ボチボチと生きてくよ!秋田篇

35年振りに故郷に戻り生活することになった、気がつけば中高年の泣き笑いなど。
MENU

屈辱の仮面ライダー

DSC06521a.jpg
Jupiter-9 8.5cm/2(1957)

世代的に、オリジナルのウルトラマンとセヴン…
それぐらいまでしか知らない。
ホントは既にサンダーバードを体験していたから、
円谷プロ系の特撮は「Q」で、ほぼ卒業していた。

仮面ライダーは、もう中学にあがってたからだろうか?
殆ど…いや、まったく観たことがない。

後年、津田沼在住のクラスメートに、

「週末、津田沼に泊まりがけで遊びにおいでよ!
 オフクロが居酒屋営ってるからさ、酒飲み放題だぜ!」

...っていう、ちょっと胡散臭い誘われ方をして
田舎出身の我々3馬鹿トリオが、ノコノコ出掛けたら、いきなり

その居酒屋の手伝い!

閉店後にやっと、同じ店内で残り物を掻き集めて(!)
というより、キュウリの漬け物だらけと、その時が
生まれて初めての「焼酎水割り」で…

酒盛り…。

翌朝、ヤケに早く起こされて
「朝の谷津遊園散歩って最高なんだぜ!」というので、
近所の「有料遊園地」裏口から、眠い目をこすりながら入場すると
夕べ居酒屋で会った彼の父親が待ち構えていて、
挨拶もそこそこにオヤジさんは、

「はいはいご苦労さん、これに着替えてね…」

いつの間にか、我々はちょっとした木陰で
何とか云う怪人の扮装をさせられると
仮面ライダーショーのアトラクション…。

件のアイツは何故か主役の仮面ライダー役で、
無遠慮にライダーキックだの、ナンチャラパンチだのを
我々怪人軍団にぶち込んでくる。
いつの間にかこちらもエキサイトして
腕にくっついてるたこの足みたいなものをブンブン振り回すのだが、
これはこれで途轍もなくエネルギーを消費するみたいで、
なにしろ考えられないくらいに汗ダクになって、
そのうち呼吸が苦しくなって、眼もかすみ、
意識も朦朧としてきた。

これはヤバい…死ぬかも…。
そんな状態で、場面はどうやら客席の子供達を
ステージに招き入れたらしく、気がつけば、
ローキックが後ろから前から…フラフラの自分に
炸裂し始める…。

そのうち子供達…いや、千葉の悪ガキ共は、
この弱った怪人にとどめを刺すべく、最終攻撃、つまり
必殺のクロージングプログラムを開始するのだ。

5人くらいのガキドモに囲まれ、一斉に「急所攻め」。
そして数人が、薄笑いを浮かべて、両手の人差し指を延ばしたポーズ…
そ、それはもしや…と、本気の危険を認識した瞬間、肛門に一閃!

「ギャアッ!」

「ウワッ、怪人がギャアって云ったぞ!。ギャアだってよ、アハハハ…」

夕方、帰りの津田沼駅、見送りに来たアイツに対し、私らは

「あんまり云いたくないけどさあ、これって少々でもバイト代
 貰ってもいいんじゃないのかあ?」と訴えると彼は…

「笑わせんなよ、夕べお前らオフクロの店で3人で3万くらい
 呑み喰いしだんだぜ!。まずそっちきっちり払ってから言えよ!」

帰りの総武線の中は、我々田舎出身の馬鹿3人、
極度の身体疲労と下半身の局所的な痛み…
そして何だかワケが分からない敗北感と悔しさに打ち拉がれて
一言も会話せず、あいつにどうやって復讐するか!?
そればかり考えていた。

実際には我々は何も出来ないまま、あいつはまた次々と
「遊びにこいよ!酒なら飲み放題…」と、別のグループが
誘い込まれるのを、ただぼんやり横目で見ていた…。


仮面ライダー…なんかキライかな。



ライクーダーのレコードをリアルタイムに初めて買ったのは
この曲も入ってる「パラダイス&ランチ」って云うアルバム。

いわゆる単純なTexMexだけじゃない、複雑なエスニックのカタマリが
いい感じでブレンドされてるのが、彼の音楽の特徴だけど、
これの次作Chicken Skin Musicがそのチャンプル思想の最高峰と云うか、
ギャビィ・パヒヌイやフラコ・ヒメネスといったテックスメックスの至宝を
惜しげもなく投入したり、ハワイ音楽にさりげなく急接近してみたりと、
なにしろ壮絶すぎるので、ついつい見過ごしがちになるのだけれど、
このパラダイス&ランチの方がTexMexの程よい案配に整理された感覚が
最高の一枚ではないかと、30才を過ぎて突然思うようになったわけです。

その原因は、当時ピーターバラカンがロンドンで見つけて来たという
この映像を彼の「ポッパーズMTV」にての衝撃的なOAによって、
気付かされたわけで、まさにピーターさんありがとうって感じで、
しばらくこの時のビデオコピーは、我が家の家宝でしたよ!。

Ry Cooder - If Walls Could Talk


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 秋田(市)情報へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
スポンサーサイト

4 Comments

ギターマジシャン says..."ライ・クーダー"
ライ・クーダーというと、CMのスライドが格好良くて、あのCMなどは、
自分の中では、「最近のCM」と思っていしたが、89年頃だったようで、
70年代はともかく、80年代は少し前、90年代は、ついこの間だと、
どうも時間の感覚がずれて、2000年以降は、時が止まっています。

ライクーダーはスライドがとにかく見事、「ディティ・ワ・ディティ」での、
アコギのフィンガーピッキングもすごいのに、この曲のようにエレキも、
スライド、フィンガーを織り交ぜ、本当何でもすごいと驚くばかりです。

先日のコメント、名前が抜けていて失礼しました、いつも書かなくても、
自動的に入力されていたのが、今回にしても、空欄のままでした。
2016.10.22 20:11 | URL | #- [edit]
バニーマン says...""
こんばんは。

このライの二枚は最高ですね!
って、この二枚しか持っていませんが・・・(笑)

リアルタイムというと 『チキン・スキン・ミュージック』で、当時音楽雑誌で大絶賛でした。
とは言っても買ったのはずっと後のことですが・・・。

映画ファンとしては“パリ、テキサス”のサントラとか、ロックファンとしては、ストーンズの“レット・イット・ブリード”録音時のリフ窃盗問題とか、いろいろと話題が豊富な人でしたね。
2016.10.22 20:42 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."ギターマジシャンさん 毎度です"
私は70年代以降はあんまりライクーダーの音を聴くこともなかったですけど、
90年代に入って突如、例のジョンハイアットのバックアップとリオ〜リトルヴィレッジ!
何たってライクーダー+ニックロウ+ジムケルトナーっていう「いぶし銀3人衆!」による
パーマネントなロックバンド!(痺れましたねえ)。そして突如キューバに渡っての
「ブエナヴィスタ・ソーシアル・クラブ」への参画等、突然覚醒したような
まばゆいばかりの活動にはホントに頭が下がりますし、思ったのは、彼の代名詞である
「スライドギターの達人」なんてのは彼のキャラクターの一つに過ぎず、
何かそんな矮小化した部分で彼を語ろうとする我々も含め、日本のメディアなんかも
随分と彼に対し、失礼だったなあと思うわけです。
2016.10.22 21:26 | URL | #- [edit]
pipco1980 says..."バニーマンさん 毎度です"
おっしゃる通り、その2枚...そしてチキンスキンメンバーによる
「ショウタイム」っていうライヴ盤も加えた3枚がもう鉄板…
買うべきアルバム!って云うところでしょうか!?

ホワイトアルバムのクラプトン?みたいな感じで、公然の秘密にしておいて、
あわよくばキースの功績….まあ良くある話...というかストーンズには
豊富すぎるエピソードですかね!?Wild Horses??
2016.10.22 21:37 | URL | #- [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://pipco1980.blog.fc2.com/tb.php/791-b72e4dc3
該当の記事は見つかりませんでした。