ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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禁じられた遊び?

DSC01065s2.jpg
Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

昭和12年製ズマールによる、特に意図してない
なんてこと無い写真…。

昭和10年頃の、いわゆる戦前の経済発展期、
当時東京の渋谷から恵比寿方面天現寺あたりで
土地40坪で100円しないご時世に、
ライカのズマール付きIIIcが1000円(!)。

当時はライカよりもツアイス(コンタックス)の方がさらに高価で、
69連勝の双葉山が購入した二眼のコンタフレックスが
2500円。

陸軍航空隊64戦隊長加藤健夫中尉のコンタックスは1500円。
証言によると、陸海軍の中尉クラスにはライカ所有者が多かったが、
コンタックスやスーパーシックスはさらに高価で、
中尉クラスではなかなか買えなかったとの事。
なににしろ、当時の軍属の「セレブ」ぶりが伺えるエピソードだ。

まあ、今もライカのデジタル最新機種なら(M Typ240)、
最も安い28mmF2のエルマリート付きで105万円くらい…。

いずれにせよ、今も昔も、相当にお呼びでない世界だな…。



写真そのものに意図は無いけれど、
子供の頃からこの場所が好きで、四季を通じて
たびたびココにやってきては写真を撮るのが、
なんとなく年間ルーティンになっている。

実は、私がモノゴコロつくぎりぎりのところから、
自分は確かにこの近くに住んでいた。
正確に云えば、父方のおばあちゃんチがあった…。

とは言っても父の実家ではなく、そこは何しろ
子供には与り知らない大人の事情で、現在地と変わらない
実家とはまた別に、祖母がこの近辺に購入した家。
(近くにヘルスセンターがあったっていうのが購入動機らしい!?)

河原は子供にはパラダイスだし、
家を囲む小さな「堰」では、メダカやドジョウで遊び、
夏の夜は蛍が美しく、秋の夜は鈴虫の声が心地良い。
実家から2km程の大自然生活…。

小学何年生かの時に、川の対岸にある高校の野球グランドに
友達と入り込み、外野の毛足の長い芝や茂みに迷い込んだ
いわゆるロストボールを捜し持ち帰る、イケナイ危険な遊び
に興じていた。

その日も3〜4個の、糸も切れ気味、革もぼろぼろの
硬式球を拾い、持ち帰ろうとすると、
ユニフォームを、だらしなく着た部員とおぼしきお兄さんが
どこからともなく登場し、

「こらあ、悪ガキども、そのボールどうする気だ!」
(無論こてこての秋田弁でだが…)

我々はなにしろ「ごめんなさい!」と詫びてボールを返すのだが、
その部員は、こう云うのだ…。

「バカだなあ、もっと上手くやれってことだよ!
 持ち帰るならなあ、1日1個程度にしておけ!欲張ったらあかん、
 もっと頭を使え!」

そういって彼は我々に、比較的きれいな状態のボールを1個ずつ
手渡してくれた。

それ以後、練習を見物に行く事はあったけれど、ボール拾いは
しなかったと思う。お兄さんも我々と目が合えば、
「おう!どうだ、バッターボックスに立って打ってみないか!」
とか、挨拶してもらえるようになっていた。

数年が経った。私は、たぶんここではない高校も出て、
東京で生活して、それも暫く経った頃だろうと思うが、
不意にあの「お兄さん」の姿をテレビで観た。
まちがいなく、あの独特の笑顔や話し方、打撃の姿勢は、
あのお兄さんに違いない…。

当時はまだ川崎に本拠地を置いていたロッテ・オリオンズの
3塁手でパリーグ三冠王…!

名前を落合博満と言った…。



パンクロック好きを自認していたわりには、肝心のCLASHへの対応は
かなり遅かった私である。すでに相当な人気を博していたし、
へそ曲がりな私としても、何だか今更のクラッシュかい?という調子。

ところが、ある時この10インチEPっていう、当時としても相当に
ヘンテコなレコードを見つけると、突然、「ヘンテコ好き」の血が騒いだか、
禁断のクラッシュに遂に手を出してしまったのだ…。

で…悔しいくらいに最高でゴキゲンなEP盤だった!。

そして結局、全作集めるようになるのだが、最初に聴いたこのEP盤(9曲入)が
やっぱり一番好き。中でもこのレゲエナンバーなんてサイコーだぜ!。

The Clash - Armagideon Time - Black Market Clash


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10 Comments

ギターマジシャン says..."パンク?"
昨年、こちらのブログで、クラッシュの曲を聴いて、これまで自分が描いた、
パンクのイメージ、うるさいだけで、楽器の演奏も下手というのとは違って、
演奏もちゃんとているし、そのうえポップな一面もあるのと知りました。

この曲は、さらにびっくりで、ポリスの得意なレゲエ的なリズムの感じで、
逆回転かゲートエコーか、ドラムの音はピーター・ガブリエルのソロのよう、
そう思って聴くと、歌い方まで、ガブリエルかロキシーに思えてきます。

YouTubeで他の曲を聴くと、これに近いものと、ものすごい売れ線もあって、
サックスの入る曲は、スプリングスティーンやヒューイ・ルイスみたいです。

33回転のEPは、マジカル・ミステリー・ツアーの英国盤で有名ですし、
80年代の12インチシングルも流行しましたが、10インチがあるとは。
2016.03.21 08:12 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
70年代に入ると、突然ロックというビジネスモデルが巨大化して、
何しろ耳辺りの良いアルバムを作ってツアーに出て大動員を図れば巨万の富!
という産業構造から、ロックは消費材と成り果て、急激に飽きられ始めます。
そうした隙間に出てきたのが、パンクロックって云う「破壊的」なモダニズム。
まあ破壊と再構築のモダニズムはいつの時代も過激に違いなく、たぶん60年代
初めのビートルズ出現も似たような状況だったのでは?と思います。
そうした事を受け入れるか否定するか?それもまた自由っていうのが
音楽の面白いところだろうと思います。
2016.03.21 08:42 | URL | #- [edit]
瑠璃絵 says...""
おはようございます
落合ですか、私の2年後輩です
練習はサボってばかりでしたが、試合では
ホームラン、まー変わり者の曲者でしたね
(母校や郷土愛は欠如している人間です)

禁じられた遊び::愛のロマンス
ナルシソ・イエペスが奏でるこの曲は
ギターは小さなオーケストラと言わしめた
名曲ですが、アルペジオの練習曲には
最適な曲でした。
2016.03.21 09:35 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."瑠璃絵さん 毎度です"
こんにちは
いま、寺へ行って帰ってきました。今日になるともう人も少なくて
いい感じです。

私も母校愛、郷土愛は欠如している方かなあと思います。
そもそも母校なんて卒業以来、一切近寄ってもいませんし、
卒業生名簿とやらが産業界に流出し、先輩後輩を名乗る詐欺師登場によって
イロイロ大変だった時代もあり、発行元に電話して一喝した!
なんて無作法もしましたしね….。

ただ、偶然触れた彼の優しさは、本物だと思います。

禁じられた遊びは、大人になってから苦労して習得しました。
まあそもそも、アルファンブラ=アポヤンドが出来なくて、
クラシックは挫折したオバカな私です。曲に対する共感が
圧倒的に足りなかったなあと思いますね。
2016.03.21 12:37 | URL | #- [edit]
バニーマン says...""
こんばんは。

The Clash - Armagideon Time - Black Market Clash
初めてのクラッシュとしては確かにそうとうヘンテコですね(笑)
が、このレゲエいいですね。
気持ちイイです!

僕は友人がクラッシュの大ファンで、多分セカンド?を散々聴かされましたが、あんまり記憶に無いです(^_^;)
世間の噂とは違って、結構ポップで聴きやすいとは思いましたが・・・。

2016.03.21 21:37 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん まいどです"
こんばんは

そうヘンテコ…というか、分かり易い、典型的でゴシックなダブミックス!。
何だよ、いつも聴いてるのと完全に同じ種類の気持ち良さじゃないか!
ということで、目出たくローテーション入り(?)というわけでした。
クラッシュの真剣なサポーター(?)がのたまうような..,
「ジョーストラマーの美学」「語録」何てのには一向に興味は無いですけどね。

セカンドと云えば邦題が「動乱(獣を野に放て)」...と、何やら物騒ですけど、
中身はとても愛らしいポップの塊りですよね!
恣意的過ぎる日本タイトル…も今となっては悲喜交々です。
2016.03.21 22:05 | URL | #- [edit]
mikitaka08 says...""
こんばんは

 10インチレコード。実は12インチが出る前の日本のレコード界ではほとんどが10インチレコードでした。SPが10インチで、その移行期でもあったからなのでしょう。私は石原裕次郎の12インチ、つまり30センチLPを初めて見たときはビックリしました。

 モノクロ写真と落合選手とのストリーがいいですね。
2016.03.21 23:50 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."mikitaka08さん 毎度です"
こんばんは

中学生のころ、10歳上の叔父(故人)の部屋で、大量の10インチレコードを
発見してましたから、存在は知ってました。それが後年、
パンクの代表みたいなグループの、しかもイレギュラーな立ち位置を表明する
為に10インチという形態を用いたセンスと云うか、意気込みに、
恐らくは自分も意気に感じて購入したんだと思います。

うまくは云えないですけど、落合氏の「オレ流」…
それが故に誤解もされますが、相手と一定の距離(間合い)を置く中で
愛情を表現する理解され難い不器用なタイプ…
何となく分かる気がするんですね。
2016.03.22 00:49 | URL | #- [edit]
oyajisann says..."パンク"
プチご無沙汰です。
落合さんとの出会い何だかほのぼのとしてますね。
パンクと言う言葉が出た当初、個人的には下手くそがギター
かき鳴らしてるって偏見があったのできちんと聞き出したの
はNEWWAVEって言葉が出だした頃。
何がパンクで何がNEWWAVEかはいまだに?ですが、AO
R的なロックと逆の流れ・対極と解釈しております。
節操ない私ですのでどちらも好んで聞いております。
クラッシュ、パンクにとらわれずいろんな音楽要素を含んだバン
ドでしたね。

2016.03.22 12:27 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん 毎度です"
パンクにしろニューウェイヴにしろ、ムーヴメントに乗っかりつつも、
どこか冷静な目で、新しいロックの形態を模索していた連中だと
思ってます。逆にAORの方が、なんだか保守的と云うか脳天気と云うか??
oyajisannさんの解釈で間違いないところだろうと思います。
そういうわけで、クラッシュは私にとってはレゲエバンドの新派という感じ。
ポリスもレゲエですね。ピストルズやストラングラーズは
モッズ=R&Bがその正体だし、アメリカンパンクはほどんどアシッドフォーク
=サイケデリック….。そういう事が見えた時に、何だかパアッと
目の前が開けて、音楽がさらに楽しくなった瞬間でしたね。

2016.03.22 14:29 | URL | #- [edit]

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