ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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理想と現実と...

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Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

裏木戸の緑、大爆発!
一番良い季節だね。

現代の日本製レンズや、どうやらカメラ愛好諸氏が最も嫌う
収差だらけのダメダメ写真だが、写真の原点が
「報道写真」じゃなくて、「パリ印象派」と考えれば、
収差なんて、素敵なアクセント!
って思うんだけどね….?。



子供の頃から、絵を描くのが好きだった。
ノートや教科書への落書きはもちろん大好物だが、
やっぱりどこかにお弁当持って出掛けていって
写生するのが一番好き。

あまり遠くない、海、山、川。
小学校の裏山=城跡公園の四季の移ろい…
動物園、工場、港…。

もちろん下書き(デッサン/クロッキー)のみを
現地で行い、着色作業や仕上げ等々は、
残念ながら持ち帰っての作業となるのだが、
下書きに関しては、自分で言うのもなんだが、
とてもクロッキー的で速い。

だから与えられた時間の殆どは、
いつもジタバタジタバタ場所選び…。

悩みに悩んだ末に、やっと選んだ場所は、
どうしたわけか風光明媚の絶景にはほど遠い、
みんなの視線とは反対方向の裏木戸だったり、
写生してる仲間達の後ろ姿だったりと
とるに足らぬものだったりする。

高校に入学する数日前に、美術と音楽は選択科目だから
どちらか選べ!という通達があった。
高校では「油彩」に是非とも挑戦してみたかったし、
音楽もバンド活動の都合で、和声をきちんと学習したかった。
さてどうする?

悩んだ結果「油彩」への憧れが勝つことになった。

生まれて初めての「油彩道具」での写生授業には大興奮…
なのだが、美術教師は結局何も教えてくれなかった。

油をどう使う?
色を重ねるにはどうする?
筆はどうやって洗う?

今なら教えなかった理由はよく分かる。

(作法など気にせず)各自自由に描いてみろ。

 困ったら訊きに来い!

そういうことだろうと思うが、
「はじめ…おわれ」
だけでは、さすがに何も分からず、
結局2~3作描いた後、
私はすっかり情熱を失い、全部放り投げてしまった。

30歳代の頃、もう一度「油」...挑戦してみようかな…
と思って、どうしても格好は大事!?ってわけで
まだ殺風景だった頃の新宿南口とか銀座の画材屋を
回ってみたけれど、現実的な、ちょっとした障壁にビビりつつ、
結局始めることはなかった…。

今こそ…とも思うのだがね…。

結局写真で「絵」みたいに撮りたいなあ…
なんて思う結果、
古い、鉄とガラスの塊りの無骨なレンズなんかを
弄ってたりするのが目下の現状…
というわけだ。



まさにそれは青天の霹靂だった。
細野晴臣さんの「泰安洋行」…。
ホントに驚いて、たかだか当時高校生の拙い価値観とはいえ、
もはや瞬殺でグググイっと、自分の感性や、進むべき
方向性までも変えてしまったのだ。

進むべきと言っても、どこに行きたいわけでもないのだが、
漫然と進学して、気の合う仲間とバンドやって青春して..
っていう何となくなフワフワした構想が一気に弾け飛んで、
もっと、キチンと目標を定めて学習せねば!。
専門性を、もっともっと高めてゆかないと
こんな凄い音楽は作れない!(もしくは携われない)

そう思って、一応の進むべき目標を立てたつもりなんだが、
何がどう転んだか…

「電気電子概論B(実は単位を落としかけたからよく覚えている!)」…。

うーむ「何処で間違ったんだろう??」って、
頰杖をつきつつ、未だに考え込むことも多いのだがね…。

なにしろリトルフィートにDr.ジョンが参加して、
そこにまた琉球音楽が怒濤のように雪崩込んだような、
まさしくチャンプル状態。

それを細野さんの、チョイとトボケた味がマルっと包み込む…
完璧だ!。

細野晴臣 - Roochoo Gumbo



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8 Comments

面白半分 says...""
細野さん自身のトボケた味わいに即したような曲ですね。

今聴いてもこのアルバムの”妙な”味わいは失われていないですね。
2016.05.15 16:27 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."面白半分さん まいどです"
時代背景としては、丁度喜納昌吉さんとかを筆頭に
沖縄音楽が一気に本土上陸!そんな機運の時期でしたから、
例によって恐ろしく鼻が利く細野さんナラデハのサウンドに
とにかくちょいとパニックになるくらいの衝撃を受けたわけです。
「ガンボ」に代表されるセカンドラインビートと沖縄ビート…
好きなもの2つを合体させつつ、更にご自身の経験則による
秘伝の滋味も加えた豊かで濃厚な音楽….
もはやひれ伏すしかなかったですね。
2016.05.15 20:33 | URL | #- [edit]
バニーマン says...""
トボけていて、うさん臭くて、そしてめちゃ本格的!

ホント唸ってしまいます、スゴイ!!!
2016.05.15 20:56 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん 毎度です"
なにしろ新しもの好きのホソノさんですけど、
どうせやるなら徹底的&本格的で、もはや誰の追従も許さない
ウルトラハイクオリティ!。もう日本音楽界の王様ですよ…!
2016.05.15 23:12 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."細野晴臣"
最初にギター雑誌などで見かけたときは、ヒッピーになったポールみたいな、
和洋折衷のイメージでしたが、音楽そのものの、そんな雰囲気が漂っていて、
さらに、トロピカルや泰安で、アジアっぽい曲調へとシフトしたような。

YMOの東風など、坂本龍一のアジアンテイストの曲も、細野の影響とか、
さらに欧州のような無国籍のような高橋幸宏もいて、生まれた気がします。

76年の高校の文化祭で、後にプロになる鳥山雄司が、深町純バージョンの、
「バンブー・ボング」を弾いたのですが、みんな、その曲を知らなくって、
誰かが細野の曲だと言い出して、たぶん「ボン・ボヤージ」の勘違いでした。
2016.05.15 23:53 | URL | #- [edit]
says..."ギターマジシャンさん まいどです"
76年頃だと、確かに深町バンブーボン!...こんな北の果てでも、
バンド関係では異様に流行ってて、みんな演ってましたね!
憲司さんでしたっけね本物は…?
個人的には礼さんのベースが最高で、熱狂しましたね。

YMOはもちろんそのコンセプトというか、バンドとしての概念は
ホソノさんのアイデアなんでしょうけど、個人的に坂本氏は
演奏者としては魅力あるんですが、音楽家としては苦手かなあと
いうのと、ついでにユキヒロ氏の太鼓も苦手なタイプ…というわけで
YMOはスルーしてましたからよく分かりません。

ホソノさんとクラフトウェルクもなんかギャップありますしね。
なにしろボンボヤージなこの時代のホソノさんが最も好きです。

2016.05.16 00:55 | URL | #- [edit]
NORI says...""
絵のように撮る… わっかります~共感っ♪同感っ♪
(思った様には撮れませんけど^^; 気持ちだけは!)
描いた絵はお手元にあるんですか?
それを撮って掲載を~~ 是非是非♪
2016.05.16 02:43 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."NORIさん まいどです"
うわっはっはー…ないです。
実家の建て替えのとき、全部捨てられてしまいました!
油絵の初作を「漆喰の壁塗りじゃあるまいし、ここまで厚塗り
することないだろう。絵の具だって勿体ないし…」と、
教師に酷評されたのをよく覚えています。
ゴツゴツ&凸凹した質感の絵をきっと描きたがったんだろうなあ….
と、思います。
2016.05.16 03:27 | URL | #- [edit]

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