ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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港の裏窓

DSC05645s5.jpg
Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

土崎の港にほど近い、銀鱗酒造蔵(那波商店)の
良い具合に臥れした建屋の裏窓。

文化12年(1815年)創業。
現在の蔵は昭和3年(1928年)に、
東北初の鉄筋コンクリート造りで完成。

昭和20年8月14日夜半から15日未明まで続いた
土崎大空襲にも、この豪壮な酒造蔵は生き残ったようだ。

昭和3年の建物を、昭和8年に製造開始したレンズでもって、
昭和30年代生まれの、少々草臥れた漢が撮る…。

まさに昭和の加齢臭漂う、薫香の写真?…なのである。

ちなみにウチの母に云わせると、
昭和20年8月14日の夕方頃、ドアの無い、
なんだか奇妙に粗末で小型の、たぶんグラマンが
1機だけ、寒風山の裏側から突然現れて、
超低空で田んぼの案山子や堆肥小屋に向かって、
シューティングゲームのように機銃掃射しながら
通り過ぎていく際、黒人のパイロットが白い歯を剥き出して
笑っているのがはっきり見えた…とのこと。

この人たち笑ってる…この人たちにとって
戦争なんて、もうとっくに終わってるのかもしれない…

そう思ったそうだ。
もちろん、翌日には玉音放送があるのだが…。

たぶん偵察機…。
地上から、機銃などで抵抗してくる日本兵の残党
など発見したら、ここであらかじめ叩いておく
手だてなのだろう。

まだ存命だった、それこそ日露戦争従軍経験ある母の祖父が、

「狩猟用に所有していた鉄砲を、軍に供出していなければ、
俺様があのク○○ボのコメカミを一発で撃ち抜いてやったのに…」

と、戦後、酒宴などで大ボラ吹いてる姿が、
母には堪え難いほど嫌で恥ずかしかったという。

軍事戦略などまるでわからない母でさえ、
あそこで祖父が一発「パンッ!」と、
虚しくお見舞いしただけで、
たぶん町全体が完膚なきまで焼き尽くされてたことだろう。

そう思うと、鉄砲を憲兵に強引に持ち去られていて
本当によかったなあと、こっそり胸を撫で下ろしたのだそうだ。

同じ頃、父は鹿児島の港で、沖縄戦線行きの輸送船の到着を
ただひたすら待つ19才の初年兵…。

やっぱりそういう時代を、日本は再び迎えてはならないのだなあ…
と思う。

安全保障って呼ばれる武装競争に際限なんて無い。

せめてそうした「安全保障のジレンマ」に、為政者達は
一定の解答を導きださない限り、永遠にゴールの無い
マラソンに引き込まれ、先に疲弊して倒れた方が負け…

あれ?解答…でちゃった??
結局経済か????



昨年暮れの東京公演のVらしいが、いずれにせよ、
我が青春の(?)King Crimsonの、
実にこれがその第8期にあたるらしい。

Vocal & Guitarのジャッコ・ジャクジグは、
ロバートフリップとグレッグレイクの、言わば飛車角を抜き
オリジナルクリムゾンメンバー(+α)で結成した
21th Century Schizoid Bandの新入りメンバーで、
かつ、オリジナルドラマーのマイケルジャイルズの娘婿!
っていう、何ともいかがわしいパチもんバンドからの
本家昇格だが、やっぱり胡散臭さはどうにも消えないな…。

当初からの構想通り、ここらでピーターハミルとか、
ジョンアンダーソンあたりの重鎮を呼んでおかないと、
(あと、ブライアンフェリーもクリムゾンのオーディション落選組!)
何ともクリムゾンの威厳が保てないなあと、
実は密かに思ってたりする。

まあ今更のグレッグレイクやジョンウェットンでは、
あまりに安っぽい同窓会にしかならないから
このぐらいのステータスのバンドになると、
再結成も大変だ。

取りあえず、前回はダブルトリオっていう、
CREAMが2つできる贅沢編成から、今回はトリプルドラム!

そこに、いにしえのメルコリンズまで招集した力の入れようだが、
ウーム、どうなんだ??どうしても唄がパチモンにしか聴こえないぞ!

それにしてもピーターガブリエルといい、ロバートフリップといい
にっこり笑って人を斬る的な人だけれど、トニーレヴィンだけは
両者とも絶対に手放さないどころか、フリップに至っては、
ガブリエルのツアー中は、クリムゾンの活動を一切停止して、
レヴィンの手隙をひたすら待つのだそうだ!
トニーレヴィン、恐るべし!である。

Easy Money 


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4 Comments

ギターマジシャン says..."トニーレヴィン"
トニーレヴィンは、昔、野口五朗のバックバンドで、デビッド・サンボーンや、
リック・マロッタと来日したので、フュージョンだとかアメリカンロックの、
スタジオミュージシャンと思っていたので、新生クリムゾンに参加した時は、
驚いた上に、わけのわからない楽器を抱えていて、別人かと思ったほどです。
(髭を生やしましたが、スキンヘッドは同じで、別人のわけないですが…)

「イエス・ミュージックの夜」のツアーに参加したり、ガブリエルのバックと、
完全にプログレの人になっていますが、今も自分は「ディシプリン」以降に、
否定的な感じで、同窓会でよいからグレッグ、ウェットンが聴きたいです。

21stバンドのライブが昨年暮れにケーブルテレビで放送予定だったのが、
急にとりやめになったのは、ここのボーカルがクリムゾンに加入したので、
フリップ卿から、パチモンの放送はまかりならぬと、なったのでしょうね。
2016.07.23 12:45 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん まいどです"
私もね、ディシプリンバンドはクリムゾンを名乗るべきではなかったと
今でも思いますけどね…実を云うと、当時最も好きなミュージシャンばかりを
集めたのが、このディシプリンだったりするわけです。
ほんとはフリップではなく、ここにエディジョブソンがいれば、最強UKじゃ!
って思ってました(笑)。
レヴィンは既にその頃はガブリエルには、なくてはならない存在でしたし
チャップマンスティックも大いに興味がありました
(アルフォンゾで先に知りましたが)。

グレッグとウェットンは、今更かなって思います!
UK再結成もウェットンがなにしろ気持ち悪くて、
したり顔のスターレス...頼むからやめてくれ!って感じでした。
グレッグもことあるごとにエピタフとか唄ってますけど
やっぱり気持ちよいものではありません。
無理を承知でハミルかガブリエル…、リザードだけジョンアンダーソン
ならもう最高です!。







2016.07.23 13:19 | URL | #- [edit]
oyajisann says..."トニーレヴィン"
トニーレヴィンさん、ジョンのダブルファンタジーでベースの人が
クリムゾン加入って当時びっくりしたんですが・・・。
ロック、プログレからジャズ将又歌謡曲と幅広いですね。
娘婿なんて聞くと時の流れ感じます。
蛇足ながら
イアンマクドナルドは元気かな?
2016.07.24 20:13 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん まいどです"
古くはトニーレヴィンと云えば、自分的にはアメリカンパイの
ドンマクリーンのバンドのベーシスト!でもありました(笑)。
サイモンとガーファンクルにもいましたねえ、このオッサン!。
でも、クリムゾン加入時も、ピーターガブリエルのバンドマンと
しての活動を、なにより優先させる!というのを約束させたそうです。
以来40年未だに続いてるわけですね。

一方マクドナルドあたりは、あの衝撃のデビュー作に関わったとはいえ、
その後、幾度も繰り返し我々の期待を裏切り続けるわけで、
結局才能なんて元からなかったのを、本人も含めて、ファンらも
勘違いさせ続けられたんだろうなあって、
21st Century Schizoid Bandのショボすぎるカラオケサウンドを
聴いて、やっと、理解した次第です。
2016.07.24 20:45 | URL | #- [edit]

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