ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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誰も責任をとらない世界

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Jupiter9 8.5cm/2(1957)

駅コンコース…。

私の現役の頃は、日本中の有力駅長や
駅ビル施設の管理会社と膝詰めで交渉し、
こうした通路=コンコースをすべからく「楽市楽座化」し
それで足りなければ、海外で行なわれているらしい
ハロウィーンの仮装パレードを真似て、
知り合いの劇団とインターナショナルスクールに頼んで
パレードをでっち上げたりしながら、
駅ならびに駅ビルテナントの収益性を増大させるべく
日夜、暗躍していたような記憶があるが、
今はもう、ナリフリカマワズ、強欲に

「利益出したるでえ…」

「みんなで頑張って、収入を倍増させようぜい!」

なんて状況には、もはやない様子で、
実に淡々と、通路は単純に通り路でしか
なくなってしまったようだ。

コンプライアンス(法令遵守)の精神は、
私自身もその後、その番人のような仕事をしてたから、
肝に銘じるまでもなく企業には大事で、
むかし自分らが標榜してた「信用第一」みたいな
ところがあるのだが、必要以上に崇め奉りすぎると、
一切リスクを負わない、つまり誰も責任を問われないように、
企業の進歩とか、イノヴェーションとは
正反対な方向に動き出してしまうようだ。

その結果が、資金は自分の会社の設備投資や従業員の
給与配当に結びつかず、余剰な金額はすべて他の安定企業に投資して
無難に稼ぐ方式に会社は切り替わり、内部留保を高めても、
それもまた投資にまわり、そのうちに必ずやってくる
大恐慌で全部なくなるまで、無為なループのように続くのだ。

なんだかツマラナイ世界だね。



何となく前回の続きみたいになったが、
ヴァニラファッジ解散後のDrum 'n Bass とジェフベックが
合体するはずの、いわゆるBB&A計画は、ベックの自動車事故で
一旦白紙になって、ボガードとアピスは、ミッチライダーのところの
凄腕ギター=ジムマッカーティを加入させて「Cactus」を結成。

そのデビューアルバムがあまりにも壮絶な出来で、
多くのロックファンは、諸手を上げてこれを歓迎した。

中学生になっていた私も、あまりにも本格的で的を射た
100%ハードロック印なサウンドに大興奮していたから、
同じ頃に、あくまでもシングル盤ベースで聴こえてきた
「胸いっぱいの愛?」「グッドタイム・バッドタイム?」
「ゼッペリン?」それより断然カクタスだぜ!!
なんて思っていた。

やがて完治したベックは第二期ジェフベックグループを挟みつつ、
BB&Aをめでたく実現するのだが、カクタスほどの
インパクトや勢いは既になく、日本以外ではあまり評判も
芳しくなかったらしい。
(海賊盤とボックスセット(少しだけ)で聴けるレインボウシアター
 での解散公演は最高の出来だったが…)

CactusBB&Aもどちらも結局は短命に終わることに
なったけれど、歴史的名盤をカクタスは2枚も残すことになった。
日本では半分ライブの「汗と熱気(Ot'n Sweaty)」が
当時とても売れたらしいが、既にジムマッカーティは脱退し、
主要の二人も気持ちはフリーになったジェフベックと早く組みたい
一心で、カクタスは脱退寸前の、微妙な緊張状態でのライブだったらしい。
そうしたわけで、自分的にはデビューアルバムの、なにしろ
サボテンみたいに(?)乾いてて、気持ちよく歪んだサウンドが鮮烈で、
生まれて初めて「ハードロック!」ってのを強く意識した作品であったように思う。
Cactus- Parchman Farm


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6 Comments

花 says...""
コンプライアンスか~。
なんでもそうだけど、書類の番号振るのまできまっていて
一字一句、事細かにチェックされて
全く大企業にあてはめるような書類作らされて
「つつかれる可能性ある場所は言葉を替えましょう」とか
上っ面を整えるのに労力つかってるんだで~。
業務監査も年々、重箱の隅つつくみたいに、細かい物を要求される。
お祭りごとも無くなったし、床抜けるほどに増えてく書類
ど~すんだべなぁ。

秋田駅の通路も寂しいよね。
ガーっと広くて勿体ないのにね~。
今度、ジグザグに歩いてやるべが。(^^)v
2016.02.20 13:28 | URL | #LkZag.iM [edit]
pipco1980 says..."花ちゃん 毎度だス"
んだねえ〜。事務系のヒトは大変な世の中になっちゃったよね〜。
もし万が一のことが起こったら一体誰が責任取るの?取りたくないなら
きちっと書類を揃えて、技術的に責任を回避...そういうことが多くて、
何かとても大事なことから逃げて萎縮しちゃってるような気がするね。
ソニーもシャープも東芝も...云うなればそういうことでしょ!?(暴言!)。

秋田駅周辺も、行政が勇気を持てばいくらでも活性化できるのに、
ヤル前から「責任」を考えてちゃ駄目でしょ!って感じですね。
2016.02.20 13:55 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."BBA"
ヴァニラファッジは、「キープ・ミー・ハンギング・オン」のヒット曲もあり、
何せこのフレーズが、グレコのおまけでもらえた成毛滋のロックギター教本で、
8ビート・ピッキングの教材になったほどですが、同じリズム隊のカクタスは、
ジェフ・ベックと組むまでのつなぎ、あだ花みたいなバンドと思ってました。

BBAでカクタスの曲はやったのか、やったとして、ベックのギターに比べ、
原曲は差がつくだろうなあと思っていたら、この曲のすさまじいギターは何、
ベックも真っ青、ゲイリームーアもぶっとぶくらいの弾きまくりに驚きです。

YouTubeのコメで、ビリーコブハム「スペクトラム」や、ヴァンヘイレンの、
「ホットフォーティーチャー」に触れていますが、カーマインアピスだから、
逆にアレックスなどより遥かに大物だし、とにかくベースもギターも見事。

ジム・マッカーティは、ウィングスのギタリストに似た名の人もいましたが、
まったくのノーチェックのギタリストだったので、検索しまくっています。

ちなみに、このアルバムジャケットは、名盤紹介で、何度となく見てますが、
サボテンとは気づかずに、ELPの戦車ならぬタイヤだと思い込んでました。
2016.02.20 21:10 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
いわゆる英国勢のハードロックとは明らかにサウンドの温度
みたいなものが違うので、自分的には後のヴァンへイレンとか
モントローズ的やブルーオイスターカルト的な捉え方の礎みたいな感じ
という言い方でご理解いただけるんでしょうかね?
BBAとは当然似てるんですけどちょっと遠いんですね….。

カクタスはまさに時代の寵児で、日本では確実にZepのデビュー盤とか
ブラインドフェイスに肩を並べるバンドだったんですが、いつの間にか
存在すら忘れ去られたような感じですけど、確実にギターキッズ垂涎の
バンドだったことは、ご理解いただけただろうと思います。
2016.02.20 22:18 | URL | #- [edit]
桜野こまち says...""
はじめまして。何か「つまらなさ」を代弁していただいたような気持ちになりました。
リスク回避のために「守り」にはいるとイコール縮小への道しか残らないような気がします。
新しいことにチャレンジする無謀な勇気はおおらかさから生まれるのかもしれませんね。
2016.02.20 22:19 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."桜野こまちさん 毎度です"
まいど初めまして….実はいつも愉しく拝見させていただいております…。

まあ日本全国、同じようなものではありますけど、
秋田駅周辺など歩いておりますと、昔は何だか「密集」していた諸々が
みごとにバラケて「整然」としてしまっていて、
なにしろ我々世代?には我慢ならない「隙間だらけ」…。
その隙間を埋めずして「賑わい創出」なんて有り得ないなあ
なんて思う今日この頃であります。

大昔に市が同じ場所に金座、銀座、末広に平和…なんていう
商店街を造成し、格安で分譲誘致した勢いある時代に、今また
戻るべきだろう!って思うんですけどね。
旅行者の皆さんも、駅前のあまりのなんにもなさに
戸惑っておられます。



2016.02.20 22:50 | URL | #- [edit]

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