってことで
マネージャーに大目玉を食らって、しばらく仕事干されたりとか、
まあそんな失敗の数々はともかくも、何だかとにかくピーターガブリエルの
最先端の更にそのまた先っちょな素晴らしい音楽に比べ、
自分はいったい何をしてるんだろうか?
そう感じずにはいられないような世紀の問題作で名作だと思う。

なにしろ当時やっと買えたSONYウォークマンで、一日3回は聴いてた。
スティーブ・リリーホワイトによる、やがて80年代を代表するサウンドになる
ゲートエコーサウンドもここで初めて聴くことになる超名盤。
何しろすべてが新しかった「Peter Gabriel3」のなかで、
やはり最も衝撃だったA面1曲目の「侵入者」…これを。


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4 Comments

あとりえ 瑠璃絵 says...""
少し早いこんばんはです
写真の事はよく分かりませんが
良い写真ですね、くっきりした手
ボンヤリした画像の中で手が怖いくらい
何かを主張しているような気がします。
2015.11.29 16:43 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."ゲートエコー"
ビートルズの逆回転サウンドとは別物の、ゲートエコーのエッジが効いた音は、
最初は、スネアを高い音でチューニングしてミュートするか、ティンバレスか、
何かのパーカッションなのか、シンセドラムなのか、全然わかりませんでした。

この後、ベストヒットUSAに登場するようなバンドまで多用していきますが、
ガブリエルの全体のサウンドは、その後のプログレにかなり影響を及ぼして、
ピンクフロイドの「鬱」は、もろに同じような演奏になっている気もします。

それにしても、ガブリエルは、普通にしていれば、格好良いイケメンなのに、
こんな顔をゆがめたり、ジェネシスでは、ひまわりに扮したり、何でしょう?
2015.11.29 18:50 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."あとりえ 瑠璃絵さん 毎度です"
今はとっぷりと…こんばんは!

まさにその通りで、瑠さんのおっしゃることが真理です。
フォーカス部分とそれ以外のボケのギャップや品位が、
カメラ…もといレンズの品質なわけですね。
そういうわけで、麗しいほどトロけるレンズは、何百万円も
するわけです…絶対買えませんが...。
2015.11.29 19:07 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
時代の寵児たるS.リリイホワイトを、他に先んじて起用した
ガブリエルの勝利でしょう!。XTCの一連の作品を聴いた事で
起用となったはずですが、その後すぐに彼はU2を手がけ、更に
ビッグカントリー、シンプルマインズ、トーキングヘッズときて
遂にはストーンズにまで到達するわけですから…。

ギターマジシャンさんですから、少しマニアックな話になりますけど、
ノイズゲートの音の減衰によってプツッと残響が突然消える特徴を利用したのが
ゲートエコーですが、リリイホワイトに寄れば、卓のフェーダーの上の
Cueボタンを丹念に押して残響を切りながら、そのサウンドを
作りこんだそうです。U2の独特なサウンドを作り上げたのも、リリイホワイト
って云えるわけですね。

ジェネシスは、バンドとして音楽性や人気において徐々に自信を得たのに、
ガブリエルは相変わらずヒマワリ男やマタンゴやキツネ男…
なんでそこまで?っていう不信感で、人間関係は破綻していくみたいですね。
2015.11.29 19:28 | URL | #- [edit]

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