ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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老兵は死んではならない

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LEITZ-SUMMAR 5cm/2 (1937)

秘密基地?

この地方のこの時期にはとても珍しく、雪もなく
よく晴れて、気持ちの良いイヴである。

「こんなウララカな気持ちの良い日に、
 仕事なんてしたくないなあ...
 あ〜あ、全部放り出して、何処かへポーンと
 飛び出せたらどんなに素敵だろうか!」

そんな風に、気持ちのよい青空を、
恨めしそうに眺めながら、しみじみと夢想したものだが、
さていざ、「どちらへでもご自由にどうぞ!…」
という境遇になってしまうと、
こんないい日に家にいるなんて勿体ないなあ…
と思いつつも、特にどこに出掛けるでもなく、
市場に行ってお歳暮を選んだり、年賀状を書くのに
結構な時間を取られている情けない自分だったりする。

ちなみに正月は家人、娘とも元日のみ休みで、2日から
仕事開始なのだそうだ…。
なんとなくだが、心中穏やかではなく、
意味なく焦り狂うオトーサンであるのだった。

50歳を過ぎたサラリーマンは、これまでの職場環境が
突如、青天の霹靂のように変化する。
収入を減らされ、辞めるならいつでもどうぞとばかりに
事務方に上からモノを云われる

自尊心をへし折られ、屈辱に塗れることもある。

「俺たちが今の組織の基礎を作ったんだぞ!」
といっても、

「はいはい、ごくろうさんでしたね…」

考えてみれば、共に泣き笑い、自分を引き上げてくれた
上司達はもう居らず、社長まで、我々が懸命に根回しして
裏口入学させてやったバカ息子(!?)に代替わりしていて、
いつもノートPCやタブレットを抱えた若い執行役員とか、
何ちゃらマネージャーっていう得体の知れない取巻き連中の
意見しか聴かなくなっている。

自分は、確かに瞬発力は若い時に比べて減退はしているが、
まだまだだぜ!と思ってみても、
主戦場は徐々に世代交代してゆかねばならぬのは確かで、
これまでに経験がない
「三歩引いた立場」
で、事に当たらねばならない。

それが案外難しい。自分なら1日でやっつけられる案件にも、
ダラダラと時間が掛かり、ただただ苛つくばかり。

良かれを思って手を貸したり、ヒントを与えても、
煩さがられ、疎まれる。

何もしなけりゃしないで、楽してやがる…
だから年寄りってのは…という事になる。

しかしそれでも、短気を起こさないで、身体が許す限り
職場にしがみつけ!と言いたい。

無駄な時間を過ごさず、とっとと第二の人生を模索しろとか、
起業を考えろ!なんて無責任なことを言う輩もいるけれど、
それで上手くいった例は、残念ながらとても希有だ。

罵声も屈服も仕事のウチ…くらいに思って、定年しても
再雇用とか、徹底的に職場にぶら下がるべきだし、
それが一番得策…。

反論もあるだろうが、自分はそれが出来ず、ほんの些細な
取るに足らぬプライドから、会社に迷惑かけたくない…
なんてツマラヌ事を考えて、相当早めに辞職してしまった後悔が強烈に残る。

これまで会社の為に尽くしてきた実績があるからこそ、
今の社内での小さな屈辱程度で済んでいるけれど、
まったく実績がない世間の荒波に出てしまうと、50才を
超えた人間なんて、誰彼問わずに、ただの役に立たない
くず鉄みたいなもの。

長い時間をかけて身につけたステップアップの為の
「知識」や「統率力」「決断力」なんて「総合力」よりも
今度は、小さな資格や、より実用的な技量の方が重用されたりする。
そんな世界に身を置かねばならぬ事を、覚悟せねばならぬのだ。

ちなみにだが、私は英検2級…を、ハローワークで鼻で笑われた。
えっ2級?、1級じゃないんですかあ? それより、ボイラーとか、
玉掛けとか…そういう実用的な資格.,..なにかないんですか…?

同世代の皆さんには、今いる会社で踏ん張って、
蓄積された知識や、得難い経験を生かして、現在の環境で
出来る限り頑張って欲しい。
そう思うのだ。



81年の再結成キングクリムゾンを聴いた時、咄嗟に思ったのが、
「あれ?トーキングヘッズみたいじゃんこれ…。」

それもそのはずで、エイドリアンブリューは居るし、
そもそもこの曲のレコード版の方はブライアンイーノのプロデュースで、
わざわざロバートフリップまで呼んで録音されたもので、
しかも時期的にクリムゾン再結成直前となれば、致し方ないけれど、
あの栄光のクリムゾンが何だか亜流ってのも、なんだかなあ…って
思ったものだけど、ここはトーキングヘッズの頑張りを褒めねばならない
わけで、イーノやフリップやブリューに加え、当時勢いを増していた
Pファンク勢とコラボする事で、また別の段階にブラッシュアップするグループが
とっても眩しく思えた、当時最も憧れてたトーキングヘッズ!

このメンバーのまんまで来日もして、ワタクシ個人的にも
人生ベスト3に入る素晴らしいライブでありました!。

ちなみにヴィデオ冒頭では、レギュラーベースのティナウェイマスが
なにやらセッションベーシストの立ち位置に腹を立てて、
たいそうオカンムリ…そんな感じですな。

Talking Heads - I Zimbra
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11 Comments

あとりえ 瑠璃絵  says...""
こんばんは
良い写真ですね、写真家みたい?

50代ではまだまだ現役ですよ
ただ、最近は、年功序列などは死語になって
しまいました。
Pさんの主張に賛同します。
2015.12.24 17:09 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."あとりえ 瑠璃絵さん 毎度です"
何はともあれ、おつかれ様でしたね。大変ですよねー販売は!。

本来、子供と話すのがとても苦手なんですけど、いい具合に
土管少年が居たので、オッサンなりに勇気を出して許可を得て、
パチリ…でありました。

まあ元々の収入が高いってこともありますけど、知人の多くは
50歳で半給….55歳でさらにその半給...早く辞めろよ!って
ことかなと憤慨し、早期退職を考えてる奴らがとても多い。
退職金の早期メリットなどと計算しても、金額面では
なかなかに拮抗で判断つかない。
判断つかないならば取りあえず働き続けるが肝要!って、
私はアドヴァイスするんですが、案外「趣味に生きるぜ!」と
趣味もないくせに辞めてしまう奴多数。何だかなあであります。


2015.12.24 18:07 | URL | #- [edit]
鬼藤千春の小説・短歌 says..."こんばんは"
はじめまして!あるブログを拝見していたら、このブログに出会いました。私もブログを開設しています。「鬼藤千春の小説・短歌」で検索できます。一度訪問してみて下さい。よろしくお願い致します。
2015.12.24 20:18 | URL | #g.qUwJtQ [edit]
mikitaka08 says...""
こんばんは

 海を越えて頑張り続けたpipco1980さんのご意見、説得力があります。
 ほんとにそう思います。私も辛酸をなめなめ、67歳まで働きました。給料が半分になり、職場も変わり、何より同じ職種でありながら若い者より給料が安い、ほぼ使い捨て状態に耐えましたが、不思議に体力がつき、健康診断で赤信号が年々消えたのには驚きました。長い人生で最も多くを学んだ7年でした。
2015.12.24 23:59 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."mikitaka08さん 毎度です"
mikitakaさん、素晴らしいです!。
病気明けで体力にも自信がないところに、下手に周囲の空気読んじゃいました。
まったく後悔しております。最後はホントに駄目駄目でしたよ。

別に会社に遊ばせてくれ!っていってるわけじゃないんですよね。
きちんと経験を生かした充実した内容の仕事が出来るんです。
それを肝心の自分が忘れて、自信をなくしてしまうんですね!

なんだか強い気持ちが持てた気がしますが、今更って….?
ま、いろいろこれからです....まだまだ!!
ありがとうございました。

2015.12.25 01:21 | URL | #- [edit]
kaneya says...""
この時期のトーキング・ヘッズ好きです。けど私の場合はデシプリン・クリムゾンを聞いてから、共通メンバーがいるなとヘッズを聞いた変わり者です。たしかにリズムなんか共通点があると思います。

くさってもクリムゾン。(あ、クリムゾンファン、石投げないで!) この後エイドリアン・ブリューが日本でも大いに認知されたのか、コマーシャルにまで出てましたね。
2015.12.25 08:06 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."kaneyaさん 毎度です"
エイドリアンブリュー、元々は自ら志願しオーディションを受けて
Frank Zappaのバンドに居たところを、ブライアンイーノと
デヴィッドボウイの目に留まり、親方Zappaの許可を得て、
ボウイのワールドツアーに参加(来日も)。
そこからのサクセスストーリなわけですね。

クリムゾンで一気にブレークした後、ギターでサイの鳴き声やるぞ!?
っていうソロアルバム発売の際に日本のCM出演…
とはいえ半分アルバムのプロモ含むな作りでしたね。

あと、エイドリアンブリューはデヴィッドボウイのバンドでもHeroesで
フリップのパートをコピーしてライブでやってましたから、
この曲も2度目のフリップコピーとなったわけで、もはや
金看板(!)クリムゾンに、入るべくして入ったって感じでしょうね。

2015.12.25 10:18 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."ダブルトリオ"
何度目かの再結成のクリムゾンのダブルトリオを先取りしたような大編成、
エイドリアン・ブリューのぶっ飛んだギターに、バックのギタリストの弾く、
シークエンスフレーズといい、これは、ディシプリンのサウンドですね。

たしか、ディシプリンのバンド名で活動していたのが、フリップ翁の一言、
「これはクリムゾンだ」で、いきなり再結成のような形で新譜を出したと、
当時のレビューで読んだ記憶があり、本来なら、クリムゾンを名乗らずに、
トーキングヘッズ・フィーチャリング・フリップとかでも良かったような。

イエスにしても、スティーブ・ハウもリック・ウェイクマンもいないのに、
トレバー・ラビンのシネマが、イエスの名義でアルバムを出したわけで、
セールス目的からか、「それ、名乗っていいのか?」というのが、よくあり、
ポールが自分のバンドをビートルズとは言わないでしょうが、そうなったら、
すごいバッシングで、他のバンドの場合は、わりと許されるのでしょうか?

それで、このトーキングヘッズの演奏は、リズム隊も格好良いサウンドだし、
ブリューのギターも、本当見事で、これをライブで見れたのは、すごいです。
2015.12.25 19:01 | URL | #- [edit]
oyajisann says..."玉掛け"
我社の困ったちゃん1号が辞めても玉掛け持ってるから
なんてほざいてたのでお前がやったら荷崩れ足場崩壊す
るから無理だと喝思い出しました。
定年なったら思案中。
私は今の会社資格必要なのに資格手当カットでユーザに
資格者いますと報告なんで資格優遇してくれるところあ
れば同業他社条件見て良ければ異動します。
まぁ頭使わない仕事なんで資格もたいした資格でないん
でえすけどねぇ。
トーキングヘッズは一時語弊はあるかもしれないけど
時代の先端行ってた気がします。
映画も音楽映画の中でも優れてましたね。
2015.12.25 20:16 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
イエスは確かクリススクワイヤがバンド名のライセンスを持ってるとかで、
彼が居ればイエスは成立するはずでだったような気がします…ということは
今後どうなるんでしょうね。ところでビートルズはどうなってるんでしょう?
よもや存命中の二人のご意志だけでは、どうにもならないような気がしますね。

普段はKbのジェリーハリスンが弾くギターシーケンスは、そのまんま
Flame By Flame...って感じですけど、それはそれとして私は当時現役で
ギタリストしてましたが、今一番好きなアーティストは?と聴かれれば、
必ずトーキングヘッズとP.I.Lって応えてましたが、大体怪訝な顔をされました。
クルセダーズとかGentle Thoughts、ロックに寄せてもTOTOって応えるのが、
平穏無事な予定調和という時代の空気だった気がします。
2015.12.25 20:46 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん 毎度です"
あんまり資格とか関係しない会社に居たもので、前々意識外で、
後年、ハローワークとか行くようになって初めて、
「ああ資格って必要なんだ…?」って知るわけです。
だからちょうど浪人中に取得していた英検も、英文科入試には
「持ってれば有利」って云われて取得したけれど、結局英文科は
受けなかったなあ、なんてそんな感じで忘れ去ってましたが、
ハローワークでは、とにかく資格のマスを埋められるだけ埋めるべし!
そんな感じでしたかね。

後にStop Making Senseなんて云う、ロックヴィデオの金字塔みたいな
ものまで作リあげてしまうわけですけど、やっぱりEnoとの出会いが
大きかったなあって思いますね。




2015.12.25 21:06 | URL | #- [edit]

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