ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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ハードル上げ過ぎの巻

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ZEISS-BIOTAR 58/2 (1959)

気温4℃の中、もう3日も続けて通っているけれど、
会心作、いまだ撮れず…。
なんだか分からなくなってきた。

イルミネーションを、さてどう撮れば自分らしいのだろうか?
いきなり自分自身のハードルをグイと上げてしまって、
いささか後悔してるドアホな自分…である。

そもそも、自分らしさって…いったい何さ?!

思えばギターを習得していた時も、ずうーっと、

「自分らしさって何だろう?
 とりあえず、誰かの模倣をしてるって思われるのは
 とっても癪だし、恥だ...」

そればかり考えていたのだけれど、
実際に、受注に応える職業としてのバンドマンになってしまうと、
個性より、ダレソレ風、ナニナニ風…その方が発注側が理解し易く、
よって、ニーズも高いって、何だか妙な現実に遭遇して戸惑うのだ。

音楽家の先輩諸氏から、常に忠告されるのは…

「オマエさんオマエさん、勘違いしなさんな...
 俺たちゃしがないバンドマンなわけよ。
 タカナカでもなければ、ワタナベカズミでもない。
 ましてやジェフベックでもリーリトナーでもないんだよ…。
 あくまでも職人さん…間違っても芸術家なんて思わないように!
 クライアントに求められるまま、お気に召すまま気の済むまま、
 イカヨウニモ弾かせていただきますっていうのが、
 それすなわちバンドマンたるものの心得。
 勘違いしないで、ちゃんとわきまえるんだよ!」

つまり...今の自分にとって写真はビジネスではないのだから、
あえてダレソレ風とか、有りがちで、何処かで見たことあるぞ!
…的な写真を撮る道理など一切ないわけで、

さあ自由に撮るぞ!

って…これが実になんとも…大変。

勝手に墓穴掘ってはまり込んでる、めんどくさいオヤジなのである。
やれやれ…。



中学生の頃は、部活が終わってすっかり暗くなった帰り道、
必ず前を通り、ちょいと寄っていくのが、赤提灯…
そんなはずはなくて、駅前のレコード店。

LPレコードは中坊には高額で、なかなか買えないまでも、
何しろ毎日毎日、たいして代わり映えのしない洋楽のレコード棚を
一枚一枚チェックするのが(棚卸しか!)、私の日課になっていた。

そんな中で、とても買えないし、所有してる仲間もいなくて情報不足なのだが、
「フィルモアの奇蹟」とか「スーパーセッション」「クーパーセッション」
なるアルバムと、それらを主宰したと見られるアルクーパーという男の存在が
とても気になっていたのだ。

何となくレオンラッセル的なボスキャラ風な匂いとか、都会的で洒脱な
感じが、中坊の私をとっても惹き付けるのだが、実態が分からない。

勇気を出して買って聴いてみようか?
いやいや、それより買わねばならぬレコードは沢山ある。
ああああ、気になるなあ、けど買えないよう…。

こういう時、便利なのが地元ラジオ局…早速私は、
せっせとリクエストハガキを出して、アルクーパーについて教えて!とやったら、
なんと当時のABS秋田放送のDJさんは即座に

「アルクーパー特集」をぶち上げてくれた!。

実際には私のリクエスト…は方便で、アルクーパーの新作アルバム
赤心の歌(Naked Songs)」の発売のタイミングを受けての「特集」だったらしい。

いずれにせよ、ここで私は、運命的名曲『Jolie』と出会ってしまうのだ。
フリーソウルだとかニューソウルだとか、どこがソウルなのかピョンヤンなのか?
云ってることは全然分からなかったが、いずれにしても感動に身震いしながら
ボスキャラ=アルクーパーの都会的で洗練された音楽に深々とハマってゆくのだった。
AL Kooper - Jolie
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6 Comments

ギターマジシャン says..."スーパーセッション"
アル・クーパーは、自分にとっては、一連のブルースセッションの親分であり、
ロックギターの名盤に必ず登場した「フィルモアの奇蹟」は、愛聴盤でした。

続編として、15歳のギタリスト、シュギー・オーティスをフューチャーした、
「クーパーセッション」は、そんな若い奴かよと気になりつつ、入手困難で、
名盤シリーズで復刻されたときに、とびつくように買った思い出のLPです。

アル・クーパーのソロ作は、実は聴いたことがなくて、今回、初めてですが、
ブルース色が少なく、ヒットしたBSTの曲に方に雰囲気が近い気がします。
2015.12.01 21:46 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
同じ人間なのに、入り口や切り口が違うと全く異なる個性に
見えてくるようで面白いですね。
アルクーパーの個性ってとっても分かりにくいですが、
ブルースの...っていう括りは、後のシュギーオティスも然りですが、
もはや過去のいきさつ...それに過ぎないって感じのようです。

そもそもはボブディラン「LIke A Rolling Stone」のオルガン担当。
本当はギタリストで雇われたと思ってはり切ってたら
マイクブルームフィールドがスタンバイしてて、やっぱ上手いなオマエ!
今度セッションしようぜ!が、あの名盤…何でしょうかね。

10年ちょっと前に初来日して、私も勇んで出掛けましたけど、年齢とか
輝かしいキャリアの割には、腰が軽いというか、初期のXTCの曲とか
カバーしてて、オイオイもっとどっしりと...なんて思いましたが、
当人は何か…楽しそうでしたよ。

2015.12.01 22:38 | URL | #- [edit]
面白半分 says...""
ジョリー はカヴァーバージョン(のイントロのみ)が確かソニーのCMで使われ
あわててオリジナルを調べ買いました。やはりいい曲でしたしアルバム自体も良かったなあ。

タモリ倶楽部OP曲でお馴染みのショートショーツもアルさんが絡んでいますね。


2015.12.01 23:01 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."面白半分さん 毎度です"
そーだあ!忘れてたあ! ♫フーウェイショッショー..
アルクーパー確か14〜5歳のときのグループのヒット曲でしたねえ!
何十年かぶりに思い出しましたよ!サンキュでした!

まだ耳が幼かった私は、この曲のゴージャスなオーケストラアレンジが
印象的だったんですが、ある時ふと、これってオルガンのみ??って
気づいて、とっても驚いた記憶があります。うむむむそれにしても良い曲。
2015.12.01 23:34 | URL | #- [edit]
mikitaka08 says...""
こんばんは

 <入り口や切り口が違うと全く異なる個性に見えてくる
  言いえて妙ですね。
  
   Jolieに関してはあまり印象がありません。
   皆さんとは世代が違う私にとってアルクーパーはボブディランのエレキバンド転向仕掛け人、BS&T創設者、「子供は人類の父である」の生みの親であるということです。「スピニング・ホイール」が有名ですが、「子供は~」はロックシーンに一石を投じたと思います。評価は低いのですが。

 それにしても初来日公演に行かれた。
 凄いなあ。羨ましい。  
2015.12.03 00:13 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."mikitaka08さん 毎度です"
Chicagoには結構夢中になりましたが、BS&Tの方はまだ自分が幼くて
理解できてなかったように思います。
ホントSpinning Wheelくらいしか知りませんでした。
アルクーパのアルバムを4〜6枚聴いてから、やっとBS&Tって感じです。

来日公演は、わりとひっそりで、クワトロだったかな?
既に苦手だなあと感じて敬遠してた巨大ディスコって感じのホールで、
しかも座席がないオールスタンディングってやつの、
紙コップのビール片手に、やっぱり落ち着かないライヴだったような…。
2015.12.03 00:50 | URL | #- [edit]

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