ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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棄てられないものもあるのだ。

powerbook2400c_180.jpg

Apple PowerBook2400c_180→(+G3/400Mhz/USB改)
通称コメットです。
1997年発売ながらApple社の公式カタログ/社史にすら載ってない「珍品」です。

私は未だに所有しており、まだまだMacOS8.6ながら快調に動作しています!
もちろん今では滅多に開くこともないのですが、
たまに電源を投入すると前職時代にイラストレータやフォトショップを駆使して
相当頑張って作った無数の広告原稿だの企画書(プレゼンシート)だのを
眺めることができて感傷的になったりもします。

しかもイラストレータなどは古いバージョンながら、
今のインテルベースのマックでの同ソフトよりキビキビと軽快に動く姿は
驚きでもあるわけです(Adobe系の画像処理ソフトはアップグレードのたびに
”無駄に”ドスンと重くなるのはどういうわけだろうか?)。

ところで「珍品」たるこのApple初のB5サブノートは
日本向けに公式にジョナサン・アイヴによって設計されたものの
まだサブノート製造の実績のなかったApple社はIBM日本法人に製造委託し
IBM藤沢工場で100%製造された純国産モデル。
販売も日本のみ!(後に米国発売するも失敗=小さすぎる!?)。
そういうわけでどことなくThink Padの香りが漂うモデル。

結局私はこの「作品!」の改造など諸々で
後に100万はゆうに費すハメになるわけです。

その原因は、追放されていたはずのS.ジョブスがApple社CEOに突如返り咲いたことで
彼はこの「珍奇な最後の旧世代モデル」をあっさりと切り捨て、
次世代モデル「iMac」などへ完全シフトしてしまい、
2400のサポートなどはサードパーティが負うことになり、
結果私は無駄に大金を投じることになるわけです。

いずれにせよ、結果的にとは言え、
後にも先にもこれほど愛情を注いだコンピュータは他にないわけです。

以下その概要:
1.三度に渡るG3プロセッサーの換装。240-330-400MHz…
 (その後プロセッサ業者2社とも倒産で新たな伸張の夢は閉ざされます)

2.ハードディスク換装=といっても今と違って内部は超密集状態の3階建!
 内部基盤を全部外し、ほとんど分解状態でやっとHDDにアクセスという難工事。

3.メモリ拡張=Apple公式には最大64MBのはずが、実はちょっとした内部改造で
 最大128MBまで拡張可能との裏情報を信じきって拡張工事。

4.USBの使用(カードバス化改造)なんと時限爆弾の解除のような赤いリード線を
 ニッパでちょきんとカットするだけでUSBカードが使用可になる!
 =3と同様IBMによる隠し拡張機能(APPLEに要求されてない隠し機能が実は
 多数満載されていた)。

5.その他、当時流行の透明キーボード換装、LANカード換装、
 暗くなりかけた液晶画面の裏側蛍光管の換装、
 さまざまな冷却台などなど多数。

 さすがに塗装までしなかったけれど、カッティングシートを張っては剥がし
 時にはメタリックシルバー、ワインレッド、純白等々着せ替えですな。
 また純正の牛革バッグ(確か6万くらい)なんてのも
 惜しげもなく購入していた。

どうです、棄てられないでしょ!?

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2 Comments

たかまさ says...""
いつも楽しく拝見しています。先日の自転車に引き続き,今回のPowerBookの記事も面白かったです。私は初代iMacからのMacユーザーですが,PowerBook2400cには間に合わなかった世代です。「はぐれMac改造派」などを読んでこんなすごいPowerBookがあったのかと知りました。今ではMacBook Airなどがかなりお手頃な値段で購入でき,さらにはこれほどまでAppleが世間一般に浸透するとは夢にも思わなかったです。今後も興味深い記事を楽しみにしています。
2012.05.05 23:15 | URL | #- [edit]
pipco1980 says...""
>たかまささん
コメどうもです。
マックユーザと聞くとつい嬉しくなって、ココロもカラダも(?)許してしまうお馬鹿なワタシですが、ユーザとしてそれなりに世間的には厳しい時代もあったのです。
ですから今のこのApple満開な状態にも,一抹の不安が消えなかったりする今日この頃です。
2012.05.06 08:39 | URL | #- [edit]

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