ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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非科学的伝統

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Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

妖しい鎮守の杜…。

敗戦後、日本全国で順次開催された国民体育大会...
通称「国体」が、この街にも昭和30年代の中頃に
巡ってきて、おそらくは可及的に様々な競技施設が
この静かな田舎町にも建造され、
いわゆる都市化・近代化も、否応なく進んだようだ。

この地域独特の特性である巨大油田の、
夥しい数のヤグラと、掘削機の規則的な運動が視界一面に広がる
ジェームスディーンの映画みたいな景色の(微かに覚えてる)、
その一角に、メイン競技場となる陸上競技場や野球場、体育館、
ラグビー/サッカー場、テニスコートや相撲の土俵、
そして競技用の50mプールなどが、この地域にかためて建設され、
いわゆる運動公園となった。

そうした賑やかさ、若々しい喧噪を、厳格な大人の視線で
見遣るように、この運動公園の一角に忽然と存在し続けるのが、
この神社と鎮守の杜なのである。

参道を抜けると、その正面に「サッカー場(現在はあきぎんスタジアム)」
があるから、中学サッカー部の我々は、頻繁にここで
リーグ戦を行なっていたのだが、何せ「ロッカールーム」というのが
まだ完備されていないから、我々の中学サッカー部は、慣例で
この神社本殿(!)を控え室に使わせていただいていた。

もちろん、シャワーもロッカーもないけれど、
なにしろ鎮守の森の本殿縁側は、日陰で、風通しも
すこぶる良くて、とても気持ちがいいのだが、
今思えば随分とバチアタリなサッカー部である。

当時は1日2試合は普通に行なっていたから、
午前の1試合目が終わると、本殿に走って戻り、
汗で濡れたユニフォームを脱いで、午後の試合の向け、
洗うイトマはないから、そのまま
風当たりの良い場所につらつらと並べて干す。

現代は、汗を吸わない生地(ポリエステルなど)を使い、
汗をシャツの裾から順次落としてゆく事で、冷えた汗による
体温低下を防ぐ方策が一般的だが、
当時は何しろ、汗をよく吸ってくれる生地が適正と考えられ、
しかもシャツをパンツにインするのが、行儀の好い着こなしだから
汗がパンツのゴム(紐)周辺にたまって、体温低下どころか
腹が冷えて、よくクダす選手が多かったように思う。

また、当時はその「腹クダし」の原因が、
運動中の飲料水摂取のせいと考えられ、
生水が徹底的に制限されていたから、喉が渇けば、
女子マネージャーが用意したレモンスライスを口に含む!。
酸味で分泌された唾液で喉を潤す、とても馬鹿げた苦肉の策だが
当時はこれが理に適った、実に科学的な所作だと信じられていたのだ。

さて次の試合時間が迫ってきた。荷物をまとめ撤退準備をする。
下級生達の仕事は、ゴミを拾い、周辺も徹底的に掃除して、
選手達が去ったあとも、しばらく居残って雑巾掛けをし、
すべて終了したら、残った全員で、母屋できっちり挨拶をして
試合場に合流するのだ。

こうした伝統が、未来永劫続いて、繋がってゆくのも
ちょっと良いかな!って思ったものだが、既に数年後に
スタジアムにロッカールーム棟が完成し、快適な
シャワールームが…。

私の高校生活最期の頃に、これは間に合って使用したのだが、
...とすると…神社は?本殿は?と考えると、少しだけだが、
寂しい思いがした。



さて、この唄は自分のテーマソングだな!
だってこんなに好きなんだもの…。

と、勝手に、ちょっと白痴的に思い込んでいたある時、
新たにギター弾きとして担当する事になった、
以前ご紹介した小娘の新曲が、ななななんと、この曲にそっくり!!
こここコード進行もおんなじなら、メロもちょっと…。

でも、ニックロウなんて、おそらく日本で知ってる奴なんて
あんまりいないだろうし(当時の話)、このことは誰にも
言わない方が良いかな!?そう思って完全黙秘!していたのだが、
やっぱりね、肝心の自分がテーマソングにしてるこの
「恋する二人」だけに、運命というか、その巡り合わせに、
宿命を感じつつ、なんだか万能な存在にきっちり見張られているとか?、
何かの使命が自分にあるのだろうかと自問自答するのであった。

まあ単純に、どちらの歌も好きだし、そのうち片方は飯の種!
ある意味自分がこれまでやってきた事の、ささやかな
ご褒美?果実?そう思うことにしたのだった。

ダリルホールとGEスミスかな?とニックロウの3人で演ってる
ヴァージョンを発見したので(Daryl's Houseかな?)
珍しいそのテイクで…。

Nick Lowe - Cruel to be kind(恋する二人)


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10 Comments

oyajisann says..."ニックロウ"
ニックさんはコステロ絡みで存在知って、恋する二人が1曲目
もセカンドが初購入、パワーポップ、パブロックなんて事を抜
きにして捨て曲ない名盤。
と言いつつCD買ってなく4枚組でない2枚組ベストでお茶濁
しております。
BOX・SET待ちかな?
珍しい映像ですね。
ダリルホールってロバートさんとやったり意外な競演しますね。
2016.03.06 21:22 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん まいどです"
ファーストコンタクトに関しては、私も多分似たような感じです!。
ブリンズレーシュウォーツは完全にウレシハズカシ後追いでしたから…。

4枚組持ってますよ!…というか、「恋するふたり」の
オリジナルシングルヴァージョンが入っているからで、今でこそ普通に
このヴァージョンもYouTubeで聴けますけど、当時はレアシングル聴きたさに
4枚組!そん捻くれた状況でした。
ただ肝心のブリンズレー時代のビートルズのパチもんシングルシリーズや、
破産時代のベイシティローラーズのゴースト時代!の音源なんかが、
バラバラと、他のコンピに含まれるなどで、ここはおっしゃる通り完全版な
BOXセットが待たれますね。

ロバフリとダリルホールの共演は、まあ意外に?面白かったですよね!
フリップ側のNORTH STARなんて名曲で熱唱でしたし…。

2016.03.06 22:13 | URL | #- [edit]
瑠璃絵 says...""
おはようございます
良いですね
水辺の古木となごり雪
その背景
絵になっています。
2016.03.07 09:40 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."瑠璃絵さん まいどです"
おはようございます

レンズを取っ替え引っ替えして数枚撮り、その中で最も辛気くさい奴を
今回は採用しようときめてたんですが、やはりというか、
昭和12年製のライカが、もっとも辛気くさかったです!。
2016.03.07 10:16 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."ニック・ロウ"
ニック・ロウは、ミュージシャンというよりプロデューサーの印象が強く、
コステロやデイブ・エドモンズを従えるという感じですが、ニック自身が、
ヒット曲を出したり、バックに回った演奏とかも、かなりやるのですね。

さらに、ホール&オーツともつながっていたのは、本当に驚きですが、
ダリルはモータウン系が好きなようだから、意気投合したのでしょうか?
2016.03.07 19:40 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
この御仁、意外と波瀾万丈な生き方の人で、ブリンズレー時代は
借金してまでも、全米ツアーに固執し、詐欺に遭い破産。
資金稼ぎにベイシティローラーズのゴーストライターやら便乗商法!で
黄金を稼ぎ、レーベル設立し、コステロやイアンデュリーなどを排出しつつ、
自らもソロ活動やらロックパイルッてスーパーバンドやら八面六臂。
私も10回以上はコンサートで掛けてますから、来日も頻繁。
ソロ弾き語りツアーも多いです。ヒット曲も多数で、何曲か映画に使われた事で
いまや大富豪!なのだそうです!。
2016.03.07 20:44 | URL | #- [edit]
mikitaka08 says...""
こんばんは

 歯医者に行ってるのですが、そこの掲示板にパソコンをうっている際にヒトは顎に力が入っているそうです。歯をくいしばって頑張る時だけじゃないのですね。で、中高年になると歯がガタガタになる。それよりも見えない形で顎に来る。最悪は睡眠中の歯ぎしり、寿命を縮めるそうです。したがって、大事なのは脱力。
 このPVは、脱力感いっぱいでいいですね。ダリル・ホールのLP
アルバムジャケットはみんな顎と歯に力が入ってるのですが、こんな一面があったとは知りませんでした。
2016.03.07 23:03 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."mikitaka08さん 毎度です"
こんばんは

まあ、さすがのダリルホールにしても、相手が同世代とは言え、
ブリティッシュポップ・マイスター…王様ですからね。しかも
「恋するふたり」も、英国人なら誰でも知ってるような王道曲ですから
リスペクトも含めて、唄うのを楽しんでるって感じですね。

ちなみに私は歯が弱いので、常に顎の力は抜けています。抜けすぎて
ちょっと腑抜けても居るようですけど….。

2016.03.07 23:21 | URL | #- [edit]
yuccalina says...""
毎度です~!
横スレになりますが、後にBay City Rollers We Love Youがニック・ロウだったと知ったのは衝撃でした(笑)。丁度小6くらいでローラーズ旋風in Japanに遭遇したワタクシは、よく憶えております。クリーム(Sunshine of Your Love)やエーメン・コーナー(Half As Nice)もロネッツ(Be My Baby)も皆、ローラーズ絡みのカヴァーで初めて聴いたんだ~、というワタクシの暗黒史を思い出しました(^^;)
逆にダリル・ホールは結構長い間AORの緩いアーティストと高をくくっていましたわ。
2016.03.10 08:39 | URL | #mpJuQrsI [edit]
pipco1980 says..."yuccalinaさん まいどです"
そうですか、謎のタータンホード,..ご存知でしたか。
ローラーズ旋風って、もちろんバカにしてましたから、悔しいですけど
意外に楽曲良いし、カバーのセンスも良かったんですよね!
ちなみに私は、高校生の時にアルバイトで暗黒時代のジャニーズの
ロックバンド形式のアイドルグループのPAをやったことあるんですが、
Smoke On The Waterとか、移民の唄とか…センスねーなー、
もっとたくさんやるべき曲あるだろう!と思ってました。

ダリルホールはコラボが命のヒトでしたねえ。ロバートフリップと
パンクやらかしたときは笑いましたけど…。
2016.03.10 10:24 | URL | #- [edit]

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