ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
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お彼岸大作戦

DSC05647あ1
Leitz - Summar 5cm/2 (1937)

現状、何処にも出掛けられる状態にないので、
写真のストックが底をついている….。
そう云うわけで、これはザキの祭りの時だから、
7月後半…なんと、盲腸が破裂する直前の写真ってことになる。



体調は相変わらずで、熱は一向に下がらないし
咳も止まらない上、目、鼻、喉からは様々な液体が
溢れ出てくる最悪の状態だから、今一番困っているのが

明日のお彼岸….。

お盆は入院中だったし、今回もパスというわけには
さすがに、いかないだろうから、
たぶん熱を圧しても出掛けると思う…。

何度も言うが、自分はそれほど信心深い人間ではないし
現実に東京在住35年の間に、自分の実家の墓に参ったのは、
ほんの数回に過ぎない。ただ、現在はこっちにいることになり、
更には母の足の調子から、どうやら墓所に辿り着く道すがらは
相当ハード!…ということから、数年前から、
私は一人で墓参りをすることになっていたから、
なんだかそれなりの使命感みたいなものが
芽生えても来ようかというところなのだ。

何年か前までは、親戚付き合いも緊密で、全国あちこちから
分家の「ウチの墓」にまで参りにくる親戚なども結構いたし、
地元でも従兄弟の子らが、頻繁に参ってくれてたらしいのだが、
世の中、景気が年々悪くなって、子らも成長し、
地元で働いて生きていこう!と云う心境にはいたらず、
気がつけば皆バラバラ…。

叔父叔母というのも、殆ど亡くなってしまってるし、
本家の長たる従兄弟は、自分が親族を纏めていこう!という気概などなく、

「自分の家族で精一杯!よその家などかまってられない」

といっていた。

それでも、かつて数回ながら、私の家族と、実家が総出で
墓参りをしたことがあって、母などは未だに
「あの時はホントにうれしかった」と、何度もいうから、
母がホントにヤバくなる前に、一度だけでも呼ばねばならぬなあ…
と、思うのだが、東京という所に住んで、仕事などしていると、

「忙しいのよねえ…そもそも大黒柱が相変わらずご休養中なわけだし…」

直接そのようなことを言われるわけではないけれど、
やっぱりね、そこはひしひし感じてしまう…。
元大黒柱としては、ホントに辛いのだ。

まあ、熱でフラフラするけれど、ぼちぼちと無理せずゆっくりと
一人静かに墓参り…行くしかないね。



フュージョン音楽ってのは、早い話が69〜70年付近の
マイルスデヴィスやジョーザヴィヌル(Weather Report)とか、
もしくはロック側からは、CHICAGOやBS&T辺りで
既に完結してしまったように思う。

JAZZ CRUSADERSっていうのも、JAZZ+R&Bっていうところで
既にそのジャンルの完成系を提示していた。

では70年代中盤から後半のクロスオーヴァー/フュージョンブームの、
派手なスーツを着て、カクテルライトを浴びつつ、やたら気取った
あの空虚な音楽は一体なんだったんろうか?と思う。

今、当時の音源を聴くと、驚くくらいに音が薄っぺらで、
空虚な音楽らしき形式に、恥ずかしいほどチャラけたギターソロや、
魂が殆ど入ってない、薄味のサックスソロなどが乗っかって、
曲が終ってみると、この曲の主旨は中盤32小節の
ギター&サックスソロを聴かせたいだけの、
単純なリズムアンサンブルだったのだなあと気付くと、
レコード代返せ!と云いたくなるのだ。

実際に我々の時代も「バンドやろうぜ!」って集まって、
何やろうか?って云う前に、何しろフュージョン系が
オリジナルにしろコピーにしろ、最も安直で簡単だった。

仮に様々な文学的かつ美学の才能を結集して詩作に励み、
きちんとしたコンセプトを基にした新しいポップスやロック…
世界の終わり...みたいなバンドを組もうぜ!なんて、
ハードルが高すぎるし、そもそもそんな才能が果たして自分を含む
メンバーの中に、いるのかいないのかさえ分からないのだ….。

そう云うこともふまえて、このシカゴやBS&Tなんてのを改めて聴くと、
とても完成されたアメリカンミュージックに聴こえる(演奏自体は荒いけど…)。
ロックだジャズだ…なんてセコいこと云わないで、メンバーの血に染み込んだ
20世紀前半から一気に開花したアメリカンミュージックの様々な要素が、
実に自然に混ざりあっている上に、きちんとロックらしい「時代の主張」も
兼ね備えている。

「聴き易くダンサブルに…。そこに超絶技巧な曲芸を見せつければ!
 それだけで売れるぜ!フュージョンミュージック?」
って云うアサハカな方々は全員死刑だな…えっ、もう死んでる…?

さてこの曲…。
中学1年の英語力でも既に、

「今が何時か、本当に分かってるやつなんているだろうか?」

って意味だろうけど、実際の邦題は

「いったい現実を把握してる者はいるだろうか?」

この和訳には結構興奮したな….。

ちなみにまだLPを買える立場になかったので、当然シングル盤なのだが、
これが実に「Someday/流血の日」のB面収録曲。

アルバムでは「1968年8月29日シカゴ、民主党大会」っていう
そのままベトナム戦争反対の民衆と警官が衝突し、流血事件となった
民主党大会での民衆による「The Whole World Watching」
(全世界が観てるぞ!)の大合唱がそのまま収録され、
それが「流血の日」の導入部となっている。

しかし、ノンビリした北国の中坊は、そんな2〜3年前の、
緊迫した社会情勢などつゆ知らず、何だか殺伐としているなあ…
などと思いつつ、結局はジャズロックとして既に高品位に完成していた、
このB面曲ばかりを毎日聴いていたのだった。

Chicago - Does Anybody Really Know What Time It Is?(1969)
「いったい現実を把握してる者はいるだろうか?」



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12 Comments

ギターマジシャン says..."シカゴ"
ラジオで流れる「サタデイ・イン・ザ・パーク」「愛ある別れ」を聴いていたので、
そのあとで「長い夜」を聴いたときは、これが同じバンドなのかと驚いたし、
ブラスロックでもBSTと違って、ギター弾きまくりじゃないかと感動しました。

大ヒットの「素直になれなくて」は、セテラのソロ扱いでも良かった気がして、
テリー・キャスのロシアンルーレットで、解散しても良かったとも思いますが、
ファンの知人から、シカゴはラムとパンコウのバンドなんだと言われました。

お彼岸も大切でしょうが、無理なさらず、ご自愛ください。
2016.09.22 09:13 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
墓参り…果たしてまいりました...めまいがする….。

フュージョン全盛時代、唯一とも云える、最大にして最強のグループは
スティーリーダンに相違ないと思いますけど、まだ未熟とはいえ、
この「一体現実〜」はコードの組み立てや、曲作りの方法論として
酷似していたと思うわけです。
残念ながら5作目以降、シカゴも、ラム&パンコウに主導権が移ると、
何だか有り体なAORになってしまって、がっかりしたものです。

2016.09.22 13:23 | URL | #- [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016.09.22 19:56 | | # [edit]
バニーマン says...""
お墓参り、行かれたのですね。
病気、ご先祖様が直してくれると良いですね。

シカゴはAORになってからのものがメインで、この時代のものはほとんど聴いたことがありません。
なかなかスゴイ題名だな~と、子供心(って中学生ぐらいか)に思っていました。
2016.09.22 21:00 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."非コメさん 毎度です"
お心遣いいたみいります。
写真は、国道7号線沿いですから、車で移動される方には
既におなじみの景色かもしれませんが、
ママチャリンカー(?)には、ちょっと驚きの景色で、
しかもこの時期のみの「お花」との対比が、
なおいっそうの不気味さで、「してやったり!」って思ったものです。
2016.09.22 22:16 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん まいどです"
5枚目以降のシカゴは、正直まともに聴いたことがありません。
ライヴヴィデオなども、時々TV放送などで観てはいたのですが、
なにか大切なものを失ってしまったバンドの悲しい残骸(頻繁にあることです!)..
って感じで、観るに忍びないですね。
2016.09.22 22:21 | URL | #- [edit]
こばやし says..."大丈夫ですか?"
ま、この歳になると色々と体にガタがきますね。自分もそうですが、若い頃のようにいかないみたいです。毎度拝見しておりますが、さすがいろんな音楽を聴いてきたんですね。自分は、好きな物(非常に狭い幅)しか聴かなかったので、後悔しております。今考えると、バンドで演る曲プラスαだったような・・・なので、ブログを拝見し、参考にさせていただいております。話は変わり、約50年ぐらいの付き合いになりますね。幼い頃は、よくお互いの家で遊んでましたよね。会うと気持ちはあの頃のままって感じで(笑)これからもよろしくです!!とにかく無理せず、身体をいたわりながら遊びましょ!!
2016.09.23 01:58 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."よっちゃん まいどです"
いやあ、さすがに熱下がらんのは辛いです。
今日の給食の、もはやカチカチのコッペパンと、配布のプリント物…
届けて欲しい心境です。風邪うつすといけないから、
直接会うわけじゃないけれど、訪ねて来てくれた気配だけで、
とってもうれしかったです!。

音楽はまあ、雑多に聴いてはいましたし、バンド方向とは
また別の音楽なんかにも興味を持ったら、ずるずる奥までハマってしまう方で、
そのギャップに悩んだこともあります。
馬鹿みたいに理想が高くて、全然スキルが追いつかないのに
すっかり内輪ウケのアヴァンギャルド….当然失笑買ったりね….
もう色々です。

まあこれからは、話題の中心が「健康」とか「病状報告」かも知れないですけど
こちらこそよろしくです!



2016.09.23 07:23 | URL | #- [edit]
oyajisann says..."今晩は"
その後体調如何ですか?
シカゴ、中坊の時に洋楽聞かない奴でも長い夜は知っていた。
そのヒットの恩恵でないだろうけどジョンメイオールの次にBST
そんでシカゴ来日しましたね。
私的に当時から2枚組ばかりリリースで手が出ないバンド。
それ故シングルヒットのバンドで未だにベストしか購入したことないです。
初期、テリーさん死亡時期そしてAOR路線とサウンド変化もそれなりに
各シングル曲良く出来てると思います。=熱心なファンでない。
蛇足ながら
日本語のロウダウンは笑えますね。

2016.09.23 23:41 | URL | #eTRrWisM [edit]
pipco1980 says..."oyajisannさん まいどです"
どうも、日に日に状態が悪くなる一方ですので、明日にも外来行ってみます。

私もChicagoのアルバム、購入した記憶がありませんが、
なんでか中坊なのに所有してる仲間がたくさんいて、
もっぱら借りて聴いてましたね。お金持ちのボンボンになると、
カーネギーホールの箱まで所有してる奴いましたから….。

クエスチョン67&68の日本語版もありました!
「♫二人の見つけた愛は….」(笑)。
2016.09.24 00:58 | URL | #- [edit]
天安 says...""
ピプコさん、韓国の空の下より応援してます。
体調の回復を切に祈っております。
2016.09.24 11:35 | URL | #Hzotv27w [edit]
pipco1980 says..."天安さん まいどです"
こんばんは、お見舞いいたみいります。
薬が、ほんの少し効いてきたみたいで、
今だいぶ楽になってきました。
2016.09.24 22:50 | URL | #- [edit]

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