ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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心の整理整頓

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Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

北国の春うらら…

流行歌のタイトルなら、演歌かポップスか
よく分からないね。

なんの変哲もない斜面の緑と青い空…
そんなものにすぎないけれど、
北国に住むものには、
このまばゆい明るさがとっても嬉しい。

つい昨日まで、雪が降ってたんだから、
なおさらなのだ。



いやが応にも、ギター弾きを生業とするようになって
やがて1年になろうかという頃になると、
仕事の幅は無尽蔵に広がっていて、
もはや手に負えないほどの
チラカシっぱなし状態になっていた。

相変わらずPA屋さんでもあり続けたし、
スタジオの管理者、イベントの企画屋として
企画立案はもちろん、営業/プレゼン...
タレントやスタッフの手配、そして舞台監督まで
やらざるを得ないというところで、行なっていた。

既に3人の新人アイドルと、失踪状態から数年経過し、
決意の再デビュー(?)を果たした元国民的アイドルさん…
などの専属ギタリストで、本業もそれなりに忙しくしていたけれど、
それでもどういうことか、充分に生計が成り立つぞ!
というには遠く及ばず、
相変わらずの清貧生活(?)が続いていた。

そんな時に、実はわりと目標にしていたバンドマンの方々から
「一緒にビジネスバンドやらないか?」と誘われた時、
私は、これを機に仕事の整理=リストラを敢行しよう!
そうココロに誓い、新バンド結成を了承した。

ところが、それがそもそもボタンの掛け違いの発端となるのだ。

いわゆる先輩バンドマン達のもくろみは、
私のギタリストとしてのスキルなどでは毛頭なくて、
私の例の整理のつかない、とっ散らかったまんまの
諸々そのものにあったのだ。

プロダクションスタッフやタレントさん達、レコード会社や
イベント屋、その他諸々の後援者や関連団体などの
ショービズ的現場とは、それぞれ切り口は違っても、
相変わらず幅広くお付き合いがある。
それらを一気に整理するどころか、そこから個人ではなく
バンドとしての仕事を捻出して欲しい…
そういう意図であるらしいのだ。

それでも、乗り掛かった船には違いない。
自分で自分を売り込むなんて、絶対出来ないことだが、
自分も含むバンド単位なら、それが不思議と出来たし
かなりムキになってあちこち歩き回って、頭など下げると
そうかそうかと、面白いように仕事がいただけるようになって、
バンドは一気に多忙になった。

すると、当初は、どんな仕事でも、少々ギャラが安くても
「どんな仕事も大事!。仕事をいただけるだけでありがたい!」
と云っていたのが、いつの間にか…。

「少しは仕事選んで取ってこいよ」

「安い仕事は断るべきだ!」

そういう声が聴こえ始める…。

さらには、元々が業界でも有名な方々だから、
それぞれ個人の専属仕事もあるから、欠席も多くなる
(無論トラ=代理は各人が責任を持って挿す)。

そんな不穏な空気が流れる中、ちょっとした金銭問題が絡み、
私は辛抱堪らず、実際には「コンニャロー!」とブチ切れして
「脱退!」を宣言して終り。

また元のトッチラカリの一匹狼ギタリスト兼諸々...に戻るのだが、
やや…少しずつ、徐々に…何だかいろいろなことに疲れてきて
「ちゃぶ台返し願望」に取り憑かれ始めるのだ。

普通に時間から時間に働いて、
月末には給料がきちんといただける...
そして年に2回、ボーナスまでいただけるなんて
もはや信じられないほど、羨ましい憧れの世界!
そんな生活を夢に見始める私だったのだ。



私の洋楽好き、ロック好きの原点というか、
すべての始まりは、小学生の時、
父に買ってもらったLPレコード
「バートバカラック・スクリーンヒット集」。

中でも一番好きだったのが「Alfie」。
私の持ってたレコードではディオンヌ・ワーウィックが唄ってた。

バートバカラック当人が唄うバージョンは、ずっと後に、
とはいえ、中学生ぐらいの時にテレビの
トムジョーンズショーかアンディウィリアムスショー
か何かで観て、もちろん上手くはないのだけれど、
不思議な説得力に、なんだか強烈に圧倒されたような記憶がある。

この映像でバカラック氏は、作詞のハル・デヴィッドの最高傑作!
と言って讃えているが、どうしてどうして、
バートバカラックご本人の最高傑作でもあると思う。
そういう意味では最高に幸福な曲だなって思う。

Burt Bacharach - Alfie

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6 Comments

mikitaka08 says...""
こんばんは

 音楽業界の裏話、聞いてみなければわからないものですね。サッカーで鍛えたpipco1980さんだから耐えられたのかも。「ちゃぶ台返し願望」、よくわかります。

 先日バカラックがBSに出ていました。このPVの映像からさらに10歳くらい老けていましたが、かくしゃくとしていました。ハル・デヴィッドの話もしていました。
 この映像のピアノ弾き語りは凄いですね。声が衰えていないのが驚きです。春になりバートバカラックの音楽が思い浮かぶ、よくわかるます!!

 
2016.03.26 22:08 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."mikitaka08さん 毎度です"
こんばんは

こちらは今年一番の爽やかな一日でしたが、さらに北のそちらは
いかがでしたでしょうか?

確かに、あれだけ毎日苦しい思いをして走ってたことを思えば、
こんなのへっちゃらさ!って思い込むのが、結局後々まで延々と
続くわけで、こんなことなら早めに弱音をはいてギブアップしておけば
良かったのに...そう思うことも多かったです。

ちょうど巷ではB.J.トーマスの「雨にぬれても」が流行っていたんですが、
私は生意気にも「アルフィーが好き」って主張していたので、変なガキ!
って聴こえてましたよ。
2016.03.26 22:21 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."バカラック"
アルフィーはソニー・ロリンズの曲を知ってましたが、同名異曲と言うか、
同じ映画の中で、バート・バカラックの曲もあったようで、この弾き語りは、
しみじみと伝わってくるし、全体に小粋な演奏で、すごく感動しました。

バート・バカラックは、自分にとっては、カーペンターズの作曲者として、
何よりも「遥かなる影」、さらにカーペンターズのバカラックメドレー、
「恋よ、さようなら」「サンホセへの道」の印象が強かったのですが、
ビートルズのジョンの名唱「ベイビー・イッツ・ユー」や、映画音楽の、
「雨にぬれても」も彼の曲と知り、80年代に入っても衰えるどころか、
「ミスターアーサー」に「愛のハーモニー」と、ものすごいかぎりです。
2016.03.26 22:57 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
昔は、レノン/マッカートニーにジャガー/リチャーズ、そして
バカラック/デイヴィッドっていうのがヒットメーカーの花形コンビ!
って云われてて、そうしてるうちにカーペンターズが出てきて、
やっと、中学生になったクラスメイト達にもバカラックの人気が
届き始めるわけですが、みんな「遥かなる〜」「雨に〜」「サンホセ〜」
って讃辞するわりには一向に「アルフィー」は出てこなくて、
世の中のヒトは「わかってないなあー」なんて生意気にも思ってたわけです。

ちなみに90年代ですが、エルビスコステロとバカラックののコラボ盤…
私は90年代の最高傑作!って信じて疑いません。
モンスター級の名作だと思ってます。
2016.03.26 23:42 | URL | #- [edit]
瑠璃絵 says...""
こんばんは
心の整理整頓ですか
まだ早いのでは、もう少し散らかしたら
私もある会場でフラメンコの独奏したあと
とある方、と言ってもアマチュアですが
一緒にヤマハ何とやらに出てプロを目指そうなどと
誘われた事があります。
相手は二人でピアノとドラムでした
なんか勝手にピアノ弾かれ、ドラムをたたかれ
合わせて、ギターを弾いてくれって言われ躊躇した事が
あります
ドラマーは今、印刷会社を経営しています(笑)
まだ整理出来ない青春の思い出ですね。
2016.03.27 20:01 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."瑠璃絵さん まいどです"
こんばんは 

生まれて初めて、実社会というものにズルズルッと船出した
そのとても短い瞬間に、様々な種類のなれない仕事と格闘
する事になったり、いっぺんにとても多くの人々と出会って
それぞれに重大な影響を受けつつ、自身の位置というのか、
自分が何者っか?っていうことすら見失い、ちょっとした
パニックの時代でした。
少し休んで、心の整理をして、また復帰する手もあったん
ですけどね、不器用すぎました。
2016.03.27 22:03 | URL | #- [edit]

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