ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
MENU

異端の目覚め

DSC03205s2.jpg
P.ANGENIEUX 45/2.9 (1949)

アンジェニューの逆光値千金(?)…



小学1年の時に、初めて自転車を買ってもらった。
24インチの、もちろん補助輪付きのやつ…。

凄く嬉しかったから、その時の状況は
今も鮮明に覚えている。

その販売店(秋田市・通町)は、既に代替わりも
完了しているようだが、今も健在で、
つい最近も、タイヤを前後共交換してもらったりしている。

驚くべきことに、当時1万円…という
本体価格も何故か良く覚えている。

今から50年も前の、たぶん平均的サラリーマン家庭における
「1万円」の価値が、実際にどれほどのものであったか、
さすがに想像はつかないけれど、
実は私も子供なりに、一家の財布をオモンバかってか、
店内に展示してあった数台のこども用自転車の中から、
敢えて最安品を…

「これが凄くカッコいい!」
「これに決めた!…」

そういって、選びだした記憶が実に鮮明なのだ。

ところが、その後どうしたことか、早くも小4の時点で
その自転車を、完全に乗り潰していて、
買い替えることになった。

ここでも記憶は鮮烈なのだが、たった3年ほどの間に
この国の経済状態は急成長したのか、あるいは我が家だけが
急成長したのかはサダカではないが、忘れもしない
ブリジストン社製の「ピクニカ」という、超モダンな
自転車を購入することになった。

今で云うマウンテンバイク型、
20インチくらいの小口径のタイヤと、
折りたたみが出来るタイプの、
たぶんその先駆けとなったエポックメイキングな車種…。
当時はテレビCMも盛んにOAされていた
超トレンドアイテム。

ところが、さすがにそういう珍妙な形でテレビでも
お馴染みの車種だけに、普通に乗っていると
知らない子供らに「あっ、ピクニカだ!」と声を挙げられ、
一斉に指差され、意味なく走って追いかけて来る一団もいる。

さらにクラスメートには居ないが、上級生の中には
随分と歌舞いたチャリンコに乗りやがって…とか、
男のくせに「赤色(当初ワンカラー仕様だった)」なんて
女々し過ぎるぜ!「ヤーイ、オンナ、オンナ!」

そんな罵声も聴こえてくるのだが、何となくそうした
罵倒の裏に、一種の「羨望」みたいな内面を
感じとれるようになると、次第に何とも思わないどころか、
ある種ちょっと屈折気味の「快感」すら覚え始めるのだ。

何十年も後になって、他の人には奇ッ怪(?)と思われた
Apple社製のコンピュータを購入し、様々陰口を叩かれたし、
日本初号機となるiPhone(3G)を購入すると、
「変な奴!」「これが電話か!?」と変人呼ばわりされ、
嘲笑されつつも、その裏で、何となく興味津々、虎視眈々...
横目で覗かれつつ、数日すると、

「なあんだ、オマエさんも買ったのかい…」

「ああ…いや…オイラも恐いもの見たさかな..ははは…」

そんなことが、うっすら快感だったりするのだ…。

そうした原点が、私には小4の頃のブリジストン・ピクニカ
…で、あったわけだね。(やっぱり変態だろうか??)



1990年前後って云うと、昭和から平成にドタバタと変わって、
私自身も色々あった時代だけれど、この時期、特にハマっていたのが
このThe Neville Brothers!

なにしろ当時は「世界最高のライブバンド!」と謳われ、
ニューオーリンズ発「セカンドラインビート」の代名詞なバンドとして、
大層、崇められていたように思う。

セカンドライン」なんて聞き慣れない言葉だったが、
我々の世代的には「レッドネックサウンド」もしくは
「マルディグラ・ミュージック」なんていう呼び方をされていた
ニューオーリンズのパレード音楽…。

特に葬儀の棺を運ぶ列の、埋葬をし終えた帰路(即ちセカンドライン)に、
陽気に大騒ぎする音楽…ということになるらしい。

また、体躯はゴツいが、天使の声を持つ
アーロン・ネヴィル」が在籍するグループとしても
脚光を浴びていた頃…たぶん,リンダ・ロンスタッドとの
デュエット曲が大ヒットし、注目を浴びていた、
まさに彼らの全盛期に、私は見事にハマった。

元々、黒人音楽には奥手の私だけれど、彼らには随分とハマって
バンドの前身の「ミーターズ」にまで遡って、CDを殆ど揃えて、
熱狂して聴いていた時代だったな。

The Neville Brothers - Yellow Moon


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 秋田(市)情報へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
スポンサーサイト

8 Comments

瑠璃絵 says...""
おはようございます
ピクニカですか、羨ましい
私はなかなか買ってもらえず、子供の頃は
オヤジの自転車で三角乗りしてました
(三角乗りって知っていますよね)
現役引退時、運動の為とブリヂストンの
自電車を購入、毎日楽しくサイクリング
してましたが、自電車は男性だけが持つ
ある部位の炎症には悪いらしい
今は、ただただ錆びていく自転車が
車庫に横たわっています
たまには乗りますが(笑)
2016.05.18 09:56 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."瑠璃絵さん まいどです"
おはようさんです!

ピクニカは、あくまでも父の好みで購入したものすけど
当時としては斬新すぎるデザインゆえに、当初の私は
恥ずかしくて乗るのが嫌で、普通の自転車がいいのに…
なんて恨み言を言ってたように思います!。

自電車…羨ましいです。今は普通なママチャリなもので
なるべく坂道は避けつつ乗ってますから!
2016.05.18 10:47 | URL | #- [edit]
バニーマン says...""
こんばんは。

Yellow Moon!
彼等の中ではメジャーな一曲ですね。

セカンドラインをレッドネックサウンドというのは知りませんでした。
レッドネックというと単に南部の音楽みたいなかんじに捉えていました。
マルディグラというのは知っていましたが。

この混沌としたごった煮的な音が、カッコ良かった(今でも!)
2016.05.18 18:44 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん 毎度です"
ケイジャンって呼び方もありますが、セカンドラインと全く同じなのか、
若干異なるのか、実は私もよく分かりません。
リトルフィートもドゥービーブラザーズも、かつては
ケイジャンミュージックの模倣って云われた時期もありましたからね。
特にDixie Chickenとかは、もはやケイジャンの代表曲でもありますし...。

Yellow MoonよりもIko Ikoなんかの方が、セカンドラインっぽいですけどね、
まあ敢えてヒットチューンを!….。
2016.05.18 19:23 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."ネヴィルブラザース"
まったく知らないバンドですが、いわゆるニューオーリンズの音というより、
かなりソフィスティケイトされたファンク、ソウルというサウンドに聴こえ、
サックスやパーカッションは、後のグローバー・ワシントンJrみたいです。

図書館にベスト盤とライブ盤があるようなので、早速、予約してみました。
2016.05.18 20:04 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
図書館で思い出したのですが、私も若い頃、下北沢マルシェ内にあった
コア過ぎるレンタルor中古屋でケイジャン音楽全集...借りて研究しましたよ!。
全く無名の、相当にローカルなミュージシャンによる
街中での生録集みたいな感じでしたけど、逆にそうした
ナチュラルさが、強烈な臨場感と迫力となって愉しめましたね。

グローヴァーワシントンなんて、なんだか35年振りくらいに
目にする名前でした!...クロスオーヴァーイレヴン!

2016.05.18 20:56 | URL | #- [edit]
poponta says..."ブーン・バイク"
初めまして、popontaと申します。

popontaのマイナーなブログへご訪問頂きありがとうございます。

体調は如何でしょうか?早く復調されてまた家族で暮らせるようになると良いですね?

表題からズレてました。

1974年頃ブーン・バイクというのに乗っていました。

車輪は直径約20センチくらいで色はオレンジでした。

決して目立ちたがりではないと自分では思いますけど、目立ってましたね。皆んな貸せ貸せと乗りたがってました。

大学入学祝いと思ったのか、親もすんなりと買ってくれました。入学までにタンマリ予備校代掛かっていたのに、買ってもらった当人はそんなこと忘れてました。だから60越えても毎日働かねばならんのですが、、、

又ゆっくりお邪魔させて頂きます。
2016.05.19 12:59 | URL | #JfQHE9vw [edit]
pipco1980 says..."popontaさん まいどです"
こんにちは

セキネ版のマウンテン!。かっこ良かったですが、
その時代の私は通学用に5段変則くらいの有り体なスポーツタイプでした。
まだママチャリって概念すら存在しない時代でした。

今後ともよろしくお願いしますです。
2016.05.19 14:17 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://pipco1980.blog.fc2.com/tb.php/729-81c929f7
該当の記事は見つかりませんでした。