ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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前のめりの刹那

DSC03962s1.jpg
Carl Zeiss 'Planar' 1.8/50 (1973)

秋田おばこの姿で、蕗を刈る…っていう趣向の
「蕗刈り撮影会」…。

年に一度のこの地方独特の風物詩だけに、
例によってママチャリをキーコキーコと漕ぎつつ
果てしない田んぼ道をヒーヒー云いながら
片道6km強を、5時起きで向うのだ。

片道6km強(往復13km)は、まだまだ体力的に
さほどのことはないのだが、どうしたわけか
精神的な負担がのしかかる…。

「ううう、まだ3分の1か…」
「やっと半分?…」
「あと4分の1、もうひと頑張りだ…」
「どこかのカフェで休憩したいが、
 そもそも、そんなものないぜ!」

そうした刹那感が、今はちょっとしんどい感じ。

でも人生に、こうした刹那は絶対必要なこと!
勝手にそう思い込んでる。

踏ん張りが利かなくなったら
人生終わりだ…。

そう思うなら、往復13kmを自分の足で歩けよ!
っていう、恐ろしい囁きも聴こえてくるのだが、
そこはそれ…ママチャリで御勘弁願いたい!
って、誰にお願いしてるのだろうかね…?。

カメラも最初の頃は、普通に一眼レフに
オートフォーカスのズームレンズ(純正キットレンズ)
って云う、典型的なビギナースタイル。

翌年はそれが、AFながら単焦点の、より明るいレンズに変わり、
少しだけアグレッシブになる。

3年目からはもうマニュアルフォーカスのオールドレンズ
の体制になるけれど、それが本年は初めての困難に遭遇する。

天気が良すぎるのだ。
カメラと真っ正面の位置に強烈な朝の太陽…。

戦前のライカ系は、ノンコートなので全滅!。
辛うじて、自分と同世代のソ連製ユピテルと
ツアイス・プラナーが、まあまあ写りそうなのだが、
それでも日光が大量に入りこんでくるから、
仕方なく掌で光をカットしながらの撮影!!

右手の小指と薬指でカメラ本体を支え、
親指、人差し指でピントリングをグリグリ回しながら、
左手で日光の侵入を遮るのだから、何やら私一人だけ
いやに忙しいパニック状態。
(写真の右上に掌の「肌色」が写り込んでいる…。)

今日ばかりは普通のAFレンズを持ってくるんだったなあと
一瞬思うのだが、普通のレンズを今更使うくらいなら、
キーコキーコ&ヒーヒーの刹那的な思いをしてまで
ココにやってこないだろうな!…。

そう思うと、逆光もまた一興!?と、
この状況を愉しむしかないのも、
やっぱり自分にとっては「刹那」で、
きっと人生に必要不可欠なんだろうなあと、
思うのだ…。

まあ、刹那感とは、ヒトによって随分異なるのかも
しれないけれど…まあ、いいや!…である。



あまりにもくだらない戯れ言だと、最初におコトワリしておく。

どういうわけか、環境基準とか企業コンプライアンスという
ものまでがビジネスになり得る時代に、
そうしたものを、早い話が売歩いてた時代が私にはあるのだが、
ちょうど東京の西部の、武蔵村山とか東大和辺りの工業団地も
自分のテリトリーだったから、毎日それこそ何十キロも歩きながら、
小規模店舗から大規模な工場までつぶさに回るのだが、
ふと、何度も不思議な橋を渡っていることに気付く。

川は場所によってはコンクリートの細い溝をチョロチョロと
流れているところも有れば、まったく水など流れてない川の
残骸みたいなところまである。それでも立派な橋が架かっている…。

ふと表示を見ると「一級河川 残堀川」ザンボリガワ…
見事なくらい、見たまんまのネーミング。

私は水のない川の土手に腰を下ろし、煙草をふかしながら

「ああ…疲れたな…今日も大した成果なしか…ザンボリガワ…
 ザンボリ…ジャンボリ…そういや♫ギタージャンボリーって
 楽しい唄が昔あったっけな…脳天気にギター弾いてた時代が
 懐かしいなあ…」

以来、途方に暮れつつ、様々な橋を渡る度に
「♫ギターザンボリーガワ〜」ってインチキフレーズが、
口をついて出てくるようになったのだった。

まあ途方に暮れた時のテーマソングって感じだね。

Chris Spedding - Guitar Jamboree


おまけ…まあ主旨は同様かと…。
Andy Partridge (XTC) - The History of Rock 'n' Roll


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8 Comments

バニーマン says...""
Guitar Jamboree、懐かしい。

Chris Speddingというと、ブライアン・フェリーのソロ・ツアーで日本に来た時に、NHKのヤング・ミュージック・ショウでそのライブ映像が放映されたのを観ました(多分・・・)。

皆さん、若かったな。
2016.06.11 21:09 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん 毎度です"
そうそう、みんなでジョンウェットン見物に行った
あのコンサート!NHKはスタジオライヴでしたね。

実際のライヴでは確か、♫ジャンボリー…
きっちり演ってくれてたように記憶してます!

若かったです...自分も.,…。
2016.06.11 22:12 | URL | #- [edit]
ギターマジシャン says..."ギタージャンボリー"
ジャズフェスで賞を取ったギタリストが、いろいろなギタリストを真似したと、
雑誌のレビューで読んで、ベックのような演奏を期待してアルバムを買うと、
ほとんどがアドリブもない歌もので、かなり、がっかりした記憶があります。

それでも、ギタージャンボリーでの物真似は、特徴を取らえていて見事だし、
ヘンドリックスの早弾きは、それで1曲やってほしいくらい気に入りました。

ジャズロックバンド在籍時、アルディメオラのような容貌で出したLPの、
「無言歌」も、ジムホールの同名LPと違い、実験的すぎて、つまらなく、
そんな時に、ブライアンフェリーのバックで来て、革ジャン姿も格好良く、
フライングVを駆使して、マンザネラよりフューチャーされていました。

マイクスタンドをスライドバー代わりに、ギターにこすりつけるのが凄く、
いつか真似しようと思ったら、原田真二のバックで、愛奴の青山徹が、
まんまやっていて、全国放送でやられたら、もう誰もやれなくなります。

アンディのは笑えますが、短い中に、すごく時代の変遷をとらえています。
2016.06.12 00:03 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
まあ、限りなく似せようとかまじめに考えると、
全く面白味がなくなっちゃいますから、ギャグとしては
この辺が手の打ち所というものでしょうかね!?

アンディパートリッジの手法も、まあお笑い(?)のツボを
良く理解した短い構成。さすがモンティパイソンのお国柄
とでも言うべきでしょうかね。
2016.06.12 00:42 | URL | #- [edit]
瑠璃絵 says...""
この時期、早朝なら
快適なサイクリングじゃないですか
帰りは橘井か(笑)
レンズの違いなぞ、ど素人の私には
分かりませんが
理解してくると、なんか楽しそうですね
2016.06.12 09:53 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."瑠璃絵さん まいどです"
帰りはね、時間の制約ないですから、ちんたらあちこち
道草しながら走るので楽しいんですけどね…。
行きはもう時間に間に合わせるため、充分早めに
出かけるんですけど、根っからのせっかちな性格から、
一生懸命に漕ぐんですね。
去年、道を一本間違えただけで、もう方角すら分からなくなって
結果40%も余分に走って遅刻しちゃいましたから、
なおさら焦るんですね。
2016.06.12 11:16 | URL | #- [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016.06.13 08:52 | | # [edit]
pipco1980 says..."↑ ↑ ↑ さん 毎度です"
恐縮です…ありがとうございます。

古いレンズばかりなので、逆光にはすこぶる弱いっていうか、
ただただ真っ白で….途方に暮れちゃいました。

片道6kmくらいは別にどうということもないのでしょうが、
やはり馴れない道は何があるか分からず、去年も道を間違えて、
ずんずんと方向違いの方に進んでしまい、やっとこさ到着した時は
もうへとへとでしたから、何となくその辛さがトラウマになって、
少し気が重くなっていたのかもしれません。




2016.06.13 12:23 | URL | #- [edit]

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