ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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そして平穏な日々が...

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Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

近頃の私と云えば、なんてことない時間が、
なんてことなくゆっくり過ぎてゆく毎日を
何となくボヨヨと過ごしているけれど、
わりと波乱に満ちた人生を過ごした時期も
確かにあったように思う。

人生観が変わってしまうほどの酷い事件に
遭遇してしまうことは、さすがに人生において
そう頻繁にあることではないけれど、
不幸にも何度か経験してしまう自分というのは、
やはり日頃のオコナイが相当悪いか
あるいは何かの因果か…そんなとこだろう。

年号が昭和から平成に変わる頃に、
かなり周到で大規模な「取り込み詐欺」に遭った。

まさにテレビドラマなら1クール=3ヶ月間=全11回完結
という極めて短くて、忌まわしいストーリーの、
私の役はもちろん、騙された側の間抜けな担当者A…。

詐欺グループは主要メンバーが4人。
約束手形の決済期限の90日の間に、商社や問屋さんらを騙しに騙して
数百億円相当のサマザマな商材を掻き集め
(何故か京都の茶葉屋さん、花火屋さんから、車輌、ブランド服、貴金属類まで)、
手形決済日前日に忽然と姿を消すのだが、
ここまでは典型的というか、絵に描いたような
普通の「取り込み詐欺事件」。

彼らの周到なところは、ここにまた一手間加える周到さ。

一旦は行方不明になっていた「社長役」の、
いかにも善良そうに見えた初老男が、
突然、弁護士(本物)とともに裁判所に出頭し、
個人破産手続きを申請したことで、詐欺事件は
突如、普通の「経営破綻要件」と変容した。

どういう事かと言うと「刑事犯罪」な「詐欺事件」など
存在せず、普通に「企業倒産」があっただけ。

つまり、社長役の他、詐欺グループの面々は、
指名手配される事もなく、当然、見つけても捕まえられないし
告訴も出来ない…。さらに返品も返済も、それら一切が
公的に免除される…。それが日本の法律なのだ。

過去に何度か、当ブログでその「詐欺」の詳細を書きかけたのだが、
あまりに詐欺のディテール部分が細かく周到過ぎて、
その全貌を説明するには、それはもうブログという
枠を超えてしまうような相当の長文になってしまい、
結局は自分の拙い文章力では小気味好く表現することが
出来ないまま、今に至っている。

ある日突然、オフィスに謎のFAXが舞い込むところから
悪夢は始まる。

「当社はG県G市の総合卸売商社。今般商社業務の大幅拡大に伴い
貴社の取り扱い商材を大量に購入したい旨、至急当社にて商談希望」

「なんか不気味だね…」
「やばいんじゃないの?」
「でも、イベント中止でキャンセルされたこの膨大な在庫が
 きれいに捌ければラッキーなんだがなあ…」
「でも、やっぱ怪しいな、詐欺じゃないの?」

既にこの時点で、真実は皆、突いていたのである。

そうして、数日後にたまたま大阪出張があった私に、
ついでに G市に寄ってみてさあ…オマエさんの好きな
有名な歓楽街も近くにあるみたいだし…。

危険なオハチは、やっぱり私に回ってくるのだ。

まあ様子だけ捜って来るさ…。

アポイント通りにG市の本社に着くと、思ったより遥かに巨大な
ロジスティック施設があって、ラグビー2チーム分くらいの
キチンと社名入りの作業ジャンバーを着たガタイの良い若者達が、
威勢良く荷捌きをしていた(当然エキストラのバイト)。

異常なほどの活気と、大手百貨店の荷捌き場並の、
もの凄い物量に圧倒されつつ、
やがて社長、専務、営業部長の主要キャスト3名が
私の前に現れ、カーゴ用エレヴェーターで倉庫の奥の
社長室に移動し、商談が始まるのだ…。

その商談の間も、超絶美人の秘書さんが、頻繁に出入りして
「数千万円決済の社長承認印」を取りにきたり、
バンカーが現れては「じゃあ軽井沢開発用地の件、よろしくです…」
などなど、小芝居のその一つ一つが、すべてフェイク!と思えば、
何やらご苦労さんな気もするが、まんまと私は動かされてしまうのだ。

取りあえず軽く取引始めてみましょう...

と、いうことで、第一回目の取引が決まった。

なんとあの頭痛の種の難物在庫品1000万円相当を
すべて買い取る!というのだ。
(中止になった博覧会のロゴマーク入り!?)

しかし「疑い」は全く晴れてない。
今回の初回取引も300万は現金だが、残りは90日の約束手形だと言う。
直ちに民間調査機関(帝国データ某)と取引銀行に調査を依頼した。

意外にも解答はどちらの機関も「良好」…。
業務実態が不明ながら…経営状態は良好??

当然である…主要キャストの4人目が、その詐欺会社の
メインバンクの担当者(本物)だったわけで、
あらゆる調査電話は、彼の元に全て一元集約されていたのだった。

第一回 終…次回不明…。



ローリング・ストーンズは、ドナルド・トランプに
選挙戦のイベントで自分たちの楽曲を使うのをやめるよう要請したそうだ。

対象となった曲は、“You Can’t Always Get What You Want(無情の世界)”と
“Start Me Up”…2月にもストーンズ側は警告し、非難声明を出していたらしい。
 
トランプ陣営には、他にもアデルとスティーブンタイラー、
ニールヤングもRockin' In The Free World、
そしてR.E.M.のマイケルスタイプも、
It's The End Of The World As We Know It(and I Feel Fine…)
「世界が終わる日」の不正使用に異議を申し立てている。

そう言うわけで、R.E.M.を今日は久々に聴いてみたい。

「知っての通りこれが世界の終わり とってもいい気分」

そんな意味だろうか?

トランプはどこが気に入って、自らの出囃子にこの曲を採用したのか?
彼のキャラクターからすれば、断然トラクターに跨がって
高らかに唄う感じの「カントリー&ウェスタン」が
最もふさわしいと思うんだがなあ…。

映画「ブルースブラザーズ」の影響で、「保守/ コンサバ!」っていうと、
どうも ♫ローリンローリンローリン…ローハイド!
を、条件反射的に思い出してしまう…。

あくまでも私見だが、アルバム「GREEN」で、R.E.M.
は音楽的頂点を迎えるのだと思うけれど、この曲は、
まさにその直前の、異常なほどの高揚感と言うか、
余計な贅肉のない、研ぎすまされた尖り具合やら
勢いがなにしろ凄まじくて、美しい。

案外、トランプ陣営、そうした意味で政治センスは知らぬが、
音楽センスは、ナカナカ…と、言えなくもない…。

頂点に達してしまうとね、後はゆっくり坂を降りるだけ。
突然急転直下で転げ落ちるヒトが殆どだけど、
何十年もかけて、ゆっくりゆっくり慎重に足場を確保しながら、
時には若手の勢いを利用し、場合によっては蹴落としても、
自分は着実に降り続けてるロートルなロックスターも少なくなくて、
それを「熟成」といって有り難がり、神様のように拝んで、
コンサートに大金払うヒトも多いけど、
自分はゴメン被りたいなあ。

R.E.M. - 「世界が終わる日」
It's The End Of The World As We Know It (and I Feel Fine…)


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4 Comments

バニーマン says...""
R.E.M.は一枚か二枚はCDを持っているはずですが・・・。

これは「GREEN」直前というと、まだ彼等がカレッジチャートのスターだったころの曲なんですかね?
彼等には未来が待っている!という感じを受ける一曲ですね。
2016.05.06 20:40 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん まいどです"
Documentってアルバムに入ってますね、この曲は…。

さすがに初来日となる早稲田とかの学園祭ツアーは観れませんでしたが、
88年くらいにハマースミスで彼等を観て大感動して、今度は
95年に武道館…今度は大失望…。ロックバンドには賞味期限っていうか
旬があるみたいです…やっぱね。

>彼等には未来が待っている!という感じを受ける一曲ですね。

タイトルが「世界が終わる…」ですけど、俺たちの新しい時代が始まるぜ!
っていう希望の唄….バニーマンさんらしい解釈が、何だか嬉しいです。
2016.05.06 21:10 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."REM"
いつもの勘違いが幾重にもなっている例で、REMとランDMCが混同し、
アルバム名の「マーマー」が、ジョニー・マーと混同し、「マーマー」の、
ジャケット写真と、「ミートイズマーダー」まで、混同してしまう始末。

70年代も穴だらけですが、80年代も雑誌でレビューやジャケを見た程度で、
洋楽もフュージョンもギタリストのソロ作品ばかり聴いていた時期です。

この曲を聴く限りでは、REMは、いわゆるパンクより洗練された音の、
ギターバンドのようで、カーペンターズ(ブレンダ・リーのカバー)に、
ビートルズの歌のタイトルという、ちょっと深読みしたくなる曲です。
2016.05.06 21:58 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
実は70年代の後半ですけど、私も同じような経験があります。
フュージョンバンドにいましたし、その系統ばっか聴いてた時期に
ふと、自答したんですね。楽器が上手いって、
それがどれほどの価値なんだろうか?って。楽器ってただの表現手段の
道具に過ぎないじゃあないか!そんなことより楽曲だろう、アレンジだろう
表現方法だろう!...で、気がつけばXTCにコステロにTalking HeadsにPIL
そんな感じで、めっちゃ愉しい充実した80年代の音楽ライフを迎えるわけです!。
R,E.M.はアシッドフォーク変形のオルタナティヴ...やたらと格好良くって、
80年代のボブディランで、Byrds...そんな風に思ってます。
2016.05.06 22:15 | URL | #- [edit]

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