ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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雪国育ちの寒がり野郎

08221.jpg
LEITZ-SUMMAR 5cm/2 (1937)

もはやこの時期、写真を撮るにも
寒くて、暗くて、手はすぐカジカムし、
何しろ切ない。

シャッタースピードを調整して、
実際の明るさとほとんど同じ設定にして
シャッターを切ったら、何だか異様な感じだが、
これがホントの北国の、絶望的なほど狂おしい
真っ昼間の照度なのであった…。



結構、オール仕事とはいえ、世界の、主に辺境を旅したが、
あまり寒い思いをした経験は、幸いにしてないように思う。
記憶の中で一番寒かったのは、北海道の旭川…。

札幌なら、受験も含め、真冬にもう何度も出掛けているから、
そのつもりで、北海道の冬をナメ切っていたように思う。

旭川の営業所の方々には、徒歩5分の商談先「M百貨店」に
向かうだけなのに、

「雪道大変ですから、今、クルマ出しますので…」

と、わざわざ云ってもらったのを、
私はどこか馬鹿にされたような気がしてそれを固辞し、

「多少の雪がどうしたって?雪国生まれをナメンなよ!」

とばかりに勇んで軽装のまま出掛けたら、
まるで暴力な桁違いの積雪と、経験のない竜巻みたいな吹雪に
すっかりハマり、身動きできなくなってうずくまる私.は
大袈裟ではなく

「天は我を見放した!!」

そんな絶望的な心境と後悔に苛まれつつ、
目的地到着も大幅遅刻で面目丸つぶれ…。
そんなことを思い出した。

今日のこの街は、日が暮れれば、そのまま雨も雪になるだろな…
っていう、天候を、例えて云うなら、
氷の部屋の中に居るような寒さ冷たさだけど、
まだこの何十倍も寒い世界がある…しかも日本国内にある。
そう考えて、なんとか長くて辛い冬を乗り切るしかあるまいなあ…。

結局、雪国生まれなのに、極度に寒がりなオッサンなのであった。



前回のロバートワイアットの傑作アルバム「Rock Bottom」の
すぐ後にリリースされたアルバム「Ruth Is Stranger Than Richard」。
「ルースはリチャードより不思議」っていう、何だか元も子もない邦題が
後年つけられた様子だが、それはともかく、大概は「名作の次は失敗作」
というのが、ロック界の定石で、実際このアルバムも前作ほどの
好評価はされてなかったように記憶しているけれど、
私はこちらのアルバムの方が遥かに好きで、未だに「愛聴盤」でもある。

アルバムの最後に「Song For Che」というインスト曲があって、
Che?といえば、チェ・ゲバラ?ってすぐに分かったが、
これがとても気に入っていた。
オリジナルは「オーネットコールマン」….?誰?というわけで、
まだネットなどない時代だから、レコード店に行って捜し出し、
そのときは勿論買わなかったが、レコード店で視聴させてもらったか、
例によってラジオリクエストかは忘れたが、いずれにせよ、
何らかの手段でこの曲を聴き、大感動…!。

それが講じて名作の誉れ高い「At The Golden Circle」…
レコード時代からCD、度重なるリマスタリング盤等々、
何枚同じ音源を買い求めたか??
近年はSACDまで買ってしまったな。

何しろそうしたわけで、好き好き大好きオーネットコールマンの
まずはそのきっかけとなった「Song For Che」と、
ゴールデンサークル(Vol.1)のオープニング「Face and Place

Ornette Coleman - Song For Che


Ornette Coleman Trio at the Golden Circle - Faces and Places


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12 Comments

ギターマジシャン says..."コールマン"
オーネット・コールマンというと、フリージャズの旗手みたいな存在なので、
ずっと敬遠していて、たぶん、ラジオでさえ意識して聴いたことがないまま、
パット・メセニーが、「80/81」で、コールマンのリズム隊と共演と知り、
どうせならコールマンともやれば良いのにと思っていたら、「ソングX」で、
待望の共演となり、自分も、その作品で、コールマンをきちんと聴きました。

フリージャズの定義もよくわかりませんが、コルトレーンの東京のライブや、
新しめのところで、ハンコックと組んだマイケルブレッカーを聴いていると、
コールマンも同じように感じて、かつて、おそれおののいたほどではなくて、
自分の耳が慣れてきたのか、例によって、前評判にとらわれすぎていたのか。

ゴールデンサークルも、正統派ビバップを踏襲したソロを吹いていると思うし、
「Song For Che」は、テーマもきれいで、自分がイメージしていたような、
音を外しまくる(?)アドリブでなく、スリリングなフレーズで格好良いです。

ワイアットの演奏も聴いてみましたが、こちらは、アドリブは、ほとんどなく、
ギル・エバンス・オーケストラのような編曲で、これもまた名演だと思います。
2015.12.05 18:13 | URL | #- [edit]
mikitaka08 says...""
こんばんは

 そうですか、旭川の冬を体験された。昔はもっと寒かったですよ。妻の実家がそこから車で30~40分の所にあるのですが、結婚して初めての冬、買い物のため「M百貨店」があった買い物公園通りを歩いたのです。とんでもない寒さでしたね。ちなみに布団のへりというのでしょうか吐息があたる部分が凍るのにもびっくりしました。最近はそんなに強い寒さは減りましたが。
  
 私の学生時代60年代半ばから後半にかけて、ジャズ誌はコールマンとコルトレーン一色だった気がします。そんなにいいのかと思ってジャズ喫茶に行くとあまりかかっていない。ジャズ誌の批評を読んでその気になる。耳よりも目からコールマンを学んだというインチキなことをやっていました。
 手元には一枚のレコードもCDもないのですが、youtubeのSong For Che、いいですね。
 
2015.12.05 18:31 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
オーネットコールマンにせよ、エリックドルフィー、ドンチェリー
何かも含めて「フリージャズの人はめんどくさい!?」って印象
確かにありますね。日本で云えば山下洋輔氏ですか….?
ところが実際はモダンでビバップな方々ばかりであることに気づくと、
その卓抜した技術と、盆百ではないものすごいイマジネーション力に
舌を巻くわけです。

ワイアットの方も聴かれたということで、お手数をお掛けしましたが
高校生の時にこれを聴いた強烈な戸惑いっていうのを、
ギターマジシャンさんならご理解いただけるんじゃないかなと思います。
まあ、ちょうど仙台でマイルス(アガルタ/パンゲア)を観た後っていう
微妙な時期でもありましたけどね。

2015.12.05 18:48 | URL | #- [edit]
oyajisann says..."何時もありがとうございます"
名作の次は失敗作、生み出す方も名作なんて評価されると
相当のプレッシャー、まして大ヒット作品だったらレコー
ド会社からもプレッシャーあるはず。
ビートルズはサージャント~ホワイトアルバムと上手くき
り抜けた感ありますね。
話がのっけから逸れましたが、今年亡くなったオーネット
さん、ジャズ来るべきもの、フリージャズ、ゴールデンサ
―クルあたりから聞いてみるとよいんでしょうか?
なかなかこちらまで手が回らないのが現状です。
2015.12.05 19:02 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."mikitaka08さん 毎度です"
旭川の冬は、もう30年近く前の話ですかね…??
なにしろたった5分の2ブロックくらいの道のりでしたが
筆舌に尽くしがたい(文法合ってます?)冬の八甲田な体験でした。

私のコールマン体験は70年代の半ば頃の高校時代ですから、
mikitakaさんの黄金時代からは随分後の時代らしく、
情報もあまりありませんし、レコードも廃盤で入手困難…
ですからジャズ喫茶に出入りするのも「聴けないレコード探し」
となって必然なわけです。まあ上京して以後は輸入盤や中古盤等
で求められるわけですから、まさに宝箱のなかに放り込まれた格好で
以後、35年も住み続けるわけです...。
2015.12.05 19:03 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん 毎度です"
ビートルズはもう特例中の特例で、一切ステレオタイプで語れないところが、
ビートルズのビートルズたるゆえんって感じですかね….。
(何故か本日のコメンテーター諸兄、全員ビートルズマスター…
 少々ビビってます)

私のジャズ入門なんて、むっちゃベタですけど「サキソフォンコロッサス」に
「ワルツフォーデビー」。ああ、その前にワイト島ロックフェスティヴァルの
マイルスの面が最初でしたよ。あとマハヴィシュヌかな….。

ゴールデンサークルは、今や信じられないくらいクリアな音質になって
ショボいスピーカーでも、今まさにそこで演奏してるような錯覚に陥ります。
2015.12.05 19:18 | URL | #- [edit]
あとりえ 瑠璃絵 says...""
こんにちは
わたしも旭川で、あまりの寒さで、歯が
ガチガチぶつかるほど震えた経験があります。
コート着てなかったので10月末ぐらいかな
旭川の理事長が気を使って夜に「ばんえい競馬」
セットしてくれたんですが、寒い、寒い、寒い
地獄でした。
2015.12.06 15:47 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."あとりえ 瑠璃絵さん 毎度です"
思わぬ感じで「旭川」が、暴力的で…とんでもなく…地獄のように...
寒いよ談義になってしまいました。
そうしたわけで、ちょいと「日本一寒い場所」でググってみると、
やはり歴代最低気温の−41℃って記録は、旭川での観測でしたから(1902年)、我々は根拠もなく旭川をディスったわけではないってことで、
まずは一安心ってことで、瑠さん、共同謀議(?)
ありがとうございました!。
2015.12.06 20:38 | URL | #- [edit]
jack says...""
こんにちは^^

やっぱり北海道の寒さは
半端じゃ無いんですね

オーネットコールマンにライトを当てる
良いじゃありませんか

ゴールデンサイクル持ってますが
あんまり聞かないのは
勿体無いな^^
2015.12.07 15:59 | URL | #- [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015.12.07 17:45 | | # [edit]
pipco1980 says..."jackさん 毎度?です…。"
ええええ、持ってるなら聴いちゃってくださいな!
最高でっせ!

ついでに云うと、最近出たリマスタリングCDの音質は
別次元でいいですだ!。ウチの生臭坊主のSPが、憧れのB&Wにも
聴こえてくるようで、気持ちいいです!。
2015.12.07 19:09 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."謎のHちゃわん 毎度です"
ええええ。Hちゃわん!?って、20代の小娘じゃあなかったのおお?
なんてね。頑張って良いもん作って、呼んでくださいな!
待ってます。
2015.12.07 19:12 | URL | #- [edit]

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