ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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いろいろな本物

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Carl Zeiss FLEKTOGON 35/2.8 (1964)

なんと今年初めての友人バンドAugust Moon!
しかも、いつもと違う何だか変わった出で立ち!。
ドラムのS君もいないし、楽器もアコースティック?

そういうわけで、各自諸事情あった中での
August "Unplugged" Moon!

そこはさすが一枚岩の信頼感!
色々諸々なことをすべて吹き飛ばし、圧倒する
すばらしいステージであったのは言うまでもなく
ううむ、やっぱり彼らは『本物だ』!
と、呟きながら、ついついイケナイ酒を呑み過ぎる
私であるのだ。



さて、学生時代、アマチュアバンドをやってたメンバーの絡みで
東京・三軒茶屋の国道246沿いにあるリハーサルスタジオ兼PA屋の
仕事を手伝ってくれないか!ということになって、
「手伝う..」ことになった。

「バイトしないか!」じゃなくて「手伝わないか!っていうのが
実に絶妙。

「手伝い」とは、いわゆる業界独特の因習である
「弟子入り」、「丁稚奉公」という感覚なのだろうか?
一切「バイト代」をいただけない、無料勤労奉仕な状態になっていた。

深夜2時に2tトラックの助手席に乗り込み、
夜明け頃に関東近在の街の会場に着いたら
ALTECのA7とかなんとか言う、巨大スピーカーやら、
諸々のホーン型スピーカー。大した大きさでもないのに、
一人では持ち上がらない超重量なモノラルアンプ数台を降ろし
順次セッティングする。

午後になるとバンドやタレントが到着して、順次リハーサル…。
超眠くなる時間帯だけど、細々とやるべきことが多くて
仮眠などとれないまま、気がつけば日が暮れて、
夕飯らしい弁当を食したらいよいよ本番。

自分の役目は、最初の頃はステージ袖でマイクケーブル回し
(絡まないように!)と、ステージ上の演奏者や唄い手に
音声を返してあげるモニター専用のオペレーション。
それに加えて、進行表に即した、タレントの出番などの管理。
トラブルがあれば、本番中のステージ上を走って対処する。

本番終了後、バンドのバラシを待ってからPAをばらして積載。
三軒茶屋に帰り着くのが、大体深夜…それで…バイト料0円。
弁当が2食、食えただけでもありがたいと思え!って雰囲気。

PA仕事がない日は、スタジオの管理。
そして、そこにやってくる人々…
有名無名を問わない様々なプロミュージシャン達や
ベテラン?新人を問わないアイドル達やロック系のシンガー達。
そしてその周囲の膨大な人数のスタッフ達…。

結局そこで様々なヒトと知り合い、
それが後に自分のネットワークになったりするから、
「無報酬」も決して無駄ではないというわけだ。

やがてそうしたネットワークの中で、
私は、いつの間にかギター弾きとして忙しくなり始めるのだが、
依然、無報酬のPA仕事が断続的に入ってくる。

もちろん普通はお断りするのだが、どうしても!頼む頼む!
と言われる、事情含みの悩ましい状況なこともある。
そうなると、数万円のギャラの自分の仕事を断っても
無報酬な仕事を選ばねばならない局面も出て来るのだ。

浮き世の義理…そればっかりは、致し方ないのだった。



久しぶりに「親愛なる」ジェフバックリーの新作が出ていたので
いつものように迷いなくポチした。

新作と言ってもご承知の通り、もう20年も前に旅立ってしまってるから
出てくるのは、ライブ音源か未発表録音などでしかないのだけれど、
今回はその未発表のスタジオ録音。
ほとんどが習作と言うか、気分転換に好きな歌を歌ってる…
ってそんな感じだけど、そこは超歌うまいし、弾き語りのギターの腕も、
さり気ないが、信じられないくらい上手い!
そんな彼のスタジオでの断片集。

この曲はスライ&ファミリーストーンのヒット曲!
おそらくこの曲はライヴでもやったことがないんじゃないんだろうか?
短い活動期間ながら、彼の膨大にある音源の、そのほとんどを
網羅してるつもりだが、少なくともこれは今回初めて聴いた!

うわあ–やっぱりウメエな唄もギターも…

死ぬまで友人からの借り物だったテレキャスターで、
その個体の長所を最大限に引き出しつつ、ただ唸るだけでも
天使が降りてきそうなジェフバックリーの歌いっぷり…。
やっぱり、彼は本物だったな!

Jeff Buckley - Everyday People

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6 Comments

小林 says..."昨日もありがとう!!"
おかげで、楽しい酒が飲めた(笑)諸事情で4ヶ月ほど練習もしてなかったので、出来はいまいち(いつもだけどね)。今年こそは、一緒に演ろうぜ!!
2016.03.13 19:36 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."ジェフ・バックリー"
この人も、pipco1980さんのブログで教わった方で、歌もギターも見事です。

YouTubeで、スライの原曲と聞き比べたら、スライは、カウベルが鳴ったり、
ホーンセクションも加わるので、ホンキートンクやブラウンシュガーだとか、
ジェームスブラウンみたいなノリですが、バックリーは、すごくしっとりして、
それでいてブルージーな感じで、ギターのカッティングもすごく良いです。

PAの件、渋谷河合楽器のホールで発表会をやる際、備え付けのPAでは、
物足りないと言い出す人がいて、わざわざ他からレンタルまでしましたが、
演奏の前に運び入れてセッティング、終わってからも、片付けて撤収と、
かなり面倒くさく、プロの機材だと、その何十倍も大変だったと思います。
2016.03.13 20:03 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."よっちゃん 毎度です"
よっちゃん、お疲れさまでした。

こちらこそ愉しすぎて、ちょいと呑み過ぎましたよ!。
諸事情を圧しても、ステージは横綱相撲の堂々たる貫禄を感じましたよ!
私はそこまでのバンド経験はないので、とってもうらやましかったです。
春以降がまた楽しみですね!

2016.03.13 21:52 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
バークレーで和声学のみ徹底的に習得したら、あとは不要!と
とっとと中退した彼ですから、コードを選ぶセンス(ほぼアドリブらしい)
だけでも素晴らしいです。歌もあれだけうまいと、アドリブギターソロとかの
必要性すらもはやない!...そんな感じですけど、神様は、そんな神みたいな
人をさっさとこの世から退散させてしまいました
(と、我が家の女性軍は言ってます)。

PA設営は、なれないうちはただただ重労働なだけですけど、
馴れてしまうと、それなりにヨロコビとかあるみたいですが、
バンドマンやタレントさんは、それに較べ、肉体的に楽な仕事かなあ?
何て最初は羨みましたね。まあ、バンドマンはバンドマンで
精神的な苦しみが諸々が有り、PAマンの方が脳天気で良かったかな?なんて
隣の芝生の両方を知る立場となって、結果的に肉体的にも精神的にも
辛い….って言う最悪が待ち受けているわけです。
2016.03.13 22:09 | URL | #- [edit]
瑠璃絵 says...""
先日は有難うございました
Pさんは今もギターやってます?
今年久々に弦を取り替えましたが
フラメンコ用はなくてクラッシック用を
調達、早々取り替えましたが
手も頭も取り替えなければ・・・
全然弾けませんでした(笑)
2016.03.14 12:16 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."瑠璃絵さん まいどです"
今、弾けるように戻すには、高らかにロッキーのテーマかなんかが
鳴る中で、拷問的に壮烈なリハビリと
なにより熱い情熱が必要となるわけで、
なかなかその踏ん切りが着かない状況なんです。
今は、弦を抑える握力すら怪しい感じでしたから….。

瑠さんこそ、フラメンコ、頑張ってください!


2016.03.14 21:18 | URL | #- [edit]

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