ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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祭囃子がきこえる

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Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

遠くに響く祭囃子を聴きながら、
私にとっては祭の本編ではなく、音楽に寄り添った
楽しくて意義深い週末となった。

まずは秋田・釈迦堂・光明寺さんの本堂で開かれた
あがた森魚さん「2016年弾き語りライブツアー」!。

まるで、親戚一同がもれなく一堂に会した法事の如く、
祭壇に向って半円形になって檀家(観客)は着座し、
森魚さんは、ちょうど和尚様の位置でギターを抱え、唄う。

時にありがたい法話を愉しみつつ、彼独特の
哀感に満ちた歌声が、本堂に響く。

まさに人生の中でも滅多にない体験だなあ…
来てホントに良かったなあ…と、思いつつ、
森魚さんご本人も、その特異性を充分に理解したようで
あの名曲「赤色エレジー」では、マイクから離れ、
檀家(観客)の中に入って、生声による自然な
哀感ある響きを披露してくれたり、なにしろ有意義で
濃密な時間であった。

あがた森魚さん始め、企画に尽力してくださった
同寺の和尚様や、PMAスタッフの方々にお礼を云いたい。

本当に素晴らしかった。

しかし、コンサートが盛況すぎたために、
終了時間は大幅におしてしまって、
私は予定していた「西馬音内盆踊り」を
諦めねばならなくなったが、取りあえず、
帰りがてら祭の様子を見ようと、
会場付近をうろついてはみたけれど、
わりと空白の時間帯だったようで、
ただただ、とても多くの人手に辟易したまま、
一旦帰宅し、私的な用事を済ませたあと、
再び音楽会に向って出掛けたのだ。

定番のお友達バンドAugust Moon…。
何故かその前に特別出演の「あがた森魚」さんが再び登場するも
雨が本降りになってきて、かなりのパニック状態。

それでも毅然とステージに立ち、パフォーマンスし続ける
あがた森魚さんの姿に、次に出演するオーガストも、
そして観客達も雨に濡れながらも、何か期するものを
感じたようだ…。

オーガストムーン出演時にはもう、相当の土砂降り状態。

それでも、帰らずに最後までしっかり応援してくれていた観客達。
そして酷い環境にも関わらず、いつになく(?)大熱演の
オーガストムーンには頭が下がるばかり…。

何よりそうしたバンドとファン達の絆みたいなものが
とても強く感じられた、とっても良いライヴだったように思う。

遠くに祭り囃子を聴きながら、何だか実に
有意義な時間を過ごしていることに、
私は、ちょっとだけ、ヨロコビを感じた充実の一日…

結局…その後も大騒ぎで、帰宅したのが午前6時…。

いくつになっても行動パターンは変わらんなあ…。

そういうわけで、お寺の方のライヴの、
最後に唄ってくれたのがこの歌…。

驚いたのは松田聖子の唄とか、早川義男の唄を
シンガーソングライターなのに、なんのケレンミもなく
唄うあがた森魚さん…。

とても無邪気で、かつ、何が誰のものとか、
そんな小事などどうでも良い、好きな歌を歌うだけ…
っていう自由なスタンス…とっても素敵だと思う。

あがた森魚/佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど



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8 Comments

mikitaka08 says...""
こんばんは

 遠くに祭囃子が聞こえるシチュエーションはまさに昭和ですね。

 そこにあがた森魚がいる。できすぎです。

 さらに背景画が随分凝っていますね。
 お寺でのライブブツアーとは素敵です。

 この歌は初めて聴き、グレイやユキに隠れた感がある函館が誇るあがた森魚もしばらくぶりに見ましたが、何故かなつかしさを感じさせるPVですね。
 それにしても朝6時までとはお元気ですね。

 
2016.06.06 00:14 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."mikitaka08さん まいどです"
こんばんは
お寺での(無料)ライヴは、秋田だけで、
ご本人も初めてと申しておりました。
あがたさんは、随分と故郷のお話をされておりました。

唄は小学校の美しくて大好きな先生が、ギランバレー症候群
の様な容姿が変わってしまう病気に冒されて、以来、
自宅に引き蘢ってしまい、逢いたくて手紙を出しても一切
逢ってくれない...そんな切ない唄ですね…。
2016.06.06 00:53 | URL | #- [edit]
瑠璃絵 says...""
音楽好きのPさんにとっては
良い週末でしたね
私は西馬音内見ましたよ
見ると言うかひたすら撮してました
サンドブラストで彫ってみたい
姿もあり、私も収穫でした
2016.06.06 11:42 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."瑠璃絵さん まいどです"
山王大通りよりは、やっぱり広小路の方が趣きが有りますね。
竿燈も考え直した方が….って思った週末でした。
西馬音内踊り...良い写真が撮れたようで、作品の方楽しみにお待ちします!

ただ、瑠さんはサンドブラストですが、純粋に写真として考えると、
羽後町のあの町並み独特の雰囲気と、幽玄な松明の光などがあいまった
形じゃないとナカナカあの世界感は表現できませんから、
また現地に行きたいです!。

2016.06.06 14:54 | URL | #- [edit]
oyajisann says...""
祭囃子がきこえる、柳ジョージさんかと・・・笑。
縣さんの公式HPのライブスケジュール見てこのライブかと
お寺でのライブとは何時もと違う雰囲気貴重ですね。
あがたさんの音は正直、A児以来ご無沙汰。
公式HP見て精力的に活動されてるんですね。
テレビあまり見ないので俳優までとは知りませんでした。
夜通しで朝帰りお元気ですね。
2016.06.06 18:03 | URL | #eTRrWisM [edit]
ギターマジシャン says..."あがた森魚"
あがた森魚は、「赤色エレジー」が何と言っても代表曲で、その他の曲は、
あまり聴いてないのですが、「ヂパングボーイ」は、ギター雑誌の広告で、
旧仮名遣いで宣伝文句まで書いてあったのが、すごく印象に残っています。
(確か同じページに、「泰安洋行」もあって、漢字だらけのイメージです)

この「佐藤先生」は、実際の担任の先生を歌にしたそうで、忌野清志郎が、
美術の先生を歌った「ぼくの好きな先生」とは、ちょっと違うのでしょうが、
一生慕うような先生と出会い、それを歌に出来るのは、うらやましいです。
2016.06.06 20:02 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん 毎度です"
極めて普通サイズのお寺の本堂での弾き語りを聴きながら
ふと…レイデイビスに似てるな….日本のレイデイビス!
そんな感慨を持ちました。少しね、お話もしましたけど
本当に繊細で夢見るオジサン...そんな感じの素晴らしい方でした。
2016.06.06 21:04 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
僕らの、一回りくらい上の世代の方々って言うのは
リアルにビートルズ時代な筈なのですが、どういうわけか
ボブディランで人生が変わったって人多いです。
まあ、僕らの一回り下ってことになると、ボウイーだの尾崎だの
ガンダムだの….って、いきなりドメスティックになっちゃうわけで、
上の方の方が理解し易い….というわけで、早くも爺組なわけです。

因みに私は、ギター雑誌Gutsで、初めて覚えたのがギターコードが
赤色エレジーだったことはご本人にお話ししましたが、Fが入ってなかったから
覚え易かった!って、言うのは、やはりためらいましたね(笑!。
2016.06.06 21:15 | URL | #- [edit]

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